大みそか。明日から新しい年となりますが、ご宿泊のお客様のお迎え、お見送りや新年準備に当たっていると、感慨にふけっている暇がありません。とにかく、今日一日を乗り切ること、その先に明日があるという心境です。
あかつき屋の新年の飾りつけも恒例ではありますが、その内容は毎年多少なりとも異なるので、新鮮な雰囲気を出していると思います。それらの調度類の中で、あかつき屋は華やかさを醸しながら、ウサギ年を迎えます。
(新年の飾りつけを行った玄関)

玄関には、既存の寄せ植えをアレンジした門松を置きました。「謹賀新年」「あけましておめでとうございます。」の短冊を添えて。玄関上には、定番の松飾りを据え付けました。
(清新さと華麗さを備えた正月花)

(ウサギを描いた絵皿)

上がりの間には、正月花を置きました。毎年お世話になっている生け花講師・角尾宏子さん(金沢市)の手によるものです。
若松のほか、千両、シンビジウム、白百合、梅で構成されています。清純さと華やかさを備えた作品になっています。
角尾さんには、玄関に万年青も生けて頂きました。
(小机に置いたウサギのマスコット)

陶器の逸品も置きました。来年の干支ウサギの絵皿です。これは、新たなアート世界の創出にまい進する現代美術家中村元風さん(加賀市)の作品です。
ウサギは、月の使者、豊穣の象徴とされ、その図柄の意図するところは、「月への飛躍のために思いを巡らす姿」(中村元風さん)とのこと。
明るく伸びやかな作風で、新年にふさわしいと感じています。上がりの間の小机には、かわいらしいウサギのマスコット人形も置きました。
新年の飾りつけにご協力を下さった皆様、ありがとうございました。
レコード大賞にセカオワ一つ自慢話をさせて下さい(^_^;)。昨夜、TBSで放送されたレコード大賞の番組。大賞曲は「SEKAI NO OWARI」(セカオワ)の「Habit」に決まりました。
私は、この曲が大賞になるのではと、事前に家族に話していました。何といっても歌詞が斬新で、秀逸。既成の概念を打ち破る世界観をつくっています。初めて聞いた時、その軽快なメロディーと相まって、とても驚きました。
実は、セカオワ。デビュー当時は、その名前などから、違和感を感じ、疎遠に感じていました。ところが何年か前にセカオワのファンクラブの方々が、セカオワのコンサートが金沢にあるということで、あかつき屋に宿泊されたのです。
そこからセカオワを知り、にわかに彼らの世界に魅力を感じることになりました。不思議なもんです。
セカオワの皆さん、おめでとうございます!
そして、今年一年、あかつき屋にお泊まりになったお客様、支えて下さった皆様方に心から感謝申し上げます。
良い年をお迎え下さい。
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12月に入り、寒さが募っていく中で、お客様の笑顔で元気を頂くことがあります。この度あかつき屋にお泊まりになったお客様お二人は、金沢から車で30分ほど北上したところにある羽咋市の宇宙科学博物館コスモアイルを訪ね、火星探査機など宇宙に関係する各種展示物を見学してこられました。
その中には、羽咋市のキャラクター・宇宙人「サンダーくん」もいて、わくわくドキドキの時間を過ごしたとのこと。羽咋探訪の後は、金沢散策にも興じ、大満足の石川ステイになったようです。
【羽咋・コスモアイル】
(火星探査機=お客様ご提供写真、以下同)

(宇宙服)

(羽咋のご当地キャラ・サンダーくん=フリー素材)

あかつき屋にお越しになったお二人は、東京ご在住で幼なじみです。金沢へは夜行バスで来られました。
最近宇宙に興味が増していたそうで、金沢到着後、早速羽咋へと向かわれました。
羽咋市は“UFOのまち”をキャッチフレーズに、まちおこしをする自治体。コスモアイルは、その中核施設です。
そこには、実物の火星探査機やアポロ17号の乗組員の宇宙服などが展示されていました。
ご当地キャラクターのサンダーくんもいて、お二人は「めちゃくちゃ楽しかったです!!」。サンダーくんは羽咋駅にいるなど、市内のあちこちにいて、羽咋は、宇宙ファンには、たまらないまちです。
近江町市場でカニ購入お二人は金沢に戻った後はあかつき屋でご宿泊、翌朝は真っ先に近江町市場に赴きました。お土産のズワイガニを購入するためです。私は市場の行きつけのカニ店へご案内しました。
(カニ店の店主の説明を受けるお客様)

カニ店の店主は、お客様に丁寧にカニについて説明。お客様は香箱ガニ5匹ほどを買い求め、地元・東京への発送手続きをされました。
(金沢と羽咋を満喫されたお客様)

「今度は暖かい季節に来て、(あかつき屋の)縁側でゆっくり過ごしたいです」とのこと。
心からお待ちしています。ご宿泊ありがとうございました。
令和4年(2022年)もついに師走入り。暖かかった11月から一転、寒さが増してきて、その上、北陸特有の雨空が多くなりました。本格的な冬の到来を前に、覚悟をもって毎日を過ごしています。
冬支度を急ぐ一方、今年度の決算期とも重なり、慌ただしさも増してきました。とにかく、いい形で一年を終えたい。そんな心持ちでお宿業に勤しんでいます。
(シクラメンの苔玉を玄関に置きました)


(鮮やかなハボタン「光子」)

寒さをかこつのではなく、少しでも明るく、温まるものをと、この度、お宿の内外で、しつらえを整えました。
新たな趣向として、シクラメンを配した苔玉を玄関に置きました。苔玉作りを趣味とする妻の手作りの品。辺りは、一気に華やかになりました。
軒下には、ハボタンの新品種「光子」を置きました。これまでのハボタンのイメージを覆す、光沢のある赤黒系。見る人に鮮烈な印象を与えます。
(コミュニティルームでは掘りこたつを冬仕様に)

コミュニティルームでは、こたつを冬仕様に整えました。畳一畳分の大きさの掘りごたつに、畳一畳を上回る大きなこたつ布団を掛けました。ここで今冬もお客様の気さくな団らんが生まれることでしょう。
(日本海にかかった見事な虹)
日本海に見事な虹8日に思いがけない風景と出会いました。車で里山海道を走っていたら、海に大きな虹がかかっていました。こんなに太く、鮮やかなものは、初めてではないかと思ったほど。
高松サービスエリアで車を止めて、写真に納めました。これも初冬の風景でしょう。一服の清涼剤となりました。
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