あかつき太郎の町家日記

金沢町家ゲストハウス あかつき屋をめぐる出来事や思い、人とのふれあいなどをつづるブログ。街角の話題や四季折々の風情も紹介していきます。

あかつき屋のホームページはこちらです。

最強寒波来る 親切にふれ心熱く

日本海側に今冬一番の寒波が来て、金沢は大雪となりました。未明から今朝にかけて雪が40㌢余り降り、街はすっぽりと雪に覆われました。除雪が、一日のメーンの仕事となりました。

雪に包まれたあかつき屋。町家造りのこの建物は、この時季ならではの美しさを見せます。重厚な佇まいの中で、純白の雪はひと際鮮やか。軒下にはつららが連なり、いかにも北国といった風景です。
そんな中で、近隣の人の親切にもふれ、心が熱くなりました。

(雪に包まれたあかつき屋)
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(軒下に下がったつらら)
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これだけの雪が積もるのは、6年ぶりだそう。ここ数年の冬は、降っても10㌢前後の積雪で推移していただけに、正直冬空が恨めしくもなります。

(大雪でも雪吊りでびくともしない木々)
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それでも、北陸ならではの美しい景観も現れ、楽しみな部分もあります。
あかつき屋では、雪と金沢町家のハーモニーはもちろんですが、庭師さんによって施された雪吊りが、時を得たとばかりに威力を発揮しています。うず高く積もった雪も、不安げなく受け止め、松の木はここならではの造形美を見せています。

とてもうれしい出来事が、今朝ありました。昨日激しい雪の中で、駐車場からあかつき屋の建物へと移動する際、車のカギを紛失したのです。どうもアノラックのポケットにキーを入れたつもりが、急いでいて、付近に落としたようなのです。

(カギを見つけて下さった人に感謝の貼り紙)
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    近所の人、落としたカギ見つけて下さる
今朝、除雪中にあかつき屋の電柱に、その車のキーを電柱広告のひもを使って留めてあるのを発見しました。近所の人が、道に落ちていたのを見つけて付けてくれたようです。感激しました。
「ご近所の方、ありがとうございました」。感謝の気持ちを伝えたいので、「ありがとう」を記した紙片を、キーが留めてあった電柱の同じ場所に貼り付けました。

冬は今が底。人のご親切も力にしながら、雪の金沢を楽しみにお越しになるお客様を一生懸命にお迎えします。

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12月大雪に 街はクリスマスムード

再び雪の話題。金沢は早朝から雪が止まず、大雪となりました。終日絶え間なく降り、30㌢ほど積もりました。12月にこれほど降ったのは記憶がなく、報道では12年ぶりだそう。一気に冬の真ん中に入った感じです。

一日の仕事は、除雪から。あかつき屋のお客さんたちも面食らっていました。
三重県四日市から車でお越しになった若者グループがいらっしゃり、除雪道具を使って、雪に覆われた車を脱出させ、北陸道へと向かわれました。東京から飛行機でお越しになった女性は、飛行機が無事飛ぶか、やきもきされていました。

(雪に覆われたあかつき屋のお庭)
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あかつき屋のお庭は、すっぽりと雪に包まれました。松の木も、ツツジ、サツキも雪の下。その中で、植木屋さんに施して頂いた雪吊りが威力を発揮しています。近年は、暖冬傾向でしたが、こんな雪の洗礼を受けると、雪吊りは、やめることはできないと痛感します。

【クリスマスの飾りつけ】
(サンタのジャンボ靴下)
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(クリスマスリース)
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この雪でクリスマスムードが進んだ感がします。名実ともにホワイトクリスマスですね。
お宿の中は、サンタさんの大きな靴下やクリスマスリースなどを飾り、目前に迫ったクリスマスを演出しています。

(武蔵ケ辻の金箔雪吊り「金箔きらら」)
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夜、所用で武蔵ケ辻界隈に出かけました。四つ辻には、金沢の伝統工芸にちなんで設置された金箔雪吊り「金箔きらら」のモニュメントが、ライトアップされていました。ここの代表的な冬の風物詩。降り続く雪の中で、きらきら光っており、随分とホットな気分になりました。

雪の朝 肌寒さと清々しさと

雪の朝を迎えました。金沢はここ数日、雪模様の天候でしたが、今回は昨夜からの降雪でまとまった雪となりました。10cm近く積もったでしょうか。

雪は、北国に住む者にとっては、除雪などの煩雑さから、必ずしもうれしいものではありませんが、チリ、あくたを一掃してくれるようで、その後、大気は清々(すがすが)しいものに。肌寒さの中、凛とした気持ちにもなります。

(雪の朝。あかつき屋の前は真っ白)
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あかつき屋で雪の朝を迎えられたのは、3組のお客様。大阪からのご夫婦のほか、オーストラリアのカップルやタイの女性お二人でした。
いずれも雪にご縁の薄い方々で、玄関の格子戸を開けて、「外は真っ白ですね」と驚かれていました。

(上がりの間に椿に雪の絵)
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この季節、あかつき屋のしつらえは、冬仕様になっています。上がりの間の衝立には、雪をかぶった椿の絵を飾りました。降る雪の中で花開く様には、華やぎさえあります。

(円窓の前、生け花の脇にゆず)
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玄関の円窓の生け花の隣には、ゆずを置きました。ゆずはここ以外にも、コミュニティルームや洗面所などにも配しました。
黄色の実は、見るだけで暖かい気分になります。

年の瀬となり、慌ただしさが増す日々。それぞれの思い、縁(えにし)でお越しになったお客様には、誠実に、真摯に向き合っていきたい。

秋の色鮮やか イチジク、唐辛子

早いもので、今年も10月になりました。暑さは随分と和らぎ、朝晩は肌寒く感じるほどに。金沢の街なかや、あかつき屋では、装いがいろいろと変わってきています。

兼六園や金沢城周辺では、木々が色づき始めました。この界隈をお着物姿で歩く観光客の姿も、絵になってきました。見てるだけで心地よい風景です。

(前面にススキが揺れ、秋の風情を漂わすあかつき屋)
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あかつき屋では、前の植え込みのススキが生長し、てっぺんの穂が風に揺れる様は、いかにも秋といった感じです。その背後に佇むあかつき屋と合わせると、自画自賛ですが、一幅の絵のよう。この時季ならではの光景です。

(軒下で色鮮やかな剣崎なんば)
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あかつき屋の中では、お庭に面する軒下に吊るした唐辛子(なんば)が、ひと際目を引きつけます。これは、白山市特産の剣崎なんばです。
艶やかな赤色。見ているだけで、ホットな気持ちになります。

能登の方に行く機会がありました。帰り道、宝達志水町の押水特産直売所に立ち寄りました。お目当てのイチジクを買うためです。

(店内にずらりと並ぶイチジク)
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(押水特産直売所)
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今が旬のイチジクが色鮮やかに店内に並んでいました。子ども時代を思い出す、郷愁を誘う果実。そのヘルシー感も、何とも言えません。
秋の季節感を味わいながら、ここを後にしました。

秋の足音 バッタやナンテンの実

立秋、そしてお盆が過ぎて、金沢は秋の足音が感じられるようになりました。暑さが幾分やわらぎ、朝夕は多少涼しくなったようです。空気の気配もこれまでと違ってきました。

今日昼過ぎ、思いがけないものをあかつき屋で見つけました。玄関の柱にバッタが留まっていました。
そんな季節か。いよいよ秋に!?。ちょっぴりうれしくなりました。

(玄関の柱に留まったバッタ)
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お庭も装いを変えつつあります。ナンテンが実をつけ、色づき始めました。
ナンテンは縁起の良い植物とされています。その読みが「難が転じる」に通じるからです。
その実が赤さを増すにしたがい、秋の到来をより確かに感じることができることでしょう。

(色づき始めたナンテンの実)
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今日のお客様は、珍しい組み合わせ。二組いらっしゃいましたが、いずれも茨城県から。一組は、ご家族連れで、もう一組は、高校時代のお友達グループ。
夜、大きな掘りごたつを囲んで、地元話で盛り上がりました。

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