町家正面の壁面は、こげ茶色なので、のれんは暖色系のベージュにしました。お客さんが、のれんをくぐる日が近づいているのでしょうか。緊張感が、さらに高まってきました。

のれんは、写真では左端が見えないのですが、4つ割れになっています。お客さんが通るスペースとなる左側部分の布を持ち上げた場合、屋号の文字が見えるよう、のれんの右下に文字を配置しました。
文字を大きくしなかった分、穏やかな印象もあると思うのですが。
直島旅行でのれんを意識
私たちが、のれんについて、強く意識するようになったのは、今年のゴールデンウイークに訪れた瀬戸内海に浮かぶ直島での見聞が大きなきっかけになっています。
(直島の家々で下げられていたのれん)






直島はベネッセ美術館があることで、今すっかり観光の島になっていますが、島では、お店に限らず一般民家でも、色とりどりののれんが下げてあったのでした。
陽光の下、瀬戸内海からの風を受けて揺れるのれんは、涼しげで、南国ムードを醸しだしていました。
民家でも掲げるのれんは、よそからのお客様を歓迎するメッセージのようにも映りました。
そんな経験もあったものですから、町家に下げるのれんについては、あちこちののれんも見学しながら、多少とも色柄を検討したのでした。
ゲストハウスがオープンしたあかつきには、町家のみならず、のれんにも親しんで頂ければと願っています。
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