あかつき屋では、七夕飾りとともに、梅の実や紫陽花の花などを配置し、季節感を演出しています。自然素材に重きをおく金沢町家のこのお宿。それらは派手さはなくとも、それとなく涼感を醸し出してくれます。
(上がりの間に掛けた七夕飾り)

上がりの間の衝立には、素朴な七夕飾りを据えています。母が以前に施設で手作りしたものです。
折り紙で織姫や彦星、笹などをかたどっています。滋味ある作品は、お客様の目を引いています。
(台所に置いた梅の実)

台所の窓辺には、我が家で育った梅の実を置きました。まん丸。成熟しきっています。
梅については、昨年に続いて今年も1キロ余り摘み取り、梅酒にと瓶に漬け込んでいます。
また、今年も玄関には、ユリの花とともに、アジサイを生けています。
(夕暮れ近く、上空に広がった鱗雲)

夕暮れ近く、あかつき屋から兼六園方向へと歩いていると、上空には鱗雲が広がっていました。天気が下り坂の時に見えるそうですが、その見事な形状は力を与えてくれるものでした。
スポンサーサイト