あかつき太郎の町家日記

金沢町家ゲストハウス あかつき屋をめぐる出来事や思い、人とのふれあいなどをつづるブログ。街角の話題や四季折々の風情も紹介していきます。

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三月 春、鎮魂と復興願う季節

3月に入り、待望した春の訪れを感じる今日この頃となりました。寒の戻りがあったりして、気候は一直線に春へと向かっていきませんが、日差しの強さや、木々の色合いの変化などにより、ひたひたと進む春を感じます。

心浮き立つ春の序章ですが、一方でこの月は、鎮魂と復興を願う時期でもあります。6年前に未曽有の被害をもたらした東日本大震災があり、被災地は、いまだ生活再建の途上にあります。

そんな中で、ここ金沢では、3月11日に禅のつどい「東日本大震災七回忌、熊本地震一周忌 祈りの座禅、願いの声明」という催しが開かれます。震災から丸6年経過した今も、被災地、被災者を忘れず、一日も早い復興に向けて、参加者が心を寄せ合おうという集いです。

(「祈りの座禅、願いの声明」の催しのご案内にお越しになった高源院の住職さん)
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(その催しを紹介するカード)
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この催しについて、この度あかつき屋からほど近い、曹洞宗の寺院・高源院さんの住職さんが、ここにお越しになり、ご説明されました。

それによると、この催しは曹洞宗石川県青年会の主催で、3月11日午後2時から、東兼六町の永福寺さんで開かれます。午後2時から祈りの座禅があり、午後2時半から、東日本大震災七回忌、熊本地震一周忌法要が執り行われます。

慌ただしく過ごし、目の前のことだけに心を奪われがちな毎日。
一方で、全く予期せぬ天災により、突然逆境に身を置くことになった人も少なからずいるこの国・日本。

この時季は、一度立ち止まって、身辺を見つめ直し、他に思いをめぐらすことが大切な時と言えるかもしれません。
高源院の住職さんがお越しになって、そんなことを思いました。

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被災地と石川 5年の節目、思い深く

東日本大震災から丸5年。この節目の日にちなんで、金沢のしいのき迎賓館では、「3 11ありがとう石川 ~東日本大震災チャリティ~」という催しが開かれ、訪れました。

5年前、東北を中心に人知を超える大災害が発生、そのためここ石川の地にも多数の被災者が避難してこられました。その多くの人たちが、ここで新たな仕事や学びの場を得て現在も暮らしておられます。

こうした方々が、節目の時を迎えて、石川の人たちに感謝の気持ちを表したいと、支援を受けた自治体や関係団体と共に、今回のイベントを開催されました。

(感謝セレモニーで挨拶される実行委員長の石井いづみさん)
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5年前、あかつき屋では震災発生後、義援金箱を設置し、訪れる人たちから善意を募りました。2年前には福島県から避難された女性を囲む会がここで催され、お世話させて頂きました。

そんなご縁もあって訪れた今回の催し会場。
12日の感謝セレモニーでは、初めに実行委員会代表の石井いづみさん(あかつき屋での囲む会の主人公)が震災発生当時を振り返りながら「この石川の豊かな自然と伝統工芸などが、ボロボロになった気持ちを癒してくれました。お世話になった様々な人に感謝の気持ちを表します」と、挨拶されました。

(震災後5年を迎えた福島の現況を伝える新聞)
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しいのき迎賓館では、震災5年が経過した福島県の現状を紹介する新聞のコーナーのほか、石川の特産品を集めた「じわもんマーケット」やステージショーなどがあり、大勢の人でにぎわっていました。

(石川の特産品を並べた、じわもんマーケット)
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(来場者が体を動かした、野外ステージ)
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震災復興は、道半ばどころか、暗中模索のところもあります。そうした中で、被災され、石川に避難された方々が、とにかく少しでも感謝の気持ちを示したいと、この催しを企画されたのでした。

先の震災は、様々な教訓をもたらし、今、こうして無事に日々過ごせることの意義も認識することができました。新たな人との絆もつくりました。

共に幸せを享受できる世に。お宿業を営む立場から、微力を尽くしていきたいとの思いを新たにしました。

震災義援金 寄託しました。

本日、東日本大震災の義援金を北國新聞社に寄託しました。
震災後、お客様からお寄せ頂いた善意に加え、あかつき屋としてのささやかな気持ちも合わせた3万円です。

震災後、あちこちで義援金の募集がありました。その中で、あかつき屋でも義援金受付箱を置き、義援金を募集させて頂きました。お客様をはじめ、関係者の皆様、ご協力ありがとうございました。

小企業ですから、けっして派手な額ではないですが、この義援金には、かけがえのない気持ちがこもっています。
わずかですが、被災された地域の明日をひらく礎の一つになればと念じています。


震災被災者へ義援金箱置く、早速善意

筆舌に尽くしがたい被害をもたらしている東日本大震災。あかつき屋でも被災地支援のお役に立ちたいと、15日、義援金受付箱を設置しました。
訪れたお客様は早速、善意を寄せてくださいました。ありがとうございます。

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東北の仙台や岩手などは、これまで仕事や交友関係などで、ご縁のあるところ。テレビで目を疑うようなシーンが流れると言葉を失い、お付き合いのあった方たちのお顔が浮かびました。
このお宿も例に漏れず、数件の予約キャンセルがありました。

通信、交通網などライフラインが破壊されている今は、こちらから直接支援の手をさしのべることは不可能で、お泊りのお客様のお気持ちもくんで、さし当たって義援金受付箱を置きました。
お隣の「クスリのアオキ」さんから不要な段ボール箱を譲り受け、手作りしたものです。

この日、関西から数人のお客様がありました。上がりの間に置いた義援金受付箱について説明する間もなく、お客様はこの箱に目を留められ、箱にお金を入れて、支援の気持ちを表されました。

とにかく一刻も早く被災者への支援が目に見える形で効果が表れるよう祈るばかりです。
福島原発のトラブルの収束も待たれます。

落ち着かない日が続きますが、こちらは地に足を着けて持ち場を守り、充実させていくことが肝要と考えています。







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