名勝・兼六園そばにビッグな県営駐車場がこの度、誕生しました。その名は、文字通り兼六駐車場。地上5階建て、乗用車480台、大型バス40台も収容できます。
少し離れた所から見ると、その威容から巨大な戦艦を目の当たりにしているよう。これによって、観光都市金沢のキャパシティーが拡大するとともに、兼六園近くで営業する、ここあかつき屋のお客様にとっても、利便性が向上するでしょう。
(完成した兼六駐車場。その大きさに目を見張ります)

昭和49年に開設された従来の旧兼六駐車場が、老朽化に加え、乗用車の大型化などにより、新たなニーズにこたえられなくなったため、現在地に建て替えられたものです。
これまで毎日、その駐車場のそばを通り、工事の様子を見てきました。完成した新駐車場は、単に大きいばかりではありませんでした。
(施設内には観光情報コーナーも)

(レンタサイクルの駐輪場もグレードアップ)

施設内には、観光客のために、観光情報コーナーや休憩コーナーも設けられました。また、市内の数多くの観光スポットを電動アシスト自転車で行き来できる公共レンタサイクル「まちのり」のポート(駐輪場)もグレードアップして整備されました。
コロナ禍も事実上終わりを告げようとしている昨今、こうした施設の誕生は、歴史文化都市・金沢が新たなステージに入った印象を与えます。あかつき屋も最近の稼働状況から、令和5年は、インバウンド(外国人)の観光客の方々を含めて、新たな出会いと再会が生まれる手ごたえを感じつつあります。
皆様、新年度もよろしくお願いいたします。
スポンサーサイト
三月に入り、暖かさが増す中、学生さんたちの熱気にふれる機会がありました。卒業旅行であかつき屋にお越しになったのです。
三泊四日の日程で、金沢はもとより、奥能登へも足を延ばされ、金沢、能登の旅を満喫されました。社会人への旅立ちを前に、いいリフレッシュになったようで、私どもも学生さんたちの笑顔にふれて、明るい気持ちになりました。
(能登町では、イカキングに圧倒されました=ご提供写真)

(金沢カレーの店で晩御飯=同)

お泊まりになったのは、山形県酒田市にある東北公益文科大学の学生さんたちで、福祉を専攻する鎌田剛准教授の下で学ぶ方々です。卒業後は、それぞれの立場で、地域福祉の向上のために尽力されます。
今回のご旅行では、福祉を専門にする方々だけあって、ご滞在中は、県内の福祉関係施設を訪れ、見聞を広められました。その一つに、金沢市内にあるシェア金沢がありました。
そこは、高齢者住宅や障害児・者らへの福祉サービス、さらには天然温泉やお食事処などもある総合福祉施設。経営者の「ごちゃまぜ」で暮らすというコンセプトの下、障害を持つ方ものびのびとお仕事をなさっているのでした。
学生さんたちは、そこでお食事や温泉入浴もし、文字通り身体で今注目の福祉施設を体感されました。
兼六園やひがし茶屋街など、金沢市内の主だった観光スポットを立ち寄られたほか、能登では輪島・千枚田や能登町にある「イカの駅つくモール」も訪問。ビッグなイカのオブジェ・イカキングに圧倒されたとのことでした。
(卒業旅行で三泊された学生さんたち)

この学生さんたちは、大学に入学して一年ほどしてコロナ禍に見舞われ、ふつうのキャンパスライフがままならない時期もありました。それだけに、卒業を迎えた今は、感慨ひとしおのようです。
皆様ご卒業おめでとうございます。そして、ご宿泊ありがとうございました。
社会に出ても、健康に気をつけて、ご活躍下さいませ。