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あかつき太郎の町家日記

金沢町家ゲストハウス あかつき屋をめぐる出来事や思い、人とのふれあいなどをつづるブログ。街角の話題や四季折々の風情も紹介していきます。

あかつき屋のホームページはこちらです。

梅雨空の下、地元の人らご宿泊

梅雨空が続きますが、気持ちが明るく、心和む時間を過ごすことができました。地元金沢の人らがあかつき屋にお泊まりになったのです。

金沢在住のAさんは、遠方のご友人が金沢にお越しになることになり、その方とご一泊されました。一帯の兼六園界隈はおなじみのところではありますが、ご友人とこの金沢町家で旅気分を味わわれました。

(お泊まりになったAさん・真ん中とご友人・左。右はAさんのご主人
                        =写真掲載了解済)
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Aさんは、このご宿泊に当たっては、金沢市観光協会が主催し、あかつき屋も参加した、地元在住者らを対象とする割引宿泊プランを利用されました。7月20日までの期間、あかつき屋では、一組限定となりますので、宿は貸切同然、ごゆっくりと過ごされました。

お泊まりの夜、Aさんは、ご友人を片町にご案内し、地元グルメのハントンライス発祥の店グリルオーツカさんなどでご夕食。「お腹いっぱいになりました」と帰って来られました。

(雨に濡れて落ち着いた佇まいのお庭)
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翌日には前日から降り続いた雨も上がりました。お庭は、雨に濡れて、しっとりと落ち着いた佇まいに。お客様は、縁側で緑濃いお庭を眺めながら、昭和の雰囲気漂う町家の風情に浸られました。チェックアウト前には、Aさんのご主人が一度あかつき屋を見たいとお越しになり、館内を見学されました。

Aさんは、あかつき屋については、以前からご存じだったとのこと。開業のきっかけや取り組みなど関心をもって聞かれたので、お話させて頂きました。
ここに興味をもって頂くということは、大変ありがたいこと。梅雨の真ん中で、元気を下さったお客様でした。

皆様ご宿泊ありがとうございました。

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学生さん 手作りカレーで夕食

小中高校生にとっては、夏休みは終盤ですが、夏休みが9月後半まである大学生には今、その夏休暇のど真ん中と言えるようです。

そんな中で、あかつき屋にお越しになったのは、大阪市立大学の学生さんたちでした。ここに貸切で二泊され、夜は手作りカレーをつくるなどして、楽しい夕食のひとときを過ごされました。

お泊まりになった学生さんたちは、大学の手話サークルに所属しており、ここでは時々手話でコミュニケーションをとっておられました。

(手作りされたカレーライス)
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(パンとイチジクが並んだ朝食)
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二日目の夕食は手作り感満載でした。カレーライスを作ることにし、近所で食材を買いこまれました。
手分けして、玉ねぎ、にんじんなどの野菜やお肉を切る人や、ご飯を炊く人など、役割を決めて手際よく作業を進められました。
出来上がったら皆でお食事。自分たちで作ったカレーの味は格別だったようです。

あかつき屋では、以前に手巻き寿司をされた学生さんがいましたが、カレーは初めて。こうした食事会も悪くないな、とそばでみていて感じました。

このほか、一日目の夕食は、柿木畠の「あまつぼ」さんで治部煮、おでん、お造り、ご飯セットなどで構成された、学生さん向けの特別のコース料理をご賞味。
朝食では、材木町の森長さんの出来立てパンとイチジクを召し上がりました。

(全員そろった大阪市立大学の皆様。一部一泊だけの人もいました)
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金沢にご滞在中、雨や曇り空の天候でしたが、あかつき屋ではカードゲームなどに興じられ、若さを発散されていました。

皆様ご宿泊ありがとうございました。また、気軽に遊びに来て下さいね。

台南からご夫妻、八田技師の生家へ

台湾の台南地方と金沢との間には、強い結びつきがあります。それは、金沢出身の土木技師八田與一氏が、大正末から昭和初期にかけて、台南において烏山頭ダムの建設を陣頭指揮したという歴史があるからです。このダムの完成により、広大な田畑が、干ばつから免れることになるばかりか、台湾最大の穀倉地帯を生むこととなりました。このため、八田氏は今も台湾の人々から感謝され、崇敬を集めています。

その台南からこの度、陳さん、李さんご夫妻があかつき屋にお越しになりました。ご夫妻は、1週間ここに滞在され、そのうちの一日、金沢市花園地区にある八田氏の生家を訪問されました。

(八田與一氏の生家を訪れた台南のお二人)
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八田氏は、その功績から、台湾の教科書にも載るほど、著名な人です。したがって、台南のお二人は、もちろん八田氏を知っておられました。その意をくんで初めてお二人を八田氏の生家へとご案内させて頂きました。

その生家は、花園小学校の隣にあります。その八田家住宅はオイの柱構成の特徴に加えて、表構のアズマダチも重厚で、明治後期の農家住宅の特徴を良好な状態で保っていることから、国の登録文化財に指定されています。

あかつき屋からは、そこまで車で10数分で到着しました。お二人は、「台湾の恩人」とも言われる八田氏の生家を間近にし、感激の面持ち。その敷地には、八田氏の功績を記した石碑が建っていました。
李さんは「烏山頭ダムの近くに私が出た大学があるんですよ」と話し、八田氏をより身近に感じることになったようです。

(早朝、兼六園を散策)
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お二人は炎天の下でしたが、市内をくまなく散策。兼六園は早朝に訪ね、ゆったりとした気分で名園の雰囲気を味わわれました。

(あかつき屋の風鈴)
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(李さんが、お宿ノートに描かれた風鈴)
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(金沢町家を満喫されました)
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奥さんの李さんは絵がお上手。あかつき屋をいくつかスケッチされ、そのうちの一つは玄関の軒下に掛かっている南部鉄器の風鈴を描かれました。
風鈴は風に揺られると、軽やかな金属音を響かせています。李さんはそれを「夏の心地よい音」と評されていました。

1週間のご宿泊、ありがとうございました。いずれ、台南にも出かけたいと思います。お元気でお過ごし下さい。

夏の家族 東から西から

金沢は梅雨明け後、厳しい暑さとなり、一気に夏本番を迎えました。あかつき屋では、ご家族連れの姿が目立つようになりました。
国内のみならず、海外からも来て頂いています。この時期、欧米では、9月の新学期前の休暇に当たるからです。

過日お越しになったのは、アメリカ東海岸から。ここでご一泊され、夏の金沢町家の風情を楽しまれました。

(アメリカからお越しになったご家族=写真掲載了解済)
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このご一家は、ご夫婦とお嬢さん二人、そして姪御さんです。町家は初めての体験だったようで、畳の間や床の間、お庭などは、興味深かったようです。

ご一家が滞在中、ハッピーな出来事がありました。次女の方が誕生日を迎えられたのです。
お泊まりの日のご夕食。寿司パーティーをすることになり、田上町の回転寿司店に盛り合わせや巻物数点をオーダーし、出来上がった頃に取りに伺いました。

華やかな彩りのお寿司バラエティセットを囲んで、お嬢さんの誕生パーティーはスタート。町家で頂く本場のお寿司の味は、格別だったようです。

(上がりの間に飾った鯉を描いた水墨画)
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夏本番となり、あかつき屋の中の調度類も模様替えを行っています。
上がりの間では、衝立に鯉を描いた水墨画の色紙を飾りました。一昨年90歳で他界した父の手によるもの。勢いと清涼感を感じさせるものです。

お客様には、そんな小品にもふれて頂いています。

ここで6泊 充実の金沢・能登旅

梅雨空が続く中でも、あかつき屋ではお客様の、充実した旅行のご様子に接しています。その中でも、目を引いたのは、ここで延べ六泊八日されたご家族がいらっしゃったことです。

そのご家族は、スイスの方々で、あかつき屋では最初に四泊された後、能登に出かけられ、金沢に再び戻って来られたあと二泊されました。そのゆったりとした旅のスタイルに、西洋と日本との暮らし方や余暇のスタンスの違いを感じざるを得ませんでした。

(書道体験をされるスイスのお客様)
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(出来上がった作品を見せて下さいました)
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お越しになったのは、ご夫婦と中学生のお嬢さんからなるスイス人のご一家でした。
初めにここで四泊し、市内の主な観光地を回られました。
その後は、能登・小木へ。ここのホステルで四泊されました。7月14日の夜には、「恋路火祭り」とも遭遇されたそうです。地元民らに担がれたキリコと呼ばれる屋台の勇壮な巡行。そして、かがり火は感動的だったそうです。

このご一家。実は当初の計画では、飛彈・高山を訪れることにしていました。でも「(髙山は)人が多そうで。ゆっくりしたくて」と急きょ予定を変更し、金沢での滞在に切り替えられたのです。

せっかくの機会ですので、こちらでは、おなじみになった書道体験でおもてなし。ご家族はそれぞれお気に入りの文字「海」「時間」「庭」をここのスタッフの手ほどきで書き上げられました。

(六泊後、笑顔でここを後にされました)
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金沢、能登と十泊に及んだ旅を振り返って、ご家族は「金沢は、歴史が豊かで落ち着いた街。あかつき屋はお庭がきれいでした」。そして、能登のお宿については「海がすぐそばで、魚料理がいっぱい出ました。お刺身が出ましたが、イカはいいけど、サザエはちょっと抵抗がありました」と、笑って話されました。

スイスのご家族の皆様、ご宿泊ありがとうございました。また、お会いできるのを楽しみにしております。