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あかつき太郎の町家日記

金沢町家ゲストハウス あかつき屋をめぐる出来事や思い、人とのふれあいなどをつづるブログ。街角の話題や四季折々の風情も紹介していきます。

あかつき屋のホームページはこちらです。

あかつき屋 夜の団らんに香箱ガニ

日ごとに寒さが感じられる中、あかつき屋の夜の団らんの場が一気に明るく、活気づきました。6日に日本海のズワイガニ漁が解禁となり、近江町市場の鮮魚店の店頭に並んだ香箱ガニが、早速ここの団らんの場に登場したのです。

東京からお越しになったお客様グループが買ってこられたのです。外でのご夕食後、二次会の酒の肴としてテーブルに並びました。お客様は初めて目にする冬の日本海の味覚に感嘆の声を上げられ、夜のご歓談が一段と盛り上がりました。

(食卓にお目見えした香箱ガニ)
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近江町市場は、ズワイガニ漁が解禁となり、最初の土曜日とあって、市場は混み合っていたそうです。お客様は、話題のメスの香箱ガニを「とりあえず一匹買ってきた」のだそう。

しかし、初めて見る香箱ガニ。そのさばき方も、食べ方もご存じなく、どうすればいいのかと思案顔でした。
そのご様子に、さすがに看過できず、私は台所に立ち、既にゆでてあったそのカニの甲羅をパカっと開け、中の身を食べやすいようにしました。殻が付いて硬いカニ足に包丁を縦に入れ、切り口をつくり、身を取り出しやすいようにしました。

実は、私がカニをさばくのは、初めて。子どもの時から食べて来たカニですので、家族が調理するのをそばで見てきた程度です。ですから、お客様が持ち込まれた香箱ガニを前にした時は、少し戸惑いました。でも、私以外に手ほどきする人がいなかったので、気合でそのカニを処理しました。

(初香箱ガニを楽しまれたお客様)
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お客様には食べる時は、カニのお腹の下に付いている三角形のフンドシと呼ばれるものなど以外は、食べられるとお話ししました。カニ足はもちろん、お客様には不案内だったオレンジ色の内子やカニ味噌などは、特に美味であることを紹介しました。

お客様は、近所のふじた酒店さんで地酒とおかきなどを買い、カニとともに召し上がられました。言うまでもなく、懇談は盛り上がり、尽きない話に楽しい一夜となりました。

私にとっても愉快なことでしたが、振り返れば、カニの実を付ければ風味がより豊かになる酢醤油を作って差し上げれば良かったなと思いました。次回に活かします!

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6年半ぶり来訪、個性活かしご活躍

宿泊業を営むあかつき屋の日々が、人の人生と重なるような感覚を抱く時があります。それは、お客様が何年かぶりに再訪された時に味わいます。

この三連休では、6年半ぶりにお越しになったお客様グループがいらっしゃいました。地元の金沢美大OGの方々です。このうちのメンバーが大学に在学中に、デザイン科視覚デザイン専攻のお仲間とここで泊りがけでお鍋パーティーをされました。その後、卒業されて今は社会人としてご活躍。久しぶりにお目にかかり、少なからず感慨がありました。

(級友がデザインされたのれんのそばに立つお客様
                   =写真掲載了解済)
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ここで6年半前の2013年4月に開かれたお鍋パーティーは、視覚デザイン専攻の学生さんたちの親睦を兼ねたお集まりで、当時の4年生が主宰されました。その時、同席されたのが今回お越しになった当時の一年生たちでした。

今でも覚えていますが、その時の一年生は、まだ入学して間もないとあって、どこか緊張感を漂わせていました。しかし、今は大学を巣立って3年目。すっかり落ち着かれ、デザイナーやプランナーとして東京の企業で活躍されています。その穏やかな佇まいから、それぞれの勤務先で立派に戦力になっているとの印象をもちました。

今回の金沢訪問は、クラスメートとの再会や母校訪問が目的のようでした。夜は各地から集った旧友と会食され、日中は開催中の金沢美大祭に足を運ばれ、後輩らと再会されたようです。

このお泊まりの中で、お客様にとっては一つニュースがありました。最近新調した紅葉の図柄が入ったのれんは、お客様のクラスメートの女性がデザインされたものです。それを知ったお客様は、自分のことのように喜ばれました。季節ごとにふさわしい図柄ののれんを飾るという企画は、こんな形でも好評を得て、望外の喜びとなりました。

(秋の風情を漂わすお庭)
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また、お客様たちは翌朝は、ここのお庭をご観覧。小春日和の中、忙中閑ありのひとときを楽しまれました。
皆様、ようこそお越し下さいました。ありがとうございます。健康に留意され、引き続き、ご活躍下さいませ。