県主催の「いしかわ魅力開発民間プロジェクト応援事業」の一環である「金沢の水スポット撮影体験ツアー」を実施しました。青空が広がる好天に恵まれ、参加して頂いた方々は、小立野界隈の親水空間を軽快に歩いて訪れ、思い思いに被写体にカメラを向けられました。
企画、運営をさせて頂いたあかつき屋では、応募段階からすると数か月にわたる準備作業があり、今日このツアーを無事滞りなく終えたことに、少なからず達成感を味わうことができました。
参加された方々、そしてご協力を頂いた関係団体、機関の皆様に心から感謝申し上げます。
【水スポット撮影ツアー】
(鈴木大拙館の「水鏡の庭」にて)

鈴木大拙館を午前10時にスタート。ここでは参加者は「水鏡の庭」を中心に撮影。続いて、池泉回遊式庭園である松風閣庭園を訪れました。
(松風閣庭園にて)

このお庭は、鈴木大拙館がオープンしたのに合わせて一般開放されたお庭であることから、ここを訪れたことのない人も多く、参加者は、興味深く庭園の造りに視線を注がれました。その中で、井戸のような円形の湧き水スポットは、参加者の目を引きつけ、多くの人がレンズを向けられていました。
(美術の小径・辰巳用水の分流沿い)

美術の小径では、がけ地に流れる滝がビューポイント。その水しぶきや、水たまりに漂う落ち葉を被写体にされる方もおられました。その水辺の上に位置する辰巳用水の分流の用水も見どころ。屈曲した水路と背後に威風を見せる国立工芸館などとの風景は絶妙なハーモニーで、参加者は新たな絶景を発見したとの印象をもったようでした。
どんすきーさんでスペシャルランチを頂いた後、ウオーキングを再開し、曹洞宗の古刹・高源院さんへ。住職さんは、このお寺が夏に一ツ灸を行っていることなどを説明。続いて参加者は寺院から西側に広がる景色を眺め、その見事さに感嘆の声を上げられました。
このお寺の下側にある馬坂不動尊では、ご住職による、ここの湧き水が眼病に効くなどの言い伝えなどの話に耳を傾けました。
(中西さんを講師にした合評会)

最終地点は、ここあかつき屋。合評会を開き、参加された皆さんが撮られたお気に入りの写真3点をパソコン上に映し出し、講師の中西優さんがコメントされました。
また、中西さんも金沢市内や旅先で撮られた写真などをフォトフレームに映し出し、それぞれの場所での撮影ポイントを話されました。
参加者のベストの作品は後日プリント、額装した上で、あかつき屋のギャラリー上がりの間に展示する予定です。
あかつき屋では、技術的な点も含めて、いくつか初めてのことにも挑戦した本水スポット撮影ツアー。スムーズに終えられたことに加え、参加者の方々も満足されたようで、スタッフ一同ほっとしています。
このツアーは、10月16日にも実施します。
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秋へ真っすぐに向かうかと思ったら、台風の北上がフェーン現象を生じさせ、金沢は35度ほどにまで気温が上がるなど、定まらない天候に戸惑いを覚えるほど。空には、夏の残がいがいまだあるのでしょうか。
そんな中で、あかつき屋は秋へ着実に衣替えをしつつあります。この度、建物の外壁をリニューアルしました。真新しい装いに。お客様には、喜んで頂くばかりでなく、私どもも気分が一新し、秋の観光シーズン入りに当たって、テンションは高まっています。
(建物の外壁をリニューアルしました)

(玄関も趣深く)

外壁の塗り替えは先週、約一週間ほどかけて行われました。真夏のような暑さの中、職人さんたちは終日、壁と向き合い、ローラーを使って丁寧に塗り進めていかれました。
こげ茶に塗り上げられた壁面を見ると、この建物が約90年が経過したものとは思えないほどに、つややかになり、存在感が一段と増しました。近所の人からも「きれいになりましたね」との言葉を頂きました。
(上がりの間にススキ)
頂いたススキを生けるこの初秋の日ぐらし。うれしいことがありました。内灘町に住む方から、素敵なものを頂きました。
「うちのお庭で育ったものですが」と、ススキを一束下さったのです。
早速、上がりの間に生けました。一気に秋の雰囲気に。お客様も野趣に富んだその草木に秋の訪れを感じ取っておられます。
Yさん、ありがとうございました。
日中、気温が30度ほどに上がっても、朝夕は涼しさを感じるこの頃。ひと雨ごとに秋が進む感じがします。
そんな初秋の金沢を歩いて満喫された大学4年生5人さんがいらっしゃいました。三重県ご出身の皆様で、あかつき屋にご一泊されました。高校の同級生だそうです。
(八坂を通って、兼六園へ=写真掲載了解済み)

この女子5人さんは、能登島でグランピングを楽しんだ後、金沢入りされました。
昼下がりにあかつき屋入り。歩いて観光スタート。八坂を登って兼六園に到着。秋の風情を楽しまれた後、お隣の金沢城へ。広々とした城址は、心身が解放された気持ちになられたようです。
(金沢城でパチリ=ご提供写真)

ご夕食は、市民におなじみの柿木畠のあまつぼさんへ。
「のどぐろ食べてんけど、お刺身も焼きもめちゃくちゃおいしかった!!」そうです。
(あかつき屋で和の雰囲気を楽しまれました)

一夜明けて、二日目の観光へ。お客様たちは、ひがし茶屋街をお着物姿でそぞろ歩くそうです。
雨が多少降りましたが、落ち着いた城下町散歩になったのでは、ないのでしょうか。
(能登島でグランピング満喫)

能登島と合わせて、この金沢・あかつき屋が、最後の学生生活の思い出づくりに一役買うことができたと思うと、幸せに思います。
健康に注意して、残りの学生生活を大いにエンジョイして下さい。ご宿泊ありがとうございました。また、遊びに来て下さいね。
石川県が主催し、あかつき屋が企画、運営する「
金沢の水スポット撮影ツアー」についてですが、9月25日催行分はお陰様で定員に達しました。応募して下さった方々には、心から感謝申し上げます。
10月16日実施分についてはまだ若干余裕がありますので、希望される方はぜひお申し込み下さいませ。
(水スポット撮影ツアーのチラシ)

何でも初めてすることは、はらはらどきどきするもの。こんな企画を立てたら、一般の人は興味をもってもらえるだろうか、応募してもらえるだろうかと、心配になったりします。
今回のこのツアーでは、金沢市観光協会の「かなざわ自由時間」に紹介させていただいたのをはじめ、あかつき屋や関係者のホームページなどで告知し、チラシも作成して周知活動を進めてきました。
お陰様で反応は上々で、スタッフ一同手ごたえを感じています。お申込みされた方々はもちろん、告知に協力を頂いた方々にも感謝申し上げます。
イベントは、準備の完成度で本番の成否が決まると言っても過言でありません。引き続き、気を引き締めて準備作業を進めてまいります。関係者の皆様よろしくお願いいたします。
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