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あかつき太郎の町家日記

金沢町家ゲストハウス あかつき屋をめぐる出来事や思い、人とのふれあいなどをつづるブログ。街角の話題や四季折々の風情も紹介していきます。

あかつき屋のホームページはこちらです。

6年半ぶり来訪、個性活かしご活躍

宿泊業を営むあかつき屋の日々が、人の人生と重なるような感覚を抱く時があります。それは、お客様が何年かぶりに再訪された時に味わいます。

この三連休では、6年半ぶりにお越しになったお客様グループがいらっしゃいました。地元の金沢美大OGの方々です。このうちのメンバーが大学に在学中に、デザイン科視覚デザイン専攻のお仲間とここで泊りがけでお鍋パーティーをされました。その後、卒業されて今は社会人としてご活躍。久しぶりにお目にかかり、少なからず感慨がありました。

(級友がデザインされたのれんのそばに立つお客様
                   =写真掲載了解済)
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ここで6年半前の2013年4月に開かれたお鍋パーティーは、視覚デザイン専攻の学生さんたちの親睦を兼ねたお集まりで、当時の4年生が主宰されました。その時、同席されたのが今回お越しになった当時の一年生たちでした。

今でも覚えていますが、その時の一年生は、まだ入学して間もないとあって、どこか緊張感を漂わせていました。しかし、今は大学を巣立って3年目。すっかり落ち着かれ、デザイナーやプランナーとして東京の企業で活躍されています。その穏やかな佇まいから、それぞれの勤務先で立派に戦力になっているとの印象をもちました。

今回の金沢訪問は、クラスメートとの再会や母校訪問が目的のようでした。夜は各地から集った旧友と会食され、日中は開催中の金沢美大祭に足を運ばれ、後輩らと再会されたようです。

このお泊まりの中で、お客様にとっては一つニュースがありました。最近新調した紅葉の図柄が入ったのれんは、お客様のクラスメートの女性がデザインされたものです。それを知ったお客様は、自分のことのように喜ばれました。季節ごとにふさわしい図柄ののれんを飾るという企画は、こんな形でも好評を得て、望外の喜びとなりました。

(秋の風情を漂わすお庭)
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また、お客様たちは翌朝は、ここのお庭をご観覧。小春日和の中、忙中閑ありのひとときを楽しまれました。
皆様、ようこそお越し下さいました。ありがとうございます。健康に留意され、引き続き、ご活躍下さいませ。

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仏人女性 マイペースの金沢ステイ

あかつき屋は、客室が相部屋ではなく、すべて個室のゲストハウスですが、それでもお一人でお泊まりになるお客様は、珍しいことではありません。しかし、今回はお一人で三泊されたフランス人女性がいらっしゃいました。パリにお住まいのイザベルさんです。

イザベルさんは現在、開催中のラグビー・ワールドカップの観戦で来日されました。その観戦の合間を縫って金沢にお越しになり、ここあかつき屋に三泊されました。ご滞在中は天候に恵まれ、ゆったりとしたペースで観光スポットを巡られたほか、おでんなど地元食にも親しまれました。

(あかつき屋に三泊されたイザベルさん=写真掲載了解済)
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ラグビーW杯については、イザベルさんの母国フランスは、残念ながら準々決勝でウエールズに惜敗しましたが、それでも、東洋の地で世界の強豪が繰り広げる熱戦を大いに楽しんでおられるようでした。

東京や横浜でのそんな熱いムードからいったん離れて、新幹線に乗ってやってきた城下町金沢。歴史的佇まいが連続する街なかは、魅力たっぷりだったようです。

時に、街を歩いていた際に、中学生から英語で質問を受けることがありました。
「どこから来たのですか?」「何日金沢に滞在されるのですか?」と簡単な英語で話しかけられました。
校外学習か修学旅行の生徒たちだったようです。確かに今、金沢の街なかを移動していると、制服姿の中学生の一団をよく見ます。

(書道体験をされ、作品は一時お部屋に飾られました)
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あかつき屋ではある晩、書道の体験をしてもらいました。ここのスタッフの手ほどきで、お気に入りの言葉を毛筆で書いてもらいました。
イザベルさんが選んだ言葉は「Happyness」。日本語に直すと「幸せ」です。イザベルさんは、お手本を見ながら、真剣な表情で、その二文字を書き上げました。この作品は、日本のお土産になりました。

朝は、近所のスーパーで買った食材をご自身で調理して、お食事にするなど、マイペースのあかつき屋ステイとなりました。(つづく)

長崎・五島から仲良し姉妹、従妹さん

日本の津々浦々から、金沢・あかつき屋では、お客様をお迎えしています。この度は、長崎県五島列島に位置する新上五島町からお客様をお迎えしました。日本列島・最西端からのお客様となります。

こちらのお客様は、6人のグループ。そのうちお母様三人が姉妹で、それぞれのお嬢さんとともにお越しになり、あかつき屋を貸し切って2泊されました。一つのご家族のように、和やかに、うちとけて過ごされました。

(お母様が姉妹、そして従妹さんがそろったお客様)
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お客様がお住まいの新上五島町は五島列島では、中ほどに位置する島です。漁業が盛んですが、西海国立公園内にあり、キリスト教関連遺産もあることから、観光業も進展しています。
また、地元の特産品である五島うどんは、日本三大うどんの一つとなっています。

そうした自然・文化風土の豊かな土地で、お客様たちは、暮らしてこられました。特に、三人のいとこさんたちは、お母さんが姉妹なので、幼少期から、きょうだいのように仲良く育ってきたそうです。

その皆様は、毎年一回旅行をすることにしており、今回は北陸の古都・金沢を選ばれました。ここに来るまでには、島から船で福岡まで出て一泊、そこから空路で小松に着いたそうです。

長旅で金沢にお越しになりましたが、皆様はつらつとご観光。市内をめぐった後の2泊目はレンタカーで岐阜・白川郷まで足を延ばされました。
またお食事では、朝は、ここでご飯を炊き、おみそ汁やお総菜などを作り、我が家同然の朝食となりました。まさに一つの「ご家族」の光景でした。

(お客様のご自宅近くから望む夕景=ご提供写真)
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少し五島の地元のことについてお話をうかがいました。近年はテレビ番組などで紹介されることも多く、観光客が増えているとのこと。また、ご自宅近くからは、西の海に沈む夕日が、とてもきれいだそう。
その風景はスマホで何枚も撮ってあり、お客様はその画面を見せて下さいました。

感動的という言葉だけでは、言い表せないほど、素晴らしいものでした。
能登半島がある石川県も、サンセットビューは素敵ですが、それとはまた違った絶妙な色あいと神々しさがありました。
いずれ五島の地を訪ねてみたい、そんなことを心に思ったことでした。

あかつき屋を選んで下さり、光栄に思います。ご宿泊ありがとうございました。

ピーターさん再訪「お元気で何より」

お昼頃、思いがけず、懐かしいお客様をあかつき屋にお迎えしました。オーストラリアご出身のピーターさんです。

5年ぶりのあかつき屋ご訪問。しばしコミュニティルームで歓談。相変わらずお元気そうで、こちらも元気をもらいました。

(手作りの作品を披露して下さったピーターさん)
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(下さった湯呑み茶碗)
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ピーターさんはオーストラリア・ブリスベンにお住まいがあります。息子さんのご家族が、あかつき屋の近隣にあることから、「孫の顔が見たくて」と2年に一度くらいオーストラリアから金沢にお越しになっています。

手仕事がお好きなピーターさんは、ご高齢ながらも人生に前向きで、以前金沢を訪れた際、市内の陶芸教室に通い、焼き物の技術を身につけられました。金沢に来る度にその教室に通い、腕を磨いておられるようです。

今回あかつき屋にお越しになった際は、そこで作陶した焼き物をいくつも持参されました。
テーブルの上で披露して下さった作品の数々。花器あり湯呑みあり、とバラエティーに富んでいます。いずれも素人の域を越えた立派な出来栄えです。ピーターさんは、そのうちの一つの湯呑み茶碗をお土産に下さいました。

(ピーターさん手作りの香炉)
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ピーターさんは、以前ここにお泊まりになった際は、制作された香炉を下さり、ふだんそれでお香をたて、お客様をおむかえしています。再びうれしいプレゼントです。そのお返しに、ピーターさんには地酒をお贈りしました。

ピーターさんとは、忘れ得ぬ思い出があります。5年前にご一緒されたパートナーのケイティさんのお孫さんへの贈り物を求めて、市内の五月人形などの伝統工芸品の販売店「加藤人形」さんへご案内したことです。そこで、ケイティさんは、五月人形に付帯する男児向けの「名札」を購入されました。その際には、金沢に昔から根を張って、伝統玩具の継承に尽力されている職人さんがいることも知ったのでした。
そんな出来事もあったので、ピーターさんらのお泊まりは、お客様の域を超えて、格別の意味があったのでした。

ピーターさんの来訪を受けて、様々なことに思いがめぐりました。一期一会のおもてなしの大切さ、そして、図らずもそれぞれの人の生業や、生き方にふれるありがたさ。そんなことが胸の中に広がり、今後も一日一日頑張っていこうと心に誓ったことでした。

ピーターさん、ようこそ来て下さいました。ありがとうございます。

和装で集い、ふれあう歓び

秋の一日、金沢そして、ここあかつき屋では、様々なお客様が、思い思いに百万石の城下町や金沢町家の風情を楽しんでおられます。大気は澄み、風は涼やかに。観光には、もってこいのシーズンとなりました。

この三連休であかつき屋にお越しになったお客様たち。このうち和装を愛するグループがあり、優雅に、華やかに、金沢ステイを堪能されました。

(金城楼さんで交流されたきもの鹿鳴館倶楽部の皆様
                  =ご提供写真)
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こちらのグループは、一般社団法人きもの鹿鳴館倶楽部の皆様です。日本の財産とも言える着物、中でもアンティークなものを装い、集い、交流し、現代に明治の鹿鳴館時代の姿を再現しようと、活動なさっています。毎年、東京や横浜、京都など、全国各地でそうした催しを開催されています。
一方、社会貢献の一環として、参加者からの収益を活かして、福祉施設に遊具の寄付も行っています。

金沢は昨年に続いて2度目の開催で、今回も料亭金城楼さんが会場となりました。
美しく着飾った女性、男性の方々。会場は、華やかさで満ち溢れました。
素敵なお料理に舌鼓を打ちながら、優雅で、気さくなご歓談が繰り広げられました。

イベントを終えて、あかつき屋にチェックインされたお客様たち。今度は肩の力を抜いて、ざっくばらんに交流されました。夜は近所の温泉銭湯で一日の汗を流し、大きな掘りごたつで二次会を開き、心おきないおしゃべりに興じられました。

(あかつき屋で朝食をご一緒に)
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(トランプで楽しいひとときも)
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翌朝、パンをメーンにした朝食後、トランプ遊びも。食後のある役割を決めるためでした。

鹿鳴館時代に思いをはせ、いっとき華麗な服装で大人の社交を楽しむ集まり。格別な時間になったとともに、明日へのお仕事の鋭気を養うに十分な場になったようです。

皆様ご宿泊ありがとうございました。また、お気軽にお越し下さいませ。