6月のスタートともに、金沢百万石まつりが最高潮を迎えました。一日、呼び物の百万石パレードが行われ、時代衣装を身にまとった豪華絢爛な行列が目抜き通りを練り歩きました。
夕方からは、百万石踊り流しが繰り広げられ、城下町は終日熱気に包まれました。初夏の一大祭典。あかつき屋のお客様とともに、金沢が長年培った伝統と文化を堪能しました。
(金沢城のふもとで進む百万石行列)

百万石パレードは毎年6月の第一土曜日に行われることになっており、今年は一日がその日に当たりました。こんなケースは、私の記憶では、初めてではないでしょうか。
あかつき屋のお客様のチェックインが夜になるので、私たちは、兼六園下でパレードをしばし観覧しました。
武者行列や加賀鳶、獅子舞などが先導し、注目のお松の方や前田利家公などの行列が続きます。陽光の下、いずれも凛々しく、勇壮に、そして華麗に歩を進め、沿道の注目を集めました。
(藤本美貴さん扮するお松の方の行列)

今年のお松の方は元モーニング娘のメンバーで、タレントの藤本美貴さん。そのお松の方が近づくと、沿道からは「ミキティー」「ミキティー」と連呼する声が響きわたりました。お松の方は、満面の笑みで手を振り、歓声にこたえていました。
(夕方から行われた百万石踊り流し)

この日のあかつき屋のお客様は女性グループで、夕方から踊り流しに参加されました。同じ企業グループとして、そろいのユニフォームを着ての熱演です。
あかつき屋に帰って来られた時は、快い達成感を漂わせておられました。終日天候に恵まれ、参加する人も、見る人も、いい一日になったようです。
皆様、お疲れさまでした。また、お客様のI社の皆様、ご宿泊ありがとうございました。
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9月に入りました。いっときの猛暑は退き、幾分しのぎやすい毎日に。そんな季節の変わり目を日本の伝統的な祭りととともに感じる機会をもちました。3日夜、お隣の富山県八尾で行われる越中おわら風の盆に出かけたのです。
風の盆にはこれまで、本番や前夜祭を観賞したことがありましたが、近年はいずれも人が多くて、落ち着いて見ることが難しくなっています。それで、団体客が退いたと思われる最終日3日の夜遅くに見ようと、金沢を夕食後に出発しました。
(未明に繰り広げられた諏訪町の踊り流し)

(西町でも華やかに)

着いたのは、午後9時頃。その時間帯は、ほとんどの町内は踊り流しの真っ最中で、観光客でごった返していました。それで日付が変わる4日未明まで待つことにしました。
日本の道百選に選ばれている諏訪町の通り。4日午前2時過ぎ。踊り流しの一団が、公民館から出て来て、演舞を始めました。
「越中で立山 加賀では白山 駿河の富士山 三国一だよ」
男性の高らかな歌声と、哀愁帯びた胡弓と三味線の音色。その音曲に合わせて、女性の踊り手たちは優美に、そして男性は、凛として、通りを踊り進めていきます。
(日本の道百選を示す石柱=8月中旬に撮影)

(諏訪町の通り=同)

さすがにこの時間帯は、人でごった返すことはなかったので、落ち着いて沿道で観賞できました。演ずる人たちも、人波が退き、心なしか、余裕すら感じられます。
この時間まで我慢して良かった。そんなことを思った瞬間でした。
越中から飛騨へと通じる坂の町・八尾。北陸でいち早く秋が訪れる街。そこに繰り広げられた日本情緒したたる民謡・踊り絵巻。
快い余韻を胸に秘めながら、夜が明けぬ道を金沢へ向けて車を走らせました。
金沢の晩夏の一大イベント・金沢アカペラタウン2018が二日間の日程で開幕しました。すっかり恒例になった若手ミュージシャンのストリート・ライブ、街角には出演者の爽やかな歌声が響き渡りました。
あかつき屋には、今年も実行員会が招待したアカペラグループ6人とスタッフが宿泊されました。そのグループは国際的に活躍するシンガポールの「Micappella」(マイカペラ)のチーム。ステージで素敵な歌声を披露し、聴衆を魅了しました。
(金沢駅前でステージを終え、笑顔を見せるMicappellaの皆さん)

マイカペラは、2009年に地元シンガポールで結成されました。ビート感あふれるサウンドに定評があり、2017年には国際モスクワアカペラフェスティバル・中人数アンサンブルで大賞を受賞、同年は、現代アカペラ音楽大賞2017においても、ベストアルバム大賞を受賞するなど、実力派です。
今回は初来日で、メンバーは本番を前に意欲満々です。
今回のイベントでは、金沢駅もてなしドームがファーストステージとなりました。
メンバーは、持ち歌数曲を披露。声量豊かで、洗練されたハーモニーで、聴衆を魅了しました。
ステージ後には、聴衆から記念撮影を依頼され、メンバーは笑顔で応じていました。
26日は、金沢市役所庁舎前広場やしいのき緑地特設ステージで開かれるファイナルステージに臨まれます。
6月最初の週末、城下町金沢は大いに盛り上がります。伝統の
金沢百万石まつりが開かれ、呼び物の百万石行列があるからです。加賀藩の初代藩主前田利家公の金沢城入城を再現、時代衣装を身にまとった様々な行列が目抜く通りを練り歩き、大勢の観客の目を引きつけます。
一方で、この6月2、3日は、ビッグな音楽イベントが、県産業展示館で開かれます。
百万石音楽祭(ミリオンロックフェスティバル)です。こちらもファンにとってはたまらないロックの祭典のようで、あかつき屋には毎年のように、これに参加するためにお泊まりになるお客様がいらっしゃいます。今年も、それお目当ての若者たちが大勢訪れました。
(加賀とび行列もあった百万石行列)

百万石行列の今年の利家公役は、俳優の高橋克典さんで、お松の方は、女優の羽田美智子さん。いずれも人気の役者さんとあって、沿道からは歓声が上がり、お祭りは最高潮になりました。
行列にはこのほか、獅子舞行列や加賀とび行列、子供奴行列など、城下町金沢ならではの隊列が歩を進めました。
この百万石まつりと、百万石音楽祭の両方を楽しんだお客様があかつき屋にいらっしゃいました。東京からお越しになった女子大学生のお二人です。6月1日から2泊されました。
(幻想的な加賀友禅燈ろう流し=お客様ご提供写真)

一日目の夕刻は、浅野川で開催された加賀友禅燈ろう流しをご観覧。黄昏時、次から次と流れてくる灯りの列を眺め、いっとき幻想的な気分に浸られました。
2、3日は県産業展示館へ。数々の有名アーティストのロックのステージを全身で楽しまれたそうです。
(百万石まつり期間中にお泊まりになったお二人)

このお宿では、ごゆっくりとお過ごしに。木々の緑とサツキの花がコントラストを描くお庭で憩いの時間を。夜は、ライトップされた庭園を縁側から眺めながら、心おきないおしゃべりを楽しまれました。
ご宿泊ありがとうございました。また、お気軽にお越し下さいませ。
初夏の城下町金沢の祭典・百万石まつりが6月2日から三日間の日程で繰り広げられました。3日は、祭り最大の呼び物・百万石パレードが行われ、市の中心部は、華やかな歴史絵巻に彩られました。
濃い緑の中、威勢の良い掛け声や吹奏楽の音色が響きわたり、出演する人も、見物する人も昂奮気味。まちは終日活気づきました。
(濃い緑の中、繰り広げられた百万石パレード)


あかつき屋からは、百万石パレードのコースまで、歩いて10分ほどで着きます。お泊まりのお客様が観光に出かけられている間、私たちもパレードをのぞいてみました。
大獅子の列や吹奏楽パレードと遭遇。大きな獅子頭をもつ男性が、沿道にいる子供たちに、その頭を突き出しておどけて見せると、子どもたちは、悲鳴とも歓声ともつかぬ声を上げていました。
(ミス百万石のオープンカーも)

ミス百万石の3人のお嬢さんを乗せたオープンカーも行き過ぎました。小高いところにいたため、そのご様子はよく分かりませんでしたが、沿道の観客に手を振る姿は素敵でした。
(ライトアップされた兼六園)


日が沈んだ頃、無料開放になっている兼六園に出かけました。昼間の熱気が嘘のような静寂が、そこにありました。ライトに照らされた木々や灯篭、水辺。昂ぶった気持ちを静めてくれるようでした。
あかつき屋のお客様は、百万石まつりを楽しまれる一方、週末、県産業展示館で開かれた
百万石音楽祭2017(ミリオンロックフェスティバル)に行かれる人が多く、会場で大いに盛り上がられたようでした。
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