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あかつき太郎の町家日記

金沢町家ゲストハウス あかつき屋をめぐる出来事や思い、人とのふれあいなどをつづるブログ。街角の話題や四季折々の風情も紹介していきます。

あかつき屋のホームページはこちらです。

金沢で初体験、町家で料理、雪、銭湯

北陸らしい雨やみぞれ混じりの気候が続く中、そうした風土を歓びと感じて過ごされたお客様がいらっしゃいます。タイからあかつき屋にお越しになった方々です。

このお客様は、お姉さんと妹さん、そしてそのお姉さんのお嬢さんの3人です。この町家でのお料理、初雪、そして、温泉銭湯。城下町金沢ならではの風物にふれられ、「金沢は、忘れられない初体験の地になりました」と笑顔で話されました。

(自炊されたお料理を楽しまれるタイのお客様=写真掲載了解済)
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こちらのお客様はお宿にご到着早々、「キッチンを使わせて下さい」とのお申し出があり、夕食と朝食時に自由に使って頂きました。
その夜、作られたのは、ほうれん草とエノキダケの炒め物と、玉子とハムの炒め物でした。あかつき屋で調理することは、タイを出発する前から考えておられたようで、食卓ではご持参した調味料ナンプラーで最後の味付けをされていました。

(お客様が調理された、ほうれん草とエノキダケの炒め物・左と、玉子とハムの炒め物・右)
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(魚醤のナンプラー)
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ナンプラーは魚醤の一種で、能登のいしる、青森などのしょっつるに似たもののようです。これがないと食事が始まらないといった雰囲気で、お料理にナンプラーをかけられ、おいしく召し上がっておられました。

日本で、その上金沢の町家でお料理することは、初めてとのことで、「日本の我が家のような雰囲気がする」とおっしゃりながら、手作り料理に舌鼓を打っておられました。

この日は、金沢で初雪が降りました。お客様は、屋根にうっすらと積もった雪をさっそく写真に撮り、私に見せて下さいました。

その晩、これも初体験になる近所の温泉銭湯へ皆さんで行かれました。
外国の方は、お風呂場とは言え、人前で裸になる銭湯に抵抗を感じる方もいらっしゃるのですが、今回のタイのお客様は、「何事も挑戦」と言った心意気で、お風呂屋さんへ行って来られました。

「とても気持ち良かったです」。寒い日は特に大きなお風呂のある銭湯のありがたみを感じられたようです。

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スイス人女性 笑顔の一夜

冬の足音がする中、あかつき屋では、様々なお客様をお迎えし、この町家に親しんで頂いています。出会い、そして、お客様の新たな目的地へのご出発。あかつき屋にとって、お客様をお世話させて頂く時間は、かけがえのない貴重な時間です。

この度、お越しになったお客様は、スイスからの一人旅の女性。一泊のご宿泊中、あかつき屋、そして近隣の魅力を味わわれたようで、今朝笑顔であかつき屋を後にされました。

スイス人女性からは前日、金沢市内の観光案内所を通じて、電話でご宿泊の申し込みがありました。
「町家(町屋)に泊まりたいということで、連絡しました。お部屋は空いていますか」と案内所の係りの女性。幸い6畳のお部屋に空きがあったので、お泊まり頂きました。

(あかつき屋に宿泊され今朝出発されたスイス人女性=写真掲載了解済)
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関西にご友人がいらっしゃることもあり、その方を訪ねての初めての日本へのご旅行。古い歴史と文化が息づく城下町金沢にも足を延ばされたのでした。

この時季、遠方から来られるお客様には、北陸の寒さがどう感じられるか、気になります。
「寒くないですか」とお尋ねすると、お国のスイスではマイナス20~30度のところもあり、「大丈夫です」とおっしゃり、ほっとしました。

夜のお食事は、「No plan」とおっしゃったので、近所のお食事どころ、まるよしさんをご紹介しました。そこは、体があたたまるおでんのほかに、お寿司もあります。

おいしいお寿司やおでん、そして熱燗のお酒、さらには、お店のご主人や女将さん、かつてドイツにお仕事で行かれたことがあるという男性のお客さんとの会話も楽しまれたようです。

今朝すっきりとしたご表情で起きられたお客様は、ミシュランの旅行ガイドブックで星二つが付いている武家屋敷跡の野村家について尋ねられたので、「そこは素敵なところですよ」とご推薦。
歩いて、そちらへ向かわれました。

またお会いできればと思います。ぜひ再び金沢、そしてあかつき屋へ。お待ちしています。

兼六園ライトアップ、お客様楽しむ

この週末、あかつき屋の近所にある兼六園でライトアップの催しがあり、連夜お客様が足を運ばれました。
紅葉がピークを迎えた名園。灯りに映し出された木々や雪吊りは感動的な美しさで、お客様たちは、忘れ得ぬ城下町金沢の夜になったようでした。

季節の節目節目にある兼六園のライトアップ。その日は、無料開放になるとあって、より身近に感じられる公園になります。

(幻想的な風景で魅了した兼六園のライトアップ)
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この週末、あかつき屋では、金沢在住の50代の方が、あかつき屋を貸切にして小学校の同窓会を開かれたグループと、やはり金沢市内に住む70代女性の方が、愛知県にお住まいのお姉さんを招いて、共に過ごされた組がお泊まりになりました。

(紅葉も光に映し出され、ひと際鮮やか)
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週末、金沢は幸運なことに雨が降ることなく、穏やかな天候に恵まれました。お客様は夜兼六園でライトアップがあることをご存知だったので、そろって名園へ歩いて出かけることになりました。

スポットライトに照らし出されたカエデや雪吊り。兼六園では、あちこちで観光客や市民の方々の感嘆の声が上がっていました。
「カエデが、グラデュエーションのようにだんだんと色が変わっていっているね」
「霞ケ池に映る雪吊りの風景は、鏡に映っているみたい」

(ことじ灯篭付近は、人で混み合っていました)
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夜に浮かび上がった紅葉や名松は幻想的で、神々しくもありました。自然と伝統が織り成す庭園に、光の演出が加わり、目が覚めるようでした。

金沢にふだん暮らしておられるお客様も、夜の兼六園は初めてだったようで、「本当にいい機会になりました」と感想を話されていました。

お孫さんの収穫祭に京都、和歌山から

あかつき屋が、文字通り町家の家庭になりました。この度あかつき屋にご宿泊申し込みされたお客様は、金沢にお住まいのご一家。そのおうちのお嬢さんが通う幼稚園で収穫祭があり、それに合わせて遠方に住むおじいちゃん、おばあちゃんが金沢に駆けつけられたのです。

幼稚園での収穫祭が終わって、お客様はあかつき屋にお集まりになりました。大きな掘りごたつを囲んでご夕食。お客様は、大家族のようになごやかな一夜を過ごされました。

(夕食を囲まれるお客様のご家族=写真掲載了解済)
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宿泊お申し込みされたMさんは、いわゆる転勤族で、お子様はお嬢さんが二人いらっしゃいます。ご長女が小学生、次女さんが幼稚園の年長さんです。

昨日次女のみこちゃんが通う藤蔭幼稚園で収穫祭がありました。これは、幼稚園が管理する田んぼで春に子どもたちが苗を植えたおコメが無事に育ったのを祝うもので、この日、園ではもちつきなどが行われました。

この収穫祭は、ご家族、ご親戚の参加が大歓迎なようで、Mさんのご一家では、京都や和歌山からおじいちゃんやおばあちゃんが金沢にお越しになりました。

収穫祭では、子どもたちの日ごろの活動の発表会もあったそうです。足の踏み台の高さが1㍍ほどもある竹馬を子どもたちが乗る演技があったそうです。

「大人でも大変なのに、子どもたちが背の高い竹馬をすいすいと乗りこなすのには、感心しました」とおじいちゃんやおばあちゃんらは笑顔でその日の収穫祭の様子について話して下さいました。

(金沢のおでんは、遠方のお客様には好評でした)
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夕食は、近江町市場で買われたお刺身やお寿司などのほかに、あかつき屋の近所のおでん屋まるよしさんでテイクアウトされたおでんを食卓に並べられました。

おでんには、金沢ならではのばい貝や、蟹メン、くるま麩などがあり、皆さん「おいしい、おいしい」と舌鼓を打っておられました。

冷たい雨やみ青空、紅葉の古城美しく

金沢は、ここしばらく雷鳴がとどろき、冷たい雨やあられが降る日が続いています。いよいよ長い冬の到来かと、身構えてしまいます。

そんな中で、今日は昼頃冷たい雨の後、青空が広がりました。市内を移動中に兼六園に立ち寄りました。紅葉は最盛期を迎え、目にしみるほど。その背後には、金沢城がたたずみます。

名園の紅葉と古城。次第に募る寒さを感じながらも、晩秋のこの時季、城下町金沢は至上の風景が現出される時でもあり、気持ちがたかぶりました。

(美しい兼六園の紅葉。背後に金沢城・石川門)
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11月後半から12月にかけて、北陸は鰤(ぶり)起こしと呼ばれる雷と雨やあられが降る日が多くなります。ここ最近もそんな日が多くなり、ちょっぴり憂鬱な気持ちにもなります。

そんな日でも一日中雨に降られることはなく、折々に晴れ間が広がります。今日もそんな一日でした。
立ち寄った兼六園の桂坂料金所近く。紅葉は今がピークとばかりに、見事な自然美を見せていました。

しばし見とれて立ち止まる人。カメラを向けて、シャッターを切る人。観光の方々の思い思いの姿がありました。
背後に石川門。化粧直しされた姿は一層美しく、ふだんにも増して凛とした趣がありました。

(いくつもの実をつけた広済寺さんのざくろの木)
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あかつき屋界隈。前のお寺の広済寺さんでは、ざくろの木がいくつも実をつけています。まだ熟すまでには、至っていないようです。

冬支度の日々。ざくろが、さらに赤くなり、実が割れるほどに熟れていく変化を楽しみたいと思います。

海鮮鍋囲み 密なコミュニケーション

寒さが次第に増してきて、お鍋料理シーズンも本番に。あかつき屋では今宵、お客様グループが海鮮鍋を作られ、ホットな夜を過ごされました。

今回お泊まりになったお客様は、東京や横浜などからお越しになりました。日ごろからコミュニケーションの在り方について考えておられる若い人たちで、昼間の観光の後、夜あかつき屋でお鍋を囲みながら、それぞれの近況を話す一方、訪れた金沢の観光地の印象などを語り合っておられました。

(海鮮鍋で親ぼくを図られるお客様グループ=写真掲載了解済)
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(冬の味覚の主役ズワイガニが登場しました)
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このご一行様は、青山学院大学が主催しているワークショップデザイナー育成プログラムに参加された方々で、第9期生です。
この講座は、コミュニケーションの場づくりを学ぶもので、あかつき屋にお泊まりになった9期生の方々のバックグラウンドは、舞台の演出や脚本、美術に携わる人から、編集者、企業の人材育成担当、企画など様々です。

あかつき屋を選んだのは、金沢の歴史のある町家であり、コミュニケーションが取りやすい大きな掘りごたつを備えたお部屋があるからということでした。

ほぼ一年ぶりに顔を合わせたというお客様たち。夕方あかつき屋に入られると、早速先日漁が解禁になったズワイガニをはじめ、タラ、カキ、アンコウ、そして野菜を材料にしたお鍋を作られ、食卓を囲まれました。

アートをお仕事にしている人が多いせいか、昼間訪れた21世紀美術館の造りや作品の展観などについて、思い思いに感想を話されていました。

あかつき屋については、「趣のあるお宿で、まったり、落ち着いておしゃべりできるのがいいですね」「みんなでこたつを囲んでご飯を食べれるのが素敵です」などと印象を話されました。

(仲間からご入籍を祝い日本酒を贈られたお客様のカップル・中央)
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ところで、今回の金沢ツアーでは、サプライズ企画が準備されていました。お仲間のカップルがこの度入籍されたということで、あかつき屋でお二人に茨城県の地酒「来福」をプレゼント。
お二人は、思いがけない演出に戸惑いつつ、笑みを見せておられました。

ご一行様の今回の旅は、アートツアー。翌日は、アートのまちづくりをしている新潟・十日町の妻有へ向かわれます。

銘菓「暁」のように末永く愛されたい

(前回の続き)大阪から一年半余ぶりにあかつき屋にお越しになった乙女文楽座の皆様。再会のごあいさつをしている時、うれしいものを差し出されました。

大阪・枚方名物のどら焼き「暁(あかつき)」をお土産に下さったのです。私たちのお宿と同じ名前で、とても愛着のあるどら焼き。頂いたところ、しっとりと上品なお味。食後感も良く、気持ちが改まりました。

(お土産に頂いた、枚方名物のどら焼き「あかつき」)
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このどら焼き・あかつきは、大阪・枚方にある、どら焼きの専門店「呼人堂」さんが製造販売されているものです。
このどら焼きと、あかつき屋との間には実は物語があり、それを初めて知ったのは、一昨年のゴールデンウイークの時でした。
あかつき屋に宿泊されたお客様が、お住まいのある枚方においしいどら焼きあかつきがあると、おしえてくださったのです。これを知り、早速呼人堂さんから、そのどら焼きを取り寄せ、味わったのでした。

これを参考に、あかつき屋では、このお宿の名前が入ったどら焼きを近所の和菓子屋・山本観音堂さんにお願いして作ってもらったのでした。

今回再び呼人堂さんのどら焼きを食べたところ、上下の生地(皮)はしっとりとした味わいがあり、その生地にはさまれたあんこは、甘すぎずお口にほどよくなじむ感じ。
私が何より感銘を受けたのは、見た目やお味に気品があるところ。
呼人堂さんは明治40年の創業以来、このどら焼き一つにかけ、名品と言われるまでに発展させたのでした。

あかつき屋はこの年末で創業丸三年になるのですが、このどら焼きのように皆様から末永く愛されるように、努力と研鑽を続けたいと心に誓ったことでした。 

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        箕面の「もみじの天ぷら」も頂く
ところで、乙女文楽座の皆様は、どら焼きのほかに、珍しいものもお土産に下さいました。それは、「もみじの天ぷら」なるお菓子。

これは、紅葉の名所がある大阪・箕面の名産品とか。頂いたものは、土産物店「桃太郎」さんで販売されたものでした。
かりかりっとした食感は、かりんとうを連想させ、油っこくなく、やさしい甘さでした。
葉っぱもお菓子になる。固定観念にとらわれない商品開発という点でも、心に残りました。

乙女文楽の皆様とホットな再会

急に寒くなり、冬の到来を感じさせるこの頃。そんな中で、あかつき屋のお客様とホットな再会がありました。お越しになったのは、大阪に大正時代から伝わる古典芸能を担う乙女文楽座の皆様です。

乙女文楽のご一行様は金沢市内での公演のためにお越しになりました。昨年4月の金沢公演でもあかつき屋にお泊まりになっており、一年半年余ぶりの再会になりました。
皆様お元気でご活躍のようで、しばし歓談の時間を過ごさせて頂きました。

(朝食を共にされた乙女文楽座の皆様・右側4人とタイのご夫妻=写真掲載了解済)
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乙女文楽座様が演じる舞台は、人形浄瑠璃の一つで、5㌔前後ある文楽人形を女性一人が操る古典芸能です。昨年あかつき屋の近所の常福寺さんで公演があった時に拝見させて頂きましたが、凛とした雰囲気が漂う中、とても迫力のある舞台でした。

乙女文楽の方々とはそんな昨年のことも話題にしながらおしゃべり。一夜明けた今朝、ご一行様は昨年と同様に材木町のパン屋の森長さんへ出かけ、焼き立てパンをご購入。まだ温かく、柔らかいパンに舌鼓を打っておられました。

(タイの方が食卓に並べられた飛騨牛乳チーズロールケーキ)
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この日は、タイのご夫妻も同宿されており、共に食卓を囲まれました。タイの方は、飛騨・高山から金沢に入られました。お二人は、持参された飛騨牛乳チーズロールケーキを「食べて下さい」とテーブルに出され、乙女文楽の方は、森長さんの塩豆パンなどをお二人にお上げされました。

一期一会のひととき。二組のお客様は互いに今日のご予定などを語られておられました。(つづく)

私の似顔絵を描いて下さるなんて。

なんてお礼を言っていいのやら。感謝、感激です。
この度、あかつき屋にお泊まりになった台湾のカップルのお客様。最後の夜、お礼にと私の似顔絵を描いて下さったのです。自分で言うのも何ですが、親しげな雰囲気のする絵。見ていて、心にじわーっと温かいものが広がりました。

(台湾の女性が描かれた私の似顔絵)
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台湾からお越しになったカップルは、今月1日にあかつき屋にチェックインされ、ご宿泊後、立山黒部アルペンルート、信州松本、飛騨高山を回って、5日に再び金沢に入られ、あかつき屋に泊まられました。

このお二人さんは最初にあかつき屋に宿泊された1日、チェックイン早々に大きなスーツケースの移送の相談を私にされたのでした。というのは、翌日黒部アルペンルートを旅行する時、大きなスーツケースが文字通りお荷物になるからでした。

その際、同宿された女子大学生もこのカップルに助けの手をさしのべて下さいました。そして、ネットでいろいろと調べた結果、電鉄富山駅から信濃大町駅へ荷物を移送するサービスがあることが分かりました。早速そのことをカップルに紹介し、翌日お二人はそのサービスを利用して、スムーズに次の目的地松本に到着されたのでした。

お二人が5日にあかつき屋に再び来られた時、笑顔だったので、先日あかつき屋を後にされた後の旅が順調であったのだと推し量れました。

(旅程を無事終えられ、あかつき屋を出発された台湾のカップル
                     =写真掲載了解済)
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お二人はその夜、タイからお越しになった女性グループとざっくばらんな時間を過ごされました。彼が金沢土産においしい地酒を推薦してほしいと言われたので、近所のふじた酒店さんをご案内、意に沿ったお酒を買われました。

最後の夜、私がパソコンに向かっている時、タブレット型コンピューターで作業をしていた彼女のファンさんが、しばらくしてその画面を私に見せて下さいました。そこには、作務衣を着た、やさしそうな(?)私が描かれていたのでした。
その傍らには、「あかつき屋讚」の言葉。「讚」とは、中国語で「一番」という意味があるのだとか。
大したこともしていないのに、本当に楽しく、素敵な絵を描いて下さり、ありがとうございました。

今朝、お二人は台湾に帰るため、あかつき屋から小松空港へと向かわれました。お元気で。また遊びに来て下さい。

タイのお客様、茶道を初体験

あかつき屋で今日、お客様を対象にして初めて茶道体験の催しを実施しました。石川国際交流ラウンジさまのご協力を得て、ラウンジのお茶室を会場に開催、タイ人の女性4人が参加されました。

ラウンジ専属の茶道の先生がお手前を披露され、タイの女性たちは、神妙な表情で一服を頂きました。

(茶道のお手前を披露される先生と助手さん)
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今回お茶会を開催することになったのは、タイのお客様が来日前に日本の伝統文化である茶道を体験したいとの要望がこちらにあり、それならと実現に向けて準備させて頂いたのでした。

この催しには国際交流ラウンジさんが全面的に協力して下さり、この日、炉を切られたお部屋で、ラウンジ講師である黒田起佐子先生が手ほどきして下さいました。

黒田先生は、茶道は相手を敬い自身が謙虚になることが、その心にあると説き、その場では身分が高い低いとか関係なく、皆同等の立場になると話されました。

(お抹茶を頂くタイのお客様)
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(紅葉をかたどった和菓子)
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その後、先生の助手さんがお手前を披露され、出席したそれぞれが、お抹茶を頂きました。タイの方は神妙な表情でお茶を頂きました。
和菓子は、暁町の水本菓子店さん製造のもので、季節にふさわしく紅葉したカエデをかたどったものでした。

タイの方々は、正座も初めてとあって、少し苦しそうでしたが、頂いたお茶は「ディリシャス」と笑顔を見せておられました。

(最後に全員で記念撮影をしました)
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最後に全員で記念撮影、タイのお客様は「忘れることができない金沢での思い出になった」と満足そうでした。
国際交流ラウンジさん、そして黒田先生、お忙しい中、ありがとうございました。