手がすいた昼下がり、歩いて出かけました。園内には観光のお客様があちこちに見られ、思い思いにご散策。この時間は寒さは和らぎ、私もしばし冬の名園の風情を楽しみました。
【雪の兼六園】
(ことじ灯篭付近)

(名松・唐崎松)

(山崎山ふもとのせせらぎ)

(兼六園のライトアップをPRする看板)

園の木々は、雪吊りが施され、枝に張り渡された縄は、見事な幾何学模様を見せています。メーンスポットのことじ灯篭付近では、入園者が、その風景をバックに写真を撮っておられました。
今回私が目に留まったのは、園内を何本も流れるせせらぎ。雪のみならず、枝から水滴が間断なく落ち、川水をつくっています。
小立野台から注ぐ辰巳用水だけでなく、こうした水滴も、透明なせせらぎの源になっていいるのであると感じました。
金沢という都市の中心に位置する名勝の庭園。悠久の歳月の中で、自然の営みと人の手が、望ましい形で相和して今日まで続いているのだと認めました。
小立野口には、兼六園四季物語「冬の段」のイベントをPRする看板が立てられていました。
2月1日から夜間のライトアップがなされ、その時間帯は入園無料となります。あかつき屋のお客様も、楽しまれることでしょう。
(兼六園への行き帰りに通る八坂)

行き帰りに通った八坂。急な坂道ですが、上からは雪の城下町の風景が望め、足を止めて見入りました。隠れた冬の宝物です。
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