あかつき太郎の町家日記

金沢町家ゲストハウス あかつき屋をめぐる出来事や思い、人とのふれあいなどをつづるブログ。街角の話題や四季折々の風情も紹介していきます。

あかつき屋のホームページはこちらです。

いきなり大雪 冬の真ん中に

暖冬ムードで推移するこの冬。この調子で春に、と言う訳にはいきませんでした。
金沢は寒波の急襲で雪が絶え間なく降り続け、今朝起きると街は真っ白。真冬の佇まいへと様変わりしました。

一日の仕事は、雪かき(雪すかし)から。あかつき屋の前の道で、スノーダンプを押して、雪を側溝へと移す作業に汗を流しました。いったん作業を終えて、お宿の中にいると、午後に再び雪。冬空が恨めしくなりました。

(雪に覆われたあかつき屋の前の通り)
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(お寺も白く雪化粧)
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それでも、あかつき屋には、何人かのお客様がお越しになりました。
あかつき屋、そしてその前のお寺・広済寺さんなど、城下町の風情を感じさせるこの界隈。お客様は、肌寒さを感じながらも、白く染められた古い家並みの趣を楽しんでいるように見えました。

そのお客様たちは、荷物をいったんあかつき屋に置かれた後、兼六園へ行くというので、前の細い道から兼六園へと通じる最短ルートをご案内しました。

(滝のように水が流れる八坂)
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(坂の上部は、雪が多く残っています)
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兼六園手前の八坂に着きました。
路面を水が滝のように流れていました。雪を溶かすため、松山寺側にある側溝の水の流れを堰き止め、坂に水を流しているためでした。下手にその坂の上に立つと、滑って下まで転げ落ちそうな按配です。

坂の上部は、水が流されていないため、多くの雪が残っていました。人の足跡や車の轍が残り、荒っぽい雰囲気でした。

(八坂からの絶景に感嘆し、写真撮影されるお客様)
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そんな中で、圧巻は坂の中ほどから眺める風景。家々の屋根が雪に覆われて真っ白。この時は、晴れ間が広がっていたので、下界は清純な世界でした。
お連れした外国からのお客様は、心が動かされ、カメラを向け、熱心に写真を撮っておられました。

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春から一転冬に 雪の金沢に感動

春が到来したのかと思ったら、8日は一転して雪になりました。城下町金沢には、再び冬の風景が広がりました。9日も終日雪が降り、その天候の激変ぶりに困惑するほどでした。

その中で、あかつき屋には、アメリカ人夫妻や三重県内の職場仲間の女性がお客様としてお泊まりになりました。このうちアメリカ人のお二人にとって、古い街並みや町家に降り積もる雪は、心とらえるもののようでした。
今朝起床し、木戸を開けてみたところ、外のお庭は真っ白。「とても素敵ですね」と感動されたご様子でした。

(お泊まりになったアメリカ人ご夫妻=写真掲載了解済)
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お二人は、長町の武家屋敷跡などを回られ、夕刻チェックインされました。その日は、近所のまるよしさんでお寿司を召し上がり、続いてみろく温泉で初体験の銭湯を経験されました。

(雪に包まれたお庭)
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(Lisaさんがお宿ノートに描いた旅思い出)
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翌朝起きたら、外は真っ白。お庭は、雪に包まれており、ピュアな白の世界。妻のLisaさんは、肌寒さを感じながらも、しばらくお庭を眺めておられました。

受けた感動を早速お宿ノートに達者な筆遣いで絵を描かれました。どこで覚えられたのか、漢字で「雪」の文字も書かれました。
異郷から来られた旅人には、雪は文字通り「天からの贈り物」になったようでした。

幾度かにわか雨 空は秋の佇まいに

夏の暑さは、峠を越えたのでしょうか。金沢は今日、幾度かにわか雨があり、涼しさも感じる一日となりました。「暑いですね」とご近所の人とごあいさつ代わりに言葉を交わしていた毎日だっただけに、今日のような気候は、正直うれしくなります。

夕暮れ時、車で移動中、兼六園の付近を通ったら、西の空は、秋の色を帯びた青空が広がっていました。暑さと格闘していた折、そんな風景を見るとほっとし、元気づけられます。この夏も、もうひと踏ん張り、といったところでしょうか。

(夕暮れ時の城下町金沢=兼六園から西方を望む)
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(兼六園横・兼六坂上から北西方向を望む)
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朝11時頃に、突然強い雨がありました。「忍者寺(妙立寺)に行って来ます」と出かけられた二人連れの女性のお客様は、あかつき屋に戻って来られると、「帰りに雨にあいました。あわてて、カフェに入り雨宿りしました」と、昂ぶった調子でおっしゃいました。こればかりは、金沢に住む人でも、なかなか予想のしにくいところです。

昼頃からは天候は穏やかになり、晴れ間が広がりました。
夕方5時過ぎ、外での用件を済ませて、あかつき屋に戻る途中。兼六園付近。西側の空は、青空が横長に広がっていました。茜色の夕焼けというまでには至らないものの、秋の気配を感じさせる、清澄感のある空でした。
お盆が過ぎたとあってか、周辺の通りは、観光客の方の数も少なめに感じました。

夜のあかつき屋。お客様たちはご夕食を済ませた後、近所のお風呂屋さん(温泉の銭湯)へそれぞれ歩いて出かけられました。その帰り道に、にわか雨に遭遇した方もいらっしゃいました。
「傘は欠かせませんね」とお客様。「そうなんです」と私。

そんな片時の出来事においても、お客様は夏から秋へと変わろうとする北陸・金沢の気候を感じ取られたようでした。

台風11号通過 身構え、沈黙の時

台風11号が石川県内に向かっているとあって、この週末落ち着かない日々となりました。幸い金沢は、目立った被害もなかったようで、あかつき屋のお客様は無事にチェックイン、チェックアウトされました。
ほっと一息ついて、週明けを迎えました。

台風が石川県に向けてほぼ直進するルートをとっていたので、どんな風雨になるのかと身構えましたが、金沢では風は強く吹いたものの、雨は思ったほどではありませんでした。

そんな中で、お客様の中には、台風11号が石川県を通過しつつある時間帯を撮影してきた方がいらっしゃいました。不気味ささえ感じる空模様。でも、それは、アーティスティックでもありました。

(フランスの建築家男性が21世紀美術館で撮られた風景=ご提供写真)
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その写真を撮られたのは、フランスの建築家の男性で、あかつき屋には恋人とお越しになりました。
お二人は、夕刻から金沢21世紀美術館に滞在され、その建築美とともに、空の変化を追っておられたのでした。

あかつき屋で撮った写真を見せて頂いたのですが、台風の通過に伴って刻々と変わる空の様子を的確にとらえておられました。

低く垂れこめた雲。
そのフォルムと色彩は、尋常でないたたずまいでした。日は既に沈んだ時で、空は陰影を帯び、おどろおどろしささえ感じました。

(あかつき屋に宿泊されたフランス人カップルのお客様=写真掲載了解済)
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その空の下で、ライトアップされた21世紀美術館は、明るく輝き、空と好対照を描いていました。三々五々散策するカップルの姿も見られ、のんびりしたムードさえありました。

(お庭から見た空模様=9日午後7時前)
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一方、あかつき屋。夕暮れ時、庭に出て見上げると、青空がのぞいていました。台風の目でしょうか。その辺りは、周囲の雲も明るくしていました。

風は、やや強く吹いていましたが、心配なほどでは、ありませんでした。ただ空気が、妙に生暖かく、これは、台風のせいかなと感じました。

台風余波 35度の蒸し暑い日に

7月としては過去最大級の台風8号が沖縄を通過し、九州をうかがう天候となり、今日は空模様を気にしながら過ごしました。
金沢は、激しい風雨がなかったものの、その台風余波で気温が35度ほどにまで上がりました。湿度は高く、にっちゅうは蒸し暑い日となりました。

夜9時過ぎ、外に出ると思いがけない風景と出会いました。雲の間から満月が出ているのです。空は晴れていました。
この時間になると、蒸し暑さはやわらぎ、思いのほかしのぎやすく。
注意は怠ることはできませんが、こちらは平穏な一日となりました。

(夜空に上がった満月)
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今日は沖縄では特別警報が出るなど、朝からものものしい雰囲気に。あかつき屋では、風の影響を受けないよう、植木鉢の位置をずらしたりするなどして、台風の接近に備えました。

幸い強い風雨はなかったのですが、朝から気温は高く、金沢は最高気温が34.8度までに上がりました。あかつき屋では、格子戸や窓を開け、できるだけ風が通るようにして過ごしました。

そんな一日も、夜涼やかな気分になるシーンがありました。夜空に、雲間から丸い月が上がっていたのです。その月は、周囲を明るくしていました。気持ちも明るくなりました。

沖縄や九州、新潟などでは被害が出たようですが、こちらは平穏に一日が過ぎようとしています。
台風は、九州から本州へと進路をとっています。油断できない数日になります。

被害に遭われた方々には、お見舞いを申し上げます。

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