お泊まりになったのは、北海道の室蘭工業大学サイクリング部の5人さん。金沢では台風による暴風雨から逃れるとともに、温泉銭湯で疲れをいやすなどして、リフレッシュされました。
(日本列島縦断の旅を続けられる室蘭工大の皆さん=写真掲載了解済)

この学生さんたちは、8月11日に出発。北海道を一周した後、フェリーで本州に渡り南下していました。夜は、テントを張って野営をしながらの自転車旅でした。
ところが、富山県内に滞在中、ここ20年では最強クラスの台風が来ることが分かり、急きょ「屋根のある家」(学生さんたち)に泊まることにし、ここあかつき屋を予約されたのです。
ここにチェックインされる前には、近所の温泉銭湯みろく温泉さんで汗を流されました。外に出ると大雨。彼らは、若女将さんから傘を貸してもらいました。
観光どころではないので、避難所になっている兼六小学校に身を寄せました。
旅の人ということもあってか、「スタッフの人たちに大変良くしてもらいました。(プラスチック容器入りの)炊きこみご飯を頂きました」。そして、数時間、避難してきた地元のお年寄りらとランチルームで過ごされたのでした。
あかつき屋には夜に入られました。久しぶりに畳のある部屋とあって、リラックスして金沢町家ステイ。おしゃべりして過ごされる学生さんたちの表情に安ど感がありました。
翌朝は台風一過ですっきりとした青空。朝食後、準備を整えて、サイクリング旅を再開されました。
学生さんたちはその後、四国経由で今月半ば過ぎ頃に鹿児島県佐多岬に到着される予定だそうです。
皆さん、元気に安全な旅を続けて下さい。
また、今回の台風で被害に遭われた方、心からお見舞い申し上げます。
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