あかつき屋で飾っていたロンドン五輪の金メダリスト松本薫選手を描いた水墨画「決めた!金」を今日、地元の味噌蔵町小学校へお贈りしました。
私の父が描いたもので、父と相談した結果、地元の子どもたちに喜んでもらえればと、松本選手の母校の味噌蔵町小学校にプレゼントさせて頂くことにしました。
午後、学校の校長室に運んだところ、六年生の児童たちが迎えてくださり、突然の贈り物に驚きながらも「松本選手のように、ものごとに一生懸命打ち込む人になりたい」と思いを語って下さいました。
(松本選手の勇姿を描いた水墨画を受け取って下さった味噌蔵町小学校6年生ら。左端は藤森校長先生)

この水墨画は、先ごろ金沢21世紀美術館で開かれた北國水墨画展に出品委嘱として展示されていたものです。
同展が終わった後、あかつき屋のお客様に金沢が生んだヒロインにふれてもらえればと、これまであかつき屋に飾っておきました。
でも、将来のことを考えた場合、地元の子どもたちの目にふれて、毎日の励みにもなればと、松本選手が6年間学んだ味噌蔵町小学校に寄贈させて頂くことにしました。
この日、訪れた小学校の校長室では、藤森校長先生のほか、6年生の児童たちも迎えて下さいました。
子どもたちは「墨の白と黒で描いたとは思えないほどに、生き生きとした絵ですね」などと感想を話されました。
子どもたちは日ごろサッカーや野球、バスケットボール、バレエ(舞踊)などに取り組んでいることもあってか、「松本薫選手のように、何事にもくじけず、こつこつと努力する人になりたい」と抱負を話されました。
(廊下には松本薫選手の活躍を伝える資料の掲示板がありました)

この後、校舎内を見学。廊下には、松本薫選手が活躍した新聞の切り抜きや写真などが貼られた掲示板があり、松本選手の母校だけのことはあると感じました。
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あかつき屋に迫力のある一枚の絵がお目見えしました。先のロンドン・オリンピックの柔道女子57㌔級で金メダルを取った松本薫選手の勇姿を描いた水墨画です。
松本選手のご実家は、あかつき屋から歩いて5分ほどの所にあり、とても身近に感じる選手。その水墨画を見ていると、松本選手がオリンピックで快進撃を続け、興奮した当時がよみがえります。
実は、この水墨画は私の父が描いたものです。
(松本薫選手の勇姿を描いた水墨画)

ロンドン五輪期間中、あかつき屋では、お客様と随分盛り上がりました。もちろん
松本選手が登場したときは、テレビの前に釘付けになり、優勝を決めたときは、歓声が上がりました。松本選手の地元町内会も、五輪出場を決めた際に掲げた横断幕に「金メダルおめでとう」の祝賀メッセージをつけ、快挙をたたえました。
(松本選手の地元町内会が掲げた祝勝横断幕)

そうした松本選手の偉業に触発されたのか、長年水墨画をたしなむ実家の父はこの度、松本選手の五輪決勝の激闘の様子を題材にした水墨画を制作しました。
私事で恐縮であり、「子ばか」と笑って頂きたいのですが、父は今年85歳。身体は年相応になってきているのですが、気持ちが若く、水墨画の題材は、かなり柔軟で幅広いところがあります。
今回の松本選手のほかに、これまで都市の風景や徳島阿波踊りの女性の躍動する姿を描いたりしたこともあります。
町家には、ちょっとミスマッチかもしれませんが、今年を代表する「顔」ということもあり、しばらくこの絵を飾り、お客様に見て頂こうと思います。
やりました!ロンドン・オリンピックの柔道女子57㌔級で、松本薫選手=金沢市出身=が、日本選手団第一号となる金メダルを獲得しました。
なかなか金メダルが取れなかっただけに、その快進撃は、もやもやした気分を吹き飛ばしてくれました。おめでとう松本選手。
その松本選手、ご実家が実はこのあかつき屋から歩いて5分ほどの近所にあるんです。松本選手のご実家の町内会は、松本選手の快挙に沸き、あかつき屋でもお客様と盛り上がりました。
(表彰台で金メダルを掛けられた松本選手)

松本選手が出場した試合は、お客様とテレビ観戦。怖いほどの表情で試合に臨む松本選手が勝ち上がっていくたびに、お宿の中は、熱気が高まりました。
松本選手が優勝を決めると、緊張が解けたのか、途端に泣き顔に変わったのには、驚くとともに、ほっとした気持ちにもなりました。
松本選手のご実家は、扇町にあります。松本選手は子ども時代、あかつき屋からも近い小学校や中学校を出ておられます。
ご実家のすぐそばには、
私がよく行く魚屋「越吉」さんがあり、そのお隣では、松本選手の五輪出場が決まった後、五輪出場を祝う横断幕が掲げられました。
(横断幕が掲げられている松本選手の地元町内。左隣が越吉さん)

松本選手の地元とあって、今日は朝から報道関係者らでにぎやかだったそうです。テレビ・ニュースには、よくお会いする越吉さんの女将さんら近所の人が出て、喜びの言葉を話しておられました。
それにしても、そばの人が、やけどしそうなほどの熱い闘志。忘れていたものを思い出させてくれるようで、強い印象を残してくれました。
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