あかつき太郎の町家日記

金沢町家ゲストハウス あかつき屋をめぐる出来事や思い、人とのふれあいなどをつづるブログ。街角の話題や四季折々の風情も紹介していきます。

あかつき屋のホームページはこちらです。

金沢の寺院群 専門家から学ぶ

金沢の町の性格を語るに当たって、欠かせないのが寺院群。市内には、小立野、寺町、卯辰山の三つの寺院群があり、それぞれの地域で街を特徴づけています。その歴史について学ぶ機会がありました。

私たちが加わる異業種交流グループが主催して勉強会を開催。講師に金沢城調査研究所所長の木越隆三先生を招いて、県立美術館広坂別館和室を会場に行いました。木越先生は「城下町金沢の寺院群 -曹洞宗と一向宗-」のテーマで話されました。身近な寺院群が題材とあって、興味の尽きない時間となりました。

(城下町金沢の寺院群について話される木越金沢城調査研究所所長)
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木越先生は特に小立野寺院群について力点をおいて説明されました。小立野台は、加賀藩主の居城近くとあって、武家の仏教と言われる曹洞宗の寺院が多いこと。特に兼六園のすぐ下にある八坂付近は、寺町、卯辰山の各寺院群に先行し、金沢で最初にできた寺院群であると紹介されました。

この八坂周辺の寺院群は、あかつき屋の徒歩圏内にあり、今も観光地化されておらず、森閑とした雰囲気を残しています。ふだん前を通るだけで立ち入ることがなかっただけに、先生のお話で一層興味がわきました。

一方、農民や庶民階級に門徒が多かった浄土真宗の寺院については、領主側の統治政策という面だけでなく、門徒獲得という教団側の事情からも説明できると先生は、話されました。

(木越所長は昨年、味噌蔵町公民館でもご講演)
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今回のご講演とは別に、木越先生は昨年7月に地元味噌蔵町公民館の月金講座に招かれ、「城下町を歩いて考える -惣構と寺院群-」と題して話されています。

金沢に住んでいながら、その歴史についてきちんと学ぶ機会は、意外と少ないものです。月金講座と今回の勉強会と合わせ、地元史の知識について、多少なりとも厚みが加わったのではないかと思っています。木越先生、ありがとうございました。

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邦人女性 マレーシア人夫家族と共に

あかつき屋にマレーシアの風がそよいだ三日間でした。この度、お泊まりになったお客様。日本人女性Kさんとマレーシア人のご主人のSさん、そしてそのご家族でした。

Kさんは東京ご在住で、今年初めマレーシア人のSさんとご結婚。そのご縁でSさんのご家族がマレーシアから来日し、日本を旅行されたのです。
ご一家は二泊三日の金沢ご滞在中、日帰りで奥飛騨・白川郷へも足を延ばされ、日本の原風景を楽しまれました。

(お泊りになった日本人のKさん=左端とマレーシア人のご家族、写真掲載了解済)
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Sさんはマレーシア人ですが、日本料理に興味をもたれ、国内の専門学校で料理を勉強し、そこをご卒業後、東京・銀座の和食料理の名店でシェフとして働いておられます。
日本語がご堪能で、お宿では自然体で過ごされました。

金沢では兼六園などの有名スポットを回られたほか、片町のおでん屋さんや、金沢駅内の回転寿司店に入られ、この土地の美味を満喫されました。

(兼六園で=ご提供写真、以下同じ)
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お宿では、お国の郷土料理を紹介して下さいました。その一つには、Sさんの故郷クラン(Klang)発祥の豚肉料理バクテーなどです。ネットでその料理を見せてもらいましたが、豚バラ肉などを野菜と一緒に漢方薬や中国醤油で味付けした料理は、とても魅力的に見えました。

(片町のおでん屋さんで)
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(金沢駅内の回転寿司店で)
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数年前にマレーシア人のグループがあかつき屋を貸し切って連泊されたことがありましたが、その中の男性がここでお国料理に腕を振るったことがありました。
マレーシアは日本と風土が違いますが、共に料理への関心が高く、食を軸とした暮らしは、とても豊かであるように見えました。私たちは彼の地を訪れたことはありませんが、マレーシアのお客様を通じて、ぜひ一度旅行してみたいと思いました。

皆様ご宿泊ありがとうございました。また、お会いできる日を楽しみにしています。

初夏 さわやかな装いに

5月半ば。金沢はゴールデンウイークのにぎやかな雰囲気は去り、街は比較的静かなムードに包まれています。季節は、本格的な夏へと向かっており、新緑は一層濃く、輝きを増しています。

あかつき屋でも、初夏の装いを整えており、玄関にユリなど季節の花を生けました。時に蒸し暑くなる時季、その花々は清涼感があり、訪れるお客様の目を楽しませています。

(円窓前に生けた季節の花々)
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あかつき屋の玄関には円窓があり、このお宿の代表的な佇まいの一つです。そこの前では、生花を中心に四季折々の演出をしております。この度もスカシユリ、ヒペリカム、カスミソウの三種の花を飾り、一気にさわやかな雰囲気に包まれました。
スカシユリが、気温の上昇とともに、少しずつ花を開かせていく様は、見ていて心地よいものです。

(新緑が濃い並木道=広坂)
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(百万石まつりの提灯が吊るされている広坂商店街)
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数日前、市中心部に足を運びました。旧中央公園横の並木道は、新緑が濃く、生気を放っていました。
広坂通りの商店街の軒下には、6月1日から始まる金沢百万石まつりの提灯が提げられていました。

初夏の城下町金沢。5月の街角。そぞろ歩きが、快い季節です。

新緑まぶしく GWさわやかに幕

ゴールデンウイーク(GW)が終わりました。日本国民が一年で最も移動する時。金沢にお越しになる観光客の皆さんには、どこか高揚感があり、お迎えするここあかつき屋においても、熱気に満ちた期間となります。

新緑がまぶしく、空気はさわやか。お客様は、気持ちの良い街歩きを終えてお宿に戻って来られます。「兼六園はきれいだった」「金沢ならではの食べ物を食べてきた」。そんな“お土産話”が、交わされる日々でした。

(新緑とツツジが美しい県立歴史博物館前の通り)
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観光スポットに限らず、街並みも大いに道行く人の目を楽しませてくれます。
出羽町の県立歴史博物館、県立美術館前の通り。辺りは、みずみずしい緑に覆われ、緑のトンネルの中を歩いているかのよう。色鮮やかなツツジが、歩道に延々と連なり、格好の散歩道になっていました。

ここあかつき屋でも、お庭が一層素敵になりました。木々の葉や、地面に広がる苔が光沢を増し、お客様は毎日縁側に佇んで、町家の春を味わっていらっしゃいました。

(みずみずしい緑に包まれたあかつき屋のお庭)
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(お着物姿でお庭を楽しまれた女性=写真掲載了解済)
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(ひがし茶屋街で軽やかに=ご提供写真)
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最終日には、首都圏から女性の二人連れがお越しに。お着物姿で、ひがし茶屋街を散策された後、あかつき屋へ。
お庭の緑を愛でながら、記念撮影に臨まれました。
お二人は夜、旬の山海の幸をそろえた和食店でお食事。「いろいろ食べました。のどぐろの塩焼きが絶品でした」と笑顔で話されました。

このGW期間、国内外から大勢のお客様に来て頂きました。
市内観光はもとより、あかつき屋を拠点にして、能登の輪島・千枚田や半島の先端・禄剛崎灯台まで車で行かれた男性や、白川郷、立山黒部アルペンルートにまで足を延ばされた外国のお客様がいらっしゃいました。帰って来られて、個々の観光地の絶景を写真で見せてもらいました。

GWでお泊まりになったお客様、ありがとうございました。また、お気軽にお越し下さいませ。

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