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あかつき太郎の町家日記

金沢町家ゲストハウス あかつき屋をめぐる出来事や思い、人とのふれあいなどをつづるブログ。街角の話題や四季折々の風情も紹介していきます。

あかつき屋のホームページはこちらです。

裏手の看板新調 気分も一新

あかつき屋の裏手に掲げる看板を新しくしました。先の物が開業時に設置したもので、八年半ほど経過し、古くなったからです。

新調したものは、ケヤキ製の一枚板で、縦横45センチの正方形。前に比べて一回り大きくなりました。「あかつき屋」の文字が、明るくはっきりと記されており、気持ちも明るくなりました。

(新調した裏手の看板)
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あかつき屋の看板製作は、開業時から「達磨堂看板」(小松市)さんにお願いしており、今回もお世話になりました。この日、代表の安田明千利さんが真新しい看板を持って来られました。
手に持たせてもらったところ、ずっしりと重く、とても存在感があります。

(まず台座を取り付け)
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(その上に真新しい看板を設置)
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早速、クスリのアオキ暁店さん側の壁面に設置してもらいました。初めに壁に台座を付け、その上に看板を取り付けました。
あかつき屋の文字が、遠くからでも鮮明に見えます。お客様には、お宿が見つけやすくなり、地元の人には、ここを一層知ってもらう契機になればと思います。
心持ちも、一新されました。

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障子貼り替え 本格的な夏へ準備

大ベテランの表具師の瀬田良三さん(金沢市菊川1丁目)にあかつき屋に来てもらいました。障子の張り替えをして頂くためです。84歳とご高齢ですが、お得意さんを数多く持ち、襖や障子の張り替えに長年培った腕前を発揮されています。

町家の生き字引のような方なので、お越しになった際、建具や家の普請などについて、いろいろと教えて下さり、そのミニレクチャーを拝聴しています。時にピリッとしたこともおっしゃるので、その時は、背筋が伸びる思いがします。

(上がりの間で障子戸の取り外しを行う瀬田さん)
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(かいがいしく障子戸を車まで運びます)
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今回は主に障子の張り替えです。先日2階客室の障子戸をしてもらい、今回は1階の上がりの間やコミュニティルームの障子戸の張り替えをお願いしました。瀬田さんは、戸を少し動かして、その癖をすぐつかみ、戸を手際よく外して、車へと運び込まれました。

瀬田さんは手を休め、襖戸の裏を見せながら、変色しているところを指し示されました。
「ここが色が変わっているでしょう。戸を開け閉めすると、どうしても空気に当たり、汚れが付くんやわ」
瀬田さんによると、空気にふれたり、人が出入りするところは、汚れが付きやすい、そうです。目に見えない埃が漂い、付着するからだそうです。
「掃除をまめにすることが、家を長持ちさせる秘訣やね」。瀬田さんが、よくおっしゃるセリフです。

瀬田さんは、以前には、襖戸の種類についてもレクチャーしてもらいました。「吉原」「折部」「源氏」と、襖にも様々な名前がついていることを知り、随分と勉強になりました。

      裏手の看板も新調へ
あかつき屋では、家の背後のクスリのアオキさん側にある、小さな看板も、近く新調します。オープン後、9年ほど経ち、古くなったためです。

本格的な夏の到来を前にしたお化粧直しです。一つひとつ改まってくると。梅雨の鬱陶しさも忘れます。

のれん新調 気分一新 夏へ

まだ5月だというのに、金沢でも夏日を記録する日が多くなりました。いよいよ衣替えの季節です。

ということで、あかつき屋では、館内のあちこちで調度類の模様替えを行っています。その代表的なものとして、夏のれんを新調しました。

(新調した夏のれん。見るからに、爽やか、涼しげ)
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のれんの制作は、金沢の染め物屋の老舗・奥田染色さんに依頼しました。あかつき屋創業以来のお付き合いです。

季節によって変える、あかつき屋ののれん。夏用の物は、従来のが古びてきたので新しくすることにしました。これが三代目になります。
この日朝、奥田染色のご担当者さんに届けて頂くと、早速玄関前に掲げました。水色で、麻100%。見るからに涼しげです。

(市役所前に設置されている、ぼんぼりモニュメント)
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金沢の街は、この日から始まる金沢百万石まつりで華やかになりました。市役所前広場には、数多くのぼんぼりを組み合わせた大きなモニュメントが設置されており、点灯された夜は、祭りムードを高めています。

季節の風物とともに歩む金沢町家のお宿あかつき屋。一期一会のかけがえのない時間をお客様に味わっていただくために、日々心新たに臨みます。

ひな人形飾りつけ、畳一新

日ごとに春の足音を感じる日々。日差しは強くなり、日照時間は長くなってきました。雪国に住む者にとっては、うれしい時季です。

あかつき屋は、春を迎えるに当たって、お部屋の模様替えを行っています。上がりの間には、ひな人形を飾りました。一気に華やかな雰囲気に。畳の表替えも行いました。イ草のいい匂いが漂い、お客様に喜ばれています。

(飾りつけしたひな人形)
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冬のムードを吹き飛ばしてくれたのが、ひな人形飾り。私たちの親戚筋から送って頂いたものです。豪華絢爛なもので、お内裏様が、艶然と中央に座しています。飾りつけを行っている間から、華やかな気分になりました。

(真新しくなった畳)
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畳の表替えは、上がりの間とコミュニティルームで行いました。創業時に畳の表替えでお世話になった倉西畳店さんで、やってもらいました。

リニューアルされた畳を部屋に敷き詰めると、青畳のいい匂いがお部屋中に漂います。開業時のことが思い出され、気持ちが改まりました。

晩秋の中 華やかさと温かさ

11月に入り、金沢は穏やかな天候が続いています。小春日和と言っていいような好天もあり、気持ちの良い日々を送っています。

暦の変わり目は、季節の変わり目。気候に合わせて、あかつき屋では、館内の模様替えを行いました。一つには、金沢などの風習である花嫁のれんを飾ったことです。玄関から入ってすぐの上がりの間に飾りました。そこは一気におめでたさと華やかさに満ちました。

(上がりの間に飾った花嫁のれん)
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(大きな掘りごたつに布団をかけ、冬仕様に)
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花嫁のれんは、母の嫁入り道具の一つです。母は今月89歳になったのですが、その67年前に父と夫婦になった際、持参したものです。
経済的には、けっして裕福でなかった時代。早くに夫を亡くした母の母(私の祖母)が、苦労してねん出したお金であつらえた品です。
描かれた鶴亀や松竹梅の絵柄の中に、友白髪の老夫婦が配されており、ともに仲良く、添い遂げてほしい、との祖母の願いが込められています。

父は90歳で昨年他界しましたが、両親はそうして人生を共に歩んだと、家族は受け止めています。
お客様に花嫁のれんを説明する際、そんなエピソードも添えています。

コミュニティルームの掘りごたつを冬仕様にしました。特注した大きなこたつ布団を電気こたつの台にかけました。
こたつ布団の表面には、無数のだるまの絵が描かれています。

(イルミネーションが点灯され、街は華やかに)
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冬になると、ここがお客様の団らんの場となり、中には、ここでお鍋パーティーをされるグループもいらっしゃいます。そんな和やかな姿をそばで拝見するのも楽しみです。

過日、中心街に出ました。街路樹に設置されたイルミネーションの点灯が始まり、街は明るく、幻想的に。寒さを忘れさせてくれる冬の風物詩です。