あかつき太郎の町家日記

金沢町家ゲストハウス あかつき屋をめぐる出来事や思い、人とのふれあいなどをつづるブログ。街角の話題や四季折々の風情も紹介していきます。

あかつき屋のホームページはこちらです。

音色合わせた仲間たち、金沢で最後の夜

3月も終盤になった28日、あかつき屋ではお客様として若者グループをお迎えしました。今回は、三重大学のギター・マンドリンクラブの皆様。この度、大学を卒業されて、卒業旅行として金沢にお越しになったのでした。

学生時代、クラブ活動の弦楽器で息の合ったハーモニーをつくられたお客様たち、金沢ではあかつき屋などでホットな夜を過ごされました。

(一夜明け、朝食をとられる三重大学の卒業生の皆様=写真掲載了解済)
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このお客様たちが所属したギター・マンドリンクラブは、三重大学では46年の歴史をもつ伝統のあるクラブ。部長を務めたSさんは「部活に打ち込んだ4年間でした」と言い、仲間ととともに弦楽に親しんだ日々は、メンバーの身体の中に大きな存在感を占めているようです。

特に毎年クリスマスの時期に開くこのクラブの定期演奏会は、一年で最も大きな行事。練習に励んだ日々、本番の感動的なステージ。皆の忘れ得ぬ思い出です。

(大学時代の練習風景=お客様ご提供写真)
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金沢への卒業旅行は、部員の中に石川県出身者が二人いたこともあって、この地を選び、安価で貸し切りで泊まれるお宿ということで、あかつき屋に決められたということでした。

お客様の金沢での夜は、ひと際印象に残るものだったようです。お食事先となった「おでんとお寿司」のまるよしさんは、貸し切り状態で過ごされました。
「おいしかったし、ご主人や女将さん、そしてそのお孫さんらとのおしゃべりは、とても楽しかった」と大満足の表情で帰ってこられました。

近所の温泉銭湯へ行かれた後の、あかつき屋での二次会。数日後には社会人、進学と新たな旅立ちを控えているとあって、語らいは尽きず、熱い夜になったようでした。

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春、障子張り替えさわやか

朝晩の肌寒さは残るものの、日ごとに春らしくなってきています。
この季節の変化に合わせ、あかつき屋では、玄関横の上がりの間の障子を張り替えました。障子戸は、きれいな和紙に変わり、すっきりさわやか。気持ちも新たになりました。

(張り替えた障子戸。格子模様が美しい)
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障子は紙であり、生き物とも言えます。それだけに時間とともに、色や張りなどで微妙に経年変化を見せます。今回冬が終わった時季をとらえて、まず上がりの間の障子戸を張り替えることにしました。

作業をお願いしたのは、菊川町にある瀬田表具店さん。玄関に面したところと、外に面したところの計6枚の戸を張り替えてもらいました。

障子戸を納入して頂いたのは、夕方頃。日が西に傾き、外側の戸の格子の模様が、真新しい障子に影となって、くっきりと映し出されました。
この障子戸の格子と、影となって浮かび上がる格子。縦、横のラインが、何とも言えない凛とした風景を形づくっています。

これは、日常的な風景なのですが、日の傾き具合、空模様によって、この格子の形状が微妙に変わり、独特の趣をつくるのです。四季や時間の移ろいを感じる、あかつき屋の一つの指標とも言えるものです。

今日の格子の模様は、春の明るい日差しを受けて、この格子を配した景観は、晴れやかであり、一種の清涼感をもたらしてくれるものでした。

(玄関に生けた早咲きの桜が見頃に)
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玄関に生けた早咲きの桜も、一足早く見頃となりました。ともに生けたフリージアの黄色とともに、玄関を明るくしてくれています。

そんな花にも元気を得て、気持ちよくこの春を迎えています。

「少女時代」に熱視線、タイの女性ら

タイの女子学生さんらとホットな夜を過ごしています。今日あかつき屋にお越しになったのは、タイの大学院で学ぶ学生さんたち。にっちゅうの観光、そして夜、近所の温泉銭湯へそろって行かれた後、コミュニティ・ルームの掘りごたつを囲まれました。

テレビで11時から『情熱大陸』(TBS系)という番組でK―POPの人気グループ「少女時代」(Girls' Generation)が取り上げられるからでした。番組が放送中、お客様たちはコリアンスターの一挙手一投足に熱い視線を注ぎ、歓声を上げられました。

(だんらんのひとときを過ごされるタイからのお客様=写真掲載了解済)
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タイのお客様は、10時半ごろ、お部屋がある2階から1階のコミュニティ・ルームへぞろぞろと降りて来られました。一人の女性が、スマホの画面を私に示し、「テレビで11時から少女時代の番組があるんですよね」と尋ねられました。

早速テレビのチャンネルをつけると、『情熱大陸』でこのグループのことが紹介されることが分かりました。
番組が始まると、お客様は、テレビ画面に熱視線を注がれました。

(テレビで少女時代の特集をご覧になりました)
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少女時代は、タイでも有名で、お客様はそのグループの大ファンでした。むろん番組は日本語の放送のため、内容は十分理解できなかったのかもしれませんが、少女時代のレッスン風景やインタビューのシーンなどに注意深く見入っておられました。

今度の火曜日と水曜日には、大阪の大阪城ホールで、少女時代のコンサートが開かれるとのこと。お客様は残念ながらチケットを手に入れることができなかったそうですが、「コンサート会場の外でコンサートを楽しみたい」と笑って話されました。

私には、息子しかいないのですが、娘たちとだんらんのひと時をもっているような感覚になりました。

日タイのお客様、意気投合し早朝ラン

こんなことってあるのですね。今朝、思いがけないシーンがあかつき屋とその界隈で生まれました。
タイからの女性のお客様と、愛知県からお越しになったお客様が早朝、一緒にひがし茶屋街へランニングに出かけられたのでした。

まだ肌寒い朝、一時間ほど走って帰って来られたお二人、「気持ち良かったです」とさわやかな笑顔を浮かべ、朝の食卓につかれました。

(あかつき屋からランニングに出発されるPairrohさん・左とOさん
                   =写真掲載了解済)
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お二人は、タイの女性(Ms.Pairroh)と、愛知県内にご実家がある大学生のOさんで、いずれも一人旅で金沢にやって来られました。

実は二人ともアウトドア派。タイのPairrohさんは、25㌔マラソンに参加するほどの健脚の持ち主で、大学生のOさんは、大学のサークルで登山をするほどの体力を備えておられます。

お二人は親子ほどの年齢差があるのですが、お部屋が隣室とあって、いろいろと英語でおしゃべりして過ごされました。その中で、翌朝一緒に早朝ランニングしましょう、となったようでした。

今朝7時頃、あかつき屋の玄関の前にさっそうとお二人が立っているのには、びっくりしました。
「今から、ゲイシャさんがいる町(ひがし茶屋街のこと)へ行ってきます」とPairrohさんは、元気よく話して、Oさんとともにあかつき屋を出発し、賢坂辻を右折し、ひがし茶屋街へと向かわれました。

一時間ほどして、お二人は戻って来られました。
Oさんは息をはずませながら「宇多須神社、愛宕神社まで行ってきました」と、私の問いかけに答えられました。

(Pairrohさんから頂いたタイのお茶)
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この後、二人はそろって朝食。パンや乳製品を中心とした食事に、タイのPairrohさんからお土産に頂いたタイのお茶も早速添えました。そのお茶は、癖がなく、素直で穏やかな味わいでした。

「これ以上ない、健康的な朝食」。そんな感想をもったこの日の朝でした。

外国人4人、茶の湯の心求めて金沢へ

世界の各地からお客様があかつき屋にお越しになる中で、今回お泊りになった外国の方4人は、私たちに鮮烈な印象を与えてくれました。
京都の茶道の専門学校に通う人たちで、ご出身はアメリカ、カナダのほか、あかつき屋としては初めてのポーランド、フィンランドもいらっしゃいました。

和の心、とりわけ茶の湯をめぐる世界に関心をもたれ、兼六園をはじめ、大樋美術館、ひがし茶屋街などにも足を運ばれ、見識を広げられました。

(朝、あかつき屋のお庭を楽しまれる4人のお客様=写真掲載了解済)
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あかつき屋に来られたのは、アメリカのミッシェルさん、ポーランドのダミアンさん、カナダのサラさん、フィンランドのパイヴィさんの4人。

この方々は、茶道の道に精進したいと、京都にある裏千家学園茶道専門学校の外国人研修コース(愛称「みどり会」)に昨年9月に入学され、一年間、講義や実技を通じて、茶道の基本を学んでおられます。
4人は学校の寮に暮らしておられ、大の仲良し。お互いにおしゃべりし、時に励ましあって学生生活をおくっておられるようです。

今回の金沢への旅は、春休みを利用したものでした。あかつき屋で、和の趣漂う町家の風情を楽しまれる一方、城下町金沢に息づく茶の湯の精神にふれようと精力的に街を回られました。

(ダミアンさんがお宿の自由帳に楽しい絵を描いて下さいました)
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兼六園では、時雨亭でお抹茶を楽しまれ、大樋美術館では、茶道に欠かせない茶器の焼き物について、知識を深められました。

「日本の茶道は、静かで落ち着いた雰囲気があるのが魅力ですね」と話されたお客様たち。
旅を振り返られて、「とても中身が濃い滞在でした。金沢は一泊二日では足りないですね。また来ます」と笑顔を見せて、車でお帰りになりました。

旨い地酒にホタルイカ、ナマコ、ブリ…

「北陸の旨い酒と魚を食べよう」と金沢、そして、あかつき屋にやって来られた若者グループがいらっしゃいます。
お越しになったのは、龍谷大学の卒業生の皆様。卒業旅行で金沢に来られましたが、「全室を貸し切り、皆で調理し、ゆっくりとご飯をた食べれるお宿を」(お客様)と、このあかつき屋を選んで下さいました。

会食の食材にと近江町市場で買い出しされたお魚類は、ホタルイカ、ナマコ、ブリ等々、日本海の幸が目白押し。石川の地酒を傾けながらの晩御飯と朝食は盛り上がり、学生時代の最後の良き思い出になったようでした。

(数々の日本海の幸と地酒を並べ、お食事をとるお客様=写真掲載了解済)
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今回のお客様は、幹事さんからの宿泊のお申し込みの際、キッチンの備品類についてこと細かくお問い合わせを受けました。
あかつき屋ではお客様にこれまでに何回となくキッチンをご利用頂いていますので、徐々に充実を図り、特に不足なものはないような状態になっています。

この度、龍谷大学の卒業生の皆様は、金沢旅行では一日目をあかつき屋での夕食に向けた準備と食事にすべてを充てられました。

お昼にあかつき屋に到着後お荷物を置き、早速近江町市場へ買い出しに向かわれました。
そして、買い出しを終えて戻ったあかつき屋では、手分けして夕食の準備をされました。

(ブリのお刺身・右や肉じゃが・左)
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(ホタルイカ)            (ナマコとワカメの和え物)
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ご飯を炊き、鍋、フライパン、アルミ製ボウル、竹製ざるなど台所にあるものすべてを使って調理された品々は、肉じゃが、ほうれん草のおひたし、わかめの味噌汁、しめじのマーガリン炒め、ハマグリの酒蒸し、イカ刺し、ゲソの塩焼き、ナマコとワカメの和え物、アジの刺身、ブリの刺身、カンパチの刺身、ホタルイカ、ブリの照り焼き等です。

これだけの料理を作り上げる場合は、お料理好きの男性が必ず一人は交じっている場合が多く、今回も女性とともに数人の男性が、お魚を包丁で上手にさばいたり、野菜をスピーディーに切ったりと、手慣れた動きを見せられました。

楽しくお食事を取りながら、夜遅くまでご歓談。「学生時代のいい思い出になりました」とのご感想を聞くと、お宿冥利に尽きました。

卒業生の皆さん、4月からは健康に留意して、お仕事がんばって下さいね。

タイからの留学生、和の趣ご堪能

この度あかつき屋で、タイ人留学生のご一行様をお迎えしました。
市内観光の一方、金沢町家であるあかつき屋の和の趣を味わわれたほか、あかつき屋の前のお寺広済寺さんも訪れ、歴史のある雛人形や本堂を見学されました。

(あかつき屋にお泊まりになったタイ人留学生の皆様=写真掲載了解済、以下同じ)
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今回のタイ出身のお客様は、立命館大学草津キャンパス(滋賀県、略称BKC)の大学院で学ぶ留学生の方々です。
バイオテクノロジーや建築、機械などを専攻されており、この大学院を修了されたら、「タイに帰って、お国の発展に尽くしたい」との志をもっておられます。
今回の金沢旅行は、ハードな研究生活の合い間を縫って、「リフレッシュを兼ねたもの」(お客様)でした。

あかつき屋の和風のお部屋を気に入られる一方、あかつき屋界隈の下町風情も楽しまれました。
前の広済寺さんでは、格調高いひな人形の段飾りを見せて頂きました。

(神殿造りの雛人形飾りを見学されました)
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これは、今年88歳になる広済寺さんのおばあさんが大正14年に誕生した際、そのお母さんの津幡のご実家からお寺に贈られたものだそうです。
今では珍しい神殿造りが、大きな特長になっています。

あかつき屋では旧暦の桃の節句まで、上がりの間の木目込みのお雛様をはじめ、各お部屋にひな人形を飾っていますが、タイの方々は、これらとはまた違った趣の雛人形飾りに目を見張り、熱心に写真を撮っておられました。

(本堂でおまいりもされました)
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この後、ご一行様は本堂を見学。コンクリート造りが多いタイのお寺と違って、木をふんだんに使った建築様式にも興味がそそられたようでした。

タイも日本と同じ仏教国。仏前に並ばれた留学生の皆さんは、タイ式にのっとり、手を合わせ、体を前に折り曲げておまいりされていました。

感激の再訪 滋賀県立大写真部の皆様

感激の再会となりました。滋賀県立大学写真部のご一行様が、2年ぶりにあかつき屋にお越しになったのです。
全室貸切での二泊三日の間、お客様は「春合宿」と題して、金沢、能登、加賀とエネルギッシュに石川県内の各地を回られ、様々な被写体にカメラを向けられました。

私はこの間、2年前のことを思い出しながら、お客様のお世話をさせて頂きました。とても感慨深い三日間となりました。

(あかつき屋で朝食を楽しまれる滋賀県立大学写真部の皆様=写真掲載了解済)
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滋賀県立大学の皆様が初めてあかつき屋に来られた一昨年の3月は、あかつき屋がオープンしてまだ3か月ほどしかたっておらず、要領を得ず、ぎこちない部分もあったと思います。

2年前、今回の写真部メンバー様の先輩方をご宿泊後に玄関でお送りした際は、正直また来て頂けるのだろうかとの思いもありました。
それだけに今回再訪されるとの知らせを受けた時は、内心跳び上がりたくなるほどうれしかったです。

今回のお客様は主に一、二年生で構成され、このうちお一人が二年前にあかつき屋にお越しになった男性でした。その男性「前に来た時に比べて、スムーズになった気がします」。

(能登半島の「世界一長いベンチ」でハイポーズ=お客様ご提供写真)
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ご一行様は金沢市内では兼六園、ひがし茶屋街、21世紀美術館などの観光ポイントを回られました。二日目は能登に車で行かれ、能登島水族館を訪れた後、西に向かい、志賀町(旧富来町)の海岸にある「世界一長いベンチ」に立ち寄りました。
そこでメンバーは思い思いのポーズをとりパチリ。パノラマ写真にしたため、ざん新な作品に仕上がりました。

(感動的な夕日に出会いました=同)
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この海岸に着いた時は、ちょうど夕暮れ時。日が日本海に沈むシーンは、言葉で言い表せないほどの美しさ。
この感動はカメラに収められるとともに、メンバーそれぞれの胸の内に深く刻まれたようでした。

建築専門学校生さん 精力的に街回り

学校の春休みを利用して、学生さんのお泊りが続いています。その中で、建築やアートに携わるお客様が目立って多くなっています。
あかつき屋が、金沢町家の伝統的建築様式を備えていることから、ありがたいことに「金沢で泊まるなら、ホテルじゃなくて、ここに」(お客様)と選んで下さる方が大勢いらっしゃいます。

この度、宿泊されたお客様もそうで、東京の建築の専門学校で学ぶ方々でした。あかつき屋を全室貸切で二泊された間、城下町の古い町並みや近代的な建物などを見に、幅広く精力的に街を回られました。

(夜、ちゃんこ鍋などで夕食を取られるお客様=写真掲載了解済)
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お泊りのお客様は23歳から34歳の男女で構成されています。大学や社会人経験の人が多く、新進気鋭の建築家といった趣でした。

二泊三日の間、兼六園、ひがし茶屋街などのほか、21世紀美術館、鈴木大拙館、海みらい図書館にも足を延ばされ、今話題の建築物をも見学されました。

夜、あかつき屋でちゃんこ鍋をされ、親睦を深められ、近所の温泉銭湯にも行かれました。
昨晩お客様とゆっくりとおしゃべりする機会がありました。

(香林坊ラモーダ・左と兼六園時雨亭茶室・右=お客様がスケッチ、以下同じ)
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街歩きされたお客様のご感想。
「兼六園の時雨亭の茶室がいいですね。すごく落ち着きました」
一方で、「香林坊ラモーダが印象に残りました。市松模様風で、近代的なビル群の中にあって、独特の存在感をもっています」

(あかつき屋のコミュニティルームからお庭を望む風景のスケッチ)
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(春まだ浅いあかつき屋のお庭)
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また、あかつき屋のお庭も気に入って頂きました。暖かくなって、朝食の時間帯に、縁側の引き戸を開け放つことができるようになり、掘りごたつのあるコミュニティ・ルームからストレートにこの和風庭園が望めます。

春まだ浅く、緑の色合いは十分ではないのですが
「お庭を見ると落ち着きますね」「奥にお庭があるのは、金沢の町家の特長なのですね」などとお客様は話されました。

朝食に五郎島さつま芋きんとん椿風

今日のあかつき屋での朝食。ふだんにも増して、おいしく、素敵なものとなりました。あかつき屋に三連泊された女性の椿さんが、ご自身得意の創作料理を同宿された他のお客様に提供して下さったのです。

このお料理は、地元金沢の加賀野菜の一つ五郎島金時さつま芋とリンゴをミックスさせて、きんとんにしたもの。あかつき屋では、ポピュラーになっている森長さん(材木町)のパンに、このきんとん、そしてコーヒーで取った朝食は、おいしく、かつヘルシー。
ブレックファストタイムは、一堂の笑顔が広がり、会話が弾みました。

(きんとん椿風を囲み朝食をされるお客様、左端がきんとんを調理された椿さん
                                   =写真掲載了解済)
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椿さんは千葉県からお越しになりました。あかつき屋が金沢の伝統町家であることに加え、自炊ができることから、連泊の宿泊先として、ここを選ばれました。

椿さんはあかつき屋にご宿泊中は、朝夕すべてここの台所に立ち、食事を作られました。その中で出色だったのは、加賀野菜の五郎島さつま芋を使って作られたオリジナル料理のきんとん。

(材料の五郎島金時さつま芋)
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五郎島さつま芋は、近江町市場で買ってこられたもの。そのお芋は、電子レンジで加熱して柔らかくした後、皮をむき、細かく切ります。
さつま芋とミックスするリンゴは、小さく切って塩水につけておきます。

(リンゴにさつま芋をミックスして炒めます)
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次にフライパンにマーガリンを溶かし、リンゴを炒めます。そこに下ごしらえしたさつま芋を入れ、水(あれば牛乳)を少し入れて、スプーンでさつま芋をつぶします。続いて、スキムミルクと砂糖で味付けします。

全体に火が通ったら出来上がりとなります。

出来上がった椿さんのオリジナル料理「りんごとさつま芋のきんとん椿風~五郎島さつま芋version~」は、五郎島金時の素朴な甘みの上に、りんごの味が加わり、さわやかな風味のきんとん料理でした。

(朝食にさわやかなアクセントを添えたさつま芋きんとん=小皿の上)
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朝食のパンやコーヒーにとても合いました。同じ日に泊まられた、東京、大阪からの大学院2年生らの二組のお客様も、そのお料理を賞賛。朝のひとときは、おしゃべりが弾み、とても豊かな時間になりました。

このきんとん料理、とても美味なので、加賀野菜の郷土料理として、ラインナップに加えられても良いのではないでしょうか。

なお、このきんとん、作り手の椿さんが、こちらの依頼に応じて、宿の自由帳にレシピを詳しく書いて下さったので、ご興味のある方はあかつき屋までお問い合わせ下さいませ。

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