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あかつき太郎の町家日記

金沢町家ゲストハウス あかつき屋をめぐる出来事や思い、人とのふれあいなどをつづるブログ。街角の話題や四季折々の風情も紹介していきます。

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八尾・風の盆 未明の踊りに酔いしれ

9月に入りました。いっときの猛暑は退き、幾分しのぎやすい毎日に。そんな季節の変わり目を日本の伝統的な祭りととともに感じる機会をもちました。3日夜、お隣の富山県八尾で行われる越中おわら風の盆に出かけたのです。

風の盆にはこれまで、本番や前夜祭を観賞したことがありましたが、近年はいずれも人が多くて、落ち着いて見ることが難しくなっています。それで、団体客が退いたと思われる最終日3日の夜遅くに見ようと、金沢を夕食後に出発しました。

(未明に繰り広げられた諏訪町の踊り流し)
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(西町でも華やかに)
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着いたのは、午後9時頃。その時間帯は、ほとんどの町内は踊り流しの真っ最中で、観光客でごった返していました。それで日付が変わる4日未明まで待つことにしました。

日本の道百選に選ばれている諏訪町の通り。4日午前2時過ぎ。踊り流しの一団が、公民館から出て来て、演舞を始めました。

「越中で立山 加賀では白山 駿河の富士山 三国一だよ」

男性の高らかな歌声と、哀愁帯びた胡弓と三味線の音色。その音曲に合わせて、女性の踊り手たちは優美に、そして男性は、凛として、通りを踊り進めていきます。

(日本の道百選を示す石柱=8月中旬に撮影)
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(諏訪町の通り=同)
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さすがにこの時間帯は、人でごった返すことはなかったので、落ち着いて沿道で観賞できました。演ずる人たちも、人波が退き、心なしか、余裕すら感じられます。
この時間まで我慢して良かった。そんなことを思った瞬間でした。

越中から飛騨へと通じる坂の町・八尾。北陸でいち早く秋が訪れる街。そこに繰り広げられた日本情緒したたる民謡・踊り絵巻。
快い余韻を胸に秘めながら、夜が明けぬ道を金沢へ向けて車を走らせました。

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