あかつき太郎の町家日記

金沢町家ゲストハウス あかつき屋をめぐる出来事や思い、人とのふれあいなどをつづるブログ。街角の話題や四季折々の風情も紹介していきます。

あかつき屋のホームページはこちらです。

お父様の喜寿祝いで6年ぶり来館

この度、うれしくも、懐かしいお客様をあかつき屋にお迎えしました。あかつき屋がオープンして間もない2011年の2月にお越しになった埼玉県内のOさんご夫妻。今回、6年3カ月ぶりにこちらにお泊まりになりました。

今回の金沢の旅は、奥様のお父様の喜寿のお祝いで企画されたとのこと。奥様のご両親、そしてフランスから帰省された妹さんの合わせて5人でここを貸し切って宿泊されました。
ご家族水入らずの金沢町家ステイ。落ち着いた時間の中で、共に健康であることの喜びをかみしめておられるように見えました。

(お父様の喜寿のお祝いでお泊まりになったご家族
                     =写真掲載了解済)
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こちらのご夫妻は、本当に思い出深いお客様です。6年前にお泊まりになった時、今年88歳になる私の母の花嫁道具だった花嫁のれんを初めてこのお宿に飾った時にいらっしゃったからです。

お宿を開業してまだひと月ほどしかたっていない時で、緊張感が抜けない中で、お二人をお迎えした時のことを鮮明に覚えています。お客様をお世話させて頂く喜びと、様々な教訓を得ながら、お陰様でここまで大過なく、お宿業を続けさせて頂いています。

一方、お客様の方も、この6年の歳月は、一言で語り切れないものがあったのでした。ご夫妻がお泊まりになった翌3月11日に東日本大震災が発生、主にご主人はお仕事の面で対応が迫られ、激動の日々を送ることになったそうです。

短いようでこの6年余は、ともに幾つかの節目を刻んだ歳月になったのでした。

今、ご夫妻は一息ついた段階にあるそうで、お父様が喜寿を迎えられたのをお祝いして、金沢、そして能登へのご旅行を計画されたのでした。

ご一行様は、あかつき屋ではお庭を見ながら、ごゆっくりと過ごされ、ご夕食では、これも6年ぶりに小立野にあるおでんの「若葉」さんへ出かけられました。

あかつき屋においては、やるべきことは、まだまだありますが、ご夫妻にはちょっぴり進歩した姿をお見せできることになったかな、と思っています。

皆様、ご宿泊ありがとうございました。お父様、喜寿おめでとうございました。いつまでもお元気でお過ごし下さい。

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ご家族連れら GW満喫

ゴールデンウイーク(GW)後半。あかつき屋では、こどもの日にちなんで、武者人形を上がりの間に飾っています。
その5月3、4日は毎年最も予約が集中する日。今年も当日宿泊の可否を問うお電話が何件もあり、慌ただしく一日が過ぎていきました。

(上がりの間に飾った武者人形)
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その両日、いずれもご家族連れの全室貸切のご利用となり、お宿の中は終日、明るい声で満たされました。観光にお食事に、お客様は、緑したたる城下町金沢を満喫されました。

(岡山県からお越しになったご家族連れ=写真掲載了解済)
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お二組のグループは、このGWを家族水入らずで過ごそうと決めておられたようで、数カ月前にあかつき屋にご予約されました。

3日にお泊まりになった一組は、二家族で構成され、広島県境に近い、岡山県西部のまちから車2台でお越しになりました。夜を徹しての運転だったそうで、こちらに着いた時は、少々お疲れ気味でした。

兼六園やひがし茶屋街をご散策後、宿で一休みして夜のお食事は、和食処へ。お刺身などを召し上がったほか、のどぐろの塩焼きがとてもおいしかったとのことでした。

「宿は早々に決めたけど、観光はノープラン」とお客様は、この旅について笑って話され、ご夕食後の団らんでは、翌日回るところをあれこれおしゃべりされていました。

(岐阜県からお越しになった三世代家族=同)
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(お子様がお宿ノートに描いた絵)
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4日には、岐阜県から親子三世代のご家族が、車で来られました。
お食事は、回転寿司や抹茶パフェなどに舌鼓を打ったとのこと。

早朝訪れた兼六園では、池に鳥と鯉がいたそう。小学生の女の子二人は、お宿では、竹馬や竹ぽっくりをして遊びました。
そんな金沢での休日をお宿ノートに楽しい絵にして残されました。

連休期間中、このほか、国内外から様々なお客様がお泊まりになりました。
心からお礼申し上げます。また、お気軽にお越し下さい。

再び米国から 書やご近所と交流も

今年の桜の開花シーズンは、例年にも増して印象深いものになりました。金沢で桜の開花宣言があった4月4日にあかつき屋に到着され、それから6泊7日、ここに滞在されたお客様がいらっしゃいました。

アメリカからお越しになったJimさん、Aliceさんご夫妻と、JimさんのいとこMegさんの三人です。実はお三方は一昨年夏にもあかつき屋にお泊まりになっており、二度目の金沢ご訪問となりました。

米国のお客様は、私たちとの再会を喜ぶとともに、花見をはじめ、書道や加賀友禅の染付体験、さらには、ご近所の方とのふれあいも楽しまれ、金沢の魅力を味わい尽くした一週間となりました。

(ライトアップされた金沢城・石川門=Aliceさん撮影)
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ご夫妻らは、日本の花見の時季に合わせて、今回の旅のプランを立てられました。
兼六園や金沢城へは、昼、夜の計三回足を運ばれ、満開の桜をカメラに収められました。

ご滞在中は、より深く、密度の濃い金沢体験をされました。
加賀友禅会館でハンカチの染付に挑戦。素敵な花柄模様のハンカチを作られ、こちらで披露して下さいました。

(あかつき屋で書道体験)
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あかつき屋では、オリジナルなスタイルでおもてなし。アメリカの三人さんに加え、フランスのNathalieさんも加わり、書道に挑戦してもらいました。
それぞれお好きな言葉を英語で書いてもらい、これを日本語に直し、スタッフの手ほどきを受けて、毛筆で表しました。
Jimさんが「おもてなし」、Aliceさんが「清廉」、Megさんが「歓び」、Nathalieが「清明」と書き上げました。いずれも、味わいのある仕上がりでした。

一方でJimさんらは、ここの住民のようにも過ごされました。
近所の山本観音堂さんでお饅頭、肉屋の松緑さんでトンカツを買うなど、地元商店の味にも親しまれました。夜は、みろく温泉さんで一日の疲れをいやされました。

(近所の西方寺さんで坊守さんと記念撮影)
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また、扇町のお寺・西方寺さんのご住職ご夫妻ともふれあわれました。坊守さんが学生時代、アメリカへの留学体験があることから、気さくにご歓談。金沢に新たな友人ができたと、大喜びでした。

「Jimさん、Aliceさん、Megさん 再びお越し下さり、私たちは感激でした。ありがとうございます。いずれそちらの方にも訪ねたいと思います」
アメリカの皆様、Nathalieさんもお元気で。またお会いできる日を楽しみにしています。

初孫を見に、埼玉などから金沢へ

新年度スタート早々、あかつき屋は明るい雰囲気に包まれました。金沢に住むご長男夫妻に誕生した女の赤ちゃんと会いに、ご長男のYさんご家族やご親戚が埼玉県や栃木、東京などから金沢のあかつき屋にお越しになったのです。ご一行様は、ここを全室貸切で二泊されました。

その赤ちゃんは、ご長男の妹さんたちや、おばあちゃんらにとっては、初めて見る姪であり、ひ孫です。ここで対面した時は、一同から歓声が上がり、お宿は一気に活気づきました。
新米パパ、ママもお顔をほころばせ、感激を新たにされました。

(初めて見る赤ちゃんに感激し、あやすご家族ら=写真掲載了解済)
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若いパパは埼玉県内のご出身で、進学した金沢大学をご卒業後、金沢市内の企業に就職されました。その後、石川県内出身の女性と結婚され、昨年12月初めてのベビーを授かりました。

誕生後、三カ月がたち、春休み期間を利用して、埼玉県内のご家族や栃木県内、東京都内にご在住のひいおばあさんやひいおじいさんらご親族が、金沢に参集されたのでした。

(赤ちゃんとパパ、ママを囲み記念撮影)
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赤ちゃんは、無事すくすく育ち、元気そうな表情。さすがに大勢の人に囲まれて、驚き、動揺したようで、初め泣き顔を見せましたが、おばあちゃんや若いおばちゃんらにあやされて、和やかな表情になりました。

お客様たちはご宿泊中、この金沢町家を親戚宅のように過ごされ、市内観光もそこそこに、もっぱら赤ちゃんとのふれあいやご親族との団らんに時間を使われました。

皆様、この度は、おめでとうございました。末永いお幸せをお祈り申し上げます。

上越市・春日での友情 いつまでも

3月は別れと旅立ちの時。金沢のあかつき屋ではこの時期、そんなドラマが連日のように繰り広げられています。

卒業旅行に伴うお泊まりが続きます。この度、お越しになったのは、新潟県上越市の春日小学校及び春日中学校で共に学び、このほどそれぞれの高校を卒業された女性の方々です。
戦国時代、上杉謙信が城を構えた春日山を望む頚城平野で幼少女期を過ごしたお仲間。今、新たな旅立ちの時を迎え、別れを惜しみながら、4月からの新生活での活躍を誓いあわれました。

(春日山城址から頚城平野を望む=上越観光Naviから)
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春日地区(春日区)は、上越市の高田、直江津両地区の間に位置します。西方に上杉謙信が居城した春日山があり、歴史的面影を今に残します。
一方、上越市が高田、直江津の両市が合併してできた経緯から、市役所がこの春日区に立地し、近年は都市化も進んでいます。

そんな環境の中で、成長されてきたお客様たち。中学卒業後もよく集ってこられたそうですが、今高校を卒業するに当たり、記念の金沢旅行を企画されたのでした。

(上越市春日小、春日中を卒業された皆様=写真掲載了解済)
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ほとんどが、金沢は初めて。初め地元と同じくらい寒かったと驚かれましたが、天候に恵まれ、兼六園や金沢城などをめぐったほか、カフェ、焼き鳥屋さんなどで美味に舌鼓。十二分に金沢の魅力を満喫されました。

「春からみんなバラバラになるね」と少しさみしそうでしたが、新たな世界への期待も膨らんでいるようでした。

皆さま、ご宿泊ありがとうございました。また、元気なお顔を見せて下さいね。

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