今朝は、そんな日を象徴するようなことがあり、若者グループと一人旅の女性を共に兼六園までお連れしました。
(豊岡高校サッカー部OBの皆さんと、あかつき屋にお泊りになった女性=写真掲載了解済。以下同じ)

若者グループは、埼玉県立豊岡高校サッカー部のOB6人で、社会人や学生さんで構成されています。前日にあかつき屋にチェックインされたのですが、車で2泊4日(車中泊含む)の石川県の旅をされており、能登島や内灘の海で海水浴などをされてから金沢に入ってこられました。
皆、日に焼けた精かんな体格をされており、いかにもスポーツマンといった感じ。高校時代、同じ釜の飯を食った気のおけない仲間たち。愉快な旅のようでしたが、「能登島の海でクラゲにさされちゃった」とか「内灘の海岸で車が砂にはまって、車をいためちゃいました」とか、思わぬハプニングにも見舞われたそうです。
でも、いたって元気で、今日は朝から兼六園や21世紀美術館などを回る計画を立てておられました。
一方、今朝あかつき屋に来られた女性は、茨城県内から来られたOLの方。荷物を宿に届けてから観光に行く予定で、この方も、兼六園を最初に訪れることにされていました。
「じゃあ、兼六園を一緒に行くことにして、宿の前で記念写真を撮りましょうか」。
阿吽の呼吸で、玄関の前で、それぞれポーズを撮り、写真に納まりました。
この後、私がご案内して、みんなで兼六園に向けて歩いて行きました。
途中、小立野台に上がる八坂の登り口では、あまりの急さに足腰に自信のある元サッカー選手たちは、驚きの声を上げました。でも、坂道は思ったほど長くない上、振り返れば城下町金沢の見事な瓦屋根と、その背後に連なる卯辰山の景色に、感嘆の声を上げられました。
ここでもう一枚写真をパチリと、撮りました。
(一行は、八坂でも記念写真をパチリ)

坂を登りきったら、すぐ兼六園。小立野口から入りましたが、名園はこの日、お盆で無料開放しており、「ラッキー」でした。
それにしても、あかつき屋前で撮った写真。若者たちと女性とは、ほんの数分前に会ったばかりなのに、皆、表情は生き生きとしています。女性も屈託のない笑顔で、その絶妙な収まり方は、豊岡高校サッカー部の元マネージャーみたい。
一期一会と言うときれいですが、出合い頭のような顛末を知っているだけに、内心おかしみを禁じ得ませんでした。
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