今年の秋に相次いだ台風19号などの豪雨災害による被災者へ届けたいと、ここあかつき屋が募った義援金2万円を今日、日本赤十字社県支部(金沢市鞍月2丁目)に寄託しました。災害被害に伴う義援金募集は2011年の東日本大震災以来三度目で、今回は
昨年に続いてあかつき屋スタッフが日赤県支部を訪れ、当お宿の寄付金と合わせた浄財を贈らせて頂きました。
(あかつき屋に設置した義援金箱)

義援金の募集に当たっては、お宿の中に義援金箱を設置して協力を求めました。お客様は、その呼びかけに応じて下さいました。
今年も押し詰まる中で、被災された方々は、厳しい日々を送っておられると思います。お身体に気をつけられ、一日も早く以前の生活に戻られることを祈るばかりです。
日々お仕事ができる幸せ、家族、関係者一同、健康であることに感謝しながら、残り少なくなった令和元年を日々心新たに努めます。
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台風19号の豪雨被害により長野-上越妙高間で不通になっていた北陸新幹線が25日全線再開されます。北陸金沢と東京を結ぶ大動脈なだけに、待ち望んだ全線運行となります。
不通となった10日余りの間、金沢は東京方面からの観光客の入り込みが少なくなったと指摘されていただけに、我々観光業界もほっと一息。再び城下町に以前の活気が戻りそうです。
(北陸新幹線の暫定ダイヤを知らせる掲示板
=JR金沢駅)

戦後最大級となった台風19号は、千曲川の堤防の決壊をももたらし、長野市内にある北陸新幹線の車両基地では、待機していた新幹線の車両がすっかり濁流に浸かってしまいました。
これまで、さっそうと走り、金沢に新時代を呼び込んだ象徴的な存在だっただけに、天井まで濁水に浸かった姿は、とてもショックでした。その時、初めて北陸新幹線が心のよりどころになっていたのだなと痛感したことでした。
車両被害と同時に、長野-上越妙高間においては線路設備が浸水したことから不通になり、金沢-東京間が直通で行けなくなりました。今、ようやくJRさんの尽力により、再開のメドがたったのでした。
ただ、最速の「かがやき」が通常より2本少なくなり、当面暫定ダイヤで運行されることになります。それでも、関係の沿線にとっては朗報です。
(北陸新幹線再開に向けた動きを伝える24日付北國新聞夕刊)

金沢駅では、暫定ダイヤについて知らせる貼り紙が掲示されました。24日は、指定席券の販売も開始され、みどりの窓口には、それを買い求める人で長い列ができました。
新聞でも、それについて報じられ、再び秋の観光が全開になるとの感がします。交通インフラの重要さを改めて感じた日々でした。
台風19号が日本列島に上陸し、豪雨により東日本を中心に甚大な被害をもたらしました。その台風の規模は、61年前の狩野川台風に匹敵するほどとされ、被害が及んだ地域は、東海、関東、東北と、かつてない広さになっています。
多数の死亡者、行方不明者が出て、さらに家屋を失った方も多く、被害に遭われた方々の身の上を察すると心が痛みます。心からお見舞い申し上げます。寒さが増していく中、一日も早い復旧、復興をお祈りいたします。
被災地域の様子がテレビで連日報道されており、その市町村の中には、あかつき屋のこれまでのお客様がお住まいのところがいくつも出てきています。さぞご苦労されていることだろうと、推し量られます。
大変な毎日でしょうが、くれぐれもお体に気をつけられ、以前の落ち着いた生活に戻られることをお祈りします。
幸い金沢は、この台風の被害がありませんでした。そのありがたみをかみしめつつ、ここが、お客様にとって、心身のいやしとエネルギーの充てんの場になるよう、一層努めてまいります。