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あかつき太郎の町家日記

金沢町家ゲストハウス あかつき屋をめぐる出来事や思い、人とのふれあいなどをつづるブログ。街角の話題や四季折々の風情も紹介していきます。

あかつき屋のホームページはこちらです。

長野・飯山から災害復旧支援でご宿泊

能登半島地震の復旧に向けた動きをここあかつき屋に居ながら肌で感じ取っています。この度、長野県飯山市から震災関係の復旧事業で、飯山市役所職員のお二人が、ここに4泊されました。

お二人はご滞在中、金沢と北側で隣接する津幡町で下水道の点検に当たられました。津幡町は奥能登ほどの被害は出なかったものの、それでも各所で不具合な個所が見つかり、やはり今回の地震の物凄さを感じられたそう。

私どもは遠い県外から、石川の震災復旧のためにお越しになったことに対して、ただただ感謝するばかりで、能登、そして石川の復旧・復興に向けて気持ちを新たにしました。

(震災復旧の調査で宿泊された飯山市のお二人=写真掲載了解済)
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お二人は、地元飯山市では建設土木関係の部署に所属されております。今回の下水道調査では、他県の自治体職員とともに作業に当たられました。

今回の調査では現地ではいくつかの班に分かれて作業に従事。下水道のマンホールの蓋を一つひとつめくって中をのぞきこみ、水が滞留していないかなどを目視で点検したそうです。

水がたまっていると、下水管の接続部や管などで不具合があるため、流れが悪くなっていると考えられるからです。調査した結果、複数の個所で異常が見つかったそうです。

(津幡町地内で調査するお二人=ご提供写真)
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私どもは、お二人の災害復旧支援を微力ですが陰ながら応援。特にお食事の面では、近所の居酒屋にお願いして、朝、昼のお弁当を特別に作ってもらうなどのお手伝いをさせて頂きました。

三日間にわたって寒空の下での作業も無事終えられたお二人には、安どの表情が見られました。お二人は「今、地震などの災害は、どこで起きてもおかしくない時代で、お互い様です」と話され、「信州(長野県)と北陸は常に共にあるので頑張っていきましょう」「私も微力ですが、できる限りのことをしていきます」などと応援メッセージをそれぞれ色紙にしたためられました。

全く予期せぬことでしたが、今回の震災がもたらした新たなご縁。被災地の復旧、復興には、長い道のりが予想されますが、私どもも、自分たちの立場、持ち場でできる限りのことをしていく所存です。

飯山のお二人さん、この度はありがとうございました。次は、骨休みにお越し下さいませ。

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お客様 穏やかに新年喜ぶ

能登半島地震発生で幕を明けた令和6年。救命、復旧活動が現地で必死に行われており、円滑に作業が進むことを祈るばかりです。

そんな中で、ここあかつき屋には、昨年から予約されていたお客様が予定通りにお泊まりになり、心から感謝するばかりです。この一年、すべての人に平和と幸福がもたらされますように。お客様とともに、願っています。

(パンやゆで卵などで朝食を取られたお客様=写真掲載了解済み)
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この度、お泊まりになったのは、首都圏からお越しになった女性の方々。お一人は、お仕事を兼ねてのステイで、3連泊されました。もう一組は、職場のご同僚というお二人でした。

お客様は、観光で訪れた先は、「地震の影響か、少し人が少ない気がしました」とのことでしたが、その分、ゆっくりと見て回ったり、お食事を楽しむことができたようです。

銭湯で旅の疲れをいやした翌朝。材木町の老舗パン屋・森長さんでパンを買い、あかつき屋のコミュニティルームの大きな掘りごたつの上に並べました。三連泊されている女性は、買った卵がたくさんあるのでと、同宿の方に提供され、それらはゆで卵になり、みかんとともに食卓に加わりました。
和気あいあいとした朝の時間となりました。

(陽光を浴びて明るいお庭)
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この日は朝から快晴。先日降った雪もすっかり溶け、あかつき屋のお庭も、北陸の冬には珍しい、明るい風景に。お客様はそのお庭に出て、写真を撮るなどして、和の雰囲気を味わわれました。

皆様ご宿泊ありがとうございました。また、お越し下さいませ。

謹賀新年、地震 あかつき屋は無事

謹賀新年 旧年中は大変お世話になり、ありがとうございました。本年もよろしくお願いいたします。

元日ののんびりムードを突然の揺れが吹き飛ばしました。能登を中心とした最大震度7の地震が発生しました。珠洲市、輪島など奥能登は大変なことに。多数亡くなられた人がいらっしゃり、いまだ行方不明者が多数おり、心が痛みます。

金沢は、丘陵部で複数の住宅が倒壊しましたが、市街地は目立った被害がなく、平穏を取り戻しています。ここあかつき屋でも、棚の物が落ちるなどしましたが、目立った損傷はなく、ひとまず胸をなでおろしています。正月三が日は、休業させて頂いており、事故、トラブルは発生しませんでした。

ありがたいことは、地震発生当初から、国内外のお客様からご心配、お見舞いのメールが相次ぎ届き、感激、感謝しているところです。私たちは、無事です。ありがとうございます。

(上がりの間に飾った正月花)
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ただ、発生当初と比べ少なくなりましたが、軽微な余震があり油断せず、ふだんにもまして体制を整えて、お客様をお迎えしたいと考えています。

例年通り、あかつき屋では、お正月の飾りつけをして、初春を迎えました。
私どもの友人の華道家・角尾宏子さん(金沢市)には、おめでたい正月花を生けて頂きました。若柳、しだれ柳、梅、ラン、いぶき、つげ、千両、小菊、ヒノキの九品の花材を上がりの間に華麗に生けられました。見るだけで、幸せな気分になります。

(中村元風さん作の龍の飾り皿)
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(同じくプラチナ箔を散らした日本酒)
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その隣には、龍を描いた飾り皿を置きました。現代美術家として意欲的な創作活動を展開する中村元風さん(加賀市大聖寺)の作です。
元風さんは以前陶芸家という称号で作陶活動を行っていましたが、近年アートを根本から見つめ直し、独自の世界観をつくり、斬新な作品を世に送り出しています。

その一環として今回は、プラチナ箔を散らした特別な日本酒を創作されました。地元の酒造会社とのコラボ作品で、ラベルのデザインも自作のもので、きらびやか。年齢的には古希が視界に入っている時期になりましたが、年齢を超越した気概を感じさせます。私にとって刺激を大いに受ける人のお一人です。

それにしても、今回の地震の被害が心配。私どもの周囲には、能登の人が数多くおり、被災者の救出活動が思うに任せない状況は、辛く、いてもたってもいられない心境です。とにかく、ご無事で、一刻も早く平穏が戻るよう祈るばかりです。

寒さがさらに募る時季。皆様もご自愛下さい。この一年が良い年でありますように。