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あかつき太郎の町家日記

金沢町家ゲストハウス あかつき屋をめぐる出来事や思い、人とのふれあいなどをつづるブログ。街角の話題や四季折々の風情も紹介していきます。

あかつき屋のホームページはこちらです。

「茨城県にはおいしいもの一杯」とお客様

春休み。あかつき屋で素敵なご家族との出会いがありました。茨城県の阿見町からお越しになったご一家です。

こちらで一泊されましたが、ご宿泊中に、お宿の自由帳(旅の思い出ノート)に、地元茨城県の特産品などを楽しい絵入りで記して下さいました。見てて、ほっこりするイラストの数々。Tさん、ありがとうございました。

(茨城県からお越しになったご一家=写真掲載了解済)
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こちらのご一家、高校生と小学生の二人のお子様がいらっしゃり、お車で茨城県からお越しになりました。
あかつき屋の自由帳にはこれまで、お客様の金沢の旅の思い出のほか、郷里の名物や名所などを紹介するイラストなどが多数描かれています。

(自由帳に描かれた楽しいイラストの数々)
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今回お泊まりになったご一家も、茨城県内の自慢の品々を描いて下さいました。
お馴染みの納豆をゆるキャラ「ねばーる君」とともに描き、このほか、イバラキングと呼ばれるメロンや干し芋、レンコン、おそば、常陸牛等々。お住いの阿見町については、町のゆるキャラ「あみっぺ」を。

さらには、町内にある相撲部屋・二所ノ関部屋も紹介されました。ここには、石川県津幡町出身で、角界の有望株・大の里が在籍しており、一気に親近感がわきました。

「近くに霞ヶ浦もありますね。おいしいお魚もいますか」と私。「(食べられないような)ブラックバスが多いんです」(笑)とお母様。和やかな会話が繰り広げられました。

楽しいイラスト、そして、ご宿泊ありがとうございました。また、お越し下さる日を楽しみにしています。

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ポーランド人女性、出発の朝にウクレレ

9月に入っても、真夏のような暑さが続く日々。そんな中で、涼風をそよがせ、あかつき屋を出発されたお客様がいらっしゃいました。ポーランドご出身の女性Luizaさんで、ここで一泊されました。

この方は現在、京都に住んでいらっしゃいますが、金沢にご友人がいらっしゃり、久しぶりに会いに来られたのです。
一泊後の朝、女性は、趣味のウクレレを談話室(コミュニティルーム)で鳴らされました。南国ムード漂う、軽やかなメロディー。一服の清涼剤となりました。

(ウクレレを奏でて下さったお客様)
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金沢市内で小イベントがあり、女性はその会でウクレレを演奏されたそうです。きっと会を和やかなものにしたことでしょう。

(ポーランドの工芸品のコースター)
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(女性がお礼にと下さいました)
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宿泊のお礼にと、素敵なものを下さいました。ポーランド中部の小都市・Łowicz(ウォヴィチ)の工芸品のコースターです。表面には、カラフルな花が配されており、いかにも東欧というような雰囲気が漂います。

ポーランドの人、そして文化との出会い。この僥倖に感謝しながら、一日一日を刻んでいきます。
Luizaさん、ありがとうございました。また来て下さいね。

古材文化の会の皆様 ご宿泊

幸いなことに国登録有形文化財に指定されている、この金沢町家あかつき屋を通じて、様々な分野の方とご縁を結ぶことがあります。その中で特に多いのが、建築関係の方々です。あかつき屋ならではと言えるでしょうか。

この度お付き合いのきっかけを頂いたのは、京都に本部事務所がある、古材文化の会の方々です。この会のメンバーさんたちのお泊まりを通じて、私にとっても木質文化が根付くこの金沢の街への理解が深まりました。

(お泊まりになった古材文化の会の方々)
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古材文化の会は、古材の利活用や古建築の保存・再生の推進、木造建築技能の継承などの活動を展開されています。

今回お泊まりになったのは、関西在住のメンバーのほかに、神奈川県内の方もいらっしゃいました。
工務店の経営者や企画会社などを営む方々です。

お泊まりの夜は、ざっくばらんに懇談。私の方からは、ふだんから行っている地域とお客様をつなぐ取り組みのほか、近隣の町家の動向についても紹介させてもらいました。

(通りに点在する町家=横山町、材木町界隈)
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翌朝は、お客様を町家のパン屋・森長さんまで歩いてご案内。
あかつき屋近くの賢坂辻交差点から横山町、材木町、橋場町を通って浅野川大橋たもとに至る通りは、今も町家が点在しております。その沿道には、八百屋さんや豆腐屋さん、床屋さんなどのほか、畳屋さん、建具屋さん、設備工事屋さんなど、職人さんの住居兼店舗もあり、往時この界隈では、暮らしに困らないだけのお店がそろっていたことがうかがえます。

ただ、少子高齢化に伴う人口減少の波からは免れず、新築住宅がある一方で、ところどころに空き家跡の更地や駐車場が目に入るのも事実です。
お客様は、そうした変化も見逃さず、旧市街特有の問題の解決策に思いをめぐらすふうでもありました。

私も町家宿を営む一方で、この界隈の生活者でもありますので、時に断腸の思いで良質な景観の喪失を目の当たりにしてきました。
北陸新幹線の開業は間違いなく城下町金沢のエポックをもたらしましたが、一方で長年横たわる課題があるのも地域住民らが認めるところです。

古材文化の会の方々との交流は楽しいものでしたが、そうした問題をも再認識する機会ともなりました。
皆様ご宿泊ありがとうございました。

折り紙で彩った結婚式に感嘆

フランス人ご夫妻との会話から、思いがけず和やかで笑顔になるひとときが生まれました。それは、あかつき屋のコミュニティルームに置いてある折り紙の作品群がきっかけです。

それらの折り紙作品は、お泊まりになったお客様が手作りされたものですが、その奥さんはそれを見て「私折り紙が趣味なんです」とおっしゃいました。そこから一気に話が広がりました。

(新婚旅行でお泊まりにフランス人ご夫妻)
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(奥様は折り紙で蝶を手作り)
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こちらのご夫妻は二年前にご結婚され、この度の来日は、ハネムーンでした。金沢では、ここにご一泊されました。

奥さんは、テレビ台の中にある、鶴や手まりなどのかわいらしい折り紙をご覧になって笑みを見せ、ご自身が折り紙に親しんでいることを話されました。

あかつき屋では、折り紙を常備しているので、早速彼女に折り紙を手渡し、作ってもらいました。彼女は、楽し気に手際よく、蝶を折り上げました。素敵な出来栄えです。

(結婚式で披露された折り紙で飾られた樹木=ご提供写真)
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ここからが、出色でした。実は、彼女は二年前に挙げた結婚式の会場に数多くの折り紙作品を飾ったというのでした。その一つは、鶴が木の枝に鈴なりになったもの。一つ一つ丁寧に折った鶴を枝に葉っぱのように付けていったのでした。
おめでたく、さわやかな雰囲気が漂うデコレーションで、式の参列者から大好評だったようです。

日本発の折り紙が海を渡り、フランスの華燭の典を彩ったのです。
コロナ禍の憂いを吹き飛ばす演出。こちらの気持ちも明るくなりました。

この度のご宿泊ありがとうございました。お二人の末永いお幸せをお祈りいたします。

3年半ぶり帰国 3世代水入らず

“コロナ”へのスタンスが変わる中で(With コロナとも呼ばれます)、あかつき屋もコロナ前の状態へと次第に移行しつつあります。海の向こうからのお客様が再びお泊まりになるようになってきました。

この度、あかつき屋にお越しになったのは、アメリカ・シアトルに在住の母アユミさんと息子さん、そしてアユミさんのお父様の3人。アユミさんは石川県出身の日本人で、母子はコロナ禍があって、3年半ぶりの帰国となりました。この町家で三世代水入らずの和やかな時間を過ごされました。

(金沢町家のステイを楽しまれたご一家=写真掲載了解済)
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アユミさんは金沢町家に以前から興味をもっておられ、アメリカ人の夫との間で生まれた息子Timさん(愛称)にも伝統的な日本家屋を知ってもらいたくて、ここを選ばれたそうです。

国登録有形文化財のこの町家の雰囲気を堪能されたのはもとよりですが、一泊二日の金沢ステイを通じて、金沢の人々の日常にもふれられました。

(金箔ソフトを味わう息子さん=ご提供写真)
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(居酒屋で祖父とお孫さんがビールで乾杯=同)
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観光の後、夜は浅野川沿いの銭湯を体験。きれいなお風呂、いいお湯に満足されました。その後は近くの居酒屋でご夕食。ブリカマや地酒など、ここならではの食を賞味されました。
お父様は「(成人になった)孫と飲むのは、さいこーや」と笑顔を見せられたそうです。
アユミさんは、銭湯から浅野川を渡ってすぐのこの居酒屋までのルートを「ゴールデンコースですね」と高評価されました。

皆様、この度のご宿泊ありがとうございました。お父様はいつまでもお元気で、そしてアユミさんとTimさんは健康に留意されご活躍下さい。また、お越し下さいませ。