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あかつき太郎の町家日記

金沢町家ゲストハウス あかつき屋をめぐる出来事や思い、人とのふれあいなどをつづるブログ。街角の話題や四季折々の風情も紹介していきます。

あかつき屋のホームページはこちらです。

るるぶ、まっぷるで紹介されました。

あかつき屋が今春、旅行情報誌「るるぶ’17金沢」「まっぷる’17金沢」(発行順)に相次いで紹介されました。いずれの雑誌においても城下町金沢の風情を味わえるお宿として掲載されています。

旅行ガイドの双へきとも言える両雑誌に掲載されたことは、大変光栄なことと感じております。春の観光シーズン本番を迎えた今、一層気を引き締めてお宿業に取り組んでまいります。

(あかつき屋が紹介された「るるぶ」「まっぷる」の両誌)
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るるぶでは、「建築美にあふれた金沢町家」と題して、建物については金沢の職人の技工が随所に凝らされていると記述され、あかつきの間のほか、建物全景、お庭の写真3点が掲載されています。

まっぷるでは「伝統が息づく国文化財に宿泊」と題して、北陸で初めて国登録有形文化財に指定されたゲストハウスであると紹介され、兼六の間のほか、コミュニティルーム、建物全景の写真3点が載せられました。

著名な両誌から着目されたことに対して大変ありがたく思うと同時に、その重みをかみしめ、日々心新たにお客様をお迎えします。るるぶさん、まっぷるさん、ありがとうございました。

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新緑の中、お着物姿で街歩き🎵

ゴールデンウイーク目前。日ごとに新緑が鮮やかさを増す、城下町金沢。吹く風も涼やかで心地よく、いい季節になったなーと、心から思う毎日です。

そんな中であかつき屋にお泊まりになった女性の3人さん。春爛漫の一日をお着物姿になり、街をそぞろ歩きされました。華やぎと気持ち良さを胸にしての金沢散歩は、想像以上に素敵な体験だった、とのことでした。

(お着物姿になったお客様=ご提供写真、以下同じ)
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このお三方の一人がここのリピーターでした。いずれも関東からお越しになり、あかつき屋に二泊されました。大学時代、音楽を通じて知り合ったお仲間です。

(新緑まぶしい兼六園で)
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     (ひがし茶屋街で)
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二日目は、レンタル着物店でお着物姿になり、兼六園とひがし茶屋街へ。晴れの衣装は、道行く人の視線を集め、「外国の人に写真を撮られまくり。スターの気分でした」(笑)とお客様。
むろん、新緑の中でのお着物姿は映え、街や観光スポットを一段と引き立てました。

(地元食材満載のご朝食は、おいしく、ヘルシー)
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こちらのお客様はあかつき屋での2回の朝は、近江町市場で買ったカンパチなどのお刺身や太きゅうりなどの食材で手作り感いっぱいのお食事。お庭を眺めながら、ごゆっくりと過ごされました。
ご宿泊ありがとうございました。

ルーマニア、イタリア人カップルと共に

あかつき屋ではこのところ、ヨーロッパからのお客様が相次いでいます。イギリスやフランス、スイス等々。毎日欧米の言語が飛び交っています。

そして、この度お越しになったのは、イタリア人男性、ルーマニア人女性のカップルでした。ルーマニアの方は、あかつき屋では初めてのお泊まり。こちらで二泊され、金沢の名所のご観光のほか、食や生活文化にもふれられました。お二人は、すっかり打ち解けて過ごされ、お宿を後にする時は、この歴史ある街に愛着さえ抱かれたようでした。

(あかつき屋で二泊されたイタリア人、ルーマニア人のカップル
                    =写真掲載了解済)
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お二人は6年前、地中海に面するフランス・ニースの大学で出会い、お付き合いが始まったそうです。今回の日本の旅行については、彼は2回目、彼女は初めてで、金沢はお二人とも初めてとのことでした。

藩政時代の趣を色濃く残す城下町金沢。兼六園などの名所はもちろんのこと、ひがし茶屋街では、お茶屋さんで芸妓さんのお座敷芸をも楽しまれました。

あかつき屋界隈では、温泉の銭湯に初挑戦。「とても気持ちよかった」と満面の笑みで感想を話され、お食事では、浅田さんのどじょうのかば焼きや、スーパーの納豆も味わい、気に入られました。

(ツツジが満開のお庭)
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        (縁側でお庭を楽しまれるお二人)
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あかつき屋では朝、満開になったツツジの花が美しいお庭でしばし過ごされました。「金沢は、ほどよくまとまった都市。朝静かに、ゆっくりと過ごせるのも、いいですね」と語られました。

お二人はこの後、合掌造り集落の越中・五箇山へ。お泊まりありがとうございました。

花の季節に ツツジやシャクナゲ

金沢では桜は、ソメイヨシノが終わり、続いて今あちこちで八重桜が見頃となってきました。

一方、ツツジも花を開かせ、街行く人の目を楽しませています。あかつき屋のお庭でも、ツツジがほぼ満開となり、お庭はいっぺんに華やかになりました。日ごとに春らしくなる界隈。お泊まりのお客様も、お宿の中と外で、本番を迎えた春を感じ取っておられます。

(ツツジが咲き誇るあかつき屋のお庭)
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あかつき屋のお庭の花暦は、ツツジから始まります。縁側から臨むと、ちょうどいい具合にツツジが配置されており、周囲の色濃くなった緑と良いコントラストを描いています。
お泊まりのお客様は、その光景に心惹かれて折々にカメラを向けておられます。

(広済寺さんでは、シャクナゲが満開)
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あかつき屋の前のお寺・広済寺さんも、そこならではの季節の節目を刻んでいます。
境内では、美しい姿を見せた枝垂れ桜は終わり、今シャクナゲが満開となりました。花のお寺といった風情です。

    熊本地震被災地の復旧願う
ところで、九州・熊本、大分では、全く予期せぬ大地震に見舞われ、甚大な被害が出ています。亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、一日も早く復旧に向けて体制が整うことを願うばかりです。
こちらでも、被災地のために何かできないか、さがしていきたいと思います。

桜 最終章 花見心ゆくまで

開花宣言をしてから数日で満開になった兼六園の桜。散るのも早いのかと思ったら、これまで雨が降ったり、気温が低かったりで、花は長持ちし、無料開放の最終日の今日まで、花見を楽しむことができました。

あかつき屋のお客様たちは、この期間は、足繁く兼六園と金沢城を訪れ、桜花繚乱の風景に心躍らされました。

この週末、あかつき屋に連泊されたタイの母娘のお客様もそんな方たち。前夜は兼六園のライトアップに行かれ、今日は昼間の兼六園と金沢城の表情を眺めて来られました。

「スワイ・マー(とても美しい)」。お二人からは、そんな感動の声が聞かれました。桜咲き誇る名園・名城の風情を一部そのお客様が撮った写真を通して紹介させて頂きます。

(桜の花に包まれた兼六園・金沢城
             =ご提供写真、以下3点)
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       (花の下でタイ人のお母様)
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(笑顔のお嬢さん)
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(夜ライトアップされた桜=兼六園)
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(壮麗な金沢城)
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満開の桜観賞後、お宿で宴会

金沢では3月末に桜の開花宣言が出た後、気温が高かったせいでわずか数日で満開になりました。近くの兼六園をはじめ、街のあちこちには花、花、花。一気に春が全開となったようです。

あかつき屋のお客様たちは、昼間、兼六園や金沢城で桜を愛でた後、夜はあかつき屋で花見宴会に臨まれ、話しに花を咲かせました。

(桜が満開となり、大勢の人でにぎわう兼六園)
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(せせらぎの両岸には、満開の桜の帯)
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(満開の桜に包まれ、ひと際輝きを放つ金沢城)
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この日、あかつき屋にお泊まりになったのは、アメリカやイギリスのカップルのほか、米国在住の日本人のご夫妻でした。満開の桜を見ることができるという、絶好のタイミングで金沢入りされたのでした。

こちらでは、お客様には限りなく桜を楽しんでもらおうと、夕方に金沢城下の沈床園での花見を計画していたのですが、夕方に雨が降り出したため、急きょあかつき屋の中での宴会に切り替えました。

(花見宴会を楽しまれたお客様=写真掲載了解済)
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オードブルのお料理やのり巻き、お酒などを準備し、会費制で宴を開きました。
この日のお客様は、図らずも主に知識産業に従事している人たちで占められており、日本の風習や欧米人と日本人の意識の違いなど、幅広い話題で夕食は盛り上がりました。

お客様は昼間、見事な桜を見ると、気分はいやが上にも高揚。その余韻を胸にして、あかつき屋に戻られると、館内は花が咲いたように、明るい雰囲気に包まれます。