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あかつき太郎の町家日記

金沢町家ゲストハウス あかつき屋をめぐる出来事や思い、人とのふれあいなどをつづるブログ。街角の話題や四季折々の風情も紹介していきます。

あかつき屋のホームページはこちらです。

蒸し暑い日も 水辺で潤いのひと時

金沢百万石まつりが終わり、街は落ち着いたムード。先日梅雨入りとなり、観光関係のお仕事に就く人にとっては、梅雨明けまで少し時間的余裕が生まれる時季です。

という訳で、過日福井県大野市を訪れました。ここは名水の町として知られており、至る所に湧水スポットがあります。蒸し暑い日でしたが、満々とたたえられた水場に、心身共にいやされました。

(大野市の御清水。名水百選に選ばれています)
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(結ステーションの水辺)
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環境庁の名水百選にも選ばれた御清水(おしょうず)。古くはお殿様のご用水として使われていたことから、殿様清水とも呼ばれているそうです。
立ち寄った時、年配の人たちが、円形の水くみ場に集い、涼をとっていました。

近くの越前おおの結ステーションというところにも足を運びました。観光や街歩きなどの拠点となる公共施設です。そこにも、水辺があり、女の子たちがそこで水に親しみ、遊んでいました。

梅雨入り後、信州・乗鞍高原へ仕事関係で日帰り出張しました。
空いた時間に車を走らせ、一の瀬園地を訪れました。そこは、かつて牛が放牧された所で、高度経済成長が始まった昭和30年代に観光施設として整備されたそうです。

(乗鞍高原一の瀬園地を流れるせせらぎ)
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白樺の木立があり、いかにも高原といった感じ。周囲の山の佇まいと合わせ、洗練とした雰囲気が漂い、北陸にはない景観です。バーベキュー施設もあり、レジャーには持って来いの場所です。

ここにも、自然のせせらぎがあり、涼感を醸し出していました。純な山の緑と水辺。再度訪れ、このそばで仲間とバーベキューなどしたら楽しいだろーな、と思ったことでした。

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華やか時代絵巻と踊り流し

6月のスタートともに、金沢百万石まつりが最高潮を迎えました。一日、呼び物の百万石パレードが行われ、時代衣装を身にまとった豪華絢爛な行列が目抜き通りを練り歩きました。

夕方からは、百万石踊り流しが繰り広げられ、城下町は終日熱気に包まれました。初夏の一大祭典。あかつき屋のお客様とともに、金沢が長年培った伝統と文化を堪能しました。

(金沢城のふもとで進む百万石行列)
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百万石パレードは毎年6月の第一土曜日に行われることになっており、今年は一日がその日に当たりました。こんなケースは、私の記憶では、初めてではないでしょうか。

あかつき屋のお客様のチェックインが夜になるので、私たちは、兼六園下でパレードをしばし観覧しました。

武者行列や加賀鳶、獅子舞などが先導し、注目のお松の方や前田利家公などの行列が続きます。陽光の下、いずれも凛々しく、勇壮に、そして華麗に歩を進め、沿道の注目を集めました。

(藤本美貴さん扮するお松の方の行列)
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今年のお松の方は元モーニング娘のメンバーで、タレントの藤本美貴さん。そのお松の方が近づくと、沿道からは「ミキティー」「ミキティー」と連呼する声が響きわたりました。お松の方は、満面の笑みで手を振り、歓声にこたえていました。

(夕方から行われた百万石踊り流し)
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この日のあかつき屋のお客様は女性グループで、夕方から踊り流しに参加されました。同じ企業グループとして、そろいのユニフォームを着ての熱演です。

あかつき屋に帰って来られた時は、快い達成感を漂わせておられました。終日天候に恵まれ、参加する人も、見る人も、いい一日になったようです。
皆様、お疲れさまでした。また、お客様のI社の皆様、ご宿泊ありがとうございました。

のれん新調 気分一新 夏へ

まだ5月だというのに、金沢でも夏日を記録する日が多くなりました。いよいよ衣替えの季節です。

ということで、あかつき屋では、館内のあちこちで調度類の模様替えを行っています。その代表的なものとして、夏のれんを新調しました。

(新調した夏のれん。見るからに、爽やか、涼しげ)
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のれんの制作は、金沢の染め物屋の老舗・奥田染色さんに依頼しました。あかつき屋創業以来のお付き合いです。

季節によって変える、あかつき屋ののれん。夏用の物は、従来のが古びてきたので新しくすることにしました。これが三代目になります。
この日朝、奥田染色のご担当者さんに届けて頂くと、早速玄関前に掲げました。水色で、麻100%。見るからに涼しげです。

(市役所前に設置されている、ぼんぼりモニュメント)
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金沢の街は、この日から始まる金沢百万石まつりで華やかになりました。市役所前広場には、数多くのぼんぼりを組み合わせた大きなモニュメントが設置されており、点灯された夜は、祭りムードを高めています。

季節の風物とともに歩む金沢町家のお宿あかつき屋。一期一会のかけがえのない時間をお客様に味わっていただくために、日々心新たに臨みます。

多彩な三泊 蒔絵や書道体験も

(前回のつづき)
あかつき屋に三泊されたフランス人のお二人。様々な和のエッセンスが詰まった金沢の魅力を存分に味わったステイとなりました。

伝統工芸の蒔絵体験のほか、ここあかつき屋では、書道の体験も。また、近所のお寿司屋さんでは、海の幸の美味を満喫されました。お客様の笑顔にふれて、私たちスタッフも心和む数日間となりました。

(手掛けられた蒔絵のお盆を見せるお二人=写真掲載了解済)
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お二人は、金沢訪問前に入念に観光の計画を立てられていたようでした。
金沢蒔絵に興味をもたれ、漆器専門店の能作さん(広坂)で蒔絵体験を希望され、その予約のお手伝いをさせて頂きました。
1時間半ほどの作業でモミジや月の図柄が入った蒔絵のお盆を作られ、お宿に持って来られました。

(書道体験もされました)
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三泊目の夜は、ここで書道体験をして頂きました。うちのスタッフの手ほどきで、日本語でお気に入りの文字を筆で書いてもらいました。二人が選んだ言葉は「一貫性」と「愛」。真剣に、慎重に筆を進め、立派な作品が出来上がりました。

(和装店で浴衣をご購入)
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また、お宿で日常着として着用された浴衣の購入を思い立たれました。そのため、片町の和装店「きものサロン金澤紅屋」さんまでご同行。そこでお二人は、おしゃれで、値段がお手頃な浴衣をそれぞれご購入。
お二人は「(フランスに)帰ったら、女友達にプレゼントします」とニッコリ。楽しい街歩きとなりました。

五月の快い季節。緑と陽光に包まれ、豊かで、落ち着いた金沢ステイになったようです。
ご宿泊ありがとうございました。

夕暮れ時 縁側でビール

5月も半ばに。金沢は次第に日差しが強くなり、日中汗ばむ陽気の日もあります。緑は一段と輝きを増し、鳥のさえずりも朝には、よく聞かれるようになりました。

そんな中で、あかつき屋にお迎えしたのは、フランス人の男性お二人。ここで三泊四日、ごゆっくりと過ごされました。夕暮れ時、緑濃いお庭を望む縁側でビールを味わって過ごされるひと時もありました。

(緑濃いお庭を眺め。ビールを楽しむフランス人男性
                  =写真掲載了解済)
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お二人は、ドイツとの国境に近いシュトラスブルクにお住まいです。日本へは初めてのご旅行で、一カ月各地を回られています。

純和風の金沢町家ということで、ご宿泊先にここを選ばれたとのこと。こちらでは、お宿の浴衣をカジュアル着のように身にまとって過ごされました。

二日目の暮れなずむ頃。市内観光をそこそこに切り上げて、あかつき屋のお庭に面する縁側に。缶ビールを片手に、お庭を眺めて歓談されました。

(カタツムリがのんびりとたたずんでいました)
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そんな時、私に一声かけられました。「カタツムリがいる!」
「えっ!」。見回すと、お庭中ほどの踏み石にカタツムリが、ゆっくりと動いていました。何とものんびりとした光景です。

様々な生き物が活発に動き出す春5月。カタツムリも自分たちの季節到来と感じた様子です。

カタツムリと言えば、フランスでは、お料理の食材として使われます。
「おいしいですよ」とお二人。私は、食べたことがありませんが、しばしカタツムリ談義となりました。(つづく)

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