FC2ブログ

あかつき太郎の町家日記

金沢町家ゲストハウス あかつき屋をめぐる出来事や思い、人とのふれあいなどをつづるブログ。街角の話題や四季折々の風情も紹介していきます。

あかつき屋のホームページはこちらです。

「今年も元気に」と女性部新年会

「今年も元気にがんばっていきましょう」。そんな新年の誓いを交わしながら、あかつき屋にお泊りになった女性グループがいらっしゃいます。

ご宿泊されたのは、TOTOリモデルクラブ石川店会女性部の皆様。勉強会と新年会を兼ねたお泊り例会。夜遅くまでおしゃべりしながら、今年一年の奮闘を誓い合われたようでした。

(あかつき屋で新年会をされた女性部の皆様=写真掲載了解済み)
0208totowomen.jpg

このグループは、住宅の建築や設備のお仕事に携わる石川県内の女性の方々でつくられています。今回、昨年あかつき屋が国登録有形文化財に指定されたこともあって、町家の勉強を兼ねてご宿泊されました。富山県内の関係団体の女性も参加されました。

あかつき屋では、玄関横の上がりの間は、四季折々に飾り付けしており、現在は花嫁のれんや、梅の花などをしつらえています。
お客様たちは、玄関に入ってすぐ、そんな飾り付けに「まぁ、きれい」と歓声を上げられました。

今夜は、オードブルやお菓子、お酒などを持ち込んでのお食事会。外は降る雪で寒かったものの、あかつき屋の中は、暖房設備が完備されており、ぽかぽか。

お客様はコミュニティルームの掘りごたつに入りながらご夕食。「家にいるみたいにくつろげるね」などと感想を言われながら、尽きない話に長い夜を楽しまれました。

女性部の皆さんは「今年は、皆でアイデアを出して何か形になることをしたいね。ブレイクしましょう」と抱負を語っておられました。

春一番の風の中、能登から金沢へ

春一番の疾風が吹き渡った今日、能登から金沢へ移動し、あかつき屋にお泊りになったお客様がいらっしゃいます。東京からお越しになったお二人で、ここ数日雪がちらついたり、強風が吹いたりと落ち着かない天候だったものの、お二人は能登や金沢の絶景や美味にふれ、早春の北陸路をたんのうされています。

(和倉温泉の旅館でくつろがれるお二人=お客様ご提供写真、以下同じ)
0207wakura.jpg

雪国北陸は、太平洋側に住む人にとっては、どこか神秘的な土地のよう。東京に住むお二人は、そんな春まだ浅い時季を選んで二泊三日の石川県の旅を計画されました。

一昨日の午前、JRの北陸フリー切符を使って和倉温泉へと向かう車内。今日のお昼はどうしようかと、スマホで調べていたら、能登にも牡蠣(カキ)が食べられるところがあることを発見。行き先を能登・中島まで足を延ばし、お食事処でカキのフルコースを召し上がられました。

(中島のお食事処で食べられたカキのフルコース)
0207notokaki.jpg

カキフライや焼きガキ、蒸しガキ、カキ飯と、旬のカキが様々に料理されたフルコースが目の前に。
「どれもすごくおいしかった」とお二人。
「それにしても平日にもかかわらず、お店は人でいっぱいでした」と、その人気にも驚かれたとのことでした。

その夜は、七尾湾を望む和倉温泉の旅館でゆっくり。広々とした海原に気分は爽快。「海岸を歩いていたら、虹が出ていたんですよ」と、そんな幸運なシーンにも出会ったとおしえて下さいました。

(ひがし茶屋街も楽しい時間に)
0208higashichaya.jpg

今朝着いた金沢では、ひがし茶屋街から城下町の観光地めぐり。藩政時代の面影が色濃いお茶屋・志麻を見学するなど、百万石文化の精髄にふれられました。

その後、新竪町商店街の雑貨屋さんや21世紀美術館などを回られ、あかつき屋に入られました。
街なかのご散策では、強風を受けていたことから、「金沢って風が強いまちなんですね」とお二人。
「いや、今日は春一番が吹いて、特別なんです。こんな風の強い日は、年にそう何回もありません」と私。
思いがけない、天候のめぐり合わせでしたが、お二人は、苦にもならないご様子でした。

夜は、片町のおでん屋さんのほか、屋台風の飲み屋さんが続く新天地でも食事をされて帰ってこられました。
「ディープな夜になりましたね。(新天地で)知らない店に入るのは金沢の人でも、ちょっと勇気がいるかもしれません」と私。
夜は、そんなこんな話で、大いに盛り上がりました。

立春 花嫁のれん飾り 梅が開花

今日は立春。少しずつ暖かくなるのに伴い、あかつき屋では春めいた装いに整えています。
上がりの間では、花嫁のれんを飾りました。その前に置いた梅の鉢では、梅が開花、一足早く春の到来を感じさせています。

(上がりの間に飾った花嫁のれん)
0204hanayomenoren.jpg

立春の日は、終日雨模様。でも寒さは和らぎ、この日の金沢は最高気温が10度近くまでになりました。次第に春らしくなってきたのに合わせ、あかつき屋では先日、上がりの間に花嫁のれんを飾りました。

これは、母が61年前にお嫁に来たときに実家から持参したもの。友白髪の老夫婦が中心に描かれ、松竹梅や鶴亀などが配されたおめでたいもの。
父母は、この花嫁のれんと同様昨年結婚60年の節目を迎え、子どもたち家族は、ささやかですがお祝いの会を開きました。不肖の子どもたちですが、父母はこののれんのご加護に与った幸せな人生をおくっていると言えるかもしれません。

(梅が白い無垢な花を開かせました)
0204umekaika.jpg

梅は、あかつき屋が昨年末に地元出身の柔道女子金メダリスト松本薫選手の勇姿を描いた水墨画を近くの味噌蔵町小学校へ寄贈させて頂いたことに対して、その小学校から返礼として頂いた花木。玉牡丹(ぼたん)という品種です。

2日夜に初めて白い花が開いたのをお泊りのお客様が見つけられました。その後、もう一つ花を開かせました。花はこれからさらに数を増やしていくことでしょう。
肌寒さは残るものの、春の足音を確かなものとして感じる今日この頃です。

山梨名物ご持参で三度あかつき屋へ

お宿業では、思いがけず全国各地の名物と出会うことがあります。今回は、山梨県では名の知れたという生菓子「くろ玉」です。
お土産としてご持参されたのは、山梨県内にお住まいのOさんご夫妻。Oさんは、あかつき屋へは三度目のご宿泊です。ご到着早々、懐かしい知人にお会いする雰囲気で、くろ玉を頂きながら、歓談いたしました。

(山梨のOさんから頂いた甲斐銘菓の「くろ玉」)
0202kurodama.jpg

Oさんは、あかつき屋のご近所にご親族のおばあちゃんが一人でお住まいなので、そのご様子の確認とお世話方々年に数回金沢にお越しになっています。今回の金沢訪問は昨年9月以来となります。

あかつき屋にご到着後、早速差し出されたのは、小箱に入った「くろ玉」という生菓子。これは、甲府市内に本社がある㈱澤田屋さんが製造している和菓子で、上質のえんどう豆を丸いあんこ玉にし、香り高い黒糖をかけたと、箱には記されています。

黒糖の味が利いた甘いお菓子。金沢の加賀棒茶とともに頂きましたが、口の中に、ほわーっと甘さが広がり、お茶請けには、いいお味でした。

Oさんは昨年この時季に来られた時は、かなり雪が多かっただけに、今年は少ない雪に安どのご表情。私も寒さが和らいだここ数日に、心が軽くなっており、Oさんご夫妻とは、うちとけた時間を過ごさせて頂きました。