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あかつき太郎の町家日記

金沢町家ゲストハウス あかつき屋をめぐる出来事や思い、人とのふれあいなどをつづるブログ。街角の話題や四季折々の風情も紹介していきます。

あかつき屋のホームページはこちらです。

五郎島金時のスイーツと出会う

営業自粛で「stay home」のゴールデンウイーク。単調な毎日になりがちですが、思いがけず素敵なスイーツとの出会いがありました。加賀野菜の代表選手・サツマイモの「五郎島金時」を材料にしたスイートポテトを知りました。

地元・粟崎町の農産加工会社「かわに」さんが製造したスイートポテトです。その名は「コロナに負けない!簡単手作りぽてと」。家庭のオーブンを使えば手軽に出来上がり、しかも、おいしい。一本調子な日々に、心地よいアクセントとなりました。

(五郎島金時を使ったスイートポテト)
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このポテトは、家族が新聞で見つけました。
作り方は、冷凍されたポテト餡を解凍した後、生地を同封された専用カップに流し込みます。
これをオーブンで約200度の熱で20分ほど焼けば出来上がりです。

焼き上がったそれは、お芋さん特有のホクホク感と甘みがあり、とても美味。世代を超えて、誰にも愛されるお味と感じました。

初めて知ったこの会社。五郎島金時などの農産物加工品を金沢駅などの直営店で販売しているそうですが、折からのコロナ禍でそこは一時閉店を余儀なくされたとか。その窮状の中、新商品開発として、世に送り出したのが、このスイートポテトなのでした。
ピンチをチャンスに変えるを地で行くケースです。

(会社のお便りも同封されていました)
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この商品が納められた包みの中には、この会社の取り組みや日常を伝える「GOROIMO通信」や社長さんからのメッセージも同封されており、アットホームな雰囲気が漂います。

それぞれの立場でコロナと闘う日々。随分と勇気づけられました。

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選手のお客様ご紹介「おのくん」  -下-

(前回のつづき)
今回の金沢マラソンでちょっとした愉快なエピソードがありました。お泊まりになったお客様が、かわいらしいキャラクターのぬいぐるみを持参し、紹介して下さったのです。

これは、「おのくん」と言って、サルをモチーフにしています。東日本大震災で被害を受けた宮城県東松島市の女性たちが手作りしたもので、あかつき屋では、コミュニティルームの掘りごたつの上やお庭に面する縁側に置かれました。その愛嬌のある表情は、お客様を和ませてくれました。

(お庭をバックにした「おのくん」=Yさんが撮影)
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(秋の雰囲気が漂うお庭=同)
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金沢マラソンにリピーターとしてここに来られた茨城県のYさんが持参されました。Yさんは、3年前に宮城県白石市に花見に行った際、帰りに立ち寄った東松島で買ったものだそうです。

このおのくんは、震災で仮設住宅に住むことを余儀なくされた主婦たちが、靴下を材料にして作ったものです。
Yさんは、あかつき屋の縁側に試しにおいたところ、お庭と絶妙にマッチしました。

以前に、東京からお越しになった男性が、縁側にアンパンマンをかたどったパンを置いたことがありましたが、その時も、面白いほど絵になり、感心したことがあります。
今回、マラソン大会を翌日に控えての「おのくん」の登場で、選手の緊張を解きほぐしてくれました。

おのくん、震災被害のあった宮城県から金沢へ。手作りされた方々も喜んで下さることでしょう。
Yさん、ありがとうございました。

北海道の香り漂う鮭のフレーク

職業人としての長いキャリアを終えて、悠々とお暮らしの方のお泊まりが、先日来続いています。あかつき屋にお越しになったのは、北海道十勝地方にご在住の70代のMさんご夫妻です。JRのフルムーン夫婦グリーンパス・グリーン車乗り放題をご利用し、金沢に入られました。

ここでお国の十勝地方のお話しをする傍らに、ご披露されたのは、鮭の干物のフレークとキャラメルの小包み。ご主人が手作りされたそうです。
小品ですが、北の大地の香りが漂う、滋味あふれる食べ物。早速頂いたところ、口中に、じんわりと美味しさが広がりました。寒さが日ごとに増す中で、幸せなひとときとなりました。

(Mさん手作りの鮭フレーク=左とキャラメル)
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ご主人は地元北海道で金融機関に長年勤められました。今は三人のお子様もそれぞれに独立され、時間がおありのご様子。JRのフルムーンパスを使って、九州を最終目的地とした、2週間ほどの長旅をされています。

あかつき屋で、懐からお土産ですと取り出されたのは、手作りの鮭フレークと、キャラメル。いずれも北海道の素材を使ったものだそうです。
「パッケージは、100円ショップで買ったものですよ」とご主人は、笑って話されました。でも、見た目は、お店で売られているように、整っています。

(鮭フレークをお茶漬けにすると、超美味)
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鮭のフレークは、お茶漬けの材料にしました。ご飯に市販の梅茶漬けをかけ、そこに鮭フレークを載せ、熱いお湯を注ぎました。
そのままだったら硬い鮭も、お湯で柔らかくなり、その肉汁が溶けて、動物性タンパク独特のうま味が出ています。
梅の香と相まって、何とも言えない、いいお味になりました。

ご夫妻は夜、近所のみろく温泉さんに入られて、驚いたことがあったとのこと。ここの温泉の泉質モール泉が、地元の十勝川温泉のそれと同じであったそう。
「(十勝川温泉のお湯も)肌がすべすべになって、美人の湯として全国に発信しています」とご夫妻。「あかつき屋のお客さんには、ぜひ十勝にも足を運んで下さい」と結ばれました。

Mさん、ご宿泊ありがとうございました。いつまでもお元気でお過ごし下さい。

おいしい!地元産米でおにぎり

(前回のつづき)
白山吉野オートキャンプ場で開かれた今回のバーベキュー大会では、ジビエのお肉のほかに、もう一つ注目が集まった食材がありました。それは、地元の水田で栽培されたお米で、「白山吉野の米」としてブランド化されています。

白山市吉野谷地区の生産者で組織する団体「上吉野農場」の方々が栽培に当たっているお米です。BBQでは、最後の締めにおにぎりやお茶漬けが出されましたが、そのお米が、このブランド米。
参加者からは「甘味があって、とてもおいしい」と、大評判でした。

(柔らかく、甘みのある「白山吉野の米」)
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白山ろくぼたん鍋プロジェクト協議会会長で、上吉野農場の代表でもある中山明設さんによると、このお米の品種はコシヒカリで、白山ろくの冷たい水を給水、排水を別々にして使う、という贅沢な作り方をしているそう。
わら、こぬか、もみ殻を再び田んぼに戻し、肥料として、カルテックなどを使うことで、お米を柔らかく、甘みの強いものに仕上げています。
収穫期には、山ろくの寒暖差も加わり、品質がさらに向上する、とのこと。

この日のBBQで出されたおにぎりは、焼きおにぎりとして食べても良かったのですが、焼くのは惜しい、これで十分おいしい、とばかりに、だれも鉄板の上におにぎりを置く人はおらず、白いおにぎりをそのままほおばり、賞味していました。

一つひとつの素材が優れていれば、BBQの魅力は、倍増。みんな大満足の食談の場となりました。

フランスの名店チョコレートと出会う

思いがけず、フランスの菓子の名店のチョコレートと出会いました。先日あかつき屋にお泊まりになったお客様が、ご実家にお戻りになった後、贈って下さったものです。

(Tさんが送って下さったフランスのチョコレート)
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素敵なプレゼントをして下さったのは、埼玉県ご出身の女性Tさん。この方は、フランス・モンペリエにある菓子の名店Schollerでパティシエ(菓子職人)として働いておられ、ご自身のお店の自慢の品を贈って下さったのです。
そのチョコレートは、口の中で心地よさが広がる、上品なお味。

Tさんはこの度修業先のフランスから久しぶりに帰国し、ご家族とともに金沢を旅行され、あかつき屋にお泊まりになりました。

お客様がもたらして下さった「口福」を喜び、感謝の気持ちでいっぱいになりました。Tさん、ありがとうございました。