金沢アカペラ・タウン2016が27、28日の週末、市内で開かれ、約190のアカペラグループが各所で美しいハーモニーを響かせました。このうち、あかつき屋に宿泊された台湾のグループ「The Wanted」の方々も出演され、見事なステージを披露されました。
「The Wanted」は今回、実行委員会から招待されたグループで、全米アカペラコンクールで優勝したことのある実力派。ステージでは、魅力的な歌声を響かせ、聴衆を魅了しました。
(Wantedの金沢学生のまち市民交流館でのステージ=上、東別院山門前のステージ=下)


金沢アカペラ・タウンであかつき屋が
台湾のグループをお迎えするのは、「Public Bath House」以来5年ぶりです。Wantedは、先輩格のPublic Bath Houseと同じ高校の出身で、同じ指導者についてコーラスの腕を磨きました。
そんなこともあり、Wantedの皆さんをお迎えしての4泊5日は、とても親近感がありました。
(秋の気配が漂うしいのき緑地の会場)

(魅惑的なWantedのステージ)

Wantedの若者たちは、金沢学生のまち市民交流館や東別院山門前など4か所のストリートステージで熱演。
最終日の28日夕は、しいのき緑地特設ステージで最後のライブ演奏を披露しました。
台湾の曲のほか、ジブリアニメの「となりのトトロ」やテレサ・テンの「時の流れに身をまかせ」など日本人にはおなじみの曲を歌い上げました。
時にエネルギッシュに、時に繊細かつ優美に、その実力を十二分に発揮し、観客を魅了しました。
しいのき緑地の上空は、もう秋の空。心地よい風も吹きわたっており、各グループの素敵な歌声に耳を傾けながら、秋の到来を心身で感じました。
(Wantedの皆さんとアカペラタウン実行委員の方)

Wantedのメンバーは翌日、あかつき屋の近所の寿司店まるよしさんでお寿司を堪能、地元の人とも交流して、楽しい一夜を過ごされました。
Wantedの皆さん、ご宿泊ありがとうございました。一層の活躍をお祈りいたします。
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夏休みは残りわずか。そんな中で、様々なお客様が、ここあかつき屋にお越しになっています。ゆったり二泊された女性お二人、うかがうとドイツで演奏活動をされているミュージシャンでした。
お二人は、ドイツの別々のオーケストラに所属しており、この夏休みを利用して帰国、久しぶりに金沢で再会し、旅されました。仲の良いお二人でした。
(ドイツからお越しになった森さん・左と木田さん=写真掲載了解済)

お二人は、愛知県ご出身の森さんと、奈良県ご出身の木田さんで、共に京都市立芸術大学音楽学部をご卒業されています。森さんはバイオリン、木田さんはビオラがご専門で、8年ほど前に渡独され、それぞれに活躍の場を広げておられます。
金沢での二泊三日。暑さが残る日々でしたが、マイペースで観光され、こちらでは夜、京都からお越しになった若者グループとも交流されました。
二日目は、加賀・山中温泉を訪れ、総湯に入り、リフレッシュされたよう。
ドイツに戻られたらお身体に気をつけ、ご活躍下さい。ご宿泊ありがとうございました。
残暑が続いています。お盆が過ぎれば暑さは少しは落ち着くのかと思っていたら、金沢は30度超えの日々が変わらず続いています。
そんな中で、この暑さをうまくかわして、金沢観光を楽しまれたあかつき屋のお客様がいらっしゃいました。オーストラリア・メルボルンからお越しになったPatrickさん、Lucyさんのカップルです。こちらで三泊され、夏の思い出を胸に刻まれました。
(オーストラリアからお越しになったPatrickさん、Lucyさんのカップル=写真掲載了解済)

お二人のお国オーストラリアは今、冬。それだけに日本に到着したらその暑さに困惑されたそう。
でも、お二人は、あかつき屋では、ゆっくりと休息をとり、三泊四日を過ごされました。
金沢は、浅野川、犀川や街なかを流れる用水をはじめ、霞ケ池などがある兼六園に代表されるように、水辺の多いところ。お二人は、そんな親水ゾーンにふれながら、城下町を歩かれたのでした。
(兼六園で=ご提供写真)

(浅野川河畔で)

あかつき屋の近所の飲食店で地元の人とも交流され、初めての金沢ステイを楽しまれました。
お二人はこの後、京都に滞在され、続いて熊野古道へと向かわれます。
ご宿泊、ありがとうございました。
今年のお盆も暑さの中、忙しい毎日を送らせてもらいました。主にご家族連れのお客様が多かったのですが、今年はその中で、金沢市内で開かれたライブを見に来られたお客様グループがあり、新鮮でした。
目下売り出し中のJ-POPグループX4のライブが市内のライブハウスAZであり、女性グループのお客様がこれに参加された後、夜にあかつき屋に入られました。その余韻を胸に、お宿で楽しく二次会をされました。
X4は関西出身のボーカル&ダンスグループで、昨年2月に結成後、音楽チャートで再三1位になるなど、今乗っているアーティストです。
(お客様が自由帳で紹介したX4)

今回のお客様は、その旬のグループのライブに行かれた後、お宿に入られました。
メンバーは地元石川二人、関東在住二人で、コミュニティルームの掘りごたつを囲んで夜遅くまで談笑されました。
お宿の自由帳には、X4の紹介メッセージを残されました。
(X4のライブに参加されたお客様=写真掲載了解済)

一夜明けてお客様たち。お宿の前で、手指やオリジナルうちわでX4をアピール。その後、市内観光へと向かわれました。
楽しい話題、そしてご宿泊ありがとうございました。
リオ五輪の柔道女子57㌔級で地元金沢出身の松本薫選手が出場、見事銅メダルを獲得しました。ロンドン五輪の金メダルに続いてのメダル。連覇はならなかったものの、その偉業を讃えたいと思います。
松本選手のご実家のある、あかつき屋の近所の町内では、その栄誉をたたえ、掲示していた横断幕には松本選手への祝福と応援に対して感謝するメッセージが添えられました。それによって、界隈は活気づきました。
(テレビで映された銅メダルを獲得した松本選手)

松本選手は、ロンドン五輪の柔道では、日本勢でただ一人金メダルを獲得しました。日本お家芸の柔道の伝統を死守したと言ってもいい、活躍でした。
その4年後の今回のリオ五輪。けがなどを経験した後のひのき舞台。連覇を期待されていただけに、重圧もあったと思います。残念ながら、準決勝で敗退しましたが、踏ん張って3位決定戦を制したのは、立派でした。
テレビでは、金が取れず、松本選手の表情には悔しさがにじんでいましたが、勝負は時の運。まして、オリンピックには魔物がすむとも言われます。気持ちを切らさず、最後まで頑張りぬいた姿は、大いにたたえられるべきでしょう。
松本選手には、恥じることなく、胸を張って帰ってきてほしいと思います。そして、しばらく体をいたわって下さい。お疲れさまでした。
(祝福メッセージが添えられた地元町会の横断幕)

今日、松本選手の地元町内にある横断幕の掲示場所には、小松から来たというご夫婦が、祝福メッセージが添えられたそれの写真を撮っておられました。
とにかく、松本選手は、柔道界のみならず、地元石川、そして日本に元気を与えてくれたヒロインでした。
あかつき屋のお客様を通じて、ブラジル生まれの珍しい伝統競技と出会いました。カポエイラと呼ばれるスポーツで、格闘技とダンスなどが融合したもの。軽快で陽気なリズムの下、1対1で対戦が行われます。
金沢市内で今月6、7日にカポエイラの発表競技会と昇段式があり、それに参加するため、東京にお住まいの選手らがあかつき屋にお泊まりになりました。私にとっては、初めて聞く南米生まれのスポーツ。お客様とは、その競技談議に花が咲きました。
(安原公民館での試合風景=ご提供写真)


実はカポエイラは、日本では2001年金沢で団体が生まれて、活動が本格化したのだそう。そうした経緯から金沢に日本支部の本部がおかれ、全国大会の会場にもなっているのでした。
今回あかつき屋にお越しになったお客様は、東京支部に所属する大人と小学生の選手たちでした。日頃熱心に練習されているとあって、立ち居振る舞いが機敏で、お宿の中は、明るい雰囲気に包まれました。
選手たちは、6日のゲトカポエイラチャンピオンシップ(会場:安原公民館)と呼ばれる発表競技会と7日のゲトカポエイラ日本支部昇段式(会場:市民芸術村)に臨まれ、十二分に鍛錬の成果を発揮され、立派な成績を収められました。
(出発前に気合を入れる小学生の選手たち=写真掲載了解済)


7日、小学生の子供たちは市民芸術村に向かう前に、あかつき屋前で、カポエイラの決めポーズを披露して下さいました。
気合の入ったパフォーマンス。とても力強く、将来が楽しみです。
皆様、お疲れさま。ご宿泊ありがとうございました。
リオ五輪が開幕しました。連日、暑い日が続く中で、さらに一流アスリートによる世界の頂上を目指す戦いが加わり、熱気が一段とヒートアップするよう。
金沢でもこの五輪にがぜん注目が集まります。何といっても、柔道女子57㌔級で地元出身の松本薫選手がロンドン五輪に続いて出場するのですから。松本選手のご実家は、あかつき屋から歩いて5分ほどのところにあります。地元の町会・天親会では、横断幕を掲げ、松本選手を応援しています。
(松本選手のご実家近くに掲げられた横断幕)

松本選手は、味噌蔵町小学校(現兼六小学校)出身で、高校まで金沢に住んでいらっしゃいました。時々金沢に戻って来られ、私がお客様と兼六園に向かう道すがら、八坂でトレーニングする松本選手と出くわしたことがあります。
鍛え抜かれた立派な体で、その急な坂道をパワフルに昇り降りされていました。思わず「頑張って下さい」と声をかけたことを覚えています。
ロンドン五輪から早4年。
4年前は、お客様とテレビの前で応援し、見事決勝で勝った時は、歓喜しました。
その感動を再び。「松本薫選手、頑張って。再び栄冠を」。
連日30度を超える暑い日が続きますが、そんな暑さも魅力に変えて過ごされるお客様がいらっしゃいました。フランスからお越しになったご家族です。
あかつき屋に三泊され、金沢市内で開かれた花火大会を観賞されたほか、金沢の夏の郷土食を味わわれるなど、盛夏の醍醐味を体験されました。
(あかつき屋に三泊されたフランスのご家族=写真掲載了解済)

こちらのご家族は、ご主人がフランス人、奥さんが日本人の国際結婚カップルで、お子様は、お嬢さんと息子さんのお二人いらっしゃいます。
(浴衣姿のお嬢さん)

ご滞在中の土曜日、北國花火大会がありました。これに合わせたというわけではなかったのですが、お嬢さんは偶然浴衣を持参。涼しげな格好で、ご家族と犀川河畔で、北陸有数の花火大会を楽しまれました。
金沢の食も魅力が尽きないものでした。
ご主人は、近江町市場を見るにつけても、日本は魚の種類が多いのに驚かされる、とのこと。
30日が土用の丑の日ということもあって、その市場の魚屋さんの店頭には、鰻のかば焼きを買い求めるお客さんで長蛇の列ができていたそう。
(品数豊富な近江町市場の店頭=ご提供写真)

ご一家ご滞在中の朝、あかつき屋の近所の魚屋越吉さんを訪れました。そこでご家族は、鰻のかば焼きや
ホッケの色付けを買われました。
あかつき屋に戻っての朝食。これらの魚料理に加え、橋場町の髙山豆腐店さんの冷奴、そして、インスタントではありますが、お味噌汁も加わり、純和風の朝ごはんとなりました。
お客様は「いずれもフランスでは味わえない品。どれもとてもおいしい」と満足そうでした。
(越吉さんのホッケ)

(あかつき屋での朝食。鰻のかば焼きやホッケの色付けなど)

(髙山豆腐店さんのお豆腐も)

お客様は、金沢市民の生活にふれる機会もありました。
越吉さんからの帰り道。家の前で障子の張替えを行っている主婦の方と出くわしたのです。
「お盆に、家族が戻ってくるので、障子をきれいにして迎えようかと思って」とその女性。
(家の前で障子の張替えを行う主婦も)

一見何気ない生活の一コマですが、フランスでふだん暮らす人にとっては、心をとらえる光景だったようです。
皆様、ご宿泊ありがとうございました。
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