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あかつき太郎の町家日記

金沢町家ゲストハウス あかつき屋をめぐる出来事や思い、人とのふれあいなどをつづるブログ。街角の話題や四季折々の風情も紹介していきます。

あかつき屋のホームページはこちらです。

本物の春到来 玄関に花の彩り

春三月、そして後半。金沢にもいよいよ本物の春がやって来ました。長い冬のトンネルを抜け、待ち望んだ春。明るい日差しの下、心を弾ませながら、あかつき屋を春の装いに整えています。

お庭の木の雪吊りを外す一方、玄関回りでは、春の花を植えました。彩りが加わり、一気に華やかに。お客様や道行く人に喜んで頂いています。

(庭師さんによって行われた雪吊りの取り外し)
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庭の雪吊り。今冬ほど頼もしく思った年は、ありません。金沢は20年、あるいは30年に一回ともいわれる大雪に見舞われ、ここのお庭も1㍍ほどの積雪で、すっぽり雪の下になってしまいました。
今、雪はなくなり、庭師さんの手で、枝を支えていた縄や支柱が取り外され、名木の松は、解き放たれたように、生気を放っています。

【家の前を春の装いに】
(寄せ植えの右側にパンジーを植える)
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(玄関の格子戸前。かわいらしいアリッサム)
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家の前では、春の草花を鉢に植えました。今回初めて、パンジーとアリッサムを並べました。特別珍しい花ではないのだけれど、その花の色鮮やかさと佇まいは、どの花よりも秀でている感がします。


振り返って、冬から春への行程。寒さを忍ぶ日々が続いたのですが、気持ちが明るく、いやされる片時がありました。降雪が峠を越えた夕暮れ時の浅野川河畔、常盤橋近く。

(浅野川・常盤橋近くからの美しい夕景)
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西の空に素晴らしい夕映えが広がっていました。色が少ないこの時季に、日の光と雲が織りなす色のグラデュエーションは、人の手では到底かなわぬ、美しさと迫力がありました。空の下に続く家並みと川の流れは、どこかつつましく、主役の座を空に譲っているようでした。

今冬は、人の温かさや親切に数多くふれた時でもありました。大雪の際は、お客様からメールやお葉書などでお見舞いを頂きました。兵庫にお住まいのKさんは、地元の銘菓を送って下さり、励まして下さいました。
この場を借りて、改めてお礼申し上げます。

インターネット時代ならではの応援をして下さる方もいらっしゃいます。
創業に当たって、あかつき屋のリニューアルをお願いした嶋田工建さんには、いろいろと気を遣って頂いています。
先日は、同社のブログで、あかつき屋の様子を紹介して下さいました。ありがとうございます。

また、以前にこんなこともありました。
旅のナビゲーターが、ここを訪れて取材し、詳しくリポートして下さいました。この町家宿を見つけて頂いて感激しました。Mayumi Tさん、その節は、お世話になりました。

兼六園の梅林は満開に。桜前線は、もうじき金沢へ。
新年度も間近。感謝の気持ちを胸に、心新たに頑張っていきます。

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