あかつき太郎の町家日記

金沢町家ゲストハウス あかつき屋をめぐる出来事や思い、人とのふれあいなどをつづるブログ。街角の話題や四季折々の風情も紹介していきます。

あかつき屋のホームページはこちらです。

三連休 フランスの方々らと共に

夏休みへの序章とも言えるこの三連休。あかつき屋では、国内外からお客様をお迎えし、この金沢町家の趣を味わって頂きました。

フランスからのご家族連れのほか、車で遠路お越しになった広島県内のご家族、さらには、白山登山をされたお客様など、多彩な顔ぶれ。ここで思い思いに過ごされ、ふれあわれました。

(ご出発の朝、交流されたフランスと広島のご家族=写真掲載了解済)
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フランス・パリから来られたご家族は、二泊されました。大の日本ファンで、お寿司屋に行かれたのは、分かりますが、ここの台所で持参したお米でご飯を炊かれました。外国のお客様では、初めてのことです。
すし酢をご飯にまぶされ、お寿司のご飯にされ、スーパーで買って来られたお惣菜と合わせ、お食事されました。

このほか、あかつき屋から近い兼六園そばの県立能楽堂で能の公演にも出かけられ、日本の伝統芸能を楽しまれました。
帰って来られた後、「ファンタスティックだった」と高揚された表情で話されました。

広島から来られたお客様。美しく、様々な観光資源が整った金沢のまちの充実ぶりに驚かれていました。
あかつき屋界隈の下町風情も味わわれ、近所の温泉銭湯や町家のパン屋さんなどにも歩いて行ったのは、楽しかったそうです。

ご出発の朝、先のフランスのご家族とコミュニティルームで歓談されました。広島のご家族は、フランスのご家族から炊飯器を使ってのお米の炊き方を聞かれ、お嬢さんたちは一生懸命に英語で説明されていました。
フランスのご一家は、どうも日本で炊飯器を買うらしいです。

フランスからもう一組のご家族連れがお泊まりになりました。こちらは、日仏の国際結婚の親子です。
兼六園や金沢城、長町・武家屋敷跡は、ことのほか印象深かったようで、ゆっくり時間をかけて散策されました。

(フランスからお越しになったお子様ら=同)
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帰り道、突然の大雨にあわれましたが、これも梅雨末期の季節感と言えるかもしれません。子どもたちは、ここで木のパズルをされたほか、お宿ノートにお城などの絵を残されました。

(子どもさんがノートに描かれた絵)
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もう一組は、関東からお越しになった3人さん。聞けば、以前にあかつき屋にお泊まりになったフランスの人から紹介を受けたとのことでした。

(白山登山をされたお客様=同)
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白山登山をし、翌日福井県の荒島岳を日帰り登山した後、車で金沢入りされました。
夕暮れ時、お宿の縁側で登山の疲れをいやすように、まったりと過ごされ、夕ご飯は近江町市場で買ってきた海産物に舌鼓を打たれました。
翌朝、早く起きられ、無料時間帯の兼六園へ出かけられました。

皆様、ご宿泊ありがとうございました。また、ぜひお気軽にお越し下さいませ。

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台湾は既に夏休み ご家族二泊

金沢はここしばらく、梅雨明けかと思うような、太陽がまぶしい日が続いています。あかつき屋では、お庭や玄関周りに置いた草花の水やりが欠かせず、朝夕丹念にじょうろで水を注いでいます。

そんな中で、こちらにお越しになったのは、台湾のご一家。お子様二人を伴っての二泊三日でした。聞けば、台湾は7月初めから8月末までの二か月間、夏休みなのだとか。
あかつき屋は、一足早く夏休みムードが漂いました。

(二泊された台湾のご家族連れ=写真掲載了解済)
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台湾にお住まいの方にとっても、この暑さは、やはり甘くないようで、ご一家は比較的涼し気なところを選んで観光されました。
ご両親は、デザイナーということもあって、一泊後に最初に訪れたのは、県伝統産業工芸館。あかつき屋から歩いて10分ほどで着きます。

このミュージアムでは現在、「九谷五彩の音色」と「身近な工芸品 きものとかたち」「熊本県伝統工芸コレクション くらしの工芸展」の三つの展示会が開かれています。
アートの勉強でアメリカ留学の経験がある、新進のデザイナーのお二人にとっては、興味尽きない展示会だったと思います。

(ご一家で県伝統産業工芸館を訪れました)
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子どもさん連れのお客様が増えるシーズン。あかつき屋では、折り紙や木、竹のおもちゃを備えており、子どもさんたちに遊んでもらっています。
子どもさんたちはお泊まりの間、折り紙で紙飛行機を作り、楽しまれました。

ご宿泊ありがとうございました。身体に気をつけ夏をお過ごし下さい。また、遊びに来て下さいね。

街歩き楽し(^^♪ お客様下町ご案内

あかつき屋には、この建物が国登録有形文化財という大きな特徴がありますが、一方で別の表情もあります。それは、お客様をあかつき屋が立地する下町界隈を歩いてご案内している点です。

こちらの時間に余裕があり、天候とお客様のニーズの条件がそろえば、古い日本家屋や個人商店が数多く残るこの付近をガイドしています。その理解をしやすくするため、各種の写真を収めたフリップ(図示カード)も作成、お客様には喜んで頂いています。

(街歩きのために作成したフリップ集)
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あかつき屋は、歴史的建造物として建築の専門家らから高い評価を受けています。が、この建物は孤立してあるのではなく、城下町金沢の歴史とともに歩んできた経緯があります。そうした地域的な特性や人々の暮らしぶりを身体で感じて頂ければと、2011年の創業以来、近隣の下町散歩をお宿メニューに組み入れています。
その体験については、もちろん無料です。

この度作成した街歩き紹介フリップでは、近所の温泉銭湯や、定期的に野菜市が開かれる町家、材木コースを走る金沢ふらっとバス、ドジョウのかば焼屋さんなどを収録しました。
そのポイント、ポイントでは、そのお店のことなどを説明、お客様は熱心に聞いて下さっています。

(お客様がドジョウのかば焼店・浅田さんでご歓談)
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また、お店に立ち寄り、お店のご主人とお客様が、楽しくおしゃべりするシーンもよくあります。

兼六園やひがし茶屋街など、定番観光地の訪問だけでなく、地元の人と気軽にふれあえる、金沢下町散歩。梅雨の晴れ間を縫って行う、そんな街歩きは、自然の風物の変化も発見でき、お客様ならずとも楽しみなものです。

ドイツ人コックさん 金沢の食に感嘆

金沢の食の豊かさを実感する数日間でした。この度、あかつき屋にお泊まりになったお客様は、私どもも大いに刺激を受けるカップルさんでした。男性はドイツ人の料理人で、女性は日本人でバリスタと呼ばれる、コーヒーを淹れるプロです。

お二人はここで二泊される間、金沢の食を探訪、いくつかの飲食店でここならではのお料理を味わい、あかつき屋では、自らオリジナルなどんぶりを作られました。観光も含めて、痛快な旅になったようでした。

【まるよしさんのお料理】
(生きたバイ貝のお寿司など=ご提供写真)
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(ロールキャベツとお魚の団子=同)
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(金沢の郷土食べろべろ=同)
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ドイツ人男性Janさんは、世界各地で調理人として活躍されており、日本に来る前は、オーストラリアやニュージーランドのレストランで腕を振るって来られました。
日本は、独特の食文化をもっています。お魚をお刺身やお寿司などにし、生で食べる習慣は欧州にはないもので、その上、調理は繊細で美しいと、Janさんはおっしゃいます。

お二人はあかつき屋の近所のお寿司とおでんの店まるよしさんで夕食を取られました。
そこでは、生きたバイ貝のお寿司を食べたそうです。Janさんは「まだ(貝が)動いていましたよ」と、生きのいいバイ貝に驚きながら舌鼓を打たれました。

おでんでは、ロールキャベツやお魚のつみれ風団子が出されました。ロールキャベツは、お国のドイツでもこれに似たお料理があるそうで懐かしく味わい、お魚の団子は、ふわふわとした絶品の食感だったそう。

また、金沢の郷土食も。べろべろとか、えびすとか言われているお料理で、まるよしさん自家製です。これも興味深く、おいしく頂いたのでした。

(台所で調理するJanさん)
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(目玉焼きやうなぎのかば焼きなどがのったどんぶり)
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近江町市場は、食の殿堂。お二人は、いろいろな食材をここで買ってきて、あかつき屋で調理されました。
圧巻だったのは、朝に作られたオリジナルどんぶり。これは、ご飯の上に目玉焼きや、うなぎのかば焼き、大根の葉っぱ、油揚げをのせた物。見るからに豪快で、食欲をそそるものでした。
お二人は、これを召し上がられ、一日のエネルギーにされたようでした。

Janさんはこのほか、金沢カレーの店にも出かけられ、濃厚な味を堪能されました。

(金沢の食を満喫されたお二人)
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お二人を通じて、地元の素材や調理法を見直す機会になりました。特に、あのオリジナルどんぶりは魅力的で、今度自分も作ってみようと思いました。
ご宿泊、ありがとうございました。

お父様の喜寿祝いで6年ぶり来館

この度、うれしくも、懐かしいお客様をあかつき屋にお迎えしました。あかつき屋がオープンして間もない2011年の2月にお越しになった埼玉県内のOさんご夫妻。今回、6年3カ月ぶりにこちらにお泊まりになりました。

今回の金沢の旅は、奥様のお父様の喜寿のお祝いで企画されたとのこと。奥様のご両親、そしてフランスから帰省された妹さんの合わせて5人でここを貸し切って宿泊されました。
ご家族水入らずの金沢町家ステイ。落ち着いた時間の中で、共に健康であることの喜びをかみしめておられるように見えました。

(お父様の喜寿のお祝いでお泊まりになったご家族
                     =写真掲載了解済)
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こちらのご夫妻は、本当に思い出深いお客様です。6年前にお泊まりになった時、今年88歳になる私の母の花嫁道具だった花嫁のれんを初めてこのお宿に飾った時にいらっしゃったからです。

お宿を開業してまだひと月ほどしかたっていない時で、緊張感が抜けない中で、お二人をお迎えした時のことを鮮明に覚えています。お客様をお世話させて頂く喜びと、様々な教訓を得ながら、お陰様でここまで大過なく、お宿業を続けさせて頂いています。

一方、お客様の方も、この6年の歳月は、一言で語り切れないものがあったのでした。ご夫妻がお泊まりになった翌3月11日に東日本大震災が発生、主にご主人はお仕事の面で対応が迫られ、激動の日々を送ることになったそうです。

短いようでこの6年余は、ともに幾つかの節目を刻んだ歳月になったのでした。

今、ご夫妻は一息ついた段階にあるそうで、お父様が喜寿を迎えられたのをお祝いして、金沢、そして能登へのご旅行を計画されたのでした。

ご一行様は、あかつき屋ではお庭を見ながら、ごゆっくりと過ごされ、ご夕食では、これも6年ぶりに小立野にあるおでんの「若葉」さんへ出かけられました。

あかつき屋においては、やるべきことは、まだまだありますが、ご夫妻にはちょっぴり進歩した姿をお見せできることになったかな、と思っています。

皆様、ご宿泊ありがとうございました。お父様、喜寿おめでとうございました。いつまでもお元気でお過ごし下さい。

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