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あかつき太郎の町家日記

金沢町家ゲストハウス あかつき屋をめぐる出来事や思い、人とのふれあいなどをつづるブログ。街角の話題や四季折々の風情も紹介していきます。

あかつき屋のホームページはこちらです。

目前のカニに釘づけ 「こわ~い」

日本海のズワイガニ漁が解禁となり、1週間余り。金沢のちまたでは、「カニを食べた?」「近江町(市場)へ行った?」などとカニにまつわる話題が出るようになりました。日照時間が短くなり、冬の到来近しを感じる昨今ですが、この時ばかりは、明るい空気が生まれます。

その日本海の冬の味覚ズワイガニ(石川県内では加能ガニと言います)は、地元民はもとより、観光客の方々によって近江町市場から友人、知人らに贈られるケースが少なくないのですが、我が家でも、首都圏の親族に贈りました。早速、それが先方に届くと、反響がありました。

(近江町市場の店頭に並ぶズワイガニ)
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贈り先は、息子のお嫁さんの実家などの二軒。息子家族には、1歳9カ月の私どもの初孫がおり、早速その孫に披露されました。

(大きなカニに目が釘づけになった孫)
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情報がアップされた家族向け写真・動画共有アプリによると、孫は、ケースの中に堂々とした姿で納まっているそのカニに目が釘づけとなりました。初めは緊張した表情で「こわ~い」などど言っていましたが、ママやおじいちゃん(お嫁さんの実父)が「大丈夫、こわくないよ」などと言うと、「カニ」「カニ」と言い、ママらがするのをまねて、カニの甲羅をなでなでしました。

カニの味覚を知るのは、まだ先のこと。今は見たり、触ったりで十分なよう。いずれ金沢に来た時は、近江町市場の店頭にズラリと並ぶカニを見せてやりたいと思ったことでした。

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涼求め 能登半島西海岸を行く

今夏、県内は記録にも、記憶にも残る暑さとなっています。終戦記念日の15日、能登の志賀町では、観測史上初めて40度を超え、40.1度を記録。金沢はその日、最高気温が37.7度で今年最高となりました。台風10号の接近に伴うフェーン現象の影響ですが、それにしても暑かった。一歩外に出ると、熱風が襲ってくる感じでした。

そんなここ数日の中で、涼感を求めて能登半島西海岸(ウエストコースト)に車を走らせました。変化に富んだこの海岸線。夏の日差しは降り注ぐものの、水辺は涼しく、忙中、‟涼”ありのひとときをもちました。

(サーフィンする人の姿も見える門前・琴ケ浜)
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奥能登輪島市門前町にある琴ケ浜。ここは、人が砂浜の上を歩くと、生き物が鳴くような音がすることから、鳴き砂の浜として知られています。
訪れた時は、台風が日本海を通過したせいもあってか、波は比較的高く、白波が立っていました。
海水浴を楽しむ人や、波立っているのを幸いに、サーフィンに興じる人の姿もありました。規模は大きくないものの、隠れたシーサイドリゾートの感がありました。

【羽咋・千里浜】
(長く続く砂浜。海辺に停まる車も。)
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(波打ち際にカモメの群れ)
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車で一時間余り南下すると、羽咋・千里浜海岸があります。ここは全国で唯一砂浜を車で走行できることで、有名です。
過日訪れた時は、波打ち際に車を停車させ、そこで憩う家族連れや、バーベキューに興じる若者たちがいました。
昔ほどではありませんが、浜茶屋(海の家)も数軒あり、いかにも夏の海辺という趣です。

波打ち際に目をやると鳥の群れがありました。カモメたちです。鳥たちも、打ち寄せる波に涼を求めているのでしょうか。
しかし、彼らは敏感で、人が近づいたりすると、すぐに羽ばたかせ、その場を立ち去りました。

(詩情あふれる内灘海岸の夕景)
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この渚ドライブウエーから、小一時間南下すると、内灘海岸に到着します。ここは、県都金沢に近いことから、週末に限らず、若者たちが気軽に海のレジャーに親しむ場所となっています。
訪れた時は夕暮れ時でしたが、若者らが軽やかに身を躍らせ、水辺で歓声を上げたり、写真を撮ったりしていました。

太陽が今にも沈もうとする光景にも出会いました。海、空、薄雲が傾く日の光で何とも言えない色合いになりました。
真夏の夜の夢。そこにいる者を黙させる、至高の風景でした。

細長い半島で構成される、この石川の地は、様々な場所、そして折々に絶妙の景観を見せます。

七夕の頃、梅の実、鱗雲にほっと

七夕の頃。毎年、梅雨の真ん中に当たります。梅雨というと雨や、鬱陶しさばかりが強調されがちですが、様々な季節の風物が、暮らしに彩りを添えてくれます。

あかつき屋では、七夕飾りとともに、梅の実や紫陽花の花などを配置し、季節感を演出しています。自然素材に重きをおく金沢町家のこのお宿。それらは派手さはなくとも、それとなく涼感を醸し出してくれます。

(上がりの間に掛けた七夕飾り)
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上がりの間の衝立には、素朴な七夕飾りを据えています。母が以前に施設で手作りしたものです。
折り紙で織姫や彦星、笹などをかたどっています。滋味ある作品は、お客様の目を引いています。

(台所に置いた梅の実)
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台所の窓辺には、我が家で育った梅の実を置きました。まん丸。成熟しきっています。
梅については、昨年に続いて今年も1キロ余り摘み取り、梅酒にと瓶に漬け込んでいます。

また、今年も玄関には、ユリの花とともに、アジサイを生けています。

(夕暮れ近く、上空に広がった鱗雲)
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夕暮れ近く、あかつき屋から兼六園方向へと歩いていると、上空には鱗雲が広がっていました。天気が下り坂の時に見えるそうですが、その見事な形状は力を与えてくれるものでした。

朝食にプラム鮮やか

晴れ間が少ない梅雨時とは言うものの、気持ちがパッと明るくなる時が、多々あります。今日の朝食のテーブル。今、旬を迎えたプラムが並びました。真紅の色鮮やかな果実。お客様の表情も明るくなりました。

このプラム。能登半島の入り口に位置する宝達志水町の押水地区の特産品です。プラムに関しては、県内最大の産地。お客様には、地元の里山の恵みにもふれて頂きました。

(色鮮やかプラムとパンが並んだ朝食)
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あかつき屋は、素泊まりのゲストハウスですが、それでも、お客様には、様々な形で地元の海や里山の幸を享受する機会を提供させて頂いています。

(数多くのプラムが売り場に並ぶ押水特産直売所)
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今回は先日、羽咋方面に行く機会があったので、途中にある宝達志水町内の押水特産直売所に立ち寄り、プラムを一パック買い求めました。
そして、今日の朝食にわずかですが、色鮮やかなそれを出させて頂きました。

メーンの食事は、材木町の森長さんの焼き立てのパン。それに、ここのフリードリンクのコーヒーや紅茶など。プラムの甘酸っぱさがさわやかで、シンプルながらも豊かな朝食となりました。

この日お泊まりになったのは、首都圏にお住まいの姉妹のお二人。観光ガイドブックには、ほとんど紹介されていないお店の食品や地元の幸を味わわれ、満足そうでした。

(コミュニティルームから望むお庭)
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食卓のあるコミュニティルームからは、緑濃いお庭が望めます。それは、一幅の絵画のように鮮やかで、「劇的な風景ですね」とお客様は、笑顔を見せておられました。ご宿泊ありがとうございました。

梅雨にさわやか ギボウシ満開

金沢は梅雨入りしているものの、このところ穏やかに晴れる日が続いています。そんなに蒸し暑くなく、夕方以降はひんやりとした空気さえ漂っています。心地良ささえ感じます。

そんな中、あかつき屋では、お庭がまた新たな魅力を見せています。ギボウシの花が満開となりました。縦に房状に並ぶ花は、見るからにさわやか。お客様も、そんな夏の風景を楽しんでおられます。

(満開となったギボウシ)
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(万緑のお庭を楽しまれるお客様)
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ギボウシは、その姿形が特徴的な花。葉は根元から大きく広がり、細長い花は秩序正しく縦に並びます。あかつき屋では、お庭の真ん中にあり、この時季、ひと際目をひきます。

この日朝、東京からお越しになった若い男性お二人は、縁側で朝の冷気にふれながら、憩いの時間を過ごされました。万緑の中で、かれんに咲くギボウシ。梅雨時のお庭の魅力を感じられたようです。

(家の前で育つ朝顔)
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あかつき屋では、今年初めて‟トライ”したことがあります。朝顔を育てることにしました。朝顔を栽培するのは、小学校の低学年以来で、50年余ぶりです。
既に種まきを終え、今つるが支柱に巻き付き、日ごとに上に伸びています。その開花も楽しみな毎日です。