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あかつき太郎の町家日記

金沢町家ゲストハウス あかつき屋をめぐる出来事や思い、人とのふれあいなどをつづるブログ。街角の話題や四季折々の風情も紹介していきます。

あかつき屋のホームページはこちらです。

障子のシルエットに感じる春

朝晩肌寒さは残っているものの、日ごと春の訪れを確かなものと感じています。日差しに力強さが増し、街が明るくなってきました。人の表情も明るくなってきたようです。

あかつき屋では、内と外で春への衣替えが進んでいます。玄関に面した上がりの間。ここは、西日が差す位置にあります。
夕暮れ時。障子戸に外側の簾の模様が映ってきました。組子(木の枠のこと)に簾の横線模様が見事にはまり、あたかも意図したかのような、鮮やかな幾何学模様を描いています。

(夕暮れ時、見事な幾何学模様を映し出した障子)
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障子には、四季折々に太陽の傾き加減によって、簾の様々な模様が映し出されます。スクリーンに映し出された絵のように、時々刻々と、姿、形を変えます。
今、映し出されているその模様は、早春の夕暮れ時ならではの模様と言えましょうか。その場に居合わせたお客様は、驚いた表情を見せながらも、初めて出くわす光景に、カメラを向けていました。

(庭師さんによって行われる雪吊り外し)
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あかつき屋では、前日に雪吊り外しを行いました。庭師さんが、松の木の枝に縛ってあった縄を手際よく解いていきました。その作業を横浜から訪れた学生さんが興味深げに見入っていました。

(兼六園周辺に並んだぼんぼり)
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兼六園周辺も着々と春の佇まいに。花見のシーズンの前に、ぼんぼりが並びました。
毎年、この風景を見ると、いよいよ本格的な春近しを感じます。桜の花見客でにぎわう時季は、もうすぐそこまで来ています。

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身近に圧巻の紅葉、終わらぬ秋

金沢は小春日和の暖かな日が続き、例年になく過ごしやすい毎日となっています。このため、いつもなら葉が落ちる木々も、まだ豊かに葉をつけています。落葉樹は、赤や黄の色鮮やかな紅葉を保ち、道行く人の目を楽しませてくれています。

あかつき屋からほど近いところに、紅葉の名所と言ってもいいスポットがあり、仕事の合間を縫って訪ねてみました。

(天徳院の紅葉)
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加賀藩三代藩主前田利常公の正室珠姫の菩提寺である天徳院。小立野の丘の上に立つこの寺院は、あかつき屋から車で5分ほどのところにあります。
山門をくぐると、大小の木々が、様々に秋の色を見せており、感嘆しました。
明るい日差しの下、参拝者が思い思いに散策しており、自分も観光客の気分に。あかつき屋のお客様に紹介するに十分値するスポットと感じました。

(浅野川河畔。清流と紅葉がハーモニー)
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浅野川から卯辰山にかけても、見ごたえのある紅葉ゾーンです。
河畔に立つ落葉樹は、最後の秋を謳歌し、まぶしいほどです。

(卯辰山の沿線は、さながら紅葉街道。山野草園で)
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(さらに登ったところで)
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天神橋から卯辰山山頂へ。その沿線は、紅葉街道と言ってもいいほど。様々な樹種が、美しく道を縁どっています。
中腹にある山野草園に立ち寄りました。小道を覆うように林立する木々は、燃える秋を演出しています。心騒ぐ絶景です。

さらに上に上がると、道端から下の方へ降りる遊歩道があり、ご年配の女性二人が階段を下りていく姿がありました。
そこは、隠れた紅葉観賞のスポットでした。

小春日和の中 雪吊り

11月の折り返し点。この日、あかつき屋では、お庭の木の雪吊りを行いました。小春日和の中、作業は進められ、松の木に施された雪吊りは、美しい幾何学模様を描き、お客様らの目を引きつけています。

(庭師さんによって作業が進められる雪吊り)
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雪の重さによる、木の枝折れを防ぐためのもので、この時季、恒例の作業。庭師さんによって、手際よく仕事が行われました。
3連泊された東京のお客様は、2階のお部屋でこの作業を興味深く眺めておられました。

(仕上がった雪吊り)
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雪吊りが行われると、冬に向けてまた一つ季節が進んだな、と身が引き締まります。これに合わせ、お宿の中の飾りつけも更新しています。

(ツツジが花を咲かせました)
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ところが、お庭で珍しい光景が。ツツジが数輪花を咲かせたのです。このこところの温暖な天候で春が来たと勘違いしたようです。
大雪だった昨冬とは違った展開。心を和ませてくれる異変です。

水の季節 海辺爽快、谷川涼やか

夏至が過ぎ、金沢では気温が30度近くを推移し、一層暑さを感じる日々となっています。梅雨の晴れ間は、太陽の日差しがまぶしく、本格的な夏の到来が近いことを感じます。

そんな毎日の暮らしの中で、思いがけず涼し気な光景に出会うと、ほっとした気分になります。能登、加賀で片時心潤うひと時を過ごしました。

(白波が打ち寄せる千里浜渚ドライブウエイ)
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(浜茶屋の組み立て作業が行われていました)
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千里浜海岸を車で走りました。ここは全国でただ一つと言われる、車で海岸線を走行できるビーチ。青空の下、寄せる白波は、見ているだけで爽やか。あちこちに車が停まっており、ドライバーは、夏気分を味わっているようでした。

海岸では、浜茶屋(海の家)の組み立て作業が行われていました。来月の海開きに間に合わせるための準備。
海水浴後、その茶屋でビールなど飲んで、転がっていれば極楽でしょう。


(清流が注ぐ白山ろくの谷川)
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過日、加賀・白山ろくに赴きました。これは、来月行うプロジェクトの準備のためで、集落近くの谷川を探訪しました。
ここは全く観光地化されておらず、人の姿はありません。清流が静かに下流へと注いでいました。

石の上を流れる水は、透き通っていて、ひんやりしています。その水辺には、山菜など幾種類もの山の植物が自生。
日常の慌しさを払しょくさせてくれる、別世界がそこにありました。

初挑戦! 梅酒作ってみました。

6月。梅雨時ということもあって、ちょっと鬱陶しい季節。でも、楽しいことが、いくつもあります。梅が収穫時期を迎えるからです。

自宅庭にある梅の木が、枝いっぱいに実をつけました。満を持して収穫作業を行いました。で、せっかくの機会なので初めて梅酒作りに取り組みました。わくわくドキドキしながらの作業、一年後の梅酒の出来上がりに胸が膨らみます。

(摘み取った梅の実)
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梅の木からは、ほぼ1㌔の実を摘み取りました。近江町市場の八百屋さんから頂いた作り方のリーフレットを参考に梅酒作りに着手しました。

それによると、準備するものは、梅酒を入れるガラス容器のほか、ホワイトリカーや氷砂糖とのこと。ガラス容器はホームセンターで買い、ホワイトリカーを入手するために近所のふじた酒店さんへ行きました。

(ふじた酒店さんで買ったブランデーと氷砂糖)
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ふじた酒店さんでは、若女将さんがいらっしゃいました。梅酒を作る旨を伝えると、即座にカウンター左手に、ホワイトリカーのほか、ブランデー、そして氷砂糖が並べてあるコーナーを紹介して下さいました。
氷砂糖もあるので、「スーパーに行かなくてもここでいっぺんで済む」。私はラッキーと思いました。

(出来上がった梅酒)
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ホワイトリカーを買うつもりでしたが、「ブランデーの方が、豊かな風味の梅酒に仕上がりますよ。数百円高いだけです」と若女将さんはおっしゃいます。それならと、迷わずブランデーを買いました。

あかつき屋に戻って、梅酒作りスタート。梅を水洗いし、乾いた後、ガラス瓶の底に梅を並べ、その上に氷砂糖を敷き、さらにその上に同様に梅、そして氷砂糖を並べました。最後に紙パックに入ったブランデーをゆっくりと注ぎました。ちょうどいい具合に、ガラス瓶は、材料で満たされました。これを冷暗所に置きました。

若女将さんによると、梅酒は少なくとも1年は寝かせておく必要があるとか。もっと長く寝かせば、一層芳醇な味に仕上がるそう。
おいしく出来上がるだろうか。私は、左党ではないですが、1年後を期待して待ちたいと思います。

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