あかつき太郎の町家日記

金沢町家ゲストハウス あかつき屋をめぐる出来事や思い、人とのふれあいなどをつづるブログ。街角の話題や四季折々の風情も紹介していきます。

あかつき屋のホームページはこちらです。

口の中に広がる「春」 フキノトウ

あかつき屋の近所にお住まいのHさんからこの度、「春」が届けられました。それは、フキノトウです。

Hさんは、金沢の里山で炭焼きを行っており、里山の保全と利活用を身をもって実践しておられます。季節の変化を最も身近に感じておられ今回、山で見つけられたフキノトウを持ってきて下さったのでした。

そのフキノトウは早速ベーコンと一緒に炒めたほか、おひたしにして味わいました。独特のほろ苦さが口の中に広がり、春を体感しました。

(Hさんから頂いたフキノトウ)
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持ってきて頂いたばかりのフキノトウは、みずみずしい浅緑色をしていましたが、処理が適切でなかったのか、油で炒めたり、塩ゆでにすると、茶色っぽくなり、戸惑うほど小さくなりました。

(フキノトウとベーコン炒め=右と、おひたし=左を作ってみました)
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それでも口に含むと、独特のほろ苦さが口の中に広がりました。みずみずしく、新鮮そのもの。気持ちまでリフレッシュされました。
同時に、Hさんがふだん活動する、金沢近郊の里山の春を思い描きました。

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北陸・金沢 フルコースの卒業旅行

あかつき屋では大学4年生の卒業旅行のお泊まりが続いてます。今回お越しになったのは、中央大学(東京)の法学部の皆様。

あかつき屋を全室貸切で二泊され、金沢観光のほか、二泊目はこのお宿を拠点にスキーに富山県内のゲレンデへ出かけられたり、能登半島をドライブされました。
あかつき屋では、海鮮鍋で日本海の幸に舌鼓を打たれ、まさに北陸をフルコースで満喫されています。

(海鮮鍋を楽しまれる卒業旅行の皆さん=写真掲載了解済)
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こちらのお客様は、アジアの法学生の国際的組織・ALSA(Asian Law Students' Association)に所属されています。ふだんの活動として、週一回勉強会を開き、環境問題や少子高齢化、労働など幅広い社会的テーマについて意見を交わしながら、理解を深めておられています。

硬派のサークルですが、オフはざっくばらんなお付き合いで、飲み会や小旅行などでエンジョイ、今回は学び舎を巣立つに当たって、北陸の古都・金沢で最後の時間をもとうとこの旅を企画されたのでした。

(金沢城・石川門前でジャンプ=お客様ご提供写真)
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あかつき屋では一泊目は海鮮鍋を作り、食卓を囲まれました。材料は、近江町市場で買ったタラやカキ(牡蠣)、白子と白菜などの野菜。のど黒の焼き魚も作られました。
日本海の旬の幸は、東京では、簡単に手に入らないそうで、皆さん「うまい」を連発しながら、箸を進めておられました。

二日目の今日は、二グループに分かれて、小旅行されました。
一グループは、金沢に隣接する富山のIOXアローザスキー場へ出かけられ、スノーボードやスキーを楽しまれました。
「天気はいいし、雪質も良く、最高でした」と、お客様はお宿に戻って、笑顔で話して下さいました。

(快晴の下、スキーを楽しまれました。上空に飛行機雲が=同)
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もう一つのグループは、レンタカーで能登半島のドライブに出かけられました。千里浜、輪島・門前、七尾などに立ち寄られました。
「門前の本誓寺へ行きました。茅葺屋根には、歴史を感じましたが、それを大切に守っている人がいることを感じました」とお客様。

(能登旅行のお土産は、辻口パティシエのスイーツ「YUKIZURI ゆず」)
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帰りに七尾・和倉にある辻口博啓美術館に寄られ、そこのカフェで辻口さんプロデュースの冬季限定スイーツ「YUKIZURI ゆず」をお土産に買ってこられ、ここで仲間の皆さんに披露されました。

中央大学の皆さんは最終日の27日、レンタル着物屋さんで和装に着替えられ、優雅にひがし茶屋街などを散策されます。

「青空!」、まちのり自転車で駆ける

ようやく春の到来を確かなものと感じることとなりました。昨日、今日と金沢は青空が広がり、長かった冬に別れを告げることができるようで、心も明るくなります。

そんな明るい日差しに誘われるかのように、あかつき屋のお客様は朝、早速街に出かけられ、精力的に観光をされました。その移動の足となったのは、金沢市の公共レンタサイクル「まちのり」でした。
縦横無尽に自転車を走らせ、通り一遍でない金沢ツアーになったのでした。

まちのりを利用されたのは、男性が日本人、女性がトルコ人の若い国際カップルで、あかつき屋に二泊三日されました。昨日21世紀美術館のポートと呼ばれる駐輪場で自転車を借り、西茶屋街、忍者寺(妙立寺)の方へ向かわれました。
その界隈を散策後、帰りは犀川河原に立ち寄り、しばし明るい日差しを浴びながら、そぞろ走り。
その後は、長町武家屋敷跡や近江町市場などを回られたのでした。

(長町武家屋敷跡で過ごされるお客様=お客様ご提供写真、以下同じ)
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自転車を使えば、ガイドブックに書いてないような、自由な旅ができるようです。
お二人は、西茶屋界隈を心が赴くままに、緩やかにペダルをこいだのでした。
そしてお昼ご飯に立ち寄ったのは、加登長野町店さん。
「金沢の地元料理の治部煮定食を食べました。おいしいくて、安いので、大満足しました」。

(犀川の河原をのんびりとサイクリング)
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帰りに立ち寄った犀川の河原では、明るい日差しを体いっぱいに浴びられたようでした。空は晴れ渡り、気分爽快。犀川大橋からは、雪をかぶった医王山が望めます。橋の下の方に視線を向けると、二羽のカモが泳いでいたそうです。

(住宅街の一角では、幾重ものサークルの模様を見つけられました)
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その後、川べりを上り、新竪町、菊川界隈へ。住宅街のサイクリングとなりました。
道の真ん中に幾重もサークルを描いた模様が広がっているところに出ました。
「気ままに街を走っていると、思いがけないものと出会いますね。そんな出会いが、すごく楽しかったです」。
お二人にとっては、春の到来に喜びを感じながら、気取らない金沢の素顔にふれた三日間になったようでした。

小雪舞う、県美術館のカフェで憩う

今日昼前、あかつき屋に早めにチェックインされたお客様が、まず金沢21世紀美術館に観光に行かれるというので、ここから広済寺さん前の小道を通り、八坂を上がっていく最短ルートを歩いてご案内いたしました。

そのお客様とは、金沢21世紀美術館手前でいったんお別れ。帰り道、少し寒く感じたので県立美術館のカフェに立ち寄り、片時のお茶タイムにしました。

(県美術館カフェで注文した辻口ロールとコーヒー)
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県立美術館のカフェは大のお気に入り。よくあかつき屋のお客様にはご紹介していますが、今日はそばまで来たのでそのカフェに入りました。

幸運なことに、そんなに混んでなく、前面に大きなウインド・ガラスが張られている窓側の席に座りました。
日本を代表するパティシエ・辻口博啓さんがプロデュースするスイーツの一つ「辻口ロール」(加賀棒茶味)とコーヒーを注文しました。

(ウインドから眺めた外の風景。小雪が舞っていました)
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外を眺めると、小雪が舞っており、立春がとおに過ぎたというのに、木立の色彩は淡く、依然として冬のたたずまいであることを感じました。

そんな中で、手元に出された辻口ロール。加賀棒茶の風味が染み、ほど良い甘さ。おいしいコーヒーを口にしながら、美味を楽しみ、「忙中閑あり」の時間を過ごしました。

再び外の冷気を浴びながら、あかつき屋へと歩を進めました。
金沢医療センター横を通り、八坂に差し掛かりました。

(小雪が舞い、静けさが漂う八坂)
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坂の上に立つと、雪が空から舞い降りてくる様子が、はっきりと認められます。
「これが、この冬最後の雪になるのだろうか」。
そんな思いを胸にしながら、石段を足早に下りていきました。

タイの女学生、サムライ、芸者さん探す旅

2月後半に入っても、金沢はまだ肌寒い日が続き、今日は雪がちらつきました。
そんな中で、あかつき屋には、タイから3人の女子大学生がお越しになり、二泊されました。

兼六園を皮切りに、「サムライ・タウン」(長町・武家屋敷跡)、「芸者タウン」(ひがし茶屋街)、「忍者寺」(妙立寺)、近江町市場などを回られました。

(あかつき屋で団らんされるタイのお客様=写真掲載了解済)
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笑顔であかつき屋に戻って来られ、コミュニティ・ルームで歓談されている様子を拝見すると、外の寒さが嘘のよう。お客様と熱気に満ちた時間を過ごさせて頂いています。

今回のお客様はタイ北東部にあるコーン・カーン大学の医学部をこの度めでたく卒業された学生さんで、医師の(国家?)試験をパスされて近く正式にお医者さんとしてデビューされます。
卒業旅行として日本にお越しになり、初めて金沢を訪問されたのでした。

彼女たちにとって百万石の城下町金沢のキーワードと言えば、「サムライ」「ゲイシャ」「ニンジャ」…。それでご滞在二日目の今日は、金沢周遊バスチケットを使って、武家屋敷跡、近江町市場、ひがし茶屋街、忍者寺(妙立寺)などを回られました。

(Giftさん、兼六園で=お客様ご提供写真・以下同じ)
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(Noonさん、近江町市場で)
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(Mayさん、忍者寺で)
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お客様は、各観光スポットで思い思いにポーズをとられ、写真に収まりました。
兼六園では、Giftさん(ニックネーム・以下同じ)が花見橋で女優さんのように洗練された立ち姿に。
近江町市場では、Noonさんが、生の牡蠣(カキ)をほおばり、「おいしかった」と笑顔。
Mayさんは、道に迷って到着が遅れたために、忍者寺は既に閉まっていたのですが、そのお寺の前で、記念のポーズ。
それぞれ北の城下町で思い出を刻まれました。

夜は一日目が、あかつき屋の近所にある、まるよしさんでお寿司とおでん、二日目の今日は、かず家さんで焼き鳥を召し上がられ、お店の常連客さんらとも楽しいひとときを過ごされました。

今夜は金沢最後の夜になったので、あかつき屋ではお客様がお医者さんになられたことを記念して、桃のお酒で乾杯し、前途に幸多いことを祈りました。

男たちでバレンタインデーの夜

バレンタインデーから一夜明けました。
昨晩は、どういうめぐり合わせか、あかつき屋は男性だけのご宿泊となりました。

一組はお仕事で来られた男性、もう一組はご旅行と、金沢に来られる目的は違っていましたが、いずれもこの町家に宿泊しようというお気持ちは同じだったので、その夜は、落ち着いた中に、楽しいおしゃべりが繰り広げられました。

(雪の朝お客様はあかつき屋から鈴木大拙館へと出発されました=写真掲載了解済)
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おしゃべりしていると、二組のお客様は、年齢は異なっていますが、共に同じ東京のW大学で学んだことが分かりました。
そんなことでより親近感が増し、心おきないおしゃべりが繰り広げられました。それぞれ、ご趣味の陶芸や日本史、美術史、アジアへの旅などを話題にご歓談が続きました。

お客様は意気投合し、翌日はあかつき屋での朝食後、金沢出身の仏教学者の世界を展観する鈴木大拙館をご一緒に見学されました。

岐阜の朝、雪降りしきる

今日、岐阜の駅前のホテルで朝を迎えました。目が覚めると、窓外では雪がしきりに降っていました。
北陸・金沢では見慣れた雪も、遠く離れた地で見ると、旅情さえ感じることに。

通勤・通学時間帯が過ぎていたこともありますが、雪の岐阜駅前は、いたって静か。ただ、今から特急しらさぎで金沢に帰ろうとしているところだったので、感慨に浸る暇もなく、駅のホームに向かいました。

(雪で白くなったJR岐阜駅前。左側に黄金の織田信長像が見えます)
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前日夜に名古屋市内で仕事関係の用務があり、遅くなったので、岐阜駅前に宿をとったのです。名古屋でなく、岐阜というのは、翌日の仕事のことを考えて、少しでも早く帰るため、金沢により近い岐阜に途中下車し、予約していた駅前のホテルに投宿したのでした。

岐阜駅前は幾度かきていますが、雪の日は初めて。降りしきる雪で、街が白くなっており、北の街に降り立ったよう。駅の広場に建つ黄金の織田信長像が、暖かく感じられるほどに光彩を放っていました。

(ホームで一人静かに特急しらさぎが来るのを待ちました)
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慌ただしく、駅の改札を通り、ホームへ向かいました。朝の9時半近くの時間帯は、通勤・通学のラッシュも終わっており、駅構内はとても静か。
もちろん知っている人もいなく、黙ってホームに立ち、10分ほど遅れてやって来た、しらさぎに乗り込み、金沢へと向かいました。

春一番!? お宿にYOSAKOIの風

金沢は時折雪が降り、寒い日が続く中、あかつき屋に一足早く春一番が来たような、心地よい風が吹きわたりました。この度あかつき屋にお越しになったお客様は、趣味でYOSAKOIソーランの演舞をなさっている若者たちです。

東京理科大学を数年前に卒業され、現在社会人になってからも、この踊りの練習に励む一方、大会などにも参加されている方々です。
雪が残るあかつき屋のお庭で、YOSAKOIソーランのポーズを決めて下さいました。その瞬間、お庭が急に熱気を帯びた雰囲気になり、春が来たかのような感覚になりました。

(お客様はお庭でYOSAKOIソーランのポーズを決められました=写真掲載了解済)
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こちらのお客様は東京理科大学時代、YOSAKOIソーラン部に所属し、集団演技の魅力にとりつかれたのでした。
大学卒業後も、この踊りを愛好されており、現在、東京理科大のOB、OGでつくるチームTAKEKO(東京)に所属し、毎週土曜、日曜の練習に参加される傍ら、各種の大会やイベントにも出場されています。
今回の金沢旅行には、メンバーが東京と名古屋から参加されました。

(昨年10月東京・池袋で開かれたイベントに出演されたチームTAKEKOの皆さん
                                 =お客様ご提供写真)
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皆さん社会人となって、それぞれにお忙しい毎日のご様子。この城下町金沢での数日間は、格好のリフレッシュの機会になったようでした。

ご出発の朝、あかつき屋のお庭で、切れのあるポーズを決めて下さいました。
ジョニーさん、ラスカルさん、たまごさん、みっつーさん、慌ただしいご一泊でしたが、今度はこの町家でごゆっくりと過ごして下さいね(笑)。

冬の味はこれ!お客様、連夜の鰤三昧

この週末、改めて北陸の冬の味覚鰤(ぶり)の魅力を強く印象づけられる機会となりました。あかつき屋に二組のお客様が全室貸切で相次いでお泊まりになり、いずれのグループも、ここで鰤しゃぶをはじめとして、鰤をふんだんに使ったお料理を作られ、楽しい夜を過ごされたのでした。

いずれのお客様も近江町市場で食材を買われ、あかつき屋のキッチンで調理されて、大きな掘りごたつの食卓を囲まれました。
外は雪で肌寒いのですが、中は暖房も利き、ポカポカ。お客様はズワイガニと並んで日本海の冬の味覚を代表する鰤に顔をほころばせながら、召し上がっておられました。

(三重県からお越しになったお客様グループ=写真掲載了解済、以下同じ)
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一組は、三重県津市の三重テレビの社員の皆様。金沢の趣のある町家で金沢の旬の味覚と地酒を堪能しようと、今回のご旅行を決められたのでした。

近江町市場では「とびっきりいい鰤」(お客様)をお店の人に選んでもらい、あかつき屋では、腕に覚えのある男性が、手際よく包丁をさばき、鰤しゃぶの下ごしらえのほか、お刺身や焼き魚などを作られました。

(出来上がった鰤しゃぶ)
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(新鮮そのものの鰤のお刺身)
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(地酒は瞬く間に飲み干されました)
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日本酒党も何人かいらっしゃって、あかつき屋のそばのふじた酒店さんへ気軽に出かけて、清酒「手取川」などをご購入、「ワインのようなピュアな味がする」などと、うなりながら、鰤料理とともに賞味されていました。
一息ついたところで、近くの兼六園へライトアップを見に出かけられました。再びあかつき屋に戻り、宴は続行。そこで撮った写真は、格好の酒の肴になっていました。

もう一組のお客様は、幹事さんが愛知県内にお住まいのご夫妻で、昨年夏にここにお越しになって以来のリピーターです。音楽仲間に声をかけられ、関東、関西からお友達が金沢に集結されました。

(全国各地からお越しになった音楽仲間の皆様)
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こちらのお客様は、鰤しゃぶのほかに、金沢の郷土料理・鰤大根にも挑戦されました。IHクッキングヒーターでゆっくりと火にかけたかいあってか、鰤大根は、口の中で溶けそうなほどに柔らかく仕上がりました。

(鰤を箸でつまむと思わず顔がほころびます)
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(鰤大根も作られました)
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(お庭の雪で地酒やビールを冷やしました)
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日本酒やビールなどのお酒は、あかつき屋のお庭の雪の中で冷やして飲まれました。こちらは、三重の方に比べて一回りほど年齢が若く、お部屋には「めっちゃうまい」「やばい」などと鰤料理や地酒を礼賛する声が飛び交っていました。
鰤しゃぶ作りでは、初めにお鍋に焼いた鯛のアラを入れて、だしにするひと工夫があり、効果がありました。

フランスの園芸家夫妻 金沢の庭ご堪能

金沢のお庭にことのほか関心を寄せられるフランス人ご夫妻のお客様をあかつき屋にお迎えしました。
兼六園をはじめ、あかつき屋付近の民家のお庭をご見学、ご夫妻にとっては、興味が尽きない金沢ステイになったようでした。

このご夫妻は、フランスで植え木を育てるグリーンハウスを経営されており、造園にも関心をもっておられます。
それで、あかつき屋にご滞在中は、近くの兼六園をはじめ、あかつき屋付近の一般民家のお庭についてもご案内させて頂きました。

(兼六園など金沢のお庭を見て回られたフランス人のご夫妻=写真掲載了解済)
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兼六園では、まず夜間のライトアップの時間に赴きました。ライトに照らされ、くっきりと浮かび上がった唐崎松や根上松などの名木やことじ灯篭、噴水などの風景には、ご夫妻は鮮烈な印象を受けられたようでした。

特に大小を問わず木々が雪吊りを施されている様子に目が引きつけられたようで、その役割について尋ねられたので、簡単にお答えしました。

(ライトアップされて、くっきりと浮かび上がった兼六園の松)
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私は、兼六園のような名園だけでなく、金沢の一般家庭のお庭のしつらえもご夫妻には参考になるであろうと考え、今朝、朝食のパンを買いに行くため、材木町のパン屋森長さんまでの行き帰りの道をご案内させて頂きました。

ここあかつき屋のように、金沢の伝統的な町家の場合、家の奥(裏側)にお庭を持つケースが目立ち、近年建てられた敷地が広い家は、家の前面にゆったりとお庭のスペースを取っていることが多く、そんな家屋の在り方も考えさせられるものでした。

また、ここでも松の樹木などに漏れなく雪吊りが整えられていることが、ご夫妻には印象深いことのようで、「この雪吊りは、日本全国でされているのですか」と聞かれたので、「金沢や富山など主に北陸ならではのものと思います」と答えました。

さらに材木町のあるお家では、家の前のささやかなスペースに花を咲かせたツバキの枝が置いてありました。いくつもの赤い花は、寒い朝、見る人の気持ちを暖かくしてくれます。

そんなお庭の演出にも、ご夫妻は金沢の人の細やかさを感じ取られたようでした。

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