季節は、春本番に向けて足早に向かっています。金沢では、桜が3月23日に開花。気象台によると、平年より12日も早かったそうです。そして今は、ほぼ満開となりました。
あかつき屋から歩いて10分ほどにある兼六園。ここからは、兼六園の森が望め、その中でピンク色になった桜の木立ちも見え、気持ちまで華やぎます。先の週末、お客様はそこを目指して歩いて行かれ、観桜を楽しまれました。
【桜が見頃となった兼六園】
(真弓坂付近)

(人目を引きつける桜の名木)

(花見橋からせせらぎを望む)

今朝、8時半頃に途中の八坂を登って兼六園に到着。桜は満開の佇まいで、その付近には、人波がありました。真弓坂の一帯、卯辰山に面した斜面、せせらぎの両岸は特に美しく、そのそばでいったん立ち止まって、桜のオーラを身体いっぱいに浴びました。
先の週末。あかつき屋にお泊まりになったカップルさんやご家族連れのお客様は、兼六園へ歩いて行かれ、ちょうど見頃となった桜を楽しまれました。
(桜を背後に撮影されたお客様=ご提供写真)

(あかつき屋のお庭でもごゆっくりと
=写真掲載了解済)

このうちの一組のお二人さん。地元金沢の大学を卒業され、今はまだ初々しい社会人です。お二人は金沢はよくご存知ですが、この伝統町家でのご一泊は、旅気分を味わうには、十分だったご様子。
兼六園で花見を満喫された後、あかつき屋ではご宿泊後の朝、縁側で木々が放つ清新な空気を味わわれました。
お客様と歩む春夏秋冬。ともに健やかに日々を刻んでいけたらと念じています。
皆様、ご宿泊ありがとうございました。またのお越しをお待ちしております。
スポンサーサイト
あかつき屋では、石川県民向け県内宿泊応援事業(第2弾)に参加して、4月28日のチェックアウト分まで県民の皆様を対象に宿泊割引のサービスを実施しています。コロナ禍における宿泊需要の喚起策の一環として行われるものです。県民の方々、この機会を利用して、国登録有形文化財のお宿でのご滞在を経験されては、いかがでしょうか。お越しを心からお待ちしています。
このサービスの詳細は、以下の通りです。
宿泊対象期間・令和3年3月19日(金曜日)宿泊分~4月28日(水曜日)チェックアウト分まで
県民割の宿泊予約受付開始日・令和3年3月19日(金曜日)~
割引対象者・石川県内にお住まいの方
1人1泊あたりの割引額一人一泊当たりの旅行代金1万円以上 5千円割引
〃 旅行代金6千円以上1万円未満 3千円割引
〃 旅行代金3千円以上6千円未満 2千円割引
さらに詳しいサイトは、
こちら。
春3月も後半。別れと新たな旅立ちの季節。このところ、慣れ親しんだ学び舎を巣立とうとするお客様のお泊まりが続いています。
この度、あかつき屋にお泊まりになったのは、地元金沢大学で学んだ女子学生のお二人。在学中は、スキーサークルで仲間たちとゲレンデで躍動。既に新天地への引っ越しを終えており、卒業式を控えた17日夜は、そのサークルの最後の親睦会とあって、金沢に戻って来られ、親交を深められたのでした。
(学生時代スキーに汗したお二人=写真掲載了解済)

お二人はサークル活動では、白馬山ろくや乗鞍高原など各地のゲレンデで、はつらつとシュプールを描かれました。コロナ禍を乗り越え、就職先も決めて、今は残りわずかの学生生活の日々を刻んでおられます。
振り返れば、大学一年目の冬は、かつてないほどの大雪に見舞われ、外出もままならない日々がありました。アルバイトでは、金沢カレーのお店にも勤務。独特の濃くのあるルーの秘密にもふれたそう。
今となっては、あれもこれも、いい思い出になりました。
(春らしくなったお庭)

あかつき屋には、送別会での余韻を漂わせて、夜遅くに戻って来られました。
翌朝は、ここでゆっくりとお過ごしに。だいぶ春らしくなったお庭を観賞されました。
雪吊りをほとんど外された木々は、にわかに緑を増し、明るくなりました。縁側で、憩いのひとときを過ごされました。
お二人さん、4月からの新天地でも、健康に気をつけて、頑張って下さい。応援しています。
この度のご宿泊、ありがとうございました。
桜の花便りの北上とともに、野山の春の幸も旬を迎えました。この度、初めてカンゾウという山菜を食することに。酢味噌和えにしたところ、意外と苦味がなく、素朴な味わいで、とても食べやすかったです。
食のレパートリーが一つひとつ増えていくと、人生が豊かになる感じ。何事もチャレンジ、チャレンジ。件(くだん)の疫病という懸念材料がありますが、意気軒昂、元気でやっています。
(直売所で買ったカンゾウ)

このカンゾウと出会ったのは、私どもがよく利用する
押水特産直売所(宝達志水町)。店頭にみずみずしく並んでいたので、思わず買ってしまいました。
初めての物ゆえ、食べ方をお店の人に聞いたところ、「酢味噌和えにするとおいしいですよ」とのこと。ネットの情報も参考にして、カンゾウを3㌢ほどに切った後、塩ゆでにし、自家製の酢味噌で和えました。
(酢味噌に和えます)

(酢味噌和えの出来上がり)

出来上がった酢味噌和えは、春の息吹を感じさせる、みずみずしさにあふれます。口内に運ぶと、小気味のいい歯ごたえと爽快感が広がります。素敵な里山の幸と出会いました。
スマートフォンの使い方を習得するスマホ教室に通い始めました。場所は、あかつき屋の最寄りのドコモショップイオンもりの里店。親切な先生が指導して下さり、一時間のレッスンは有意義でした。
日頃、使わないことのないスマホ。ただ、それを適切に、効果的に利用しているかというと、さにあらず。昨年度の確定申告も終わったことから、春の行楽シーズンの前で、多少時間があり、この教室を受けることにしました。
(ドコモショップで開かれたスマホ教室)

ドコモのスマホを使っているのは、親族や友人にNTTグループの会社に勤務する人が複数いて、日頃から何かとお世話になっているからです。
この教室は、あかつき屋のスタッフが受けて、良かったと言い、私に勧めたので受講を決めました。
初回は、「スマホを購入したら知っておきたい5つのこと」のテーマで、ドコモのスマホにあるdアカウントやdメニュー、dポイントカードなど、5つの機能について学びました。
(一人ひとり親切に教えて下さいました。)

受講者は、持参したスマホを実際に操作しながら、これらの機能を的確に使えるように各自のスマホの画面と向き合いました。
お目当てのボタン(アイコン)が見つからないと、先生はすぐに来て、素早く操作のアシストをして下さいました。
ふだん使う、使わないは別にして、これらの機能や仕組みを知っておくことは、とても重要なことと思った次第。
今後、ひと月の間に、カメラやGoogle map、LINEなどについても学ぶ予定です。
社会のデジタル化が加速する時代。遅れをとらないよいようにしないと、いけないと思っています。ドコモショップの皆様、今後もよろしくお願いします。
3月となり桃の節句。暦の上では、また一つ季節が進み、春が本番へと向かうところですが、2日は雪模様になったり、春の嵐と呼ばれるような突風が吹いたりと、天候は、まだまだ不安定。
今日3日は、桃の節句の雛(ひな)祭り。古来から我が国に伝わる、女の子の健やかな成長と健康を願う行事。あかつき屋では、この時季に合わせ、上がりの間に、ひな人形飾りを整え、お客様をお迎えしています。
お部屋に鎮座したひな飾り。春を確かなものにしてくれるようで、気持ちが明るくなります。
(上がりの間に飾ったひな人形)

(宿の各所に置いた様々なおひな様)


この雛飾りは、数年前、遠方の親戚筋から頂いたものです。最初の持ち主の方の娘さんが大きくなられ、使われなくなったので、再び日の目を見る機会をと、この町家宿に託されました。
華麗、豪華な雛人形飾りは、国登録有形文化財のこの町家の風格を高めてくれるようで、毎年ありがたく飾らせてもらっています。
これに合わせ、お宿の各所に陶製や貝殻を布でくるんだものなど、様々なおひな様を置きました。お部屋のかわいいアクセントになっています。
(玄関前にルピナス)

(玄関内のセネシオの傍らにもおひな様)

これに合わせ、季節の花木も衣替えしました。玄関前には、ルピナスの鉢植え、玄関内の円窓前には、木立ち性セネシオ(桂華)を置きました。
いつものことながら、町家が彩り豊かになるかと思うと心が弾み、これらの花を求めて足取り軽く、ホームセンターなどへ向かっています。
| ホーム |