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あかつき太郎の町家日記

金沢町家ゲストハウス あかつき屋をめぐる出来事や思い、人とのふれあいなどをつづるブログ。街角の話題や四季折々の風情も紹介していきます。

あかつき屋のホームページはこちらです。

潮風に吹かれ クルーズターミナル

3月も大詰め。件(くだん)のコロナはまん延防止等重点措置の解除とともに、観光のお客様が市内に目立つようになり、見た目はコロナ禍が峠を越えたのではないかと思いたくなるほどです。街は活気を帯び始めました。

そんな中で、今日午後に車で外出、海側にある仕事関係の事務所で用事を済ませた後、ちょっと足を延ばして金沢港クルーズターミナルに立ち寄りました。屋根が流線型の横長の大きい建物。その2階展望デッキにしばし滞在。晴れ渡る空の下、潮風に吹かれて、開放感に浸りました。

(金沢港クルーズターミナルを訪れました)
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岸壁では、海上保安庁の船が停泊していたほか、コンテナ船などが数隻見られました。港は人の往来がまばらで、のんびりと春の海を眺めることに。

(展望デッキから海側を望む)
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(遠くに連なる山並みを望む)
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クルーズターミナルの2階展望デッキに移動。海側は、開放感たっぷりの海原が広がり、反対側の東側は、立山連峰かと思える山並みが連なっていました。下界は雪がすっかりなくなりましたが、山肌はまだ白く、早春の山の風景でした。

       大学進学で引っ越しのお客様も
広いデッキのフロアーに佇みながら、年度末の日々を振り返ることに。あかつき屋には観光で来られたお客様のほかに、子どもさんが金沢の大学に進学することになり、その引っ越しでお泊まりになった家族連れが幾組かありました。
「今、引っ越しの真っ最中なんです」とご両親。慌しさを漂わせておられ、そばの子どもさんもちょっぴり緊張気味でした。

4月からいよいよ新生活がスタート。そんなお客様に接しながら、こちらも新年度に向けて、気持ちの高ぶりを覚えたことでした。

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「伝え方」講座を受講しました。

金沢市観光協会主催の「「伝え方」講座~コピーとPRで伝えよう~」がITビジネスプラザ武蔵で開かれ、参加しました。広報やプロモーションについてこれまで学んできたつもりですが、一度原点に立ち返ることも必要と考えたからです。

伝え方のポイントについて、パワーポイントを使った講義と実習を通じて学習し、有意義な時間となりました。

(参加した市観光協会の「伝え方」講座)
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講師は東京を中心に第一線で活躍するコビーライティングとPRの専門家の三人。三人さんは、競合優位性を意味するUSP(UNIQUE SELLING PROPOSITION)という専門用語について説明。他にはない企業価値や商品をつくることが大切と強調されました。

また、講師は広告とプレスリリースの違いについて話され、それぞれの利用の仕方について手ほどきされました。

(試作したプレスリリース用書類)
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実習(ワークショプ)では、参加者が実際に自社商品をPRするために、コピーを作成しました。
私どもは、ホームページやチラシなどの媒体に載せるキャッチコピーついては、これまで自前で考えてきましたが、初心に帰って新たに以下のようなコピーを試作しました。

「国登録文化財で豊潤な町家ステイを ~金沢の真ん中 ゲストハウスあかつき屋~」
「居心地、寝心地 ピュア ジャパン 選んでよかった金沢あかつき屋」
「四季の彩り美しく 心潤うお庭 縁側時間、楽しみませんか」


よろしくお願いいたします。<(_ _)>

幼なじみ 仲良く卒業旅行

金沢は雪がすっかり解け、随分と春らしくなってきました。日照時間はのび、草木はその恵みを受けて、芽吹きが進んでいます。あかつき屋のお庭の樹木も、生気を放ち、本物の春の到来を告げています。 

人の動きも活発化してきました。街なかには、観光のお客様が目立ってきました。学校の卒業旅行と思われる若者たちも多く、あかつき屋にもこの度、高校の卒業旅行で金沢を選ばれた女性3人さんがいらっしゃり、この町家の雰囲気を満喫されました。

(朝食を楽しまれる卒業旅行のお客様=ご提供写真)
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お越しになったのは、地元が群馬県安中市の方々です。そこは、西側で長野県と接しており、私どもは軽井沢側から車でその地に入ったことがあります。

山あいの幹線道。南側の山並みには、山頂が鋸の刃のように、ギザギザした形の高峰があったことを覚えており、そのことをお客様に話すと、「あの山は妙義山です」とのこと。その地元では、上毛三山の一つに数えられる、シンボル的な山です。

その山並みを眺めながら、高校時代まで過ごしたお客様たちは、小中学校の同級生だそうです。3人は高校卒業後、社会人になる人、進学する人と様々で、新たな旅立ちを前にして、記念の旅行に金沢を訪れたのでした。

(金沢駅で)
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金沢駅では、鼓門で記念写真を撮り、ひがし茶屋街では、そぞろ歩きとともに、自由軒さんでランチ。寺町寺院群の一角の通称・忍者寺(妙立寺)の中では、迷路のような通路に、ワクワクドキドキしたそうです。

夜は、海天ずし田上店さんで日本海の幸に舌鼓。金沢の回転ずしのレベルの高さに驚かれ、翌朝は、近江町市場で買い出しして、あかつき屋で朝食を楽しまれました。

(ひがし茶屋街で)
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(浅野川・中の橋で)
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夜行バスで金沢入りし、北陸新幹線で帰る、車中泊を含めば二泊三日の旅。とても中身の濃い卒業旅行になったようです。

(海天すしで舌鼓)
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若い人と接していると、忘れていた大切なものを思い出させてくれ、元気を頂きます。本当にありがたいことです。
この度のご宿泊ありがとうございました。4月からの新生活も健康に気をつけて、がんばって下さい。また、来て下さいね。