あかつき太郎の町家日記

金沢町家ゲストハウス あかつき屋をめぐる出来事や思い、人とのふれあいなどをつづるブログ。街角の話題や四季折々の風情も紹介していきます。

あかつき屋のホームページはこちらです。

夏のスタミナ源、絶品色づけで元気に

金沢は梅雨の中休みというのか、雨が降らず暑い日が続いています。暑さはこれからが本番なだけに、今からばてているわけにいきません。

そんな日々の中で、元気づけてくれる地元の食があります。焼き魚の色づけです。今年もあかつき屋の近所の魚屋「越吉」さんで、色づけ作りが今盛んに行われています。
お店でほっけの色づけ二串買い、夜の食卓に。魚の身が柔らかく、タレがよく利いたそれは、この上ない味わい。身体の内に力がみなぎりました。

(焼き上げたホッケにタレをつける女将さん)
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(店頭に並ぶサバの色づけ)
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越吉さんの焼き魚作りは、夏の恒例行事。今年は「(常連の)お客さんから『まだ焼かんがか』と催促されて、いつもの年より4、5日早い6月10日頃から焼き始めました」(越吉さん)とのことです。

店頭の魚焼き機で焼き上げたホッケやサバなどの魚は、先代の女将さん直伝のたれを掛けられて、色づけにされます。
私は、ここの色づけのおいしさは知っているので、ホッケの色づけを二串買いました。魚の身のほど良い柔らかさ。そして何より、甘すぎず、コクのあるタレが何とも言えないおいしさです。
一串二切れ分をあっという間に食べ終わりました。

(夕食に食べたホッケの色づけ)
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この焼き魚が夏のスタミナ源になるのは言うまでもないことですが、もう一つ勇気づけてくれることがあります。それは、女将さんの頑張りぶり。
「腰が痛いのがなかなか直らんがやは」とおっしゃりながら、毎日早朝と午後2時過ぎの2回休まずに魚焼き機の前でお仕事される姿を見ていると、暑さなんかに負けてはおれない、という気持ちになります。

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「金沢の人、温かい」と仏人カップル

二ケ月にわたって日本一周旅行をされているフランス人カップルをあかつき屋にお迎えしました。大学でデザインなどを学ぶ学生さんで、あかつき屋には三泊されました。

城下町金沢の歴史と伝統にふれる傍ら、地元の人らとも交流され、とても充実したご滞在になった様子。「金沢の人は温かく、親切でした」と満足感いっぱいで、次の旅行先・大阪へ向かわれました。

(あかつき屋に三泊されたフランス人のお客様=写真掲載了解済、以下同じ)
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お二人は、あかつき屋を拠点にして、金沢を観光される一方、一日は奥飛騨・白川郷を訪問されました。いずれも昔ながらの建築物が多い土地柄とあって、その景観に興味を示される一方、落ち着いた雰囲気をも楽しまれたようでした。

お二人には、思いがけない旅の収穫もありました。それは、地元の人らと気さくにおしゃべりできたことでした。金沢での一日目の夜、あかつき屋の近所の「まるよし」さんで食事をされました。

「おすしがおいしかったけど、ご主人や(お店の)お客さんたちが、いろいろと話しかけてくれて、楽しかったです」とお二人は、そのお店でのことを話して下さいました。
お二人は、覚えた日本語で少し話をし、お客さんたちは、一生懸命英語で話かけてくれたのがうれしかったとのことでした。

お酒は飲まないというお二人。お食事にしては、帰りが遅いなーと思っていたのですが、帰ってきた二人にその話を聞き、合点がいきました。

(大阪からお越しの女性二人と大阪での旅について検討されました)
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二日目もハッピーな出会いがありました。その夜、同宿された主婦お二人連れといろいろとおしゃべりすることになったのです。
その方々は大阪からお越しになったのですが、フランス人カップルは、金沢の次の訪問地を大阪にしていたので、そこでの観光について地元出身の方から直に説明を受けることができたのです。

なんと言うめぐり合わせと互いに驚きながら、フランスの若いカップルの大阪での五泊の滞在について、生粋の大阪人のお二人は、知恵を絞って、大まかなスケジュールを作ってあげられました。

あかつき屋にご宿泊中、お二人は、金沢の街なかは歩いて移動されたのですが、ちょっと困ったことがあった時、地元の人が快く助けてくれて、「すごくうれしかった」と話されていました。

「梅雨時を元気に」氷室まんじゅう

歳月の移り変わりは、自然の変化だけで知るものではないようです。金沢の下町にあるあかつき屋の近隣には、個人商店が数多くあり、そんなお店の営みによって、一年の節目を感じることが少なくありません。

ご近所のおまんじゅう屋さんの山本観音堂(以下「観音堂」)さん。今そのお店では、金沢ならではの風習・氷室まんじゅう作りに追われていました。毎年この時季ならではのお仕事とは言うものの、天候に微妙に左右されるようで、今年も細心の注意を払って作業に当たっておられました。

(まんじゅうの皮に黒餡を詰める作業)
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藩政時代、加賀藩では旧暦6月1日に氷室の雪を江戸の将軍の元にまで届けたという歴史があります。それにちなんで金沢では、元気に夏を乗り切れるよう酒まんじゅうの氷室まんじゅうを食べる習わしがあります。

その時季を前にして、観音堂さんでは、氷室まんじゅう作りに忙しくなりました。酒まんじゅうというくらいですから、おまんじゅうにお酒の風味を加えるのがポイントです。

(ほいろという木箱におまんじゅうを入れて発酵を進めます)
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(練炭こんろで下から暖めます)
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この工程においては、観音堂さんでは自家製どぶろくを使って行っています。ただお酒は発酵食品ですから、温度管理が一苦労となります。

「今年はここ一、二日暑くなったけど、それまでいつもの年より気温が低かったわ」と観音堂のご主人さんはおっしゃいます。甕に入れて冷暗所に保存しているどぶろくの温度管理に気を使ったようです。

氷室まんじゅう作りは、このどぶろくをおまんじゅうの皮に練りこみ、そこに黒餡を詰めておまんじゅうの形にした後、これをほいろという引き出しがいくつもある木箱に入れて発酵を進めます。
この木箱の下に練炭こんろを置き、木箱を下から暖めます。

(せいろで蒸され出来上がった氷室まんじゅう)
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「ガスの火だと、強すぎる。練炭だと火力が安定し、ちょうどいいんやは」とご主人。長年の経験から、おまんじゅうを発酵させるには、この方法が一番いいと体得されたようです。
おまんじゅうは発酵が終わると、今度はせいろに移して蒸して出来上がりとなります。

観音堂さんでは、次は出来上がったおまんじゅうをお客様に届けるための発送作業に追われることになります。

梅雨空の下、ほっと心が和む金沢の風習。
早いもので、今年も一年の折り返し点にさしかかっています。

豪州からのお客様、竹製おもちゃに挑戦

今朝、あかつき屋では、子どもたちの歓声が広がりました。オーストラリアからお越しになったお客様のご家族が、竹や木製玩具に挑戦したのです。それらは、びゅんびゅんコマや竹ぽっくり、昇り人形など。

いずれのおもちゃも初めての挑戦でしたが、わずかな時間で要領をつかみ、上手にこれらおもちゃを楽しまれました。心に残る日本での体験になったようでした。

(オーストラリアからお越しになったBowlerさんご一家=写真掲載了解済)
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お泊りになったのは、オーストラリアの海岸部にお住まいがあるBowlerさんご家族。ママさんが日本の方で、国際結婚のご一家です。日本へは、オーストラリアの冬休みを利用してお越しになりました。

あかつき屋では、ふだん竹や木でできた手作りおもちゃを展示しています。このご一家の子供さんたちは、あかつき屋に到着後、早速そのおもちゃを見つけられ、遊びに興じられました。

(びゅびゅんコマに挑戦する子どもたち)
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(ママもパパの指導で挑戦しました)
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今朝も朝食後、それらのおもちゃに挑戦することになりました。びゅんびゅんコマに、竹ぽっくり、竹馬、そして昇り人形。いずれもあかつき屋とお付き合いのあるご年配男性が手作りされたもので、ほのぼのとした味わいがあります。

(蝶々の昇り人形も楽しみました)
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子どもたちは、最初はうまく操ることができませんでしたが、パパさんが子どもたちに手ほどきし、うまく遊べるようになりました。
実はパパさん、お国では、釣り具のルアーを製造、販売するお店を経営されており、「大変器用」(ママさん)な方なのです。
びゅんびゅんコマなどは私もいまだに上手にできないのですが、パパさんはすぐポイントをつかんで、ビュンビュンと音が鳴るまでに上達されました。
これには、奥さんはじめ子どもさんたちも、尊敬のまなこでパパさんの手さばきを見ていました。

(竹ぽっくりも上手にできました)
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竹や木のおもちゃは、子どもたちに喜んでもらえればと置いたものですが、図らずもオーストラリアの子どもたちの異文化体験の機会にもなりました。

梅雨空の下、清楚な花・ギボウシ

他の地方に比べて遅れて梅雨入りした北陸・金沢。ここ数日、雨が降ったり、厚い雲が広がったりと、梅雨らしい天候になっています。

でも、そんな鬱陶しさを晴らしてくれるものが、あかつき屋にあります。お庭でちょうど花開いたギボウシです。房状に白っぽい花弁を付ける花。派手さはありませんが、その清楚な姿は、見る人に清涼感をもたらしてくれます。この時季、楽しみな草花です。

(お庭で花を開かせているギボウシ)
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あかつき屋のお庭。そんなに広くはありませんが、盆栽や草木、敷き石などがバランスよく配置されている上、時々刻々と表情を変えるので、興味深くもあり、見ているととても落ち着きます。

そのお庭の中ほどにあるギボウシ。今年も、ツツジ、サツキの次に花を開かせました。花は小さいのですが、緑が濃くなってきたお庭の中では、その姿は際立ちます。葉がたっぷりと大きいのも、その存在感を高めているような気がします。

(上がりの間のサギソウの絵)
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あかつき屋には、まだ涼しさを醸し出すものがあります。上がりの間の衝立に飾っているサギソウの絵です。鳥のサギが翼を広げている様に見えることから、その名がついたともいう花。白い花は、清涼感とともに気品も感じます。
これは、妻の友人のお父様が描いて下さり、あかつき屋に下さったものです。

座禅やホタル観賞胸にお二人ご出発

デンマークから金沢にお越しになったお二人、今朝一週間のご宿泊を終えて、あかつき屋を出発されました。
昨日は禅寺で座禅を体験するとともに、夜は白鳥路でホタルを観賞され、「とても素敵な滞在になりました」と笑顔で感想を話されました。

過密のスケジュールに追われるのではなく、マイペースで過ごされたお二人。穏やかに毎日が流れる金沢の魅力を身体で感じた一週間でもあったようでした。

(高源院さんで座禅を体験するデンマークのお二人=写真掲載了解済、以下同じ)
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(読経にも臨まれました)
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お二人のご滞在の前半、私は茶屋街や兼六園などをご案内いたしましたが、その後「今日のご予定は」とお二人に尋ねると、「特に決めてません。近くを散歩して、ピープル・ウオッチングでもします」などと半ば冗談で返事をされました。

私は、お二人が過ごしたいように過ごされるのが一番と思い、その後は自由にして頂きました。たっぷりと時間があるので、お二人はあかつき屋の縁側でお庭を眺めながら読書して過ごされることもありました。

最終日は、金沢らしい体験をして頂こうと、こちらから二つを提案しました。
一つは、馬坂・高源院さんで毎週日曜日の早朝に行われる座禅。そして、もう一つは、金沢城下の白鳥路で開かれるホタル観賞の夕べです。
これらの催しについて、お二人はとても関心を示され、現地までご案内しました。

高源院さんで朝の6時過ぎから開かれた座禅会。本堂には、すがすがしい空気が漂い、気持ちが改まりました。私たちは、住職さんから座禅の作法を習い、20分ほど足を組みました。その後、引き続き行われた読経も体験しました。

曹洞宗の禅寺での座禅を終えたお二人。「早起きはちょっと大変だったけど、気持ちがすっきりして良かったです」と笑顔で振り返られました。

(白鳥路でホタルを観賞されました)
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その夜は、白鳥路でのホタル観賞の夕べに参加しました。ホタルは知っていたけど、実際には見たことがなかったというお二人。

「果たしてホタルは出てくれるだろうか」と心配しながら着いたそこは、ホタルが乱舞していました。前日にまとまった雨が降ったので、今とばかりにホタルたちは、姿を現したようです。
ホタルはせせらぎの上を、自在に舞っており、大勢の家族連れらは明滅する光に歓声を上げていました。

「デンマークでは見たことがない美しい風景。ホタルの光は、小さな星のようでもあり、クリスマスのイルミネーションのようでもある」とお二人は昂奮の面持ちで感想を述べられました。

(今朝あかつき屋を出発されたお二人)
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ご出発の朝、「一週間はあっという間だった。金沢ではいい思い出ができました。また来たいです」と話され、大きなリュックを肩に、次の目的地である中国・上海を目指してあかつき屋を後にされました。

興味深かった藩政時代の味噌蔵町校下

地元の金沢市味噌蔵町公民館で「けんろく講座」があり、聴講しました。今回のテーマは、「地域を学ぶ 江戸時代の校下の姿」。興味深いエピソードが次々と紹介され、とても楽しい1時間半でした。

ゲストハウスあかつき屋を営む傍ら、時間があればお客様を近隣にご案内することが多いので、知識の確認や習得を目的に初めてこの講座に参加させて頂きました。

(けんろく講座でお話しされる紺谷さん)
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講師は、古い町家が続く天神町にお住まいの紺谷啓さん(76)で、紺谷さんは、市のボランティアガイドまいどさんも務めておられます。

紺谷さんは子どもの時から地図を見るのが大好きだそうで、本講座でも江戸や明治、そして昭和30年代の地図を使って、味噌蔵町校下(校区)の様子や変遷を説明して下さいました。

(興味深かった藩政時代の金沢の地図)
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ここは何と言っても、前田の殿様のお膝元。現在も藩政時代には防御の役割も果たした寺院がお城のふもとに集積しており、お殿様が参勤交代で通った街道も当時の面影を少なからず残しています。

私は日常よくこの界隈を歩いているので、紺谷さんが一つひとつ示される場所が目に浮かび、その説明が手にとるように分かりました。

あかつき屋界隈のことも紹介されました。ここは藩政時代、藩主が参勤交代の際、殿様の身の回りの弁当や矢箱、提灯などを運んだ「御小人(おこびと)」が住んだので、かつて御小人町と呼ばれました。その名残は現在もあり、あかつき屋の横の太い電柱には、「御小人町」と記されています

(昭和30年代の御小人町界隈の地図。矢印が現在のあかつき屋の位置)
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講座では、あかつき屋の前のお寺広済寺さんのこともふれられました。「とても歴史のあるお寺で、昔、お城の中に、このお寺があった時、おちょぼという下女がいて、毎日、井戸の水を汲みに、外に出ていました。小高いところに現在もその井戸の跡があります」と紺谷さん。
私は、その逸話については既に聞いて知っていますが、他の参加者はご存じないようでした。

現在の兼六大通りができる前の昭和30年代の地図も紹介されました。その頃から半世紀ほど経っており、街は随分と様変わりしましたが、下町人情は今も息づいており、そんな気風を心地よいものとして、毎日を過ごしています。

城ガールを地で、 ゆかた姿で街歩き

今日も蒸し暑い一日になった。そんな思いの中、日が暮れようとしている頃に、思いがけない素敵な姿であかつき屋にチェックインされたお客様がいらっしゃいました。

その方々は、千葉からお越しになった二人のお嬢さん。今日一日、ゆかた姿で城下町金沢を歩かれて、夕刻あかつき屋に入られました。

(あかつき屋のお庭で写真に納まるゆかた姿のお二人=写真掲載了解済)
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お二人は中学時代からのお友達ということで、大の仲良し。現在はお勤めされていますが、お休みを合わせて、初めての金沢にお越しになりました。

先日、あかつき屋が最近発刊された旅のガイド本『城ガール』に紹介されましたが、まさに文字通り、城ガールを地で行く金沢トリップをされています。

お二人は金沢駅に到着後、さっそく近くのレンタル着物店でゆかたを借り、きれいなゆかた姿になって、ひがし茶屋街や主計町へと向かわれました。
「ゆかたを着ると、いっぺんに気分も変わりますね」。忙しくしている毎日と打って変わって、ゆかたの感触を楽しむように、ゆっくりと古い町並みを歩かれました。

(主計町で猫と一緒にパチリ・さゆりさん
        =お客様ご提供写真、以下同じ)
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(同・あやのさん)
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有名な観光地ですが、平日とあってか街は比較的静か。そのせいか、行き交う人の表情もどこか落ち着いて見えたそうです。
主計町では、軒下で黒猫がのんきな表情でたたずんでいました。何か、ほっとした気持ちになり、思わず一緒に写真を撮ったとのこと。
「金沢は時間がゆっくりと流れていますね。心が落ち着きます」とお二人は、口をそろえられました。

夜は片町のおしゃれな和食屋さんで食事をとられ、この後、あかつき屋の近所の温泉銭湯に行かれ、一日の疲れをいやされました。

デンマークのお二人 夏空の下、街へ

金沢は、梅雨を通り越して一気に本格的な夏を迎えたかのようです。昨日、今日と気温は30度を超え、蒸し暑い日となりました。

そんな中で、あかつき屋では初めてデンマークのカップルをお客様にお迎えしました。北欧ご出身ですから、この暑さはこたえるかと思いきや、意外と平気のようで、夏空の下、茶屋街や兼六園、金沢城公園などを散策されました。

(ひがし茶屋街を散策されるお二人=写真掲載了解済)
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デンマーク人のお二人は、長期の休みを利用して、世界をゆっくりと旅されています。お二人は、空路でロシア・ペテルスブルクに到着後、鉄路でモスクワを経由して、シベリア大陸を横断し、ウラジオストクから船で国内に入られました。
その後、松江、鹿児島、熊本・黒川温泉、岡山、京都などを経て、金沢に一昨日到着されました。

お二人はあかつき屋に連泊されており、金沢での予定をうかがうと「No plan。とにかくゆっくりと過ごしたい」とのことでした。お二人はお泊りの間、朝夕は自炊され、空いた時間は、お庭を望む縁側で読書をしたりして過ごされています。

(兼六園のことじ灯籠で記念写真)
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(時雨亭で頂いたお茶は至福の時間でした)
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もちろん、市内観光にも出かけられます。昨日はお昼過ぎ、私の案内で、ひがし、主計町の茶屋街を訪れました。和の情緒にあふれる街並み。平日とあって目抜き通りに混雑はなく、街の雰囲気をゆっくりと味わうように散策されました。

連日の好天となった今日は、兼六園、金沢城公園、近江町市場に足を運びました。私もご一緒しました。
強い日差しが降り注いでいましたが、兼六園は、池やせせらぎなど水辺が数多くあり、思いのほか涼しく、散策は苦になりませんでした。

茶室のある時雨亭にも入りました。そこは、エアコンが効いていてとても涼しく、そこでお煎茶と和菓子を頂きました。純和風の建築物の中でのひと時、外の暑さも忘れ、至福のひとときとなりました。

今年も近づく、高源院さんの一ツ灸

慌しく過ごす中で、うれしく、ちょっぴり懐かしいお客様をあかつき屋にお迎えしました。お越しになったのは、馬坂のお寺・高源院の住職さんです。

7月1日にお寺で行われる伝統行事・一ツ灸のご紹介のためのご来館です。一年ぶりの再会となりましたので、しばしおしゃべりをさせて頂きました。

(一ツ灸をご紹介される高源院の住職さん)
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高源院さんで毎年7月1日に行われる一ツ灸は明治時代から受け継がれている伝統行事で、このお灸をすれば、病気の回復と息災延命がかなうという言い伝えがあります。
今年は、島田鯛子さんによる白山山麓染という作品の個展も同時に開かれるそうです。

(以前の一ツ灸の風景=高源院さんご提供写真)
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高源院さんはあかつき屋の近くの馬坂にあるので、こちらとは何かとご縁のあるお寺。先日もあかつき屋のお客様が早朝の散歩がてらに馬坂を上ったところ、お寺の座禅会にでくわしたので、それに参加させて頂いたというエピソードがありました。

そんなこともあったので、お越しになった住職さんには、そのお礼も言いました。小立野の高台にあるのでそのお寺は、とても眺めが良く、夏でも本堂では涼しげな風が吹き抜けています。
馬坂不動尊の霊水を汲みがてらに、またお邪魔させて頂きたいなと思ったことでした。

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