明るく、はつらつとした声が、あかつき屋に響きました。この度お越しになったのは、京都市内の大学時代、カヌーに打ち込んだ女性4人です。
大学体育会カヌー部に所属した時代は、練習拠点のある琵琶湖で連日パドルで水をかき、共に汗を流したお仲間です。4回生の今、就活を終え、一段落。リフレッシュも兼ねて、城下町金沢を旅されたのでした。
(カヌー女子のお客様。輝く笑顔で記念写真)

この4人さんは、同カヌー部では、数10年ぶりの女性部員だったそう。それだけに結束は固く、励まし合って練習を続けてこられたのでした。カヌースプリントチームとして各種大会に出場、小松の木場潟でも奮闘されました。
(着物姿で兼六園ご散策=ご提供写真)

今回の金沢の旅では、海鮮丼を食べた近江町市場を皮切りに、西茶屋街、妙立寺(忍者寺)などを回り、夜は、宮城県からお越しになった女子大生のえみさんと交流されました。
(お宿ノートに記した旅の思い出)

二日目はお着物姿になって兼六園などをご散策。秋の色合いを濃くする名園で、お着物姿は映えました。
お宿ノートには、楽しい旅の思い出を描かれました。
ふみなさん、りょうこさん、あきはさん、えりさん。ご宿泊ありがとうございました。社会人になっても、この元気さでご活躍下さいね。
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北陸に味覚の秋が到来したと実感した夜でした。この度お越しになった学生さんのグループ。夜は、金沢・近江町市場で買い出しした日本海の幸ふんだんのお料理を作り、会食されたのでした。
魅力的な食卓を展開させたのは、信州大学工学部(長野市)で建築を学ぶ学生さんたち。皆さん一人暮らしで自炊をされているとあって、台所で手際よく数多くのお料理を作り、コミュニティルームでこれらを賞味されました。
旅行者には、たまらない季節が金沢に到来したとの思いを強くしました。
(海の幸が並んだ料理を前に乾杯する学生さんたち=写真掲載了解済)

信州は海なし県。それだけに、日本海の幸に恵まれた金沢は、学生さんたちにはあこがれの土地であったようです。
貸切で宿泊されたあかつき屋では、トロ、ヒラメの刺身のほか、オヒョウ(カレイ科)の煮つけ、ホッケやノドグロの塩焼き、そして、汁物には、魚のアラに、シジミ貝、車麩、白菜、ネギ、ミツバが加わった、栄養満点のあら汁を作られました。
ご飯は、あかつき屋に常備している炊飯器で炊かれました。
(トロとヒラメのお刺身)

(オヒョウの煮つけ)

(ホッケの塩焼き)

(あら汁)

にぎやかな晩餐。箸も、語らいも進んだのは、言うまでもありません。
もちろん、学生さんたちは、伝統的な金澤町家の特長を備える、あかつき屋の建物について、よく観察されていました。
皆様、ご宿泊ありがとうございました。またお気軽にお越し下さいませ。
9月は日本の大学の多くは、まだ夏休み。あかつき屋には、連日のように全国各地の学生さんたちがお越しになっています。
この度、あかつき屋にお泊まりになったのは、早稲田大学政治経済学部で学ぶ学生さんたち。将来ジャーナリズムの世界を目指しておられ、瀬川至朗早大政治経済学術院教授が開くゼミのゼミ生です。
金沢には、9月21日から二泊三日で滞在され、ホットなテーマで取材活動を繰り広げられました。
(あかつき屋で打合せする学生さんら)


学生さんたちは、あかつき屋には、貸切で滞在されました。
三つの班に分かれ、「金沢町家」「民泊」「金沢21世紀美術館」のそれぞれのテーマを設定し、行政やNPO、業界団体の関係者や街角で通行人にインタビューするなど、エネルギッシュに取材活動を繰り広げられました。
(NPO金澤町家研究会の担当者からお話を聞く学生さんら
=ご提供写真)

(訪れた金沢21世紀美術館=同)

あかつき屋では、各班が取材結果を報告したり、今後の調査方針を検討したりと、熱心に研究活動に当たられました。
私の方からは初日、あかつき屋の金沢町家としての特長や地域と連携して行う各種の活動について、映像資料を交えてお話させて頂きました。
学生さんらは最終日の夜は、あかつき屋のコミュニティルームで打ち上げのお食事会をされました。
(充実のゼミ合宿を終えた学生さんら、後列右から3人目が瀬川教授)

私にとっても、いろいろと学ぶことの多い数日間でした。
皆様、ご宿泊ありがとうございました。また、元気なお顔を見せて下さいね。
台風16号は、日本列島を横断し、各地で被害をもたらしました。交通機関のダイヤも一部乱れ、観光にも影響したところがあります。ここ金沢でも、やきもきしながら台風の進路に目を凝らしました。
金沢は、大雨が降ったものの、幸い台風の進路が太平洋側にそれていったこともあり、これといった被害がなく終わりました。そんな中で、あかつき屋には、各お客様が予定通りお越しになり、城下町金沢の風情を満喫されました。
茨城県出身の女子大生お二人。台風の進路に気をもみ出発前、「金沢に来ようか、どうしようか迷った」そうですが、「来て良かった」と笑顔を見せられました。
(浴衣姿を散策されたお客様=ご提供写真)
(ひがし茶屋街で)

(兼六園で)

一日目こそ雨に降られましたが、それでも金沢を十二分に楽しまれました。近江町市場で海鮮丼に舌鼓。「とてもおいしかった。大満足^^」
二日目は雨が上がり、浴衣姿となり、ひがし茶屋街や兼六園などを回られました。
(金沢での思い出を綴られたお宿ノート)

来る時に乗った北陸新幹線かがやきのように、金沢ステイはかがやきtripになったようです。
お宿ノートに素敵な旅の思い出を残されました。
(神戸からお越しになったお客様)

一方、神戸からお越しになったお客様もいらっしゃいました。会社のご同僚だそうで、前日和倉温泉に宿泊された後、金沢に入られました。和倉では、タコを、金沢では、のどぐろを満喫されたそう。
以上のお二組は、あかつき屋では夜、銭湯帰りの後、ご歓談されました。
皆様ご宿泊ありがとうございました。
9月も中旬に。金沢はいっときの暑さはやわらぎ、随分と過ごしやすくなりました。いよいよ秋の行楽に絶好の季節の到来です。
朝、近江町市場へあかつき屋のお客様と一緒に出かけました。店頭には、山、里、海の幸が勢ぞろい。実りの秋を実感。
市民、観光客ともに、こたえられない食のシーズンとなりました。
(近江町市場の八百屋さんの店頭)
(五郎島金時)

(押水のイチジク)

(能登栗)

(白山ろくの天然なめこ)

八百屋さんの前には、地元金沢のさつま芋・五郎島金時のほか、能登・押水(宝達志水町)特産のイチジクや能登栗、白山ろくの天然なめこなどが、つややかに並んでいました。
(新鮮なお魚がきらきら光る魚屋さんの店頭)
(甘エビ)

(底引き網漁で捕れたお魚がズラリ)


魚屋さんでは今月、底引き網漁が解禁されたとあって、甘エビをはじめ、石川県近海で水揚げされた様々なお魚が店頭を飾りました。いずれも新鮮で、どのお魚もキラキラしていました。
こんな北陸の幸も旅のお客様を歓迎してくれます。お客様には、金沢にご滞在中、存分に味わってもらいたいと思います。
低気圧に台風が絡んだことによる大雨が上がった後、金沢は、一気に秋の気配が濃くなりました。気温は30度を数度下回り、吹く風はさわやか。空は高く、たなびく雲も秋のたたずまいに。待ちに待った秋の到来を実感します。
(秋の気配漂う金沢城)

金沢城界隈。その古城をめぐる自然は秋の装いを進めています。あかつき屋の仕事の合間を縫って訪ねたそこには、いくつもの「秋」が顔を見せており、心を和ませてくれます。
(新丸広場を縁どる草花)

(大手門そばに咲く彼岸花)

大手門から入った新丸広場。そこには、広場を縁どるように、秋の草花が色鮮やかに咲いていました。遠方には、河北門や菱櫓などの威容が望めます。
大手門のそばには、彼岸花が咲いていました。数は多くありませんが、半円を描く独特の形と色合いは、秋を象徴する花と言ってもいいかもしれません。
気候が良くなり、体ももちやすくなったので、落ち着いて、より丁寧にお客様をお世話させて頂こうと思います。
9月に入っても、蒸し暑い日が続きます。台風の影響もあってか、ここ数日大気はフェーン気味で、北陸・金沢に秋の風が吹くのは、もう少し先のようです。
そんな中で、あかつき屋にさわやかな風を届けて下さったお客様グループがありました。四国・徳島からお越しになった大学生の3人さんです。なんでも今回の旅は「縁結び女子旅」と銘打って、ご利益がある神社などを回られたのでした。
ワイワイ、がやがや、良縁を祈る楽しい女子旅となりました。

(羽咋・千里浜で思い出を刻まれたお客様=ご提供写真)


(感動的な夕焼け)

3人の恋愛プロフィルは、現在交際を続けている彼と、今後も仲良く過ごせるようにと願う女性のほかに、最近、恋を失った人や、運命の人を探す人など、様々でした。
お客様は一日目は、レンタカーで、日本三大縁結びの神社の一つと言われる羽咋・気多大社へ出かけてお参りをして来られました。
金沢への帰り道は、千里浜なぎさドライブウエーを車で走りました。ちょうど日が沈む時間。
三人は、砂浜で躍動、美しい夕焼けを眺めながら、ロマンチックな気分に浸ったのでした。
(あかつき屋のお庭でも楽しく)

あかつき屋では、旅の疲れをいやすように、ごゆっくりと過ごされました。
翌朝は、お庭で緑を楽しまれ、記念の写真も撮られました。
この後、やはり縁結び神社とされる尾崎神社などへと向かわれました。
良縁に恵まれることをお祈りします。ご宿泊、ありがとうございました。
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