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あかつき太郎の町家日記

金沢町家ゲストハウス あかつき屋をめぐる出来事や思い、人とのふれあいなどをつづるブログ。街角の話題や四季折々の風情も紹介していきます。

あかつき屋のホームページはこちらです。

お庭手入れ 秋晴れの朝の光に映え

先の三連休を終え、ほっと一息。その小休止を利用して、秋晴れの下、あかつき屋のお庭の手入れに勤しみました。
枝が伸びた庭木を剪定、雑草なども取って、お庭はすっきり、さっぱりと。きれいに整えられたお庭は、朝の光を受けて、さわやかな趣を見せました。

(手入れしたお庭。朝の光を受けて清新な雰囲気が漂います)
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庭木の剪定については、私はなんと言っても素人。こればかりは、高齢でありながらも庭仕事の大ベテランの父の手を借りるほかなく、モチの木、松の木、ナンテンなどの剪定をしてもらいました。
むろん、80代半ばの父には、いつまでもお願いできる訳ではないので、この時を利用して、私の技術習得の狙いもあります。

(庭木の剪定で奥の灯篭が見えるようになりました)
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父は、数時間ほどで手際良く、木々の枝を整えてくれました。黙々と作業を進めるので、私は、折にふれて父の手先を見つめ、枝の整え方を見ているだけでしたが。習うより慣れろ、という言葉もあるので、今後は、私も分からないなりにやってみようと思います。

庭木の剪定で、奥の灯篭が、隣接する座敷縁側から、よく見えるようになりました。これまで前の松の木の枝の陰に隠れていたのです。これでお庭を見る楽しみがさらに増したと思います。

この季節の太陽の位置の関係で、朝、お庭には、いい光が差してきます。さわやかな光を受けて、お庭は清新な雰囲気を醸し出しています。
手前のお座敷の畳には、木洩れ日を受けて、幾筋かの光の帯がつくられています。

(大きな掘りごたつのあるコミュニティ・ルームに、コスモスを生けました)
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お客様が集うコミュニティ・ルームには、今が見頃のコスモスを生けました。ピンク、赤などの彩りが、和のお部屋に、しっとりした華やぎを与えています。



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三連休中日、お客様それぞれに躍動

三連休中日の今日、さわやかな秋晴れとなりました。前日からお泊りの3組のお客様は青空の下、思い思いに過ごされ、秋の一日を満喫されました。
軽やかに、さわやかに過ごされたご様子を写真で紹介させて頂きます。

(レンタサイクルで金沢市内を回る女性グループ=写真掲載了解済。以下同じ)
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連泊された女性3人のグループは大阪の大学で学生時代を過ごされたお友達です。この日、金沢駅でレンタサイクルを借りて、市内を軽快に回られました。尾山神社、兼六園、21世紀美術館、新竪町商店街などを訪ねられたそうです。
「街がきれい」「金沢美大があるせいか、市民の方々の美に対する意識が高い気がします」。
3人はそう話し、初めて訪れた金沢にあこがれに似た気持ちを抱いたようです。

(立山・みくりが池で写真に収まる徳島県からのご夫妻)
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昼頃、うれしいメールがあかつき屋に届きました。前日あかつき屋に一泊二日で宿泊された徳島県のご夫妻からのものです。
この日朝、「富山県の立山に登る」と、お宿を後にされました。昼頃にメール添付で届いた写真は、立山みくりが池で撮られたもの。
これを見たときは、びっくりすると同時に、次の旅先の様子を早速知らせて下さった心遣いに、喜びが込み上げました。

ご夫妻は「立山に到着しました。快晴です。紅葉はまだですが、かなりの混雑です」などとメッセージを添えられました。
四国・徳島からお車で北陸に来られたのですが、帰路、無事に地元までお帰り下さい。

(八坂から街並みの写真を撮る岐阜からの女性二人)
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岐阜から来られた女性二人。今朝は、レンタサイクルで市内を回るということで、あかつき屋から兼六園までの最短ルートである八坂を通る道をご案内しました。
坂の登り口に着いた時は、あまりの急さに驚かれましたが、坂の途中まで上がって後ろを振り返れば絶景が。
黒瓦の家並み、そしてその背後に緑の卯辰山が連なる。
彼女たちは、即座にカメラを取り出し、ガイドブックでは紹介されていない、美しい風景を写真に収められていました。




学会発表で三連泊、資料作成追い込み

金沢大学(金大)で昨日から開かれている学会で発表するため、大阪大学大学院工学研究科の学生さんグループが、あかつき屋に三連泊されています。
台風15号の影響で終日雨が降り、屋外はやや肌寒いものの、お宿の中は、いい研究発表をしようと燃える学生さんたちが熱心にパワーポイント資料の作成を進めており、熱気にあふれています。

(学会発表に向けて資料作りに当たられるお泊りの阪大院生グループ)
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金大では22日までの日程で、精密工学会秋季大会が開かれています。これに合わせて、あかつき屋には、阪大工学研究科精密科学コース山内研究室のメンバーが宿泊されています。

(金大を会場にした精密工学会秋季大会の開催要項)
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お泊りの院生グループは22日、「触媒基準エッチング法による4H-SiCの平坦化における加工速度の検討」など、三つのテーマで発表されることになっています。

あかつき屋へは、この発表資料作成の詰めの作業を残してチェックインされました。
あかつき屋では、学生さんたちは旅装を解くと早速、コミュニティ・ルームの大きな掘りごたつの上に持参したパソコンを広げて、資料作りに当たられました。

宿では、無線LAN環境を整え、電源コンセントも多数配備しているので、学生さんたちはインターネットに接続し、必要な情報をダウンロードしながら、パワーポイント資料の充足に当たっておられます。

(近江町市場の回転すし店から買ってこられたお寿司弁当で昼食をとる阪大院生グループ)
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とは言うものの、百万石の伝統が息づく金沢での滞在、寸暇を見出して旅の気分も味わっておられます。昼食では、近江町市場に出かけて、回転寿し屋さんから、お寿司の盛り合わせを買ってこられて、日本海の幸に舌鼓を打っておられました。

また、あかつき屋の隣が、ドラッグストアー「クスリのアオキあかつき店」さんなので、途中おにぎりや飲み物、お菓子などを買い出しに出られて、おなかを満たされるなど、小気味良い動きで過ごされています。

学生さんたちは、あかつき屋について「家庭的な雰囲気でとてもくつろげる」「一軒貸切なので、だれに気兼ねすることなく、のびのび過ごせて居心地がいい」などと感想を語られました。

ありがとうございます。明日の発表、精いっぱいがんばってください。













「手描き友禅でハンカチ作りました!」

この三連休、あかつき屋にお泊りになったお客様が、またまた手作り体験をされ、素敵な品を持って来られました。今回は、あかつき屋から歩いて5分ほどのところにある加賀友禅伝統産業会館(以下:加賀友禅会館)が開催している「手描き友禅体験」にお客様がご参加、友禅染めのおしゃれなハンカチを仕上げられました。

(手描き友禅体験で作ったハンカチ)
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このお客様は、広島県から初めて金沢を訪れられた女性です。
お宿に着いた時は、友禅体験をすることを既に決められており、それを軸に近隣の兼六園や21世紀美術館訪問の計画を立てられました。

(友禅染めのハンカチを作られたお客様=写真掲載了解済)
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あかつき屋のお客様で、これまで何人かは加賀友禅会館を訪れた方はいらっしゃいましたが、手描き体験をされたのは初めて。実は、私はこの会館がそんな催しをしていることは知らず、お客様からおしえてもらった次第です。

お客様は、友禅会館での体験教室では、サンプルを参考にしながら刷毛のような筆を使って、ハンカチにカラフルな花模様を描かれました。

出来上がったハンカチは、彩り豊かな気品のある出来栄えになっています。
他のお客様もいらっしゃるところで見せてもらったのですが、一同から思わず「ステキ!」の声が上がりました。

お客様には、これ以上ない金沢土産になったようです。

「幻想的~」 百万石の夜景

三連休初日の今日は、久しぶりの雨模様。でも大降りにならず、兼六園など金沢市内の観光地は、大勢の観光客でにぎわいました。
秋の深まりに合わせて、様々なイベントが繰り広げられ、その中で、あかつき屋のお客様を引き付けたのは、夜の光の演出でした。しいのき迎賓館広場では、球体のオブジェに光が灯され、兼六園ではことじ灯籠がライトアップされました。
「幻想的~」。美しい光の芸術に思わず感動の言葉が出たそうです。

(しいのき迎賓館の光のオブジェ=伊丹からのお客様が撮影)
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この日、あかつき屋に宿泊されたのは、兵庫県伊丹市からお越しになったお母様と娘さん。娘さんは、あまり金沢についての知識をもたずに来られたそうですが、日中の21世紀美術館への訪問のほか、夜、しいのき迎賓館広場や兼六園のライトアップを見学され、金沢について、鮮烈な印象を持たれたようです。

(ライトアップされた兼六園ことじ灯籠=同)
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「金沢は古いものだけでなく、新しいものもあり、とても素敵です。その演出は見事ですね」と、魅惑的な夜景を見たときの昂奮の余韻を漂わせながら、お話して下さいました。

一泊二日の金沢滞在ですが、「とても一泊じゃ足りません。金沢にまた来たいです」と、言葉に力を込めて語られました。

(21世紀美術館広場で行われた人前結婚式。末永くお幸せに)
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私は、このお客様二人をあかつき屋にチェックイン後、歩いて21世紀美術館までご案内したのでした。
そこに着いた時、なにやら華やいだ雰囲気が。
屋外の芝生広場で人前結婚式が行われているのでした。

雨上がりで、ちょうど空が明るくなった時、ご親族や友人らに祝福された新郎新婦は、幸せいっぱいといったご様子で、まぶしいほどでした。




ゼミ合宿 兼六園など散策後、意見交換

あかつき屋がこの度、大学のゼミ合宿の宿泊先としてご利用頂きました。お客様は、法政大学社会学部の中筋直哉教授様のゼミ。
全室貸切でのご利用、ゼミご一行様は、兼六園や金沢城公園、近江町市場などを散策された後、夜はあかつき屋のコミュニティ・ルームで意見交換された後、親睦を深められるなど、有意義な一泊二日の旅になったようでした。

(中筋教授を中心に朝の打合せをされるゼミのお客様=写真掲載了解済、以下同じ)
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このゼミは地域社会学を研究テーマに掲げるゼミで、ゼミの学生さんたちは9月15日、それぞれの交通手段で兼六園に集合されました。

夜、大きな掘りごたつのある、あかつき屋のコミュニティ・ルームに集い、学生さんたちはそれぞれ金沢の感想を語られました。

「兼六園は、厳かな雰囲気で素晴らしかった」
「街並みがきれいで、景観をよくするのに力を入れているのが分かった」
「(近江町市場の店の)回転すしがおいしかった」
「道に迷って、地元の人に尋ねたら、とても親切に教えて下さった。人が穏やかで優しい感じがする」

いずれの感想も、良好かつ好意的なもので、そばで聞いていてとてもうれしく、また金沢の地で暮らす幸せをも感じました。

(あかつき屋前で記念撮影に臨むゼミご一行様)
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この日、ゼミのご一行様は、夕食は外で済まされており、あかつき屋での意見交換後は、二次会を開き、ゆったりとした感じで、おしゃべりを楽しまれました。

翌16日は、卯辰山工芸工房や安江金箔工芸館に見学に行かれるとのことで、ご一行は朝食を済まされた後、打合せをされていました。

あかつき屋では、先生を伴った大学ゼミのご一行をお迎えしたのは初めて。夜、先生の指揮の下、掘りこたつ部屋(コミュニティ・ルーム)で意見交換された時は、引き締まった空気が漂い、新鮮な印象を受けました。



二人の旅の思い出は手描き金箔のお箸

あかつき屋に滞在されているお客様は、旅の記念にと地元で開かれている手作り体験教室に参加して自ら工芸品を作られることが時々あります。
今回あかつき屋に連泊されているカップルは、加賀温泉の伝統工芸村「ゆのくにの森」にまで足を延ばされ、金箔模様を施した輪島塗のお箸を作って来られました。お箸の表面に描かれた繊細な模様は、とても初めて挑戦したとは見えないほどの見事な出来栄えで、思わずうなってしまいました。

(お客様のカップルの手による金箔模様をあしらった輪島塗のお箸)
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東京から来られたこのお二人さんは、石川県出身の友人から金沢に行くなら加賀の「ゆのくにの森」まで行き、手作り体験することを勧められたそうです。それで、お二人は今朝早速、JRの列車で加賀温泉へと向かわれました。

お二人は、ゆのくにの森では職人さんから手ほどきを受けながら、錐(きり)のようなものを使って、箸に模様を刻みました。
一時間ほどかけて、彼は猫と昨晩見た名月を、彼女はハスの花を描きました。ちょっとでも手元を誤ると、要らないところを傷つけてしまうので、ふだん仲の良いお二人もこのときばかりは、一言もしゃべらず、全神経を手指に集中して作業に励んだそうです。

(自ら金箔模様を施したお箸を手に取り、笑顔を見せられるお客様のお二人=写真掲載了解済)
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彫り上げると、職人さんが箸に金箔を手際よく施し、表面を磨き上げて仕上げてくれたそうです。

手作り体験の料金は千円とのこと。値段はお手ごろですが、そんなことより二人にとっては、石川県の観光地で風土に根ざした工芸品をともに汗して作り上げたことが、何よりうれしかったようです。

お二人の満足そうな表情に接すると、私も気持ちが明るくなりました。



夜の兼六園 見上げれば名月

中秋の名月の今夜、無料開放されている兼六園に足を運びました。
園は、虫たちが大合唱。肝心の月は雲に隠れたり、顔をのぞかせたりと、見物客をやきもきさせましたが、夜が深まるにつれて、明るく、こうこうと夜空に浮かび上がりました。
日中は真夏日となりましたが、この時間になると涼しくなり、深まる秋を感じたことでした。

(兼六園の眺望台に飾られた、すすきと月見団子)
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今日お泊りになった東京からのお客様が、中秋の名月にちなんだ兼六園の無料開放に出かけられるというので、あかつき屋から最短コースである八坂を通る道筋をご案内方々兼六園に赴きました。

園の眺望台には、穂を付けたすすきと月見団子が配され、お月見ムード満点。背後に点在する街の灯りには、ほんわかと人のぬくもりを感じました。

(ライトアップされたことじ灯籠)
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近くのことじ灯籠は、ライトアップされており、目を覚まさせるような鮮やかさが。いつまでも見ていたい趣がありました。

(明るくこうこうと光を放つ中秋の名月)
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午後7時過ぎに着いた時は、うっすらとした雲に隠れていた月も、時間の経過とともに明るく、はっきりと丸い輪郭を見せました。中秋の名月というこの日を意識しているかのようです。

以前に母から教わった短歌。

「月月(つきつき)に 月見る月は多けれど 月見る月は、この月の月」

そんな歌がおのずから、胸のうちに浮かび上がりました。






あかつき屋で主婦の技 朝食見栄え良く -前回の続き- 

あかつき屋に全室貸切でお泊りになった新潟市内の女性グループは、今朝の朝食で目を引きつける手際を見せて下さいました。購入したパンをカットし、器にきれいに盛りつけられたのです。
おいしいものをよりおいしく。朝食を見栄え良くされて召し上がられたところに、ベテラン主婦の円熟の技を見ました。
(手際良くパンをカットするお客様)
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この女性グループは、同じパッチワーク教室に通う人らで構成されています。
楽しい夜を過ごして迎えた今朝は、材木町のパン屋「森長」さんへ焼き立てパンを買い出しに出られました。森長さんでは、クリームパンやコロッケパン、焼きそばパンなど、様々なパンを買われました。
(きれいに盛り付けられたパンと金沢産の梨)
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そのパンは、そのまま食べるのではないのでした。
お客様はコミュニティ・ルームの掘りごたつの上に、台所の木製まな板を載せ、パン一つ一つを包丁で二等分されたのでした。それを前夜の夕食で「さくら亭」さんから出前して頂いた「懐石弁当」の空き容器に、きれいに盛りつけられたのでした。
そのパンが配された箱の真ん中には、今が旬の金沢産の梨が、皮をむかれて置かれました。そのみずみずしい見た目は、朝食にぴったりといった感じです。

(朝食を囲むお客様)
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「同じパンでも、こうしてきれいに並べられると、一段とおいしく感じられるな」。私は、朝の食卓を難なく美しくしたその手技に、感心しました。

まだ暖かい焼き立てパンをメーンにした朝食をともにさせて頂き、しばし団らん、新潟県内の食習慣や街の話題などを聞かせて頂きました。

ご一行はこの後、兼六園へ行かれるということで、あかつき屋の前の道から八坂を通って、兼六園の小立野口までご案内しました。





新潟の女性の趣味の会 あかつき屋で懇親会

新潟市内のご年配の女性グループが今日、あかつき屋に全室貸切でお泊りになりました。パッチワークを共通の趣味にしている方々で、あかつき屋では近隣のお食事処からお弁当や焼き鳥を出前して頂くなどして、夕食を楽しまれました。
少し、その場に同席させて頂いたのですが、お宿は、学生の修学旅行のような明るく、楽しい雰囲気に包まれました。
(新潟からお越しの女性グループ。声を合わせて乾杯!)
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(さくら亭さんから取られた懐石弁当)
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このグループは、パッチワーク教室の講師の先生と、その生徒さんや、そのお友達らで構成されています。
この教室では1年に1回、この時期に教室の親睦を兼ねて、全国各地を旅行されているとのことです。

あかつき屋ではこれまで様々なグループをお迎えしていますが、実は今回のような“熟女軍団”(失礼!)は初めて。
この日は、楽しみな一方で、鑑識眼を備えた経験豊かな方々なので、恐さ(?)半分で当日を迎えしました。

夕方、お客様たちは、にぎやかに玄関に入って来られました。さぁ、戦闘開始。気合を入れて、おもてなしがスタートしました。

とは言うものの、お客様はこの日に合わせて、事前の準備をされていました。お食事に、兼六園そばの「さくら亭」さんから2,625円の「懐石弁当」を注文されており、既に銀行振り込みで支払いを済まされていました。
あかつき屋の近所の串焼き屋「かず家」さんには宿に到着後、お好みの焼き鳥を注文され、近所の酒屋「酒のふじた」さんからもお酒を買い出しに出られ、食材をそろえられました。

掘りごたつにすべての料理がそろい、皆で乾杯。おいしい料理に舌鼓を打ちながら、尽きない話に長い夜を楽しまれました。
(お客様が手作りされたパッチワークの作品群)
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パッチワークを共通の趣味とするお客様たち。携行されているバッグやポーチなどは、自作のパッチワーク製とのことで、お客様の力作をテーブルに並べて見せて下さいました。

私がこのブログを書いている最中、私のそばに近寄って、耳打ちされました。
「パッチワークは、私たちの生きがいなんです」「(パッチワークをやることで)うつ病が治った人もいるんですよ」。
分かりました。そのことも付け加えさせて頂きます。

一泊二日の旅ですが、翌日も大いに金沢をご満喫下さい。