あかつき太郎の町家日記

金沢町家ゲストハウス あかつき屋をめぐる出来事や思い、人とのふれあいなどをつづるブログ。街角の話題や四季折々の風情も紹介していきます。

あかつき屋のホームページはこちらです。

桜の花模様ののれん新調

3月。金沢は、初旬は雪が降ったりして肌寒い日もあったけど、ここに来て日差しが強くなり、春本番近しの雰囲気が漂ってきました。どことなく心浮き立つ。お客様とそんな日々を過ごしています。

あかつき屋は、お陰様で7度目の春を迎えました。これまで少しずつ調度類を拡充してきており、今回玄関ののれんを新調しました。その柄は、桜の花模様。そして、暁(あかつき)を描いたもの。花見の季節をちょっぴり先取りした形です。

こののれんは、金沢美術工芸大学の山田明子さんに制作をお願いしたもので、山田さんは、こちらの気持ちを汲んで素敵なのれんをデザインして下さいました。見ているだけで、気持ちが明るくなる図柄です。

(桜の花と暁を配したのれんとデザインして頂いた山田さん)
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北陸・金沢の冬は昔ほど雪が降らなくなったとはいえ、冬は冬。やはり寒いです。長かった冬に区切りをつけ、お客様とともに、春到来の喜びを分かち合いたいと、今回ののれん制作を企画しました。

デザインして頂いた山田さんは、金沢美大視覚デザイン専攻の4年生。山田さんが同大学に入学して間もなく、学友の方たちとここでお泊まり鍋パーティーをされて以来、ご縁があります。それで今回、春にふさわしいのれんのデザインを依頼しました。

山田さんはこの度、無事卒業され、4月から地元愛知県内のメディア関係の企業に就職され、培った技能を生かされます。

緊張感漂う一年生の時から知り、アートの殿堂での4年間の学業を終えて、今新たな世界へと羽ばたこうとする女性。
親族を送別するような心境でもあります。社会人になっても、健康に留意し、頑張ってもらいたいと思います。

(ブレーメンの音楽隊の衣装で卒業式に臨んだ山田さん
              =ご提供頂いたお写真)
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ところで、山田さんが学んだ金沢美大は、卒業式ではほとんどの卒業生が、仮装して臨むことで知られています。その式で、山田さんはブレーメンの音楽隊の衣装で出席したとのこと。その写真を見せて頂きました。
山田さん、ありがとうございました。

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創業記念日 香川の学生さん祝う

1月15日。この日は、元日とともに心が改まる日です。
ちょうど5年前、あかつき屋がオープンした日だからです。

その記念すべき日にお泊まりになったのが、四国・香川大学の旅行サークル8人の皆様です。ここを貸し切られ、一泊二日過ごされました。

(お泊まりになった香川大学の学生さんたち=写真掲載了解済)
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5年前にオープンした日は、雪が多い日でした。不安と緊張の中で、お宿業の第一歩を踏み出したことが、今もありありと思いだされます。お陰様で丸5年、様々な方々のご支援を賜り、無事にこの日を迎えることができました。ありがとうございます。

(お宿ノートに書いて下さったメッセージ)
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お泊まりになった学生さんたちにそのことを話すと、皆さん「おめでとうございます」と祝って下さいました。お宿ノートにその気持ちも表して下さいました。

香川大学の学生さんたち。金沢は初めてとのこと。
やはり北陸の地は、寒かったそうですが、数多くの歴史的な由緒ある建物に感嘆され、観光のほか、日本海の幸なども満喫され、心に残る金沢の旅になったようでした。

この度のご宿泊、ありがとうございました。
香川に戻ったら、再び学生生活をエンジョイして下さい。またのお越しをお待ちしています。

「金澤町家」のプレート付けました。

今日、あかつき屋に新たなページが加わりました。金沢市から「金澤町家」のプレートが贈られ、業者さんの手によって、玄関に取り付けられたのです。

真鍮合金でできたそのプレートは金沢美大の学生さんがデザインしたもので、重厚な中にも、きらびやかさが感じられます。このお宿の見栄えが増すと同時に、私たちの中にも、この建物を守っていかねばならないという、使命感が改めて生まれました。

(プレートの取り付け作業に当たる業者さん)
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このプレート設置は、金沢市さんが町家オーナーに金澤町家に対して一層誇りと愛着をもってもらうと同時に、市民に対しても金澤町家が本市の貴重な歴史遺産であることを認識してもらおうと企画されたものです。

この日午前、プレートを取り付ける業者さんがあかつき屋にお越しになりました。こちらでは、事前にプレートの設置場所を検討し、国登録有形文化財の銘板の上に付けるのが良かろうと決めていたので、業者さんには、その場所に付けてもらいました。

(プレートは国登録有形文化財の銘板と絶妙な一体感を生みました)
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取り付け作業は、プレートを町家正面に釘で留める極めて簡単なものでした。
作業が終わり、少し離れて家の正面を眺めると、「金澤町家」のプレートと国登録有形文化財の銘板が、絶妙な一体感を醸し出していました。

プレートは縦5㌢、横幅15センチ余りと、そんなに大きなものではありませんが、家全体を引き締め、さらに一本芯を加えたような力がありました。

感謝と決意、あかつき屋5年目へ

2014年(平成26年)が間もなく閉じようとしています。慌ただしく過ごしたこの一年。それでも新年を迎える準備を終えて、夜一人パソコンに向かっていると、厳かな心持ちになって、これまでのあかつき屋の日々を顧みることにもなります。

お陰様で大過なく一年を終えることができた。そんな思いが、正月の飾り付けをしている中で胸の内に生じました。大災害を例にとるまでもなく、「想定外」という言葉が、日常再三出てくる世情にあって、無事にこのお宿の一年を終えることができ、ほっとするとともに、神にも感謝したい気持ちです。

(玄関に掲げた正月飾り)
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(上がりの間に供えた鏡餅)
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今年も多くのお客様に来て頂きました。まずもって、その方々たちに心から感謝申し上げます。
そして、そんなお客様のステイの場となる、このあかつき屋を陰ながら支えて下さる方たちにもお礼を申し上げます。
友人、知人、そして、ご近所や地元の方々等々。お客様へのさりげないサポートや、このあかつき屋へのお力添えなど、こちらが気が付かないものも含め、様々なバックアップの形があったかと思います。
そこに思いを致すとき、身は引き締まり、背筋が伸びます。

昨日は、長年親しくさせて頂いている華道教師の角尾宏子さん(金沢市泉野町)によって、今年も上がりの間と玄関に正月花を生けてもらいました。

(角尾さんに生けて頂いた正月花)
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上がりの間は、松や梅、千両、イブキ、玉シダのほかに、水仙や黄色の小菊、千両などの色味のある物が加わったもの。清々しさとともに、華やかさも醸し出しています。
玄関には、これもおめでたい万年青(おもと)。不老長寿の縁起の良い植物で、あやかりたい常緑の多年草。円窓の前に置かれ、新年のお客様をお迎えします。

ニューイヤーの3月には、待ち望んだ北陸新幹線が開通し、東京-金沢間が約2時間半で結ばれます。金沢に新たにお越しになるお客様が増えると予想されていますが、「一客入魂」の精神は、これまで同様に堅持していく所存です。

小雪が舞う中、あと30分ほどで年が変わろうとしています。前の広済寺さんが明るくなりました。除夜の鐘、そして新年のお勤めの準備が整ったようです。

明日からあかつき屋は5年目に入ります。新年もよろしくお願いいたします。
皆様良いお年をお迎え下さい。

冬へ準備 雪つり、こたつ整え

あかつき屋では今日、近づく冬に備えてお庭の松の木に雪つりを施しました。金沢はこの日、お昼頃まで晴天に恵まれました。植木屋さんは、手際よく作業を進められ、半日で円すい形の幾何学模様を完成させました。

雪つりを身にまとった松は青空に映え、見ていて胸のすく思い。一つ冬の準備ができ、ほっとしました。

(青空の下、雪つりが施された松の木)
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(植木屋さんは手際よく作業を進めました)
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雪つりは、積雪のある金沢では欠かせない樹木へのしつらえ。木の幹に沿って支柱を立て、そのてっぺんから吊るした縄で木の枝を縛り、冬雪が降っても枝が折れないようにするものです。

今日はいつもお願いしている植木屋さんに作業をお願いし、ベテランのその方はスピーディーに仕事を進め、見事な雪つりを仕上げられました。

(こたつ布団や上掛けをかけ、冬仕様にしたこたつ)
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(上掛けには、だるまの絵が描かれています)
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冬への備えとしては、先日コミュニティルームのこたつを冬仕様にしました。暖かい時期は、テーブルとして使っていたものですが、これにこたつ布団と上掛けを載せ、暖房器具としての体裁を整えました。

上掛けの表には、だるまの絵がたくさん入っています。特に外国の暖かい国からやって来られたお客様には、その暖かさとともに喜ばれています。

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