あかつき屋では本日から一泊二日の日程で、大学のゼミ合宿の一環として学生さんらがお泊まりになっています。学生さんは新潟青陵大学短期大学部の2年生で、卒業後は幼稚園や保育園で教師や保育士として、子供さんらの指導に当たることになっています。
本日金沢にご到着後、早速21世紀美術館を訪れ、キッズスタジオで実施されている「君の夢の家、夢のまちを作ろう」に参加され、子供たちと一緒にまちを手作りされました。
夜は、あかつき屋で地元グルメの鍋料理とり野菜みそを作られ、楽しい時間を過ごされています。若い学生さんたちの熱気あふれる夜が進行中です。
(とり野菜鍋を作られ、夕食会に臨まれる学生さんら=写真掲載了解済)

新潟青陵大学短大部幼児教育学科の峰本義明准教授ゼミのご一行様で、学生さんらは峰本先生とともに新潟県内から高速バスで金沢にお越しになりました。
あかつき屋に荷物を置かれた後、向かった先は、21世紀美術館です。ここの
キッズスタジオでは、「君の夢の家、夢のまちを作ろう」と題して、紙やストロー、竹串などを使って、家やタワーなどで構成されたまちを造る活動が展開されているからでした。
ふだん授業では、子供たちの遊びの環境について研究している学生さんにとっては、このスタジオは随分と刺激的で参考になる場だったようです。
学生さんたちは、子供たちと一緒になって、紙をはさみで切るなどしてお家を作られたのでした。
引率された峰本先生は「ここは、随分と子供たちを飽きさせない工夫がされていますね。21世紀美術館は、各種展示と合わせ、何時間でも過ごせますね」と感想を話されました。
学生さんたちは夜は、石川のご当地鍋料理とり野菜みそに挑戦。スーパーで買った食材を使って、あかつき屋のキッチンでそのお鍋を作り上げ、皆さん「おいしい」と歓声を上げ、舌鼓を打っておられました。
夕食後、近所の温泉銭湯に出かけ、一日の汗を流され、続いてコミュニティルームでUNOをしながら、金沢の夜を過ごされています。
二日目の30日は、県観光物産館に赴き、和菓子作り体験に臨まれ、兼六園やひがし茶屋街にも足を運ばれます。
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(前回の続き)この三連休は、和装の美について再認識する機会でもありました。東京からあかつき屋にお越しになった女子大生のお二人。ひがし茶屋街を着物姿で散策され、晩秋の城下町金沢を楽しまれました。
お着物を着られると、立ち居振る舞いや歩く速度も変わるようで、ひがし茶屋街では3時間ほど街歩きをされたそう。天候にも恵まれ、心もはずむ街並み探訪だったようです。
こちらのお二人は夜行バスで金沢入りされました。朝、兼六園を訪ねられた後、東山にあるレンタル着物店でお気に入りのお着物に着替えられ、茶屋街に出かけられました。
(ひがし茶屋街のお店でお酒を試飲されるお客様=ご提供写真)

古い街並みを歩きながら、いくつものショップに入られ、金沢の伝統工芸品などの地場産品を興味深げにご覧になりました。そのうち地酒が飲めるお店にも入られ、試飲されたとのこと。
お写真でそのご様子を見せて頂いたのですが、そのシーンは宣伝ポスターを見るような「酒美人」でした。酒どころの城下町金沢ならではの一コマでした。
(あかつき屋の縁側でくつろがれるお二人)

お二人は、あかつき屋では、お庭に隣接する縁側でも落ち着いたひとときを過ごされました。ここでは、お着物姿ではないせいか、親近感のあるお嬢さんといった雰囲気でした。
大学4年生のお二人。東京に帰ってからは、卒論の追い込みに入るとか。この三連休の金沢の旅で鋭気を養われたようです。
無事卒業され、来春スタートする社会人としてのご活躍をお祈りいたします。
この三連休、百万石の城下町金沢がもつ和の魅力を改めて実感しました。あかつき屋のお客様は、申し合わせたように茶屋街に出かけられ、伝統芸能にふれられたり、街歩きを楽しんだりされました。
幸いにもこの三日間は天候にも恵まれ、お客様にとって、紅葉に彩られた古い街並みで過ごすお時間は、この上ないものだったようでした。
(芸妓さんのリードで茶屋遊びを楽しまれるお客様
=ご提供写真)


地元の人でも経験することが少ない(地元の人だからこそというのか)、茶屋街ならではの芸事にふれてこられたお客様グループがありました。ひがし茶屋街で金沢市観光協会など主催の「金沢芸妓のほんものの芸にふれる旅」の催しがあり、参加されたのでした。
あかつき屋に帰って来られたその女性グループのお客様。笑顔でその時の様子について話して下さいました。
この日お世話されたお茶屋「八(は)の福」さんの女将さんはじめ芸妓さんによる踊りや三味線、太鼓の音色を鑑賞されるとともに、じゃんけんを交えたお座敷遊びにも興じられたのでした。
(ご出発の朝、お客様は笑顔で記念撮影)

楽しくも優雅な時間。お客様のそれぞれの胸の内には、冬の気配を感じさせる外気とは裏腹に、熱いものが残ったようでした。(つづく)
この度、あかつき屋では、オーストラリアから家族連れのお客様がお越しになり、4連泊されました。観光にはたっぷり時間があり、ゆったりとしたペースで過ごされました。
ご滞在中、朝は自炊して、食事をとられました。家族水入らず我が家のように町家(町屋)ステイをご満喫。金沢観光のほか、能登の方にもレンタカーで足をのばされ、日本海の初冬の風景を味わわれました。
(朝食をとられるオーストラリアのご家族=写真掲載了解済)

ご一家があかつき屋を選ばれたのは、金沢町家であることのほかに、キッチンがあり自炊できるお宿というのが、大きな理由でした。毎朝、パパさんが近所のスーパー・ニュー三久「あかつき市場」で買い物した食材で、朝食を作られました。
パパさんは慣れた手つきで、パンやハムを焼いたりして、シンプルな中にも充実した食事を作っておられました。パパさんは日本食がお気に入りで、夜はゆでた枝豆をつまみに、ビールを飲むなど、すっかりくつろいでおられました。
(輪島・門前の海岸で過ごされました=パパさん撮影、以下同じ)

(岸壁でお嬢さんがジャンプ)

金沢観光のほか、レンタカーで能登・輪島にも出かけられました。「気ままな旅」(ご夫妻)で途中、門前の海岸に車を止められ、浜辺でくつろがれました。子どもさんは大はしゃぎ、砂浜を駆け回るなどして過ごされたそうです。
輪島では、回転寿司や温泉施設で露天風呂にも入られたとか。北陸の自然の恵みを堪能されました。
あかつき屋が、ふだんにも増して、気高く重厚なものに見えました。今日、来春にご結婚を控えておられるお嬢さんと、夫となる方が、結婚を記念した写真撮影を行ったのです。
女性は白無垢の花嫁衣裳、男性は紋付羽織袴の正装となり、あかつき屋の上がりの間や玄関前、お庭を望むお座敷、縁側と各所でプロのカメラマンのリードの下、撮影に臨まれました。
その中では、花嫁のおばあさんの花嫁道具の一つである花嫁のれんをバックにした撮影もあり、新郎新婦はもとより、お部屋全体が、神々しいほどに、光彩にあふれました。
あかつき屋が、こんな風にお役に立つのもいいもんだなと、感じました。
(見事な花嫁のれんをバックにお二人の撮影が行われました)


この日、撮影に臨まれたのは、文(あや)子さんと康久さんです。文子さんのご実家が、あかつき屋がオープンするに当たって、4年半前にリニューアル工事をして頂いた嶋田工建さんで、今回ご長女の文子さんが来年5月にゴールインすることになり、その記念の写真を撮るため撮影場所として、こちらを選んで下さったのでした。
文子さんは、あかつき屋については、リニューアル前に一度お越しになっていますが、オープン後は来られていません。でも4年ほど前に一度お越しになった際に、ここのお庭が印象に残ったとのことで、あかつき屋をご自身の新たな門出を記念する写真の撮影場所として選んで下さったのでした。
プロのカメラマンのリードで行われたこの日の撮影。その中で圧巻だったのは、色鮮やかな花嫁のれんを背後にした撮影でした。
これは、嶋田さんの社長さんのお母様が(文子さんのおばあちゃん)が、65年ほど前に嶋田家に嫁ぐ際に持参されたものとのことでした。花や鳥などが描かれたそれは、華麗で、きらきらしています。
文子さんのお母さんもお嫁入りでくぐったというそののれんは、大切に保管されてきたのが一目で分かる、真新しいものでした。
新郎新婦のお二人は、喜びをかみしめながら、神妙な表情で、カメラと相対しておられました。
(お座敷では、お庭をバックに撮影)

また、お庭を取り込んだ撮影もありました。撮影の時間帯は、ちょうど雨上がりで、お庭の緑は潤いに満ち、若いお二人と絶妙なハーモニーを醸し出しました。
(最後に玄関でご家族を交え記念撮影されました)

最後に玄関で、文子さんの父方、母方両方のおばあちゃん、お母さん、そして甥っ子さんで記念撮影されました。雨がちだった今日でしたが、このときだけ、日差しが注ぎ、新郎新婦と、ご家族を祝福するかのよう。そばで見ていても、まぶしいほどでした。
文子さん、康久さん、この度はおめでとうございます。お二人、そしてご家族、ご親族の末永いお幸せをお祈りいたします。
昨夜、あかつき屋では、東日本大震災の被災地となった福島県から石川県に避難された女性を囲む会が開かれました。その女性は2011年の震災後、県内で勤務先を得られて、それ以降、県内各地にご友人ができ、今ではすっかり“石川県人”になられました。
年の瀬も迫ってきたことから、女性のお仲間が、この方の労をねぎらい、前途に幸多いことを願って、懇談の場をもたれたのでした。金沢町家(屋)のこのあかつき屋の落ち着いた風情を楽しまれながら、ご歓談を繰り広げられました。
(石井さん=中央=を囲んで催された会、写真掲載了解済)

(石井さんが手土産に持ってこられた福島の地酒「末廣」)

この日の主人公となったのは、石井いづみさんです。石井さんは、原発のある福島県大熊町のご出身です。震災後の混乱を経て、2011年につてのあった七尾市内のデイサービスセンターで職を得られたのでした。
福島でも介護関係のお仕事の経験がおありだったので、今では職場では大きな戦力となり、毎日元気に働いておられるようです。
今回、その石井さんの能登のご友人が発起人となり、金沢や小松からご友人らが集い、会を催されたのです。
石井さんは、原発のある町で暮らしておられたとあって、震災直後の苦難を語られましたが、「私は明るい避難者です」と話し、終始笑顔で震災後のことから、石川県内での生活まで朗らかに語られました。
石井さんは、地元福島・会津のお酒「末廣」を披露されました。その口当たりの良いお酒に一同満足され、会話は一層盛り上がりました。
この日に集まったメンバーの多くは、昨年10月に福島県を石井さんとともに訪ねておられ、席では、その時の様子についても紹介されました。
(「いくちゃん」は、オカリナ演奏を披露)

そして、お仲間の「いくちゃん」は、その福島の被災のあった海辺で鎮魂の思いで演奏したというオカリナをこの席でも、2曲披露されました。透明感のある音色に、いっとき一同静かに聞き入りました。
東日本大震災は、あかつき屋にとっても思いが深い出来事です。2011年1月ににあかつき屋を開業し、数ヵ月後に未曾有の災害が起こったのですから。
あかつき屋では、その際、お宿の中に募金箱を置き、義援金を募り、お客様らの善意を関係先に寄付させて頂きました。
今回は、ささやかですが、「祈 復興」とのし紙に記した地元のお酒を石井さんに贈らせて頂きました。
石井さんは「12月に福島に戻る機会があるので、みんなで飲みたいと思います」と話されました。
あかつき屋は、観光の方のほか、学生さんのゼミ旅行や、卒業旅行、ご親戚の親睦など、これまで幅広くご利用して頂いていますが、今回は、また一味違った心に残るものでした。
皆さま、ありがとうございました。石井さん、お元気でお過ごし下さい。地元福島の一日も早い復興をお祈りいたします。
次第に肌寒くなる中、あかつき屋にうれしい便りが届きました。かつてこちらにお泊まりになった香港のご一家Lorettaさんからお嬢さんのSoniaさんがこの度、結婚されたとのお知らせがメールで届いたのです。
メールには、Soniaさんの結婚式でのポートレートやご家族、ご友人らのお写真が添付されており、そのご表情はとてもお幸せそう。私どももとてもハッピーな気持ちになりました。
(ご結婚されたLorettaさんのお嬢様Soniaさん
=写真掲載了解済、以下同じ)
Lorettaさんご一家は3年前にこちらで一度ご宿泊されています。その後、折々にこちらに近況報告を兼ねたメールが届き、こちらでもお宿の様子をお知らせするなど、交流が続いています。
(新郎新婦を交えたLorettaさんご一家の記念写真)

(ご友人に祝福される新郎新婦)

今回のメールは、うれしいサプライズでした。送られてきたお嬢さんのお写真は、とても美しく、エレガント。またご両親や、新郎の方も交えたお写真も皆さんとてもお幸せそう。こんなにうれしいお便りは、ありません。
Lorettaさん、この度はおめでとうございます。お嬢さん、そしてご家族の皆様の末永いお幸せをお祈りいたします。
あかつき屋では今日、近づく冬に備えてお庭の松の木に雪つりを施しました。金沢はこの日、お昼頃まで晴天に恵まれました。植木屋さんは、手際よく作業を進められ、半日で円すい形の幾何学模様を完成させました。
雪つりを身にまとった松は青空に映え、見ていて胸のすく思い。一つ冬の準備ができ、ほっとしました。
(青空の下、雪つりが施された松の木)

(植木屋さんは手際よく作業を進めました)

雪つりは、積雪のある金沢では欠かせない樹木へのしつらえ。木の幹に沿って支柱を立て、そのてっぺんから吊るした縄で木の枝を縛り、冬雪が降っても枝が折れないようにするものです。
今日はいつもお願いしている植木屋さんに作業をお願いし、ベテランのその方はスピーディーに仕事を進め、見事な雪つりを仕上げられました。
(こたつ布団や上掛けをかけ、冬仕様にしたこたつ)

(上掛けには、だるまの絵が描かれています)

冬への備えとしては、先日コミュニティルームのこたつを冬仕様にしました。暖かい時期は、テーブルとして使っていたものですが、これにこたつ布団と上掛けを載せ、暖房器具としての体裁を整えました。
上掛けの表には、だるまの絵がたくさん入っています。特に外国の暖かい国からやって来られたお客様には、その暖かさとともに喜ばれています。
金沢は立冬が過ぎ、次第に冬の気配が感じられるこの頃。空模様は晴れる日があれば、雨やどんよりした曇りの日になったりと、いかにもこの時季らしい北陸の天候が続いています。
そんな中で、今日は青空が広がる一日となりました。この日、あかつき屋では、タイから連泊されている姉妹のお客様が朝、颯爽と街に繰り出し、城下町金沢の晩秋を満喫されました。
歩いて訪ねられた先は、ひがし茶屋街を皮切りに、近江町市場、兼六園、妙立寺(忍者寺)でした。絶好の日和とあって、心も軽くご散策。古い街並みや、秋から冬へと移ろう自然、そして、旬の日本海の幸を心ゆくまで楽しみ、完全燃焼の一日になったようです。
JARさん、JARMさん姉妹は今夜、あかつき屋に戻ってから笑顔で今日一日のことを話して下さいました。ご提供頂いたお写真から、お二人の金沢ステイ、そしてクライマックスを迎えつつある城下町金沢の秋を紹介させて頂きます。
【ひがし茶屋街】
(お茶屋志摩のカフェでくつろぐお二人)

(目抜き通りでポーズを決める。女優さんのよう)

(青空に誘われ、高台へ。宝泉寺から街を見下ろす)

【近江町市場】
(連日のお寿司と海鮮丼に舌鼓)

【兼六園】
(紅葉はピークに)

(落葉にもカメラを向ける)

【妙立寺(忍者寺)】
(忍者のポーズをとってみました)
金沢城下町市民マラソンが今朝あり、出場しました。来年11月に開催予定の金沢マラソンのプレ大会に位置づけられる今回のマラソン大会。コースはこれまでと違って金沢城を中心として、金沢の街のど真ん中を走るコースで、とても刺激的で楽しいものでした。
タイムはさておき、まず無事完走できてほっと一息。この後あかつき屋に戻って、この日にお泊まりになるお客様を迎えるため、忙しく立ち働きました。
(金沢城下町市民マラソン10㌔の部のレース風景。背後に金沢城)

金沢市民マラソンに参加するのは、4年ぶり。しかし、今回はこれまでの市営陸上競技場を発着点とするコースと異なって、金沢城そばの広坂通りからスタートし、お堀通りを経て、橋場町交差点から金沢駅へ向かい、この後、武蔵ケ辻、香林坊、片町、笠舞3丁目交差点、小立野台、兼六園と続くコースでした。
本大会前は仕事の間隙を縫って練習に取り組みました。順調に進んだかに見えたトレーニングでしたが、1週間ほど前に左足の甲やくるぶしに痛みが出て、無事出場できるのか、危ぶみました。
今日スタート時は、特に痛みがなかったので出場、最初は足の様子を見て用心しながら走りました。なんとかいけそうだとの感触があり、後はキロごとのタイムを気にしながらのレースとなりました。
笠舞3丁目交差点から小立野台に上がるだらだら坂にかなり閉口しましたが、その坂を上り切った後は通常のペースに戻り、兼六園お堀通り側のゴールを目指しました。
ネットタイムは58分台。タイムについては思えばきりがありません。次回の来年1月の県外の大会に向けて、課題ははっきりしています。
①体重を少なくとも3㌔落とすこと。
②練習量(走る距離)を増やすこと。
③スピード練習をこなすこと。
以上を重点に、日々の生活を送りたいと思います。
(私たちランナーを元気づけてくれた太鼓演奏=兼六園下バス停)

この日のレースに話を戻しますが、沿道での市民の皆さんや太鼓演奏などの応援はありがたく、随分と元気が出ました。ありがとうございます。
加えて、木々の紅葉はピークを迎え、特に県立美術館付近の並木道の彩りは美しく、一服の清涼剤でした。
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