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あかつき太郎の町家日記

金沢町家ゲストハウス あかつき屋をめぐる出来事や思い、人とのふれあいなどをつづるブログ。街角の話題や四季折々の風情も紹介していきます。

あかつき屋のホームページはこちらです。

桃の節句 華やか雛飾りと花々

3月となり桃の節句。暦の上では、また一つ季節が進み、春が本番へと向かうところですが、2日は雪模様になったり、春の嵐と呼ばれるような突風が吹いたりと、天候は、まだまだ不安定。

今日3日は、桃の節句の雛(ひな)祭り。古来から我が国に伝わる、女の子の健やかな成長と健康を願う行事。あかつき屋では、この時季に合わせ、上がりの間に、ひな人形飾りを整え、お客様をお迎えしています。
お部屋に鎮座したひな飾り。春を確かなものにしてくれるようで、気持ちが明るくなります。

(上がりの間に飾ったひな人形)
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(宿の各所に置いた様々なおひな様)
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この雛飾りは、数年前、遠方の親戚筋から頂いたものです。最初の持ち主の方の娘さんが大きくなられ、使われなくなったので、再び日の目を見る機会をと、この町家宿に託されました。

華麗、豪華な雛人形飾りは、国登録有形文化財のこの町家の風格を高めてくれるようで、毎年ありがたく飾らせてもらっています。
これに合わせ、お宿の各所に陶製や貝殻を布でくるんだものなど、様々なおひな様を置きました。お部屋のかわいいアクセントになっています。

(玄関前にルピナス)
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(玄関内のセネシオの傍らにもおひな様)
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これに合わせ、季節の花木も衣替えしました。玄関前には、ルピナスの鉢植え、玄関内の円窓前には、木立ち性セネシオ(桂華)を置きました。

いつものことながら、町家が彩り豊かになるかと思うと心が弾み、これらの花を求めて足取り軽く、ホームセンターなどへ向かっています。

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3年ぶり大雪 除雪に奮闘

金沢は、雪が絶え間なく降り続きました。一日半の間に、あかつき屋の一帯は、雪に包まれ、真っ白になりました。5、60㌢ほどの積雪を記録。これだけの大雪は3年ぶりです。しんしんと降る雪。近隣では、2か所で車が雪で立ち往生する場面にも出くわしました。

朝から除雪に奮闘。家の周囲、駐車場を中心に。こればっかりは、放置しておけば生活が成り立たなくなるので、雪と真正面から向かい合うことに。近所の人も同様です。家族総出で、雪かきに精を出す姿がありました。

(雪にけむるあかつき屋)
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(お庭はあっという間に雪の中に)
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晴れ間には、近所の子どもたちが、雪合戦やそり遊びに興じる光景も。ふーふー言いながらの作業の中で、心和むシーンでもありました。

(前のお寺の広済寺さん周辺)
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(隣のクスリのアオキさんの駐車場には、除雪で集められ、高い雪山が出現)
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(路地では、立ち往生する車も)
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(駐車場で雪合戦に興じる子どもたち)
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カニ漁解禁 市場に活気、孫歓喜

冬の日本海の味覚・ズワイガニの漁が11月6日に解禁されました。翌日には、新鮮なカニが鮮魚店の店頭に並び、近江町市場などには、大勢の買い物客が訪れ、市場は活気づきました。

先日、近江町市場を訪れました。オスのズワイガニ、メスのコウバコガニが店頭を赤く覆うようにして並ぶ姿は、壮観。見ているだけで、気持ちがホットになりました。

(近江町市場に並んだズワイガニ)
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市場関係者によると、今年の入荷量は海の状態にもよりますが、オスのズワイがやや少な目で、メスのコウバコは、平年並みのようです。

(カニを手に取って喜ぶ孫)
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今年も首都圏に住む息子のお嫁さんの実家などの二軒に、ズワイガニを贈りました。
2歳9カ月になる孫。去年は、恐る恐る、そのカニを眺めていましたが、ネットで送られて来た動画によると、今年は、促した訳でもないのに、自らカニを手に取り、持ちあげて見せました。素手で持っているのですが、「これお父さんガニ。りん君(孫の名前)、痛くないんだよ」と元気な声を上げていました。

頼もしく、孫の成長を実感しました。

夏は夜、秋は夕暮れ…空からの便り

未曽有の猛暑が続いたこの夏、そして初秋も、ようやく名実ともに、本来の季節を体感するようになりました。そして空模様が、いち早くそれを知らせてくれました。

「夏は夜」「秋は夕暮れ」。清少納言の枕草子を引くまでもなく、北陸・金沢の天空にドラマチックに広がった風景は、心を少なからずときめかせるものでした。

(夜、黒い瓦屋根の上に浮かんだ満月)
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8月の終わり。夜、浅野川界隈をそぞろ歩いていた頃。東の空に満月が浮かんでいました。煌々とした光を放っています。
その下には、金沢ならではの黒瓦の家が並んでいます。瓦屋根は、その光を受け、白っぽく輝いています。

日中が、厳しい暑さだっただけに、ほっとする光景。浅野川からの、さわ風も加わり、火照った心身を鎮めてくれるようでした。

9月に入り、ある日の夕暮れ時。あかつき屋の中高年のお客様グループが夕食に出かけるため、玄関を出た途端、留まっています。そして、歓声が。
私も外に出たところ、見事な夕焼け空が、西の兼六園方向に広がっていました。

(あかつき屋の前で広がった見事な夕景)
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青空と、たなびく雲と相まって、何とも言えない景観をつくっています。兼六園の上空は、火が焚かれたように明るく、そして、空はこちら側に向かって、照度が落ちるのとともに、繊細に色を変えていきます。天空の絶妙なグラデュエーションです。

新型の感染病により、世にどことなく漂う不安感をも忘れ、しばし、大自然の恩恵に身をゆだねた時間でした。

梅雨に紫陽花 土のう準備

梅雨らしい一日に。朝から激しい雨となり、道路は冠水状態となりました。梅雨前線が北陸に停滞しているとのことですが、梅雨末期を思わせるような大雨に、戸惑いを覚えました。

しかし、その雨も昼過ぎ頃からは上がり、穏やかな天候となりました。それもあって、所用を済ますため、あかつき屋から市役所などがある市中心部へ歩いて出かけました。道沿いには、紫陽花(あじさい)が、今が見頃とばかりに満開となっており、心が和みました。

(金沢城そばの紫陽花が満開。思わず足を止めました。)
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朝から強い雨になると、街の様子は一変します。通常は、徒歩や自転車などで通勤していた人が、マイカーに変えるためか、道路は随分と混みます。信号待ちでは、車の列が長く延びるため、見ているだけで落ち着かない気持ちになります。

この日、市中心部での用事を済ませ、歩いてあかつき屋に帰る途中、金沢城石垣そばの、いもり堀園地で美しい風景と出会いました。紫陽花の花が満開となっていたのです。
花々は午前の雨で、さらに生気を得て、爽やかさと鮮やかさを増したようです。

梅雨時は、災害のリスクが増す時季でもあります。5年ほど前ですか、金沢中心部で1時間に約70㍉㍍の雨量を記録する豪雨を経験しました。その際、道路は滝のように水が流れ、あかつき屋の横の側溝は、今にもあふれそうになりました。あわや床下浸水かと、肝を冷やしました。

そんなこともあって過日、あかつき屋では土のうを準備しました。金沢市道路等管理事務所で土のうを無料配布していることを知っていたので、そこへ出かけ、幾袋か調達しました。

(金沢市道路等管理事務所)
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(倉庫から土のうを搬出)
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その管理事務所は北陸道森本インタチェンジそばにあり、立派な建物でした。事前に市を通じて連絡してあったので、係の人が親切に対応して下さいました。
倉庫には数多くの土のうが保管されていました。一つの土のうは10数㌔の重さだそうですが、砂が満杯に入っていると見た目以上に重いです。車の荷台に載せ、あかつき屋まで運びました。

備えあれば、憂いなし。梅雨の大雨を迎える気持ちも随分と変わりました。