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あかつき太郎の町家日記

金沢町家ゲストハウス あかつき屋をめぐる出来事や思い、人とのふれあいなどをつづるブログ。街角の話題や四季折々の風情も紹介していきます。

あかつき屋のホームページはこちらです。

加賀友禅燈ろう流しで心静かに

金沢百万石まつりが今日、3日間の日程で開幕しました。
初日は夜、浅野川で加賀友禅燈ろう流しが行われ、約1500個の燈ろうがゆっくりと川面をすべっていきました。ほのかな灯りが連なる風景は幻想的で、昼の熱気を忘れさせ、心がしんとなりました。

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この友禅燈ろう流しは、浅野川界隈が加賀友禅の仕事に携わる人が多いことに加え、浅野川で友禅生地の余分の染料などを落とす友禅流しが行われてきたことから、これにちなんで毎年実施されています。
もちろん先人の遺徳をしのび、故人の霊を慰める意味も込められています。

僧侶による読経が終わると、燈ろうが一つひとつ関係者の手によって川に流されました。
燈ろうには、「希望」「元気」などの語句が記されているものもあり、東日本大震災の被災地の復興への願いも託されました。

(Yさんが届けて下さった流木花器)
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 お宿の前に流木花器を置く
ところでこの日、あかつき屋にうれしい贈り物がありました。
友人のYさんが、流木を携えて、あかつき屋にやって来られました。Yさんの仕事場が加賀の山間にあり、そこから持って来られたものです。全体の形といい、穴のあき具合といい、花生けにぴったりです。
一緒に持って来られた山野草と苔を流木にあしらうと、立派な生け花作品になりました。

これを家の前に置くと、お宿の風格が増したように感じました。
Yさん、ありがとうございます。




さぁ百万石まつり 兼六園はカキツバタ

6月3日から始まる金沢百万石まつりを前に、百万石行列(4日)のコースとなるお堀通りの脇では、観覧席がもうけられました。いよいよ祭り本番です。
(百万石行列の観覧席が設けられたお堀通り)
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すぐお隣の兼六園では、カキツバタが水辺に咲き誇っています。雨上がりの後だけに、水滴に濡れた花びらは、ひときわ鮮やかでした。梅雨を前に、名園は魅力的な表情を見せています。

(兼六園の水辺で花を咲かすカキツバタ。上=霞ケ池近く 下=曲水。前方奥には花見橋)
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百万石まつり最大の呼び物・百万石行列の前田利家公役には、俳優の村上弘明さん、利家公の正室、お松の方役に女優の藤谷美紀さんが決まっています。ミス百万石の三人らとともに、華やかな時代絵巻を見せてくれるでしょう。

兼六園はこの時期、カキツバタが見頃を迎えています。観光客は、急な日差しを受けて、水滴を光らすカキツバタを優しげな表情で見ておられました。

(たわわに実る梅)
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梅林に足を運ぶと、梅の実がたわわに成っていました。3月に梅の花を見ていただけに、ちょっとした感慨が。

時を同じくして、開花と成熟が同居する名園。梅雨入り前は、そんな時期でもあるようです。