FC2ブログ

あかつき太郎の町家日記

金沢町家ゲストハウス あかつき屋をめぐる出来事や思い、人とのふれあいなどをつづるブログ。街角の話題や四季折々の風情も紹介していきます。

あかつき屋のホームページはこちらです。

桜が開花 のれんは衣替え

春を迎える。長かった冬を経て、訪れる春。その象徴とも言えるのが、桜の花。

三寒四温の気候が続く中で、金沢では26日、桜の開花宣言がありました。暖冬のせいもあって、平年より9日早い、統計開始以来、最も早い開花だそう。これから季節は、足早に進んでいくのでしょうか。一年の大きな節目では、あります。

(玄関に桜の花模様ののれんを飾りました)
0327sakuranoren.jpg

今年は、例の新型ウイルス事案で、例年にない気持ちで、桜の開花を迎えています。その感染は、グローバルに広がっています。
個人や家庭や地域社会、さらには、国家、世界が、かつて経験したことのない試練と向き合っている様相です。人の動きには、大きなブレーキがかかっています。

当然、宿泊業にも影響が及び、ここあかつき屋も、例外ではないです。桜の季節を迎えても、得体の知れない不安感の下にあります。性格は異なりますが、2011年3月に発生した東日本大震災の当時を思い起こさせます。

しかし、やるべきことは、いろいろとあり、普段と変わらず、粛々と仕事を進めています。
桜の開花に合わせて今日、玄関に桜の花模様を大きく描いた、オリジナルなのれんを掲げました。3年前に、地元の金沢美大生にデザインして頂いたものです。周囲に光彩を放ち、これ一つだけでも、ぐっと明るくなります。

(大手堀では、桜並木の花が咲き始めました)
0327sakuraootemachi.jpg

今日、街なかを移動した際に、桜がほころんでいる風景と出会いました。金沢城に隣接する大手堀の桜並木です。この日は、雨模様で、桜の花もまばらだったので、華やかさからは遠かったですが、季節の変化は、確かに感じることはできました。
傘をさす人の姿と、どこかマッチしていました。

春の観光シーズン本番へ。あかつき屋から近い兼六園では、3月30日(月) から 4月5日(日) までの7日間は無料開放となり、その期間、日没から午後9時半までライトアップされます。

(雪吊りが外され、勢いを得たかのような松の木)
0327yukitsurihazushi.jpg

桜の開花宣言の前日。あかつき屋では、庭師さんによって、お庭の松の木の雪吊りを外してもらいました。職人さんは手際よく、左右に伸びた枝に縛ってあった縄を解き、支柱を取り外しました。

それだけですが、松の木は青空の下、生気を得たよう。来訪されるお客様には、春のお庭の魅力にふれて頂けそうです。

スポンサーサイト



高まるXmasムード 街やお宿

クリスマスが近づいてきて、街なかや、ここあかつき屋では、その飾りつけが行われ、ムードが高まってきました。年が押し詰まってきて、慌ただしさが増してきましたが、そうしたデコレーションを目にすると、寒さも、忙しさもいっとき忘れるほどです。

あと、10日余りで新年を迎えます。お客様が身も心もハッピーに過ごせるよう、日々心新たにお迎えしたいと思います。

(金沢駅に設置された華やかなクリスマス飾り)
1218xmasstation01.jpg

金沢駅を先日訪れました。駅構内には、華やかなが設置されていました。乗降客の目を楽しませています。

(あかつき屋で飾り付けたクリスマスデコレーション)
1218xmas1.jpg
1218xmas2.jpg

1218xmas3.jpg

あかつき屋では、お部屋や玄関にクリスマスデコレーションを施しました。
コミュニティルームでは、数多くのミニサンタクロースが、様々なパフォーマンスをしているマスコットを置きました。
その近くの柱には、大きなサンタクロースの長靴のお飾りを掛けました。

玄関の軒下の植木には、キラキラしたクリスマス飾りを据えました。夜は、車のライトを受けて輝くので、ファンタスティックです。

     香港からXmasカード届く
うれしいお便りが、海外から届きました。8年前にお泊まりになった香港のお客様からのクリスマスカードです。その方からは折々にメール等で近況を知らせて下さいますが、ご夫婦、そして娘さんともお元気でお暮しのよう。
この仕事は、一期一会とも言われますが、こうして長い間お付き合いが続くと、ご縁は限りなし、との思いを抱きます。

目前のカニに釘づけ 「こわ~い」

日本海のズワイガニ漁が解禁となり、1週間余り。金沢のちまたでは、「カニを食べた?」「近江町(市場)へ行った?」などとカニにまつわる話題が出るようになりました。日照時間が短くなり、冬の到来近しを感じる昨今ですが、この時ばかりは、明るい空気が生まれます。

その日本海の冬の味覚ズワイガニ(石川県内では加能ガニと言います)は、地元民はもとより、観光客の方々によって近江町市場から友人、知人らに贈られるケースが少なくないのですが、我が家でも、首都圏の親族に贈りました。早速、それが先方に届くと、反響がありました。

(近江町市場の店頭に並ぶズワイガニ)
1116ichiba1.jpg
1116ichiba201.jpg

贈り先は、息子のお嫁さんの実家などの二軒。息子家族には、1歳9カ月の私どもの初孫がおり、早速その孫に披露されました。

(大きなカニに目が釘づけになった孫)
1116rinchan.jpg

情報がアップされた家族向け写真・動画共有アプリによると、孫は、ケースの中に堂々とした姿で納まっているそのカニに目が釘づけとなりました。初めは緊張した表情で「こわ~い」などど言っていましたが、ママやおじいちゃん(お嫁さんの実父)が「大丈夫、こわくないよ」などと言うと、「カニ」「カニ」と言い、ママらがするのをまねて、カニの甲羅をなでなでしました。

カニの味覚を知るのは、まだ先のこと。今は見たり、触ったりで十分なよう。いずれ金沢に来た時は、近江町市場の店頭にズラリと並ぶカニを見せてやりたいと思ったことでした。

涼求め 能登半島西海岸を行く

今夏、県内は記録にも、記憶にも残る暑さとなっています。終戦記念日の15日、能登の志賀町では、観測史上初めて40度を超え、40.1度を記録。金沢はその日、最高気温が37.7度で今年最高となりました。台風10号の接近に伴うフェーン現象の影響ですが、それにしても暑かった。一歩外に出ると、熱風が襲ってくる感じでした。

そんなここ数日の中で、涼感を求めて能登半島西海岸(ウエストコースト)に車を走らせました。変化に富んだこの海岸線。夏の日差しは降り注ぐものの、水辺は涼しく、忙中、‟涼”ありのひとときをもちました。

(サーフィンする人の姿も見える門前・琴ケ浜)
0818kotogahama.jpg

奥能登輪島市門前町にある琴ケ浜。ここは、人が砂浜の上を歩くと、生き物が鳴くような音がすることから、鳴き砂の浜として知られています。
訪れた時は、台風が日本海を通過したせいもあってか、波は比較的高く、白波が立っていました。
海水浴を楽しむ人や、波立っているのを幸いに、サーフィンに興じる人の姿もありました。規模は大きくないものの、隠れたシーサイドリゾートの感がありました。

【羽咋・千里浜】
(長く続く砂浜。海辺に停まる車も。)
0818chirihama1.jpg
(波打ち際にカモメの群れ)
0818chirihama2.jpg

車で一時間余り南下すると、羽咋・千里浜海岸があります。ここは全国で唯一砂浜を車で走行できることで、有名です。
過日訪れた時は、波打ち際に車を停車させ、そこで憩う家族連れや、バーベキューに興じる若者たちがいました。
昔ほどではありませんが、浜茶屋(海の家)も数軒あり、いかにも夏の海辺という趣です。

波打ち際に目をやると鳥の群れがありました。カモメたちです。鳥たちも、打ち寄せる波に涼を求めているのでしょうか。
しかし、彼らは敏感で、人が近づいたりすると、すぐに羽ばたかせ、その場を立ち去りました。

(詩情あふれる内灘海岸の夕景)
0818uchinadasunset.jpg

この渚ドライブウエーから、小一時間南下すると、内灘海岸に到着します。ここは、県都金沢に近いことから、週末に限らず、若者たちが気軽に海のレジャーに親しむ場所となっています。
訪れた時は夕暮れ時でしたが、若者らが軽やかに身を躍らせ、水辺で歓声を上げたり、写真を撮ったりしていました。

太陽が今にも沈もうとする光景にも出会いました。海、空、薄雲が傾く日の光で何とも言えない色合いになりました。
真夏の夜の夢。そこにいる者を黙させる、至高の風景でした。

細長い半島で構成される、この石川の地は、様々な場所、そして折々に絶妙の景観を見せます。

七夕の頃、梅の実、鱗雲にほっと

七夕の頃。毎年、梅雨の真ん中に当たります。梅雨というと雨や、鬱陶しさばかりが強調されがちですが、様々な季節の風物が、暮らしに彩りを添えてくれます。

あかつき屋では、七夕飾りとともに、梅の実や紫陽花の花などを配置し、季節感を演出しています。自然素材に重きをおく金沢町家のこのお宿。それらは派手さはなくとも、それとなく涼感を醸し出してくれます。

(上がりの間に掛けた七夕飾り)
0707tanabatakazari.jpg

上がりの間の衝立には、素朴な七夕飾りを据えています。母が以前に施設で手作りしたものです。
折り紙で織姫や彦星、笹などをかたどっています。滋味ある作品は、お客様の目を引いています。

(台所に置いた梅の実)
0707plum.jpg

台所の窓辺には、我が家で育った梅の実を置きました。まん丸。成熟しきっています。
梅については、昨年に続いて今年も1キロ余り摘み取り、梅酒にと瓶に漬け込んでいます。

また、今年も玄関には、ユリの花とともに、アジサイを生けています。

(夕暮れ近く、上空に広がった鱗雲)
0707clouds.jpg

夕暮れ近く、あかつき屋から兼六園方向へと歩いていると、上空には鱗雲が広がっていました。天気が下り坂の時に見えるそうですが、その見事な形状は力を与えてくれるものでした。