あかつき太郎の町家日記

金沢町家ゲストハウス あかつき屋をめぐる出来事や思い、人とのふれあいなどをつづるブログ。街角の話題や四季折々の風情も紹介していきます。

あかつき屋のホームページはこちらです。

「ニッポンの祭り 素晴らしい!」

朝夕涼しくなり、夏の終わりを感じるこの頃、フランスから、あかつき屋にうれしいメールが届きました。メールを送って下さったのは、6月にこのお宿で三泊されたAntoineさんとAnnaさんのカップル

お二人は、二ヶ月にわたって日本を旅され、このほどフランスに帰国されました。ご自宅でほっとする間もなく、「無事着きました」と早速メールを送って下さったのです。

メールに添付されていたのは、日本の旅で最後に訪れた東北・青森のねぶた祭りと秋田・竿燈(かんとう)祭りの風景。もちろん祭り会場でのお二人の楽しいご様子も付けられていました。

あかつき屋では、ありがとうございました。そして、素敵な写真もお送り下さり、とてもうれしいです。

(青森のねぶた祭りを楽しまれたフランスのお二人=写真掲載了解済)
memoryAnna Antoine - Nebuta

お二人は大学でデザインを学ぶ学生さんで、今回の日本のご旅行では、京都や金沢、白川郷など、日本の伝統文化が色濃く残る土地を選んで訪問されていました。

(ねぶた祭りの様子・熱気が伝わります=送って下さった写真、以下同じ)
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今回届いた写真には、きらびやかで、色鮮やかな山車が街を練る青森のねぶた祭りや、数多くの提灯が吊るされた竿を肩などに載せて練り歩く秋田・竿燈祭りの様子が生き生きととらえられていました。

(秋田・竿燈祭りの風景)
akitaKanto Matsuri

お二人は「素晴らしい日本のお祭りでした。もう日本へ戻りたいです!」と昂奮冷めやらない文面でお便りを下さいました。

ぜひ再び日本へ、そして金沢・あかつき屋へお越し下さい。待ってま~す。

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アカペラの熱気 街にも、お宿にも

この週末、あかつき屋にアカペラの熱気がみちあふれました。金沢アカペラ・タウン2013が開催され、その出場グループである「K☆6つ」のメンバーの方々がお泊まりになったのです。

ストリート・ライブを終えられて、あかつき屋に入られたお客様たち。外の熱気と昂奮をそのままお宿に持って来られ、中は明るい雰囲気に満たされた二日間となりました。

(あかつき屋で朝のひとときを過ごされるK☆6つの皆さん
                      =写真掲載了解済、以下同じ)
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アカペラ・グループのK☆6つの皆さんは、慶応大学のアカペラグループのご出身で、現在メンバーはすべて社会人です。七尾にご在住のOBの方とご一緒に、あかつき屋にお越しになりました。

(近江町市場でのエネルギッシュなステージ・上下)
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24日夕方、メンバーの皆さんが出演した近江町市場でのライブを見せてもらいました。パワフルで、ハーモニックなステージ。熱のこもった歌声は、客席のみならず、買い物客や通行人をも引きつけていました。

この日、お食事を終えて、夜遅くにあかつき屋に帰って来られたメンバーの皆さん。大きな掘りごたつを囲んで二次会。金沢の夜を心ゆくまで楽しんでおられました。

久々の雨 街に潤いと落ち着き

金沢は久しぶりに雨が降りました。立秋とは名ばかりで、毎日30度を超える炎天が続いていただけに、ここ数日の雨は、街を冷ましてくれるとともに、潤いや落ち着きも与えてくれました。

あかつき屋も熱気が退き、どこかひんやりとした空気も。お庭は、雨に濡れて、緑がしっとりとした色を見せています。季節の節目をようやく感じることができ、少なからず歓びを感じています。

(久しぶりの雨に濡れて、しっとりとした風情のお庭)
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あかつき屋で四季の変化を最も感じるのはお庭。冬が終わると、緑の生長とともに、ツツジ、サツキ、ギボウシなどが順に花を咲かせます。今は、ナンテンが赤い実をつけています。

そのナンテンは今、雷を伴った雨に濡れて光っています。ナンテンにとっても、この雨は命に力を与える恵みの雨になっているようです。

(日ごとに花と葉の数を増やす日日草)
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連日続いた猛暑の中で、目を引いたのは、家の前に置いている日日草。初夏にホームセンターで数苗を買ってきたものですが、夏の暑さに負けるどころか、強い日差しが、ごちそうでもあるかのように、日ごとに花と葉の数を増やしていきました。

夏は、大好きな季節。日日草を見ていると、そんなふうに言っているようにも見えます。

スペインからお客様、しばしお国談義

あかつき屋でこの度初めてスペインからお客様をお迎えしました。フラメンコや闘牛に代表されるように、「情熱の国」にたとえられるスペイン。

最近ではサッカー先進地であることや、バルセロナオリンピックが開催されたことなどから、より身近に感じられる国に。あかつき屋では夜、お客様とお国のことなどで話に花が咲きました。

(スペインからあかつき屋にお越しになったお客様=写真掲載了解済)
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あかつき屋にお越しになったのは、男女6人のお友達グループで、全室貸切でお泊まりになりました。
6人は、州都バルセロナがあるカタルーニャ地方や首都マドリード、南部のアンダルシア地方などのご出身でした。
お客様は、スペインの地図を描いてくださり、6人のそれぞれの出身地を示すため地図に印を付けて下さいました。

(それぞれの出身地を描いたスペインの地図に印を付けて下さいました)
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スペインも他と同様に地方によって産物や言葉に違いがあることなどをおしえて下さいました。また、バルセロナ五輪が話題になると、Annaさんは「私は当時9歳でした」と言われて、びっくり。早いもので、あれから21年もたっているのですね。

フラメンコを踊れる男女二人もいらっしゃり、「夕ご飯後にお見せしましょうか」と冗談交じりに笑って話されました。

       (お客様が描かれたクレヨンしんちゃんの絵)
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また、スペインにおいても日本のアニメの普及はかなりのもの。男性はクレヨンしんちゃん、ドラえもん等々、数々の人気アニメを挙げられました。

その男性は、スペインでは「CULET(クレ)CULET(クレ)」と呼ばれる、クレヨンしんちゃんの絵を描いて下さいました。

「白山登り 御来光見て来ました♪」

加賀の霊峰・白山の便りが、あかつき屋に届けられました。この度ここにお泊まりになったお客様の二人のSさん。白山を登山し、下山後にバスで金沢に戻られ、あかつき屋に宿泊されたのです。

あかつき屋の近所の温泉銭湯で汗を流し、ご夕食後、お二人は登った白山の様子を聞かせて下さいました。山もまだ夏で、汗して室堂にご到着したというお客様。今朝は早起きして頂上まで上がり、御来光をご覧に。「とても気持ちの良い登山でした」と笑顔を見せておられました。

(白山登山後、あかつき屋に宿泊されたお二人=写真掲載了解済)
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お二人は白山登山のために神戸から電車で金沢にお越しになりました。このところの暑さは山でも同様のようで、「登り道は日がまともに当たり、きつかったです」と、登山の苦労を語られました。

(室堂近くで花を咲かせていたコバイケイソウ
           =お客様ご提供写真、以下同じ)
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でも、白山の高山植物は美しく、折々にカメラを向けられました。室堂近くには、白い花を咲かせているコバイケイソウの群落があり、見ごたえがありました。このほか、様々な高山植物は、目を楽しませ、山登りの疲れをいやしてくれたそうです。

(白山の山頂でご覧になった御来光)
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室堂に泊まり、翌朝3時頃に山頂を目指したそうです。むろん御来光を見るためです。
期待通り、雲間から神々しく日が昇ってきました。感動、感激の瞬間でした。「白山に来て良かった」。そんな思いを二人はもたれたそうです。

お二人は、あかつき屋にお泊まり後、今度は兼六園など金沢市内の観光に、はつらつと出て行かれました。

「神戸の街をアートで元気に」と奮闘

港町・神戸からアートの風を運んでこられたお客様が、この度あかつき屋に宿泊されました。10月に神戸で開かれる「KOBE biennale2013」を広報面で支えておられる方々です。

このお客様は、持参した折り紙サイズのカラフルな紙で、船やカモメ、ポートタワーなどを折られました。カラフルでおしゃれな雰囲気な形に仕上がり、お部屋に心地よいアクセントを添えています。

(「神戸をアートで元気に」と奮闘されるお客様)
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お越しになったのは、NPO法人芸法の田村理事長さん、小國副理事長さん、そして二見さんの三人です。皆さんは「神戸をアートで元気に」をモットーに活動されています。

10月に開かれるKOBE biennale2013は、芸法さんが目下取り組む最大のプロジェクト。その内容について説明されるとともに、このイベント開催にちなんで芸法さんが考案されたという折り紙で、船などをスピーディーに作られました。

「皆さん、10月は神戸に来て下さいね」とメンバーは声をそろえられました。

4連泊、最後はお宿ノートに力作

夏休み真っ只中。あかつき屋は、ご家族連れ、若者グループらでにぎやかな毎日が続いています。
その中で、ここで4連泊されたご一家がありました。埼玉県からお越しになった野崎さんご家族です。

ご一家はあかつき屋にご宿泊中、城下町金沢の魅力を満喫される一方、能登島にも足を延ばされ、水族館でイルカなどとふれあってこられました。ご出発の朝、楽しかった出来事の数々をお宿ノート「自由帳」をいっぱいに使ってクレヨン画にされました。

見ているだけで、楽しくなる絵。こちらにとっても、親類の人が泊まっていかれたような余韻が残りました。

(4連泊された野崎さんご一家=写真掲載了解済、以下同じ)
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野崎さんは、お母さんが日本画家の須惠朋子さんで、お勤めがあるお父さんより一足早く金沢入りされました。ここでの前半は、お母さんと息子さんのえいた君がご一緒に金沢市内の観光地や能登島を訪ねられました。

お父さんがあかつき屋に合流されてからというもの、えいた君のボルテージが俄然上がり、あかつき屋は笑い声や歓声が絶えませんでした。

(息子さんが日本画家であるお母さんと一緒に思い出を絵にされました)
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(出来上がった金沢での思い出を描いたクレヨン画)
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4泊された後のご出発の朝、ご家族はお宿ノートに見開き2ページをフルに使って、金沢での思い出を描かれました。
ノート中央に電車で金沢にやって来たご家族を大きく描きました。その周りには、兼六園の松の木や前田利家公、加賀八幡起き上がり、あかつき屋のお庭、さらには、近所のお食事処まるよしさんで食べた納豆巻きやおでんも描きました。

もちろん、金沢町家である、あかつき屋の建物も気に入って下さいました。お父さんは「小さい頃によく遊びに行った母の実家によく似た雰囲気で、なつかしい気分で過ごせました」とおっしゃいました。

お泊りありがとうございました。暑い日が続きますが、皆様元気でお過ごし下さい。

夜、心静まる行灯と円窓のシルエット

金沢においても立秋が過ぎても暑い日が続いています。それでも、あかつき屋のお客様は街に繰り出し、精力的にあちこち見て回られています。

夕方から夜にかけて、お客様は相次いで、お宿に帰って来られます。外の暑さもあって、観光の満足感とともに、身体からは熱気や高揚感を発しておられます。

でも、あかつき屋では夜、時間がたつにつれて静かな深まりを見せていきます。その大きな役割を果たしているのが、上がりの間に置いている行灯や玄関の円窓です。周囲が暗くなるとぽっかりと浮かび上がるこれらの調度品。にっちゅうの暑さを忘れさせ、安らぎのひとときを演出してくれます。

(上がりの間で和の趣を醸しだす行灯)
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行灯は、和風照明工芸作家の千綾真由美さん(金沢市在住)の作品で、八面体の木枠に白山ろく吉野谷産などの手漉きの和紙を貼り付けています。そのうち三面には、富山県内の女流書家の書が付けられています。
世界に二つとないオリジナル作品で、独特の和の趣を醸しだしています。

(夜、昼と違って幽玄な雰囲気さえ漂わす円窓のシルエット)
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円窓は、あかつき屋の玄関を代表する建具。夜、玄関の照明がつけられると、輪郭が浮かび上がります。隣接するコミュニティ・ルームからは、その風景が鮮明に映し出されます。
円窓の下側に、ぼんやりと映っているのは、玄関の下足箱に置いている生け花の影。

光と影が創り出す、真夏のあかつき屋の夜。汗ばむ一日を過ごした後だけに、それらが描く風景は、幻想的でもあり、心身をいやしてくれるようでもあります。

金沢の職人の技に熱い視線

8月も中旬に入り、夏休みは佳境に。あかつき屋はお陰様で毎日忙しくさせて頂いています。お客様はこの時期らしくご家族連れがいらっしゃる一方、学生さんのグループもお見えになっています。

この度お越しになったのは、武蔵野美術大学の造形学部建築学科の大学院生さんたちです。歴史的な町並みや建造物が多い金沢の街なか。学生さんには格好の研究・調査対象になったようでした。

(あかつき屋のお庭をバックにする学生さんたち=写真掲載了解済)
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学生さんたちは、あかつき屋には越中五箇山を訪れた後に入られました。ここで金沢町家の特長である出格子や高い天井、また玄関では円窓、一枚板で作られた腰板など優れた意匠について説明させて頂きました。
お庭にも関心を示され、写真を撮るなどして記録に収められました。

(木の組み方が工夫されている五十間長屋
             =お客様ご提供写真、以下同じ)
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学生さんは、金沢の職人の技にも目を見張られました。金沢城公園では、五十間長屋に入られました。伝統的な工法に則って復元された木造建築物。
学生さんたちは、木の組み方に感心し、屋根瓦の素材にも興味をもたれたとのことでした。

(金沢城の石垣にも熱い視線を注がれました)
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金沢城の石垣にも熱い視線を注がれました。様々な種類の石垣があることから、「石垣の博物館」とも呼ばれる金沢城。石の据える場所や大きさによって、石の積み方、組み方にも工夫されていることが分かったと言います。

明日を担う若き建築家にとって、百万石の城下町は興味尽きないフィールドであったようです。

金沢で祝うお誕生日、ラジオ体操も

暑い日が続く中、この度心がなごむ場面と出くわしました。あかつき屋にご宿泊されたご家族のお嬢さんが宿泊中、8歳のお誕生日を迎えられ、ご家族がここでお誕生祝いをされたのです。

こちらのお嬢さんは早朝、地元の子ども会主催のラジオ体操にも参加されました。お嬢さんはものおじせず近隣の子どもたちと一緒に体操に取り組まれました。

(きりちゃん=左から2番目=の8歳の誕生日をお祝いしたBさんご家族、写真掲載了解済、以下同じ)
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(きりちゃんの誕生祝いのケーキ)
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ご家族はあかつき屋に三泊されましたが、親戚のおうちにいるかのように、くつろいで過ごされました。

あかつき屋にお越しになったのは、東京にお住まいのBさんご家族。Bさんのご主人が金沢に単身赴任中で、子どもさんの夏休みを利用して、お母さんと娘さんお二人が金沢を訪問されました。

ご宿泊中、ご長女のきりちゃんが8歳の誕生日を迎えられました。夜、お父さんも合流し、あかつき屋でお誕生会を開かれました。
ご家族はハッピーバースデイの歌を歌って、きりちゃんを祝福。きりちゃんは、8の数字をかたどったロウソクに点けられた火を消し、新たな人生のスタートを切られました。
きりちゃんは「(お菓子の)パティシエになりたい」と将来の夢を話されました。

(地元のラジオ体操に参加されたきりちゃん・手前左)
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着実なご成長を遂げられるきりちゃん。あかつき屋の隣のクスリのアオキ暁店さんの駐車場で毎朝開かれているラジオ体操にも進んで参加されました。

この体操会では、きりちゃんは係りの女性からラジオ体操の出席カードをもらいました。元気良く体操をした後、女性からカードに判子を押してもらいました。

Bさんご一家は、観光もしつつ、あかつき屋では自然体で過ごされました。ご両親は特に、次女の三歳になる、りのちゃんとともに、子どもさんの成長も実感された三泊四日になったようでした。

きりちゃん、りのちゃん、このまま元気に大きくなって下さいね。

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