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あかつき太郎の町家日記

金沢町家ゲストハウス あかつき屋をめぐる出来事や思い、人とのふれあいなどをつづるブログ。街角の話題や四季折々の風情も紹介していきます。

あかつき屋のホームページはこちらです。

夏は夜、秋は夕暮れ…空からの便り

未曽有の猛暑が続いたこの夏、そして初秋も、ようやく名実ともに、本来の季節を体感するようになりました。そして空模様が、いち早くそれを知らせてくれました。

「夏は夜」「秋は夕暮れ」。清少納言の枕草子を引くまでもなく、北陸・金沢の天空にドラマチックに広がった風景は、心を少なからずときめかせるものでした。

(夜、黒い瓦屋根の上に浮かんだ満月)
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8月の終わり。夜、浅野川界隈をそぞろ歩いていた頃。東の空に満月が浮かんでいました。煌々とした光を放っています。
その下には、金沢ならではの黒瓦の家が並んでいます。瓦屋根は、その光を受け、白っぽく輝いています。

日中が、厳しい暑さだっただけに、ほっとする光景。浅野川からの、さわ風も加わり、火照った心身を鎮めてくれるようでした。

9月に入り、ある日の夕暮れ時。あかつき屋の中高年のお客様グループが夕食に出かけるため、玄関を出た途端、留まっています。そして、歓声が。
私も外に出たところ、見事な夕焼け空が、西の兼六園方向に広がっていました。

(あかつき屋の前で広がった見事な夕景)
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青空と、たなびく雲と相まって、何とも言えない景観をつくっています。兼六園の上空は、火が焚かれたように明るく、そして、空はこちら側に向かって、照度が落ちるのとともに、繊細に色を変えていきます。天空の絶妙なグラデュエーションです。

新型の感染病により、世にどことなく漂う不安感をも忘れ、しばし、大自然の恩恵に身をゆだねた時間でした。

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梅雨に紫陽花 土のう準備

梅雨らしい一日に。朝から激しい雨となり、道路は冠水状態となりました。梅雨前線が北陸に停滞しているとのことですが、梅雨末期を思わせるような大雨に、戸惑いを覚えました。

しかし、その雨も昼過ぎ頃からは上がり、穏やかな天候となりました。それもあって、所用を済ますため、あかつき屋から市役所などがある市中心部へ歩いて出かけました。道沿いには、紫陽花(あじさい)が、今が見頃とばかりに満開となっており、心が和みました。

(金沢城そばの紫陽花が満開。思わず足を止めました。)
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朝から強い雨になると、街の様子は一変します。通常は、徒歩や自転車などで通勤していた人が、マイカーに変えるためか、道路は随分と混みます。信号待ちでは、車の列が長く延びるため、見ているだけで落ち着かない気持ちになります。

この日、市中心部での用事を済ませ、歩いてあかつき屋に帰る途中、金沢城石垣そばの、いもり堀園地で美しい風景と出会いました。紫陽花の花が満開となっていたのです。
花々は午前の雨で、さらに生気を得て、爽やかさと鮮やかさを増したようです。

梅雨時は、災害のリスクが増す時季でもあります。5年ほど前ですか、金沢中心部で1時間に約70㍉㍍の雨量を記録する豪雨を経験しました。その際、道路は滝のように水が流れ、あかつき屋の横の側溝は、今にもあふれそうになりました。あわや床下浸水かと、肝を冷やしました。

そんなこともあって過日、あかつき屋では土のうを準備しました。金沢市道路等管理事務所で土のうを無料配布していることを知っていたので、そこへ出かけ、幾袋か調達しました。

(金沢市道路等管理事務所)
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(倉庫から土のうを搬出)
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その管理事務所は北陸道森本インタチェンジそばにあり、立派な建物でした。事前に市を通じて連絡してあったので、係の人が親切に対応して下さいました。
倉庫には数多くの土のうが保管されていました。一つの土のうは10数㌔の重さだそうですが、砂が満杯に入っていると見た目以上に重いです。車の荷台に載せ、あかつき屋まで運びました。

備えあれば、憂いなし。梅雨の大雨を迎える気持ちも随分と変わりました。

桜が開花 のれんは衣替え

春を迎える。長かった冬を経て、訪れる春。その象徴とも言えるのが、桜の花。

三寒四温の気候が続く中で、金沢では26日、桜の開花宣言がありました。暖冬のせいもあって、平年より9日早い、統計開始以来、最も早い開花だそう。これから季節は、足早に進んでいくのでしょうか。一年の大きな節目では、あります。

(玄関に桜の花模様ののれんを飾りました)
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今年は、例の新型ウイルス事案で、例年にない気持ちで、桜の開花を迎えています。その感染は、グローバルに広がっています。
個人や家庭や地域社会、さらには、国家、世界が、かつて経験したことのない試練と向き合っている様相です。人の動きには、大きなブレーキがかかっています。

当然、宿泊業にも影響が及び、ここあかつき屋も、例外ではないです。桜の季節を迎えても、得体の知れない不安感の下にあります。性格は異なりますが、2011年3月に発生した東日本大震災の当時を思い起こさせます。

しかし、やるべきことは、いろいろとあり、普段と変わらず、粛々と仕事を進めています。
桜の開花に合わせて今日、玄関に桜の花模様を大きく描いた、オリジナルなのれんを掲げました。3年前に、地元の金沢美大生にデザインして頂いたものです。周囲に光彩を放ち、これ一つだけでも、ぐっと明るくなります。

(大手堀では、桜並木の花が咲き始めました)
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今日、街なかを移動した際に、桜がほころんでいる風景と出会いました。金沢城に隣接する大手堀の桜並木です。この日は、雨模様で、桜の花もまばらだったので、華やかさからは遠かったですが、季節の変化は、確かに感じることはできました。
傘をさす人の姿と、どこかマッチしていました。

春の観光シーズン本番へ。あかつき屋から近い兼六園では、3月30日(月) から 4月5日(日) までの7日間は無料開放となり、その期間、日没から午後9時半までライトアップされます。

(雪吊りが外され、勢いを得たかのような松の木)
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桜の開花宣言の前日。あかつき屋では、庭師さんによって、お庭の松の木の雪吊りを外してもらいました。職人さんは手際よく、左右に伸びた枝に縛ってあった縄を解き、支柱を取り外しました。

それだけですが、松の木は青空の下、生気を得たよう。来訪されるお客様には、春のお庭の魅力にふれて頂けそうです。

高まるXmasムード 街やお宿

クリスマスが近づいてきて、街なかや、ここあかつき屋では、その飾りつけが行われ、ムードが高まってきました。年が押し詰まってきて、慌ただしさが増してきましたが、そうしたデコレーションを目にすると、寒さも、忙しさもいっとき忘れるほどです。

あと、10日余りで新年を迎えます。お客様が身も心もハッピーに過ごせるよう、日々心新たにお迎えしたいと思います。

(金沢駅に設置された華やかなクリスマス飾り)
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金沢駅を先日訪れました。駅構内には、華やかなが設置されていました。乗降客の目を楽しませています。

(あかつき屋で飾り付けたクリスマスデコレーション)
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あかつき屋では、お部屋や玄関にクリスマスデコレーションを施しました。
コミュニティルームでは、数多くのミニサンタクロースが、様々なパフォーマンスをしているマスコットを置きました。
その近くの柱には、大きなサンタクロースの長靴のお飾りを掛けました。

玄関の軒下の植木には、キラキラしたクリスマス飾りを据えました。夜は、車のライトを受けて輝くので、ファンタスティックです。

     香港からXmasカード届く
うれしいお便りが、海外から届きました。8年前にお泊まりになった香港のお客様からのクリスマスカードです。その方からは折々にメール等で近況を知らせて下さいますが、ご夫婦、そして娘さんともお元気でお暮しのよう。
この仕事は、一期一会とも言われますが、こうして長い間お付き合いが続くと、ご縁は限りなし、との思いを抱きます。

目前のカニに釘づけ 「こわ~い」

日本海のズワイガニ漁が解禁となり、1週間余り。金沢のちまたでは、「カニを食べた?」「近江町(市場)へ行った?」などとカニにまつわる話題が出るようになりました。日照時間が短くなり、冬の到来近しを感じる昨今ですが、この時ばかりは、明るい空気が生まれます。

その日本海の冬の味覚ズワイガニ(石川県内では加能ガニと言います)は、地元民はもとより、観光客の方々によって近江町市場から友人、知人らに贈られるケースが少なくないのですが、我が家でも、首都圏の親族に贈りました。早速、それが先方に届くと、反響がありました。

(近江町市場の店頭に並ぶズワイガニ)
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贈り先は、息子のお嫁さんの実家などの二軒。息子家族には、1歳9カ月の私どもの初孫がおり、早速その孫に披露されました。

(大きなカニに目が釘づけになった孫)
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情報がアップされた家族向け写真・動画共有アプリによると、孫は、ケースの中に堂々とした姿で納まっているそのカニに目が釘づけとなりました。初めは緊張した表情で「こわ~い」などど言っていましたが、ママやおじいちゃん(お嫁さんの実父)が「大丈夫、こわくないよ」などと言うと、「カニ」「カニ」と言い、ママらがするのをまねて、カニの甲羅をなでなでしました。

カニの味覚を知るのは、まだ先のこと。今は見たり、触ったりで十分なよう。いずれ金沢に来た時は、近江町市場の店頭にズラリと並ぶカニを見せてやりたいと思ったことでした。