数日大雪が降った後の最初の日曜日の今日、金沢は一斉除雪デーとなり、町内挙げて雪かきを行いました。住民の奮闘のかいあって、道路はみるみる内にきれいになりました。「もう(雪は)降ってくれないでくれ」。参加した誰もが心に思い、スコップなどの除雪道具を置きました。
(一斉除雪デーで町会の人とともに除雪に奮闘しました=あかつき屋前)

(あかつき屋からクスリのアオキさんへ続く道)

金沢は週初めの4日頃から再び本格的な雪になり、あかつき屋界隈も雪が時間とともにうず高く積もっていきました。数日後、狭い道では人が一人歩くので精いっぱいの状態に。道の両脇は除雪により雪の壁ができ、豪雪地帯の様相。
駐車場は、幾台もの車が雪の下になり、“遭難”したようになりました。
(前の道は雪の谷になりました=2月8日)

(雪野原になった駐車場。車数台が雪の中に=同)

週末に小康状態となり、日曜は金沢市挙げての除雪デーに。私も加わり、汗を流しました。
あかつき屋が所属する町内会・御親会でも、隣のクスリのアオキさん前に住民の方々が参集。硬くなった雪を金属製のスコップや鍬などを使って掘り起こし、それをママさんダンプ(除雪道具)に移し、近くの小川に捨てる、という流れ作業を行いました。
誰が役割を決めるという訳でもないのですが、それぞれ自分がすべきことを心得、パワフルに、スピーディーに体を動かしました。
午後一時から始まった作業は一時間半ほどで、ほぼ目途が立ちました。重機に頼らず、人の力だけで行ったのですが、大勢が集まるとすごい威力だなーと、我ながら感心しました。
藩政時代に金沢城を築城する時もこうだったんだろうか、とふと思いました。今はAIとかロボットの時代と言いますが、この作業は100%アナログでしたが、見事に難事をやり遂げました。
作業が終わると、皆の顔に達成感と安ど感が漂いました。
この雪の中でもお客様は来て下さいます。あかつき屋としましては、できるだけ雪によるご不便をかけずに、雪の風情を楽しんでもらえればと思っています。
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