大型連休がスタートしました。春本番となり、観光のお客様がどっと金沢へ。街は一気にホットになります。
天候が良くなるこの時季になると、心も身体も軽くなる気がします。
そんな中で、あかつき屋では、国内の若者グループやヨーロッパからのカップルがお泊まりになりました。そのお客様たちを咲き誇る季節の花がお出迎え。お客様たちの表情も輝いていました。
(お泊まりになった会社の同期の皆様=写真掲載了解済)

あかつき屋のお庭は、ツツジが満開に。そのほかの木々や苔も光沢を増し、春全開の趣です。
玄関前では、流線型の木製の台の上に季節の花の寄せ植えを置きました。色とりどりの花が咲き誇っており、見ているだけで気持ちが明るくなります。
(お庭では、ツツジが満開に)

(正面軒下に花の寄せ植えを置きました)

この日の朝、若者3人がご宿泊後、出発されました。勤務先は異なりますが、同じ会社の同期であるとのこと。立山・黒部アルペンルートから金沢に入られ、観光されました。
このゴールデンウイークも、ここでどんなドラマが繰り広げられるのでしょう。ワクワク、ドキドキの一週間です。
スポンサーサイト
金沢は春本番へ。桜ソメイヨシノの花は、終わりに近づき、このところ、満開の枝垂れ桜が、あちこちで見られるようになりました。城下町金沢の桜の花物語は、第二章に入りました。
あかつき屋には、世界各国から様々なお客様がお泊まりになっています。そのうち、フランスからお越しになったカップルは、ここで二泊されました。春の季節感を味わうとともに、日本的情緒にもふれるためです。
ごゆっくりとしたペースで数日間過ごされました。
(兼六園そばの八坂でフランスからのお客様。枝垂れ桜が見頃
=写真掲載了解済)

兼六園は、一番お目当てな場所。お二人は、あかつき屋から歩いて、そこへ向かわれました。
公園の手前にある八坂では、周辺の桜が、まだ見頃です。ソメイヨシノは、初々しい葉っぱを数多くつけ、目にさわやか。枝垂れ桜は、いよいよ見頃になりました。
(白鳥路・大手堀側にある枝垂れ桜)

金沢城ふもとにある白鳥路。大手堀側の枝垂れ桜は、全面に花をつけ、壮麗な美しさがありました。四季折々そぞろ歩きが楽しめる、金沢の隠れた散歩道です。
(あかつき屋のお庭も春本番に)

(二泊され、東京へと向かわれました)

あかつき屋のお庭も、春本番のたたずまいを見せています。
木々の緑は、明るく、鮮やかな色合いになってきました。
フランスのお二人は、朝夕、その「peaceful」な雰囲気を静かに味わわれました。
金沢は、本当にバランスが取れた街。歴史的建造物と現代的建築物。平地部と丘陵部、そして河川。金沢城・兼六園を中心にして、これらが絶妙に配置されているといって良いと思います。天気が良ければ、あかつき屋のある中心部からは、ほとんど歩いて行けるのですから。
兼六園で桜が満開になっている頃、浅野川や犀川の河畔、そして、丘陵部に立地する寺院群でも、桜を楽しむことができます。街をあちこち移動する中で、見事な桜の花に感嘆しました。
昼夜、カメラで美しい花模様を追ってみました。
【浅野川天神橋付近】
(左岸から下流を望む)


(右岸沿い)

【犀川河畔】
(いしかわ子ども交流センターそば)

(下菊橋付近)

【夜桜】
(市役所裏付近)

(金沢城・石川橋下付近)
今年の桜の開花シーズンは、例年にも増して印象深いものになりました。金沢で桜の開花宣言があった4月4日にあかつき屋に到着され、それから6泊7日、ここに滞在されたお客様がいらっしゃいました。
アメリカからお越しになったJimさん、Aliceさんご夫妻と、JimさんのいとこMegさんの三人です。実は
お三方は一昨年夏にもあかつき屋にお泊まりになっており、二度目の金沢ご訪問となりました。
米国のお客様は、私たちとの再会を喜ぶとともに、花見をはじめ、書道や加賀友禅の染付体験、さらには、ご近所の方とのふれあいも楽しまれ、金沢の魅力を味わい尽くした一週間となりました。
(ライトアップされた金沢城・石川門=Aliceさん撮影)

ご夫妻らは、日本の花見の時季に合わせて、今回の旅のプランを立てられました。
兼六園や金沢城へは、昼、夜の計三回足を運ばれ、満開の桜をカメラに収められました。
ご滞在中は、より深く、密度の濃い金沢体験をされました。
加賀友禅会館でハンカチの染付に挑戦。素敵な花柄模様のハンカチを作られ、こちらで披露して下さいました。
(あかつき屋で書道体験)


あかつき屋では、オリジナルなスタイルでおもてなし。アメリカの三人さんに加え、フランスのNathalieさんも加わり、書道に挑戦してもらいました。
それぞれお好きな言葉を英語で書いてもらい、これを日本語に直し、スタッフの手ほどきを受けて、毛筆で表しました。
Jimさんが「おもてなし」、Aliceさんが「清廉」、Megさんが「歓び」、Nathalieが「清明」と書き上げました。いずれも、味わいのある仕上がりでした。
一方でJimさんらは、ここの住民のようにも過ごされました。
近所の山本観音堂さんでお饅頭、肉屋の松緑さんでトンカツを買うなど、地元商店の味にも親しまれました。夜は、みろく温泉さんで一日の疲れをいやされました。
(近所の西方寺さんで坊守さんと記念撮影)

また、扇町のお寺・西方寺さんのご住職ご夫妻ともふれあわれました。坊守さんが学生時代、アメリカへの留学体験があることから、気さくにご歓談。金沢に新たな友人ができたと、大喜びでした。
「Jimさん、Aliceさん、Megさん 再びお越し下さり、私たちは感激でした。ありがとうございます。いずれそちらの方にも訪ねたいと思います」
アメリカの皆様、Nathalieさんもお元気で。またお会いできる日を楽しみにしています。
金沢では、桜が満開となりました。日本三名園の一つ兼六園の桜も絶好の状態となり、あかつき屋では外国のお客様と歩いて、その名園に花見に出かけました。
花、花、花。兼六園までの道筋にある八坂沿い、そして兼六園内は、きれいな桜の花に包まれ、そこにいるだけで心が浮き立ちます。園に隣接する金沢城にも足を延ばして、桜花を満喫しました。
(兼六園、桂坂口からの桜のトンネル)

(金沢城内。お堀沿いの桜並木)

この時季の兼六園は、琴じ灯籠もさることながら、桂坂口からの登り道や眺望台下、花見橋付近、お堀通り沿いなど桜の木の多いところが、見物スポットになります。訪れた日は、大勢の人で混み合っていました。
(茶店のお部屋から間近に見える桜)

(お抹茶など楽しむ外国のお客様)

(くずきりもご賞味)

お客様とは、園の散策の一方、窓外の満開の桜が間近に見える、茶店のお部屋で花見をしました。
お部屋に入った途端、お客様からは「グレイト」の声。ガラス窓一面に桜の花が広がっているのです。
満開の桜を楽しみながら、お客様は、お抹茶やくずきりなどを召し上がられました。
お客様にとっては、絶好のタイミングの金沢訪問となり、「本当にラッキー」と“満開”の笑みを見せておられました。
桜前線の北上とともに、金沢では4日桜の開花宣言がありました。例年並みの開花なのですが、昨年より5日遅いとあって、いつもより待ちに待ったとの感があります。
今日、小雨降る中、兼六園に出かけました。ざっと見た感じ、桜は三、四分咲きといったところでしょうか。花とともに、葉っぱも目立つ分、素朴な印象さえあります。
【兼六園で咲き始めた桜】
(小川のせせらぎ付近)

(眺望台付近)

4月、花は桜だけではありません。ご近所の方から、あかつき屋にラッパ水仙が届きました。
ここの外国人のお客様が近隣を散策していた時にその女性の方と出会い、親しくおしゃべりしたことがきっかけで、その方が、持って来て下さったのです。
外国のお客様は、大喜びでした。
(ご近所から頂いた水仙)

きれいな花は、コミュニティルームに置かせてもらいました。
明るい黄色の花々が、春の到来を一層確かなものにしてくれます。
(宝塚のKさん宅で咲いたスモモ)

こんな贈り物もありました。スモモの花の写真です。
兵庫県宝塚にお住まいのKさんがメールで送って下さったもので、自宅のお庭に咲いたものだそうです。
様々な花で彩られる、春四月。
花を愛でながら、元気に毎日を送れることに、歓びと感謝の思いを抱いています。
新年度スタート早々、あかつき屋は明るい雰囲気に包まれました。金沢に住むご長男夫妻に誕生した女の赤ちゃんと会いに、ご長男のYさんご家族やご親戚が埼玉県や栃木、東京などから金沢のあかつき屋にお越しになったのです。ご一行様は、ここを全室貸切で二泊されました。
その赤ちゃんは、ご長男の妹さんたちや、おばあちゃんらにとっては、初めて見る姪であり、ひ孫です。ここで対面した時は、一同から歓声が上がり、お宿は一気に活気づきました。
新米パパ、ママもお顔をほころばせ、感激を新たにされました。
(初めて見る赤ちゃんに感激し、あやすご家族ら=写真掲載了解済)

若いパパは埼玉県内のご出身で、進学した金沢大学をご卒業後、金沢市内の企業に就職されました。その後、石川県内出身の女性と結婚され、昨年12月初めてのベビーを授かりました。
誕生後、三カ月がたち、春休み期間を利用して、埼玉県内のご家族や栃木県内、東京都内にご在住のひいおばあさんやひいおじいさんらご親族が、金沢に参集されたのでした。
(赤ちゃんとパパ、ママを囲み記念撮影)

赤ちゃんは、無事すくすく育ち、元気そうな表情。さすがに大勢の人に囲まれて、驚き、動揺したようで、初め泣き顔を見せましたが、おばあちゃんや若いおばちゃんらにあやされて、和やかな表情になりました。
お客様たちはご宿泊中、この金沢町家を親戚宅のように過ごされ、市内観光もそこそこに、もっぱら赤ちゃんとのふれあいやご親族との団らんに時間を使われました。
皆様、この度は、おめでとうございました。末永いお幸せをお祈り申し上げます。
| ホーム |